スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「ずっとそばにいるよ、、、」 ~飢えに苦しむフィリピン・セブ島のスラムでの支援活動より、、

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#SDGs #海外ボランティア #国際協力NGO #新型コロナウィルス #緊急支援 #子どもの貧困

今日は、山岳スラムの、このあいだとはちょっと違う、隣の部落での炊き出しです。
隣といっても、峠をちょっと越えます。
NGOでは、週に1、2回、このような炊き出しを行っています。

(もしよろしければ、その様子を編集した動画をご覧下さい。)

youtu.be

ここフィリピンでは、ロックダウンにより外出制限がされ、仕事も失ったスラムの貧困層の人々は、深刻な飢えに苦しんでます。

気が付いてみたらもう三ヵ月になろうとしています。既にもう限界です。(※この日記は2020年6/6に書いたものです。現在の様子・支援について、クラウドファンディングを行っております。よろしくお願い致します。)

readyfor.jp


また、地域の封鎖と移動制限により、日本でいう県境どころか、何丁目という区画からも自由には出られません。
この炊き出しも許可を得て、現地のフロントライナーと協力して行っています。

このあいだ、この山岳スラムに住む高校生の女子が、facebookに、

「もう塩は飽きた!」

と笑えない冗談を投稿していました。

いえ、、本当は冗談ではないのですが、、、

自分がそれを見て、「大丈夫?」とメッセージを送ったら、

「大丈夫。ありがとう。冗談よ」と強がってくれた、というだけです。

配給されたお米を、うすいおかゆにして、味付けは少量の塩で、
それが毎日の、いつもの食事です。

そんな 思いやりと強さを持った彼女と出会ったのは、
自分が、この地域を支援し始めた頃でした。

彼女はまだ4歳でした。

そして、今ではもう高校生です。

自分らがこの山岳スラムを訪れて、支援活動をするといつも手伝ってくれます。

あの頃は、自分を見ると怖がって、いつも泣いてた子が、
今では、将来のことを、一緒に、語りあったりします。

彼女は言います。

「私も、周りの困った人たちを、助けられる人になりたい」

と。

今日は、そんな高校生のボランティアや、

そして、仲良しのおかまちゃんも一緒です。

活動を続けて行くうちに、
そんなふうに、
何人かの有志が、フロントライナーとして、炊き出しを手伝ってくれるようになりました。

ほんとにありがとう。

今日のメニューは、ご飯とチキンです。

だけ、です。

、、、

それだけ?と思いますか?

でも、これが、今、この子たちにとって、ものすごいご馳走なのです。

だって、、、

みんな嬉しそうでしょう?

甘いジュースもあります。

みんな、大喜びです。

久しぶりのちゃんとした食事に、興奮する子どもたちに、
とりあえずソーシャルディスタンスもやらせて、食事を配ります。

いつもはみんなほとんど裸なのに、
今日は、NGOの支援で配った服を、わざわざ着てきてくれています。

みんな、家からお皿を持って集まるのですが、
スプーンとかは持ってこないで、

子どもたちは、その辺に座って、普段通り、手掴みで食べています。

骨とかの食べ残しをもらおうと、犬が寄ってきます。

きっと犬にとっても、久しぶりのご馳走なのです。

外出禁止のなか、久しぶりにあった友だちと、話すことも忘れて、

子どもたちは、一心不乱に、ご飯を食べています。

本当は、毎日毎日、お腹いっぱいにさせてあげたいけど、

ごめんね、今はこれがせいいっぱいなんだよ。

ごめんね、、、



でも、楽しそうでしょ?

炊き出しをしてる方も、食べにくる子どもたちも、

なんか、笑顔です。

だから、

やっぱり、

よかったな

って思います。

こんな小さな力だけど、

こんなささやかな助けだけど、

でも、

今できるせいいっぱいの気持ちを届けられたらいいな、、

ずっと、

そばに寄り添って

その命を、

子どもたちの笑顔を

守りたい、、

そう、思います。

これからも、ずっと、、、

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。
世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

NGOの活動にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】

” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ”  

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「フィリピンセブ島における国際協力NGOの活動報告・海外ボランティアプログラム2023夏(後編)」~スラムの子どもたちの命を支え、その純粋な笑顔を守るために、、


#国際協力NGOの草の根支援 #SDGs持続可能な開発目標 #誰ひとり取り残さない未来へ #スラムの子どもの笑顔のために #子どもの貧困 #スラムの貧困 #クラウドファンディングCAMPFIREREADYFOR #つなぐよ子に #フィピンセブ #海外ボランティアスタディツアー

そんなわけで、明々後日にはまた現地フィリピンに向かい、NGOの支援活動・クリスマスチャリティーイベントとして、炊き出しや文房具の配給を行います。
というわけで、あわててこないだの夏の活動報告を書いてます😅上記(前編)の続きです。
山奥の村の山岳スラムでの支援活動です。
貧困のため学校へ通えない子どももいますし、学校へ通っている子どもも、上の写真の山の中腹にある学校(小学校~高校まで)に、村から一度山を下りて、また登って、峠を越えて、学校へ通っています。午前中に授業のある低学年とかは、朝、まだ暗いうちに家を出ます。
ちなみにフィリピンの多くの公立学校は、午前・午後・夜間の3部制です。中学生から夜間に学校で勉強しています。
今日の支援イベントのために、村の子どもが集まってきます。
町から離れた山奥の小さな村に、支援に入ったり、また、外国人が来たりするのは、自分らだけなので、いつもとても歓迎してくれ、子どもたちは、支援イベントを楽しみに、心待ちにしてくれています。
ボランティアと一緒にゲームをしたり、文房具やお菓子のギフトを配ったり、炊き出しを行います。
栄養のある食事や、文房具をもらって、子どもたちは大喜びです。
山奥の村に、たくさんの笑顔があふれ、歓声がこだまします。
そんな素敵なひとときでした。
NGOの子どもの施設の周辺のスラムです。
雨が降ると、すぐに洪水状態になってしまいます。汚染された水があふれ、健康被害も酷いです。
NGOではフィリピン・セブ島のスラムの真ん中に現地事務所を設け、地域の人々と協力し、手をつなぎ合いながら、草の根の支援を行っています。このスラムの子どもたちの支援イベントを行います。
貧困層の子どもたちにフィーディング(給食)と、文房具を配給します。
スラムから集った子どもたちと、ゲームやダンスをしながら、楽しい一日を過ごします。
スラムの子どもたちのかけがえのない命を、そして未来を支えるために、その純粋な笑顔を守るために、これからも、今できるかぎりの支援を続けていきます。

