スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

国際協力NGO

【ミャンマーの黄色い旗】 ~コロナが収束してきたからって世界が平和になったわけじゃない、、   (#欧米では更なる感染拡大 #ブレイクスルー感染 #結局コロナはミステリー #新型コロナウィルス経口治療薬 #ニューノーマル #ウィズコロナ #コロナの深い傷跡 #原油価格高騰と経済停滞 #国軍の弾圧が続くミャンマーASEAN不参加 #ミャンマーの白い旗と黄色い旗 #コロナの恐怖を風化させず教訓に)

もうコロナについてあーだこーだ論じるのは意味がないとは思いつつ、、、なんだけど、ヨーロッパではまた感染が広まってる。ワクチンのおかげ(?)で以前のパンデミックよりはマシな状況(医療ひっ迫とか)のようだが、進む規制緩和の中、これからどうなる…

【草の根のNGO活動】 ~すぐに結果はでなくても、少しずつでも意識を変えることができたら、、   (#環境問題 #環境破壊 #ゴミ山 #ダンピングサイト #スカベンジャー #食物連鎖による健康被害の悪循環 #地域の清掃活動 #子どもたちのゴミ拾い #小さな一歩から #国際協力NGO #SDGs)

今日は現地スタッフとボランティアで地域の清掃活動をした。 繁華街やビーチやお土産屋だけでなく、途上国の庶民の暮らしを垣間でも見たことがある人ならわかると思うんだけど、人々は環境に対する意識が決して高いとは言えない。 ザクっと言ってしまうと、…

【山奥の村への移動卒業式】 ~文明の波に取り残されたようなフィリピンの山奥の村。でもそこには雄大な自然と、便利さばかりを求めた現代人が忘れてしまった大切なものが、まだ残ってる、、   (#峠を越えて2時間かけて学校に通うこどもたち #人類が利便性の追求と同時に失ったもの #水牛で上る山道 #自然との共存の大切さ)

少し前の話なんだけど、、、今年のフィリピンの公立学校の卒業式は9月だった。(いつもなら3月なんだけど、コロナの影響で学校再開が遅れたので)未だに世界最長のロックダウン下の行動制限もあり、また、学校での対面授業が許可されていない(そろそろ始…

【その正義とやらはお前たちだけの正義じゃないのか?】 ~マンガが人生を教えてくれた、、   (#小説も漫画もどっちも読書 #さいとうたかお逝去 #ゴルゴ13 #日米コメ戦争虎の尾を踏んだ男たち #ODAの闇と利権 #持続可能な開発 #SDGs #国際協力NGO)

「趣味は?」と聞かれると、「読書と旅」と答える。文庫本を持ってふらふら旅に出るのが好きだ。ふだんから、ちょっと異常?って思えるくらい、めっちゃ小説を読む。小説の方がコスパがいいんで、ふだんは文庫ばっか読んでるんだけど、でも、漫画も好き。漫…

【子どもたちの未来を紡いで】 ~新学期の開始に向けて、山奥のスラムへ文房具を届けました。  (#SevenNotesInc. #フィリピンセブ #国際協力NGO #SDGs #スラムの貧困 #子どもの貧困)

フィリピン・セブ島の山奥のスラムより。コロナの影響で、昨年の学校の授業開始(授業といっても学校での対面授業ではなく家庭学習)が遅れたことにより、年度終了もズレこみ、そして、例年(というかコロナ前)なら6月開始の新学年が、今年は9月からです…

【スラムの片隅で見つけた、小さな小さな幸せ】 ~スラムの貧困、飢え、そしてコロナ渦のロックダウン。そんな厳しい生活の中でも、人々は、できるだけ笑顔を忘れず、強く生きています、、、   (#フィリピンセブ島 #貧富の差 #国際協力NGOYoutubeチャンネル #スラムの子どもたちの笑顔 #SMseasideCEBU #ゴミ山ダンピングサイト #大都市の光と影 #開発と発展の裏側で犠牲にされるもの)

フィリピン・セブ島。きれいなビーチと歓楽街。世界的に有名なリゾート地。しかしその反面、そこには著しい貧富の差が存在する。観光地から少し離れると、、いや、少しだけ目をズラすと、多くのスラムが広がり、貧困層が苦しい生活を送っている。例えば、セ…

【どうせ男はみんなセックスしたら逃げるんでしょ?】 ~スラムにおける若年層の妊娠、シングルマザーの過酷な現実、、   (#フィリピンセブ #スラムの貧困 #子どもの貧困 #今ここにある逃れようのない現実 #男の無責任さ #国際協力NGO)

