YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「北朝鮮拉致被害者、横田めぐみさんの父親、滋さんが亡くなった」そのことについて、もっとうちら日本人は考える必要があると思う。(前編)

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北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親・横田滋さんが、5日亡くなった。
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」が結成された際、滋さんは代表に就任したこともあり、メディアにも頻繁に取り上げられ、拉致被害者家族のシンボル的な存在として、日本でも多くの人が、その名前を耳にしたことがあるだろう。
亡くなるまでずっと、拉致問題の解決に奔走してきたが、その願いは果たされることがなかった。

それは1977年11月15日のことだった。
新潟市で下校途中の中学1年生だった横田めぐみさんが、何の前触れもなく失踪した。
その前日は、その父、滋さんの誕生日だった。
滋さんは、娘から「これからはオシャレにも気をつけてね」と、クシをプレゼントされた、、、

20年後、めぐみさんが北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は、北朝鮮による拉致被害者に認定した。
2002年には、日朝首脳会談で、金正日総書記は、めぐみさんを含む13人の拉致を認め、また、めぐみさんは死亡したと発表した。
遺骨とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。

しかし、北朝鮮側は主張する。
結婚し、娘を出産したが、1994年4月、自殺した、と。
もちろんそれでは納得できない、被害者の会の方たちは、その後も活動を続け、政府にも、問題解決と拉致被害者の帰国について、何度も要請・働きかけ続けている。
政府も、常に、奪還に尽力する、とアピールする。
しかし、結局、何も変わらない。

北朝鮮との関係は、ミサイルや密猟、様々な問題もあり、悪化する一方だ。
北朝鮮的には、もう日本政府をまともに相手にする気がないようにも感じられる昨今でもある。

しかし、近年、世界の中での北朝鮮の立ち位置が変わった。
金正恩朝鮮労働党委員長と、トランプ米大統領の登場によってだ。

ぞれぞれの思惑もあり、急接近した二人により、北朝鮮は歴史の表舞台に、その存在をアピールした。
拉致、核開発、暗殺、麻薬、飢餓、警察国家、、、といったネガティブな要素ではなく、金正恩氏の笑顔ととともに、北朝鮮はいつのまにか世界の重要な大きなコマになっていた。

表舞台で登場してその存在を世界にアピールするためには、やはり裏の部分を解決しなければ、国際社会に正常な国家として認められない。
また、安倍政権はトランプ大統領に、とても近いとされている。(実際はわからないが)
よって、拉致問題も解決に向かうのでは、とも思われた。

だが、やはり状況は変わっていない。
というか、他の大事件が起きると、、、例えばIS(イスラム国)や今回の新型コロナウィルス等への対応に、世界も日本政府も、振り回され、北朝鮮拉致被害者のことなど、まるで忘れてしまったのではないか、と思ってしまう。
しょうじき、政府が話題にするのは、選挙や所信表明演説とかの時だけだ。
悪い言い方をすれば、ただアピールしてるだけで、本当に何か積極的に対策を講じてるとはとうてい思えない。
北朝鮮との関係を正常化していくためにはマイナス要素として、見て見ぬふりをしているように感じられる。
国家の問題でなく、個人の問題として、他人事だとでも思っているように。

いつのまにか米朝の間にすきま風が吹き、問題解決進展への光明がまた薄くなっていった。
そして今回のコロナ騒ぎだ。
そんな中、横田滋さんが、多くの無念を抱えたまま亡くなった。

本当に残念だったと思う。

でも、本当に、がんばっていたと思う。

どうして被害者が、明らかな被害者が、あんなにも悲壮感を抱えて、がんばらなければいけなかったのか、
どうして日本政府がもっと彼を、家族を支えてあげられなかったのか、
どうして北朝鮮はかたくなに情報開示をしないのか。
どうして、結局、政府は、何もできなかったのか、

自分らは、同じ日本人として、あらためて考えてみなければならない、と思う。

そして、横田滋さんへ、

本当に、

心からご冥福をお祈り申し上げます、、、



問題は根深い。

同時に単純でもある。

例えば、ISに日本人が誘拐された時、あんなにもマスコミや世論は騒ぎ、政府も多大な労力をかけて解放に向けて動いた。

同じ「拉致」なのに。

おまけにあれは、こっちから勝手に現地へ行って拉致されたのに。

なんなんだろう。


リアルタイムで、被害者の顔が見える、ということが大きいのだろうか。

未だに実態のわからない北朝鮮拉致問題について、日本政府もどう本気で向き合っていけばいいのか、わからないのだろうか。

いや、その気が、本当にあるのかどうかも疑問だ。

もしかしたら、もう「過去のこと」とどこかで思っているかもしれない。

家族にとっては、今も続く苦しみの現実なのに。

そして、相手は、なんていっても北朝鮮だ。

わけのわからない国だ。

いつミサイル打ってくるかわからないし、

今回の新型コロナウィルスだって、まさかの感染者ゼロ発表だ。

おまけに、めぐみさんについては「もう死亡した」と公式発表してきている。

それでも、横田さん初め拉致被害者の家族の方々は、粘り強くアピールを続け、

日本政府も、決してそれを無視していたわけではない。

だがしかし、

これが現状だ。

家族の死について、「無念の死」と報道されてしまう。

それが現実だ、、、



考えれば考えるほど、闇が深くなっていく。

いくら考えても、途方に暮れてしまうけど、もっと考えてみようと思う。

そして調べてみよう。

知らないことが多過ぎる。

そうしなきゃいけない。

少なくとも、日本人なんだから。

ずっと苦しんでき拉致被害者の方々や、その家族のためにも。

その解決の日を信じて、

ぜったいに風化させてはいけない。



うまくまとまらないけど、

またいろいろ考えて、また明日、続きを書きます。

少し、頭を冷やしてみます。

では、また明日、、、


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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。

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