貧困に苦しむスラムの子どもたちのために、クラウドファンディングを実施しています。
スラムの子どもたちの日々の命と未来を支え、そして、その純真な笑顔を守るために、もしよろしければ、ご支援・ご協力をお願い致します海外ボランティアプログラム参加者募集中

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🍀国際協力NGOのブログです。表示される企業スポンサー広告のページを開いて、見て頂くと、NGOへの募金となり、フィリピンのスラムの子どもたちへの支援になります。ご協力お願い致します🙂
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
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フィリピンセブ島における国際協力NGOの活動報告・海外ボランティアプログラム2023夏(前編) ~ところで、セブの珍味Tuslob Buwa(トゥスロブワ)を知ってますか?

#国際協力NGOの草の根支援 #SDGs #海外ボランティア #セブの珍味ブタの脳みそTuslobBuwaトゥスロブワ #カルボンマーケット #フィリピンストリートフード #現地へ直接届く支援とNGOの活動報告 #スラムの貧困 #子どもの貧困

フィリピン・セブ島のスラムの真ん中にNGO現地事務所を置き、貧困層の子どもの支援を中心に、草の根の活動をしています。その活動のひとつに、日本からのボランティアを受け入れ、海外ボランティアプログラムを実施しています。年に2~3回行っているのですが、炊き出しや文房具、生活物資の配給等の、現地の支援活動を、その期間に合わせ、計画しています。
次回は12月に、クリスマスチャリティーイベントとして、食糧や文房具の配給を行うのですが、気がついてみればもうすぐです。
なのに、まだ前回(8~9月)のボランティアプログラムの振り返りをここで報告していない、というヤバイ事実に気付き😅、画像を中心にして、2023年夏のNGOの活動報告をしたいと思います。NGOが運営するスラムの子どもの施設にて、ボランティアがクラスルームを行ってくれた様子です。子どもたちは、風船遊びや絵の具で手形を押すアクティビティ等、ボランティアと一緒に、楽しく有意義な時間を過ごしました。

子どもたちも、ふだん管理している現地スタッフだけの時は、あまりアクティブなことができないので、工夫を凝らしたボランティアの遊びや授業に興味を持ち、一緒に楽しむことができ、とても喜んでいます。
提携しています地球倶楽部様から、たくさんの絵本が、NGOのスラムの子ども図書館へ届きました。いつも本当にありがとうございます。たくさんの絵本を、好きな本を手に取って、見たり読んだり、ボランティアが読み聞かせをしてくれています。

貧困のため、絵本を買う余裕なんて、この子たちにはありません。そんなスラムの子どもたちにとって、とても素敵なギフトであり、夢のあるひとときでした。カルボンマーケットというセブ最大の市場です。
観光客相手というよりは、現地の庶民の市場で、いつもフィリピン人でにぎわっています。
観光ガイドには厳重注意と書かれ、聞くところによると、タクシーの運ちゃんに「危ないから行かない方がいい」と言われるような場所です。
確かに、スリをはじめ、悪いことをする輩も沢山いて、現地フィリピン人も多く被害に遭っています。
とはいえ、皆が買い物に来る市場です。注意を怠らなければ、まあ大丈夫です。
一見危なそうな、そこらにたむろってる子どもだって、こちらが笑顔でフレンドリーに話しかければ、ポーズもとってくれます。(というか、喜んで写真に撮られます。)
庶民の市場には庶民の食べ物があり、カルボンのナイトマーケットに行った際に、屋台村で、Tuslob Buwa(トゥスロブワ)というセブ発祥の食事をしました。
何かというと、、、
ブタの脳みその煮つめたもの、
です😅
というと、何かグロいものを想像してしまいますが、薬味を加えて味付けをして、それにPuso(ココナッツの葉に包んで蒸して作ったもち米)に着けて食べると、まあ、これが何、ということを知らなければ😅、ふつうに美味しいです。
もちろん現地の人も大好きです😊ホームレスやストリートチルドレンのフィーディングを定期的に行っています。ダウンタウンにルガオ(お粥みたいな)やモンゴ豆(大豆みたいな?)のスープを大鍋で運び、集まってきたホームレスに配ります。過酷な日々を送る彼らですが、栄養のある美味しく、作り立てであたたかい、そして、愛情のこもった食事に、時には笑顔もこぼれます。ダンピングサイト(ゴミ山)です。セブ中のゴミがここに集められ、ただただ積み上げられていきます。ゴミ焼却に伴うダイオキシンによる大気汚染は世界的に問題になった際に、フィリピンでは、ゴミの焼却処理が法律で禁じられました。そして、こうなりました、、。
スカベンジャーと呼ばれる、ゴミを拾って、それを売り(もしくは活用して)生活する人々がいます。そこは彼らにとって、たとえ筆舌に尽くしがたいような過酷な環境であっても、生活の糧を得る職場であり、いつしか村ができます。
NGOではその村の支援をしています。
多くの子どもたちは、ここで、ゴミ山で生まれ育ち、小さい頃からゴミを拾うのを手伝い、また、ゴミ山を遊び場にし、時にはゴミの中に宝物を見つけ、成長し、そしてまたここで家庭を持ちます。
生活のためとはいえ、スカベンジャーには結局、生きていくためにゴミ山で暮らすという選択肢しか用意されていない、そんな悲惨な現実と悪循環が渦巻いています。
そして、ここはゴミ山ではありますが、彼らの生活の場です。
お店もあり、また、バスケットコート(廃墟になってますが)やバレーボールコートもあります。ゴミだらけのコートで楽しそうにママさんバレーをやっています。
その光景を微笑ましいと見るか可哀想と捉えるべきなのかはわかりませんが、こんな厳しい環境の中でも、人々は笑顔を忘れずに、強く生きていることは確かです。
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節約でもケチでもどっちでもいいけど、モノを大切にすることが悪いこととは思わない。それこそSDGsってやつっしょ?経済的な必然性と悪あがきと見栄と生活の知恵との狭間で喘ぐ日々。