「ほら、こんなに大きくなったよ」と、写真が送られてきた。うん、幸せそうでよかった😊2年前、彼女は子どもを産んだ。Grade9, 日本でいう中学3年生の時。NGOの現地事務所があるフィリピン・セブ島。カトリックの風習もあり、堕胎なんて考えもしなかった。彼…

【こんな時代でも夢を見ることはできる。未来はその手で変えられる(Ⅱ)】 ~ロックダウン下のフィリピンのスラム。彼女はあらためて自分の将来を見つめ直してみた~  (#スラムの少女が見る夢 #世界最長のロックダウン #ステイホームで改めて人生を見つめ直すということ #フィリピンセブ #国際協力NGO #SDGs)

yumekake.com 【上記(Ⅰ)の続き】。。。「親に恩返しをするためにがんばって学校を卒業して、仕事に就いて、家族の生活を助けたい。」貧民街、、、スラムで育った彼女は言う。高校を卒業し、昨年度から経理の専門学校に入ったのだが、世の中はコロナ渦。フ…

【道端の草花にふと思うこと】 ~小さな思いがつながって、大きな力になる。。   (#ハートの紫陽花 #海外ボランティア #SDGs #国際協力NGO #お金よりも大切なことだってあるかもしれない #現実を見据えたきれいごとは未来を変える)

昨日、歩いて買い物に行く途中、近所の道端に咲いてた紫陽花花が集まってハートを作ってたうちらもこんなふうに、みんなが寄り添い合って、手をつないで、素敵なハートが作れたらいいなて、思うひとつひとつは小さくてもあたたかい気持ちが、ハートが合わさ…

【こんな時代でも夢を見ることはできる。未来はその手で変えられる(Ⅰ)】 ~ロックダウン下のフィリピンのスラム。彼女はあらためて自分の将来を見つめ直してみた~  (#コロナ禍のフィリピンの教育制度と学校教育の現状 #世界最長のロックダウン #ステイホームで改めて人生を見つめ直すということ)

NGOで支援しているフィリピンでは、新型コロナウィルスのパンデミックにより、未だ世界最長のロックダウンが続き、学校も対面授業が禁止されている。授業はモジュールクラスという形で行われ、いわゆる家庭学習で授業のカリキュラムを行っている。お金のある…

明日6月30日(午後11時)終了のクラウドファンディングについて。 ~コロナ渦のフィリピンのスラムを襲った大火災へのNGOの復興支援活動~

readyfor.jp 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」代表の松沼裕二です。申し訳ございません。今回は、現在行っているクラウドファンディングの紹介と、支援者の皆さまへの感謝のメッセージを記します。コロナ渦のフィリピンのスラムを襲った大火災…

【スラムの子どもたちの未来への希望を、その純真な笑顔を守るため】  ~コロナ渦と貧困に苦しむスラムを襲った大火災。被災者の日々の命を支える緊急支援~  (#国際協力NGO #Youtubeチャンネル #フィリピンセブ #SDGs)

www.youtube.com 新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンに苦しむフィリピン。ロックダウンにより仕事を失い、厳しい生活を送るスラムを襲った火災の被災地の復興支援活動を、NGOでは行っています。先日、被災地のスラムの近くにある、NGOの施設…

【日本では100均の品物でも途上国のスラムでは大切な宝物】 ~被災者の心に寄り添う支援・NGOの活動報告~  (#フィリピンセブ #価値観の違い #国際協力NGO #SDGs #クラウドファンディング #今本当に必要な支援)

今日は避難所にて、食糧と、あと、新しいサンダルを被災者の方々に配りました。みんな、火事から逃げる時に、いくつかの大切な物や身の回りの物を慌てて持ち出してきたのですが、靴やサンダルを余分に持ってきた人はいません。しかし、人々は、焼け跡のかた…

【厳しい環境に生きる被災者へ、少しでも希望と笑顔を届けるために】 ~コロナ渦をスラムを襲った大火災への緊急支援・NGOの活動報告~  (#フィリピンセブ #国際協力NGO #SDGs #新型コロナウィルスと災害 #クラウドファンディング)

NGOではコロナ渦のフィリピンのスラムの貧民街を襲った火災への緊急支援活動をしています。日本も暑い日が続いていますが、熱中症等に気を付けてお過ごし下さい。そして、支援地域である常夏の国フィリピンは、もちろん毎日暑いです。冷房も扇風機もない避難…