#フィリピンでも日本でもビーサン暮らし #もったいないmottainai #衣替えのタイミング #靴下が嫌い #捨て時がわからない #節約家なのかケチなのか #SDGs #国際協力NGOの草の根支援 #フィリピンからの技能実習生にとって初めての冬

というわけで、すっかり寒くなった日本。
桜の時期にやってきた多くのフィリピンからの技能実習生が、「もう冬なの?」と不安そうにメールしてくる。
いやいや、まだ秋だから。これからもっと寒くなるから😅

ところで、自分は、NGOの活動で現地フィリピンにいる時はふつうだとして、日本に帰っても基本はいつもビーサンでフラフラしてる。
なんだけど、さすがに寒くなってきた。
家の中で靴下を履くようになると同時に、ビーサンも履けなくなる。

で。

この衣替えと同じくして、この悲惨なビーサンも卒業しよう😅

歩くと穴でかかとが痛いし。

うん、よくがんばった。
ありがとう。

思えば、そもそもリユース品。

前の持ち主が、なぜか模様を入れてて、それによると2010年物ってことだ。

いやあ、マジでがんばったぞ。えらい。

でも、もうさようなら😢
で、まあ、出かける時に靴を履いたりするのだが、それも結局これ。
500円で買った偽NIKE(made in China)を、直し直し履いてる🤣

節約家?いやいや、もうケチでいいよ、😅ところで、こないだフィリピンに行った時に、このボロボロの短パンを履くのを最後にして、そのまま向こうに捨てて日本に帰ってこようと思った。あ。ちなみに上の写真は日本出国時に、手荷物の重量節約のために、ズボンを2重に履いてる状態のやつ😅

そこら中がすすけて破れて裂けて、縫ったり貼ったり、ボンド跡をカモフラージュするためにペイントしたり、どうにもなんなくてガムテで直したり、さんざんがんばったんだけど、もう限界なんじゃないかと。

で、現地滞在の残り日数的に、もう最後だな、と思って、宿のゴミ箱に捨てようとしたら、、
ちょうどその時、部屋にいた現地の高校生ボランティアが、「どうするの?」と。
「もうダメじゃん、これ。捨てようかと思って、、」と答えると、その子が、
「でも、思い出でしょ?大切にしてきたんでしょ?」
と、真剣な目をして言う。
「だって、それ、私がまだ小さい頃、、あなたと初めて会った時も履いてたよ」
、、
た、たしかにそうだ。
この子がまだ小学校低学年の頃から履いてた。(というか実はもっと前からだけど)
そして彼女ももう高校卒業、、

そう、彼女にとって、オレとの思いでは、このボロボロの迷彩ズボンとともにあったんだ、、、

というわけで、なぜか説得されて、また持ち帰ってきた、

んだけど、

で、どうしろと?😅😱

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「私の家にはサンタは来たことないよ」そんなスラムの子どもたちに笑顔を届けたい、、 /クラウドファンディング実施しています。よろしくお願い致します。

#神様は不公平 #クラウドファンディングCAMPFIRE #SDGs #国際協力NGOの草の根支援 #海外ボランティア #フィリピンセブ #クリスマスチャリティー 寄付募金 #スラムの貧困 #子どもの貧困 #スラムの子どもたちのサンタクロースになりませんか

フィリピン・セブ島NGOの支援地域のスラムにて。
いつかのクリスマス。

クリスマスが明けた朝に、いつものように通りで子どもと会い、あいさつをします。
そしてなんということもなく話しかけます。

「クリスマスはどうだった?」
「楽しかったよ!」
笑顔で答えてくれます。

「でも、、どうしてうちにはサンタクロースが来ないんだろう?」

ボソッとつぶやいたその子に、ボクは何も言えませんでした。

もちろん(?)前の年も、その子の家にはサンタクロースは来ませんでした。

でも、きっと、朝起きたら枕元に、サンタからのプレゼントがあることを夢見て、眠りに着いたことでしょう。

「でもいいんだ。家族で一緒に楽しく過ごせたから。」

ときどき思います。

神様は不公平だなって。

だって、ふだんからいろんな物を買ってもらってるお金持ちの家の子どもには、クリスマスにはより豪華なギフトが、枕元に用意されます。

でも、せめてこの日くらいは、と思うような貧困層の子どもには、やっぱりこの日も、夢見たクリスマスギフトを、サンタクロースは届けてくれません。

もしかしたら大人にはわかるその理由も、とはいえ、やっぱり哀しい現実です。

貧困に苦しみ、その日その日の食べ物にさえ困っているスラムの人々。

それはクリスマスも同じです。

豪華なパーティーフードもケーキもありません。
家族でひとつのチキンを買って、いつもよりほんの少しだけ多めの食事、、
それでも、家族で一緒に過ごせるクリスマスに、感謝し、幸せを祈ります。

ボクは思いました。
そんなスラムの子どもたちのために、来年はきっと、サンタクロースになって、ほんのささやかでも、夢と愛がたくさん詰まったギフトを届けたい、と。

とはいえ、子どもたちに配るものは、その日その日を生きていくための食糧や、貧困のため学校に通うことが困難な子どもの就学を助けるための文房具が中心となります。

でも、そのようなギフトが、貧困に苦しむ子どもたちの、未来への希望につながればいいな、と思います。

もうすぐ、また現地へ行きます。貧困に苦しむスラムの子どもたちのために、クラウドファンディングを実施しています。
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こないだフィリピンであった選挙のあれこれ、しょーもない日本の外交やら皇室やら円安やら高齢化社会やら、のいわゆる雑談(?😅)

#フィリピンの選挙投票率80%投票日は平日で祝日に #フィリピン選挙お酒の販売禁止 #日銀総裁の年齢とお年寄りが活躍する日本それとも老害 #バイデン大統領も80歳過ぎ #円安いつ止まる #日本の意味のないばらまき外交 #皇室佳子様外国訪問

こないだ10/30、NGOの現地事務所のあるフィリピンで、バランガイ選挙があった。バランガイとはフィリピンの最小自治区の単位で、まあ、日本で言う町村みたいな?そのキャプテン(長)を決める選挙。

で、写真は、ちょい前の、とあるバランガイの候補者の宣伝パネル。

やっぱりフィリピンは素敵だね😁

ちなみに投票が済むと指先にインクで印をする。何度も投票に行けないよう、不正防止のために。

でもって、酔っぱらって選挙の議論とかで熱くならないようにか、投票日前日からアルコールの販売が禁止されたり、
週末に投票のために実家(田舎)に帰る人々が多いし、日曜日は安息日だしで、選挙日は平日(たいてい月曜日)になるんだけど、それが祝日になったり、
投票率が80%だったり(ちなみに日本は50%とか?でもってフィリピンの選挙の投票参加は権利じゃなくて義務)、
選挙運動もめっちゃ派手だったり(おそらく日本だったら違反で捕まるような😅)、
投票所には屋台が出てたり、、、

で、まあ、ようするに盛り上がる。そうそう、今回は、週末、選挙日の祝日、All Saints’ Dayという祝日が重なり、学校や公的機関は1週間休みになってた。

そんなこんなで、

今回、うちらの地元(Barangay Basak san nicolas)は、現職の再選だった。

ふむむ、、

実は彼とはいまいちうなくいってない。あ、バランガイキャプテンのこと😑

コロナのロックダウンの時に、外国人や貧困層への対応に文句を言いにいって、ケンカして以来、仲が悪くなった。
で、今回、できれば、他の人に変わってほしかったんだけど、再選されちゃった。残念😅

自分はふだんは、生活や現地支援活動の資金のために日本で働いていて、NGOの活動はボランティア(他の日本人スタッフもすべて同様)で行っていて、日本と現地を往復しながら活動してる。

だから別に住民ってわけじゃないし、もし住民だとしても、日本の感覚だと、市長がどこのどいつでも別にあまり関係ないんじゃ?

と、思うかもだけど、NGOで地域に根差した活動をしているため、地元の結びつきはとても大切で、もちろん自治体や教会(フィリピンではある意味、行政よりも教会の方が力があり、地方自治体の役割を果たしてたりする)との関係も疎かにできない。

というわけ、再選されたバランガイキャプテンに対して、「あいつは嫌い」なんて大人気ないこと言ってないで、今度、笑顔で挨拶にでも行こう。

ちぇっ😝

日本と違って、トップが変わると政策もガラっと変わるフィリピン。まあ、変わらないんだけど、、もう少し、弱い者によりそった自治をしてほしいな。難しいかな。権力者が奉仕の心を忘れて自分のエゴに走るのは万国共通。特にフィリピンは酷い。そーいえば、コロナの時の給付や行政にまつわる不正もいろいろあったなー🙄


ところで、フィリピンといえば、3日、岸田首相が、フィリピンを訪問し、首脳会談を行った。
まあ、いつものように、結局無償で、軍備を供与する話をしてきたようだ。
東・南シナ海進出を続ける中国へのけん制の意味で、アメリカと一緒に手を組もうぜ、金は出すからさ、というわけだ。
あいかわらずの情けない外交でしょーもない。

まあ、アメリカやウクライナへ訪問とかなら大きく報道されるが、フィリピンとかじゃ、首相が行っても、、テレビのニュースとかじゃほとんど報道しない。関心もない。でもってフィリピン人も、日本のTOPが来てることをほとんど知らない。(ま、たいしたことしてないってのもあるけど)

ところで、同3日。佳子さん(皇族のかわいい子!)がペルーに行ってて、日系人協会を訪問したり、 日本とペルーの外交関係樹立150周年を記念する式典に着物姿で出席して、植樹したりスピーチしたり、だとかニュースになってた。
ペルーかどうとかってわけではなく、佳子さんのファッションチェックだとか、飛行機のトラブルがどーとか、こっちの話(外交?外遊?)は、ワイドショーとかでもけっこうメインでやってた。

日本にとって、外交的内容的にどっちが重要とか意義があるか、、、あ、佳子さんのは外交じゃなくて交流か。
意味のないバラ撒き外交と、皇族のお出かけ遊行と、種類が違う話だから、どっちがどうとか言うのはナンセンスか。

なんにしろ、あいかわらず、やっぱ日本は平和な国だよね!