【コロナ渦の災害と避難所生活】 ~避難所の感染防止対策とどうしようもない現実~   (#新型コロナウィルス #国際協力NGO #災害復興支援 #SDGs #フィリピンの教育制度 #コロナ渦のフィリピンの教育事情と貧困による教育格差)

日本でも、これからまた大雨等の災害が発生しがちな季節を迎えます。そして問題となるのが、避難所の感染防止対策です。もちろんそれは、NGOで支援をしている、ここフィリピンでも同様です。先日起きたスラムの火災の被災者の避難所の様子を紹介します。避難…

【たとえささやかな支援でも、今その時、本当に必要な支援を】 ~コロナ渦のスラムを襲った大火災への緊急支援・NGOの活動紹介~  (#フィリピンセブ #国際協力NGO #SDGs #新型コロナウィルスと災害 #クラウドファンディング)

新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンに苦しむフィリピン。ロックダウンにより仕事を失い、厳しい生活を送るスラムを襲った大火災の被災地復興支援活動を、NGOでは行っています。NGOってこういうこともしてるんだなって活動紹介になったら幸いで…

【少しずつでも前に進んでいくために】 ~コロナ渦のスラムを襲った大火災への緊急支援・NGOの活動紹介~  (#フィリピンセブ #国際協力NGO #SDGs #新型コロナウィルスと災害)  

早朝の被災地。いつものようにスタッフが焼け跡の様子をチェックしに行きます。早朝に訪れたので、この写真では、一見、まだ人はいないように見えます。でも本当は違います。焼け跡にはもう人が戻ってきています。家を建てているとかではありません。不安と…

【被災者の方々の心に寄り添いながら、その命を支える支援を】 ~コロナ渦のスラムを襲った大火災へのNGOの支援活動~  (#災害緊急支援 #フィリピンセブ #国際協力NGO #SDGs)

コロナ渦のスラムを襲った大火災への、NGOの支援活動の様子を報告します。フィリピンでは昨年の3月より、未だに世界最長のロックダウンが続き、行動制限や経済活動の停止により、人々は仕事を失い、その生活は疲弊しきっています。特に、NGOが支援してい…

【コロナ渦のスラムを襲った大火災への支援活動】 ~一歩一歩、今できるせいいっぱい~  (#緊急支援 #フィリピンセブ #発展途上国のワクチン接種事情 #バナナキュー #新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンのフィリピン)

新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンが続くフィリピン。行動制限、経済活動の停滞により、仕事を失い、ただでさえ苦しい生活を送るスラムを襲った先日の大火災。NGOでは衣服の支援等、被災者の支援を始め、支援物資の配給の準備を進めるとともに…

【ママ、お家が燃えちゃうよ、、】 ~母の日にスラムを襲った大火災。すべてを失った人々の哀切と祈りの声~  (#フィリピンセブ #緊急支援 #国際協力NGO #SDGs #義援金支援金寄付募金)

5月9日、母の日。家族の絆を大切にするフィリピンでは、家族みんなが母の日を祝い、感謝します。そんな大切な日曜日、フィリピン・セブ島のNGOの支援地域で大きな火災が起きました。147世帯(約550人)が家を失い、また、慌てて持ち出した、わずかなもの以外…

【高齢化社会とフィリピン、そして日本(その②・両国の交流を通して得られるもの)】 ~海外からの技能実習生に、逆に学ぶこと~  (#マノポmanopo #フィリピン人介護技能実習生 #高齢者を敬い大切にする気持ち #家族の絆と愛が深いフィリピン人 #日本社会が忘れてしまった人としての大切なもの #winwinの関係に)

憲法で定められてるくらい、お年寄りを大切にする国、フィリピン。かといって、だからお年寄りを大切にしてる、ということではなく、お年寄りを大切にする国民性だからこそ、そういう条項が憲法が自然に盛り込まれたのだろう。年長者を敬い、大切にする精神…

【技能実習生って結局、出稼ぎでしょ?いや、ほんとは違うんだけどね、、】 ~技能実習生、外国人労働者を巡る問題点と日本の現状、そしてコロナ渦~  (#新型コロナウィルス #入国規制緩和の真の目的は外国人労働者の受け入れ #コロナによって奪われた夢と生活)

日本ではここ数年、フィリピンからの介護職(技能実習生または特定技能として)の雇用が増えている。介護職だけでなく農業や工場勤務等も含めて、少子高齢化で労働人口が減っているのと同時に、主に日本の若者が就きたくない仕事について、外国人労働者を必…

【今ここにある現実】 ~貧困、障害、医療崩壊、発展途上国のどうしようもない現実。。 (#新型コロナウィルス #貧困による負の連鎖 #私たちが知らなけらばならない現実)