でさ。

こんな平和な国には、そこそこのデフレと円高がお似合いだと思うんだけどなー🙄

商品の開発力や国際的な競争力がもう劣ってるのに、むりやりインフレ円安にしてどーする?って気がするんだけど。

ほんとめーわくな話だ。

そんなこんなで結局何もしないで庶民の生活を圧迫する経済政策に固執する日本銀行。その総裁は、今年の4月に交代したんだけど、何か変わるかと期待したものの、あいかわらず何も有効な手が打てないまま。

ところで、その日銀総裁人事なんだけど、78歳の黒田さんから71歳の植田さんに交代したわけで、、、

その年齢をネガティブに考えず、めっちゃポジティブにとらえると、

自分もまだまだがんばれるんだな、と思ったりもするのであった、、😅

てゆーかバイデン(米大統領)なんて80歳過ぎてるしさ!😁

それはそーと。

自分の予想では、今年末には円安が止まってるはすだったんだけど、、

おかしーなー😅

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このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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「スラムの子どもたちからTrick or Treat」~日本のハロウィンの今後のビジネスチャンスとフィリピンのスラムのかわいい小さな悪魔たち


#ハロウィンHalloween10月31日 #Trickortreat #日本のハロウィンはもはや独自の文化 #フィリピンセブのスラムのハロウィン #ハロウィン仮装コスプレ #渋谷ハロウィン路上飲みコスプレ禁止 #ハロウィンは本当はお盆のようなもの

さて、ハロウィン。
近所の子どもたちに、ちょいギフトを配ったりも。スラムの日々の苦しい生活の中でも、楽しむことは楽しむフィリピン人。
あ、でもキリスト教国のハロウィンはもちろん日本の認識とは違う。とりあえず田舎に帰ったりして、家族や親せきとお墓参り。

で。日本ではコスプレ迷惑騒ぎの日だけど、本当は、、なんていう話はもういいとして、、、だってもう日本のハロウィンは、本来の民俗的・宗教的なものから離れて、独自の文化として世界に発信されて、認められてるみたいだし。

なんだけど、そんなJapanese Crazy Halloween in Shibuya !! を楽しみに、インバウンドで集まってきた外国人は、コスプレ騒ぎや路上飲みが禁止された、いまいち盛り上がってない渋谷に来て「あれ?知らないよそんなこと」、、って、おまけにハチ公にも会えなくて、残念な感じになってるんじゃないかと。

というか、あんな都会での路上での、おまけに小綺麗な宴会なんて、確かに他の国では見かけない。「日本は路上飲みOK」それも既に世界に発信されてる。

だったらこうすれば?

確かに人や店がたくさんあるとこでは迷惑だ。

じゃあ、どっかの田舎の自治体がやればいい。

○○村で乱痴気ハロウィンを!ってイベントにしてしまえばいい。

渋谷が撤退した今(というか来年から)、地方のビジネスチャンスなんじゃないかと😅

ところで、話は変わって、

NGOの現地事務所があるフィリピンでは、もちろん本来のHalloween

家族・親戚でお墓参り。

子どもはささやかに仮装して、近所にTrick or Treat、、

といっても、それもそれほど熱心にやってる感はない。

大きなモールとかではハロウィンイベントとかもやってるけど、めっちゃ盛り上がってるわけでもない。

まあ、仮装してお墓参り(こっちがメイン)に行くわけにはいかない(行けばいい?)ので、そこまでコスプレに手間ヒマはかけらんないのかな?

なんはともあれ、フィリピンのスラムのかわいい悪魔たちに癒されて!😊20211103133401
火事とかじゃなくて、お姉ちゃんたちにむりやり黒く塗りたくられて泣いてる😅
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パパがヤバい。事件になってる😅
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さあ、お菓子をもらいにいこう!😊
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なんか雑な感じがローカルで良い😅
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あ。TOPの写真は、部屋で自撮りを加工したしただけ😅

で、下の写真は、自分が今まで見た中で、いちばんウケたコスプレ!
貧困に苦しむスラムの子どもたちのために、クラウドファンディングを実施しています。
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「後悔はしてる。でも不幸じゃないよ。それに、まだあきらめたわけじゃないよ、、」~貧困により夢を奪われた彼女の人生~ とあるフィリピンの貧しい村の女の子の話、、


#フィリピンセブ #介護技能実習生の現実 #貧困により奪われた夢と未来 #コロナと貧困に翻弄された人生 #国際協力NGO #campfireクラウドファンディング #海外ボランティア参加者募集 #スラムの子どもたちのサンタクロースになりませんか

国際協力NGOの現地事務所のあるフィリピン・セブシティ。また、自分が日本人であることもあって、セブにある(あった)日本語学校とちょい交流がある。主に、日本への技能実習生(介護とか飲食とか)を養成するための学校で、そこでの勉強を終え、日本語や就業のための試験をクリアし、現在、日本で働いてるフィリピン人の知り合いがけっこうたくさんいる。技能実習生というとなんだか格式ばってる感じだが、結局のところ、いわゆる出稼ぎだ。

とはいえ、彼女らの日本での生活の様子を見ていると、海外への出稼ぎで家族への送金で大変、というよくあるイメージともなんか違う子が多い。まあまあ優雅(というわけではないが、それなりに遠出や遊びに行ったりもしつつ)に暮らしてたりする。送金もしているのだろうが、給料を生活費以外、自分のお小遣いとしてけっこう使ってる。「USJ楽しかったあ」「新しいiphone買ったよー」なんてメッセージが来たりもする。


自分もちょっとイメージの違いに「あれ?」と思ったりしてる😅

でも、考えてみれば、それもそうだ。

今、日本に来ている技能実習生の多くは、コロナのパンデミック、そしてフィリピンのロックダウン、その前に学校に行っていた子で、パンデミックで海外渡航ができない3年間を「待つことができた」子たちなのだ。

それ以前に、高校を卒業して、働く必要がなく、また学校に通わせてもらえる、というだけも、少なくともそれなりの家庭環境だということでもあるし。

もちろん貧困家庭の学生も多くいる。学校は授業料は無料なので、資格試験の勉強のための半年間、なんとか家族がサポートする。でも、それはずっともたない。ましてや、いつ終わるかわからなかった、パンデミックの間、、

そう、この空白期間の3年間を「待てなかった」卒業生もいる。けっこうたくさんいる。

学校は卒業して、試験も受かって、日本語や介護の資格もとって、、、でも、そこから実際に日本で雇われるための期間(コロナによりそれが3年間も空いたのだ)を待てずに、家族のために働かなきゃいけなくなった、ようするに、きっと本来の「家族への送金のための出稼ぎ」が目的で、それがとても必要な子たちだ。

日本で雇われるのを待ってる間だけ働いて、雇用のチャンスが来たらやめればいーじゃん、と思うかもだが、いったん働き始めてしまうと、環境も変わり、それこそ日本語の勉強も続けることも困難になってしまう(忘れてしまう)し、学習の環境にまた戻るのは難しい。仕事に追われているうちに、モチベーションも低下してしまう。

そして、環境が変われば、人生の流れも変わる。

コロナ前に何人かの学生と会ったのだが、そのうちのひとりの話。

高校を卒業して、海と山に囲まれた、そしてとても貧しい田舎の村から、日本での介護技能実習生の勉強のために街(セブシティ)に出てきた18歳の女の子。

彼女は、家族を助けるために出稼ぎに行くため、と同時に、いや、それ以上に、昔から日本が大好きで、いつか日本に憧れ、日本に行きたいとずっと夢見ていて、こうしてそのチャンスを得るために努力した。家族もそれに協力した。苦しい生活の中から、彼女のために街での生活費を工面した。

彼女の存在は、自身だけでなく、家族の夢でもあった。

出稼ぎという形だけでなく、日本でもまた勉強や経験を積み重ね、資格をとり、そのままずっと日本で暮らしたい、と彼女は夢見ていた。彼女なら、それも不可能じゃないかなって自分も思った。

彼女は、とても優秀な学生で、学校でも成績優秀者で表彰され、周りの子も、あの娘はすごい、と言っていた。

自分も、今まで会ったフィリピン人(日本に行ったことがない)でいちばんストレスなく日本語で会話ができた。

例えば、日本の歌のカラオケを、ローマ字でフリガナとかがなくても、そのままの状態で、ふつうに歌えるくらい。

そして、もちろん彼女も、日本に働きに行けるのを楽しみにしていた。

大好きな日本に。そして家族のために。

その夢は、決してただの夢だけでなく、間もなく現実として、叶うものだった。

しかし、、

コロナのパンデミックで世界は混乱に陥り、日本に行くことができなくなった。

「どうすればいいの?」

何度も相談された。

しばらくは学校の近くのアパートで、妹(同じ介護実習の日本語学校に行っていた)と暮らしていたのだが、ロックダウンで仕事も見つかるわけもなく、お金もなくなり、「ご飯も食べられない、でも、田舎に帰っても仕事もないし、貧乏な家族に負担をかけたくない」と、嘆いていた。

その頃の彼女には日本人の大学生の彼氏がいた。

フィリピンの日本語学校と日本の学生との交流イベントで知り合ったそうだ。

しかし、こんな事態になって、もちろん会うことはできないし、彼女はとても厳しい状況に置かれ、彼氏にも生活費の援助を頼んだ。初めは、彼氏もいくらかの送金してくれたのだが、いつしか連絡が途絶えた。

仕方ない。彼氏はべつにお金を援助して口説いたとかでもなく、ふつうに出会ってふつうに付き合っただけなのだから。

コロナがだんだん収束し、ビジネスの外国人もフィリピンに来るようになっても、日本はなかなか国境を開かず、彼女は途方に暮れたまま、仕方なく戻った田舎で、無為の日々を過ごしていた。

家族も初めは心配してくれたが、彼女が日本で働くために無理してお金を出したことや、そもそも家族が日々食べていくのも大変だったことで、いつしかケンカが絶えなくなった。

そして、彼女は決断した。

また街に戻って、すぐにお金が稼げるお店で働こう、と。

彼女は夜のお店で働き始めた(風俗ではない)。

若くて、可愛くて、明るくて、フレンドリーで、英語も日本語も話せる彼女は、すぐに売れっ子になった。

程なくして、とある欧米人のお客さんに気に入られ、そのまま彼の恋人になった。

そして妊娠。

お金持ちの相手は、仕事でフィリピンに来ていたので、ずっとフィリピンで一緒に暮らせるわけではないが、彼女と無責任に、やることだやって逃げる、というわけではなく、恋人としての関係は続いている。お金も援助してくれる。ただ、奥さんはいる、、、。

しばらくすると、日本も水際対策を緩和し、技能実習生の受け入れも再開した。

でも、その時にはもう、彼女はその対象ではなかった。

もうすぐ子どもが産まれようとしていた。

もう少し、ほんとにもう少しだけ待つことができたら、彼女は明らかにチャンスをつかむことができた。

今頃は幼い頃から夢見てた日本で暮らすことができていたはずだった。

楽しみにしていた雪に喜び、たくさんのアニメを見て、高齢者のお世話をしながら、家族に恩返しができるばずだった。

しかし、その夢は、もう少しで手が届きそうだった夢は、夢のままになってしまった。

少なくとも今は。

コロナと、そして貧困が、彼女の夢を、努力と犠牲で積み上げてきた未来を奪った。

でも、彼女は言う。

「しょうじき、今、日本で働いてる同級生達がうらやましいっていう気持ちもある。残念だし、後悔もしてる。」

「でも不幸じゃないよ。」

かわいい赤ちゃんと一緒に、平和な田舎で親や兄弟と暮らしてる。裕福な外国人の彼氏の送金で生活にも困らない。お店からも「いつでも戻ってきて」と言われてる。前はスマホの通信料も払えなかったけど、今はTiktokも楽しんでる。彼女のおかげで8人の兄弟姉妹は学校を続けられてる。そして、妹は今、彼女の援助で資格試験にパスし、日本で介護実習生として働いてる。