もともとの写真・SNSへの投稿には、モザイク処理とかされてはないけど、いちおう。なわけで。ここはフィリピン・セブ島。向かって左の写真。彼はこのスラムでも最貧の位置にいる。親はすでに亡くなっており、また、少し知的障害があり、普段から満足な生活が…

【一枚の写真から見えるストーリー】 ~なんてことはない家族のひとコマから伝わってくるほんの小さな物語~ (#現地の人と触れ合う旅 #フィリピンセブ #お気に入りの写真 #フィリピンのストリートフード #マルヤ)

フィリピン・セブ島の街の中。パパに買ってもらった近くの屋台で買ったちょっとしたスナック。Maruya(マルヤ)かな。たぶん開いたバナナに薄く甘い生地を付けて揚げたやつ。値段は10ペソとか(日本円で23円くらい)。子どもたちは大喜び。パパとのお出かけ…

【それぞれの日常。それはいつもの朝であり、でも、違う朝だった】 ~いとこがドラッグで逮捕された。そしてまたいつもの一日が始まった、、 (#フィリピンドゥテルテ大統領の麻薬対策 #麻薬関係者は射殺してもいい #フィリピンの劣悪な環境の刑務所 #セブ刑務所のダンスによる更生プログラム)

「Morning」と、朝、フィリピンからメールが届く。国際協力NGOの現地事務所があるフィリピンには、たくさんの知り合いがいるので、facebookのメッセンジャーから、けっこうな頻度で挨拶メールがくる。自分はふつうの日本人で、学校の授業で英語を習ってた(…

【新型コロナウィルス変異株とフィリピン再規制強化、そして蔓延する東アジア人差別】 ~ウィルスの次にやってくるもの、いや、もう来ているもの~ (#変異株の感染力や致死率 #ヘイトクライムと治安悪化 #フロイト・置き換え・防衛機制 #ロックダウンと水際対策強化 #フィリピン人の特徴 #国民気質と国の政策 #コロナはどこから)

別にこれは特定の国の話ではなく、どこの国も同じ(程度の差はある)だと思うのだが、とりあえず自分はNGOでフィリピンと関係が深いので、フィリピンの状況から、思ったことを書こうと思う。昨日(3/16)、フィリピン政府は、外国人の入国を20日から一か月間…

【国際協力NGOの活動について、ラジオの収録をしました😊ぜひぜひご視聴お願いします!】 (#さっちゃんのハロー!ホームタウン~私のふるさと~ #ハローハッピーこしがやエフエム #スラムや内戦の難民キャンプにおける医療支援プロジェクト #SDGs #海外ボランティア)

このあいだ、NGOの医療支援プロジェクトにご協力頂いてる、鍼灸師・中野朋儀先生が担当しているインターネットラジオのコーナーに出演させて頂きました。あ。放送はまだ(22日)なので、収録をしました。です。中野氏は、アフリカやネパール、フィリピン等…

【この一年でいったい何が変わったのだろう】 ~新型コロナウィルスによって人々の生活は変わったのか?コロナが去った時、何か希望あるニューノーマルが訪れるのか?結局今は何もわからない。それでも、、、

今週のお題「#この1年の変化 」 2019年末・フィリピン・セブシティ。一昨年末、NGOの事務所があるスラムで大きな火事が発生した。多くの人々は、近くの教会に避難し、そこがそのまま避難所となり、しばらく暮らした。コロナ渦だとか、ソーシャルディスタンス…

【彼女の周りの小さな物語から見る世界の現実とファンタジー(その2)】 (#スラムの生活 #途上国の現実 #貧乏人の子沢山 #フィリピンの学校教育と落第)

「今、学校に行ってないの」彼女はそう言った。ただでさえ生活が苦しいスラムの家庭で、加えて、新型コロナウィルスによるロックダウンで親が仕事を失い、じゃあもう学校に行けない、、それが家族の判断だった。小学校を終えて、中学校へは上がれずに、彼女…

【彼女の周りの小さな物語から見る世界の現実とファンタジー(その1)】 (#フィリピンの学校教育制度 #新型コロナウィルスと学校教育 #フィリピンのスマホ事情 #国際協力SDGsの限界)

スラムの子どもたちから、よくメッセージが来る。NGOの現地事務所があるフィリピンでは、その気になればとても安く携帯が買える。町なかの怪しい露店はもちろん、モールにあるこぎれいなお店でも、1000円とかで。そういうのでも、いろんな機能の充実は期待で…