もしかしたら彼女は、家族のために自分の夢や人生を犠牲にしたのかもしれない。

でも、彼女はそうは思っていない。

そして今、彼女は家族の笑顔にかこまれ、皆に感謝されながら、幸せに暮らしてる。

それは、彼女がずっと夢見て描いてきた幸せとは、違う形だけど。

「後悔してるけど、でも不幸じゃないよ」

その後、彼女はこう続ける。

穏やかな笑顔を浮かべて。

「それに、まだあきらめたわけじゃないよ」

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「戦時下のイスラエルの介護施設で働く出稼ぎのフィリピン人が、銃撃から高齢者をかばい犠牲になった」~パレスチナとイスラエルの憎悪の歴史と繰り返される血の惨劇。そして「戦争しか知らない子どもたち」の哀しみ~


#イスラエルハマスの戦争 #イスラエルパレスチナの歴史 #シオニズム中東戦争パレスチナ問題 #パレスチナ難民 #天井のない監獄ガザ地区の惨状 #ゼレンスキーの正体 #戦争しか知らない子どもたち #偏った報道に踊らされるな

イスラエルハマスパレスチナ側)が戦争状態に陥り、近くイスラエルによるガザ地区への地上侵攻が秒読みという流れになっている。そうなったらもう、パレスチナには救いようのない地獄が訪れてしまうかもしれない。これまでだって、もう充分に、少なくとも平和な日本から見れば、地獄のような日々を送っていたのだが。

そんな中、こんなニュースが。

イスラエルは日本同様に高齢化社会が進行しており、家政婦や介護職のために多くのフィリピン人が出稼ぎをしている。

パレスチナ自治区ガザに近いイスラエル南部で、介護の仕事をしていたフィリピン人女性(33)が殺害された。彼女は、イスラム組織ハマス武装勢力が建物に押し入ってきた時、介護を担当していた高齢女性の元を離れず、最期までかばい続けたという。

フィリピンメディアなどによると、6年前からイスラエルで働き始め、武装勢力の襲撃を受けた時はガザ地区から約7キロのキブツ(農業共同体)で介護の仕事をしていた。 そして、高齢女性の介護に当たっていた7日、ハマスの戦闘員がドアをこじ開け、施設内に押し入ってきたという。 銃撃が始まっても、彼女はその場から退避せず、体の不自由な利用者に寄り添い続けた。

しかし2人とも、銃撃を受けて亡くなった。

「心が痛く、耐えられない」。彼女の母親はメディアのインタビューに悲痛な思いを明かした。「最愛の娘を失った苦しみがどれほど大きいか、言葉では説明できない」

被害に遭う前日の6日に電話で話したのが最後の会話になったという。「今の唯一の願いは遺体を迎え、埋葬してあげること」だとも話した。

このニュースがわざわざ西側(欧米側)の日本で、ふつうにヤフーニュースとかで流された。それは、ひねくれた(?)見方をすれば、美談を利用して、パレスチナ、そしてお決まりのパターンでイスラム勢力を「悪」とするプロパガンダのような気もする。

今回、仕掛けたのは確かにハマスかもしれない。しかし、そんな単純な話ではない。そこには、イスラエルパレスチナの、どうしようもない深い溝と憎悪が積み重なった、複雑な歴史がある。

中東のパレスチナ自治区ガザ地区では10月7日以降、イスラエルとの間で大規模な戦闘が起きている。周囲を壁やフェンスで囲まれて、人や物資の移動が厳しく制限されることから「天井のない監獄」と呼ばれるガザ地区で、今、何が起こり、そして、これまで何が起きてきたのだろうか。

ガザ地区は、イスラエルとエジプトに囲まれた細長いエリアで、地中海に面した長さ50キロ、幅5~8キロ、日本の種子島ほどの面積に約222万人が住んでおり「世界で最も人口密度が高い場所の一つ」と言われている。 住民の大部分はアラビア語を使用するパレスチナ人で、スンニ派イスラム教徒。イスラエルの首都エルサレムが南西80キロの地点にあり、エルサレムと地中海、シリアとエジプトを結ぶ要地となっている。

地中海東岸のパレスチナ地方は、紀元前11世紀ごろにユダヤ人の「イスラエル王国」があった。しかし、ローマ帝国が支配するようになると、ユダヤ人は紀元1~2世紀に反乱を起こすも鎮圧され、パレスチナ地方から逃亡し、世界各地に散らばることとなった。故郷を追われたユダヤ人の苦難は凄まじいものだったろう。

そして、7世紀以後はパレスチナ地方はアラブ人が多く住むようになった。オスマン朝支配下に入ったのち、第一次世界大戦中にはイギリス軍が占領。1948年までイギリスによる委任統治が続いた。この間、ユダヤ人の間では祖先の地への帰還を願うシオニズム運動が盛り上がり、ユダヤ人の入植者が急増した。

第二次世界大戦後、パレスチナへのユダヤ人国家創設をめぐって、ユダヤ人とアラブ人が対立。度重なる衝突にイギリスは匙を投げ、国連によるパレスチナ分割案が1947年に決議された。ガザ地区ヨルダン川西岸地域にはアラブ人の国家、それ以外の地域にユダヤ人の国家をつくるというものだった。もちろん少数派のユダヤ人に半分以上の土地を与える内容にアラブ人は猛反発した。 ユダヤ人が1948年にイスラエルの建国を宣言すると、これに反対する周辺のアラブ諸国との間で、長年に渡る衝突、戦争が続くこととなる。

また、イスラエル建国に伴い、70万人以上のパレスチナ人が故郷と家を失って、 ヨルダン川西岸地区、ガザや、ヨルダン、レバノンなど周辺諸国に逃れた。 以来、「故郷への帰還」を切望しながら、70年以上におよぶ年月を難民として過ごしている。 今や三世代、四世代となったパレスチナ難民は、世界中で約560万人に達し、世界で最も大きな難民グループとなっている。

同1948年、イスラエルの建国を認めないアラブ諸国イスラエルの間で第一次中東戦争が勃発し、ガザ地区はエジプト軍が占領する。イスラエルの支配から逃れてきた周辺のパレスチナ人難民が押し寄せたことで、ガザ地区は人口密集地帯になっていった。1967年の第三次中東戦争以降はイスラエル軍が占領していていたが、相次ぐテロの影響もあり、2005年にガザ地区から撤退した。 しかし、その後もガザ地区イスラエル軍に包囲されたままだ。 人や物の出入りが極端に制限された結果、燃料や食料、日用品、医療品などが慢性的に欠乏し、人々は国連や支援団体からの援助物資で命をつないでいる。

イスラム国家樹立を目的として設立された武装組織「ハマス」は、イスラエル軍の撤退後、学校・医療施設等のインフラを整備するなどしてガザ地区の住民からの支持を獲得。 2006年にはパレスチナ自治区の国会に当たる「自治評議会」で過半数議席を獲得して政権入りした。しかし、翌2007年には連立政権の相手である「ファタハ」と衝突し、ガザ地区を武力制圧した。 2005年にイスラエルとの停戦に応じていたハマスだすが、2006年にイスラエル軍の砲撃でガザ地区住民が死亡したことから武装闘争を再開。その後、何度もイスラエル軍と大規模な戦闘を繰り広げてきた。その間も、ガザ地区の人々は、イスラエルによる弾圧を受け続け、貧困に苦しみ、砲弾にさらされながら、不自由で不安な生活を強いられる。

そして今回、2023年10月7日、ハマスガザ地区からイスラエルに大規模な攻撃を開始。イスラエルも大規模な空爆で応酬し、犠牲者が増加している。現時点でも死者・行方不明者は6000人にのぼり、今後、本格的な地上戦となれば、もちろんそれどころじゃすまない。イスラエルによる「アメリカを始めとした西側諸国の了承を得た」合法的な虐殺(あへてそう言おう)により、犠牲者はより増えていくだろう。

現在、西側(日本も)では、ハマスパレスチナ側)のテロのような報道をしており、双方の犠牲者を悼み、またその複雑な対立の歴史をなぞりながらも、結局はイスラエル側に立ち、イスラエルの反撃を容認(というか積極的に援護)している。今まで、散々イスラエルガザ地区空爆した時はサクッと触れてきただけなのに、パレスチナ側からの攻撃は「テロ」なんだと。だから許されないと。

しかし、その捉え方だけを鵜呑みにしてはいけない。宗教や地勢、歴史、大国の思惑の絡んだ難しい問題だが、そもそもの原因はイスラエルの姿勢にあると自分は(個人的には)思っている。もちろん「約束の地」を追われたユダヤ人の苦難の歴史も理解するが、だからといって近年のパレスチナに対する迫害は許し難い。

あまり国際情勢に関心のない人たちには、表面だけをなぞり偏った今回のいきさつをニュースで目にし、まるでイスラエルだけが被害者のようなミスリードをされているのだろう。だが、それは大きな間違いだし、有り得ない。

ところで、近年の紛争、また、偏った報道、と言えばウクライナだが、ゼレンスキー大統領は、この中東の戦闘に対し、停戦を求めるのではなく、イスラエルによる報復攻撃を支持表明している。それが彼の正体だ。ロシアのプーチン大統領の悪行はもう充分に伝わっているとは思うが、対するウクライナの姿勢もまた、ウクライナ紛争を長引かせ、多くの命を奪い、世界に迷惑をかけてる大きな要因だということは、もう想像力を働かせるまでもなく明白な事実である。

そしてその黒幕はアメリカであり、盲目的にアメリカに従う日本もその一端なのだ。

パレスチナにはパレスチナの、イスラエルにはイスラエルの正義や理由があるのだろう。ここまでお互いの憎しみが積み上がった今、もはや話し合いで解決出来る道は無い気もする。が、なんとかこれ以上の犠牲者を出さない道を模索してほしい。

結局、戦争なんて人殺しの手段なんだ。正義なんてそこには存在しない。100%否定されるべきものなのだ。

そして日本。ロシアを訪れた鈴木宗男議員を処分とかヒステリックに騒いでるだけでなく、そのパイプを利用して、ロシアと話し合うような勇気を日本政府には持ってほしい。世界の平和のために。

「中東から石油を買ってる日本は、アラブ諸国に気を使って、イスラエルの報復を表立って全面支持はできない」なんて、TVやネットのコメンテーターや有識者や専門家や知ったかぶりが、得意気に分析してるけど、、、そういうことじゃないんだよな。そもそも戦争の継続を支持するなって話だ。それは、テロを許さないこと、被災者のケアや人道支援とはまた別の話だ。

日本には何もできない、いや、何もしちゃいけないのか、それはわかってる。でも、思う。何もしないのは、悪事に加担していることと同じだ。戦争という卑劣な人殺し行為にだ。この写真はイスラエル空爆を受けたガザ地区の様子だ。しかし、実は今回のものではない。2021年の攻撃の際のもの。TOPの写真もこの写真も、時期は違えど、同じように、破壊された町に途方に暮れ、暗い目をした子どもの姿がある。これが長年、イスラエル空爆にさらされ続けるガザ地区の現実だ。イスラエルが今回のような大きな被害を受けることはマレかもしれないが(だからこんなに騒いでる)、パレスチナがこんな状況になるのは、今回が初めてではない。もうずっと前から、日常的に続いてきたこと。

昔、日本で「戦争を知らない子どもたち」という歌が流行った。しかし、ここパレスチナガザ地区で、日々、空爆におびえながら暮らすのは、「戦争しか知らない子どもたち」なのだ。

避難所が設置され支援物資にあふれるイスラエル側と対照的に、被害にあったガザ地区の少女が、ガレキの中で泣きながら訴える。家も破壊され、外で家族と寄りそいながら。

「私たちは家もなく毎日空爆におびえてる。私たちを助けてくれる人も、世話をしてくれる人もいない。私たちはどう生きていけばいいの?」

「私たちの人生、すべてが恐怖の中よ、、」

それが世界の現実だ、、、

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