スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「戦時下のイスラエルの介護施設で働く出稼ぎのフィリピン人が、銃撃から高齢者をかばい犠牲になった」~パレスチナとイスラエルの憎悪の歴史と繰り返される血の惨劇。そして「戦争しか知らない子どもたち」の哀しみ~


#イスラエルハマスの戦争 #イスラエルパレスチナの歴史 #シオニズム中東戦争パレスチナ問題 #パレスチナ難民 #天井のない監獄ガザ地区の惨状 #ゼレンスキーの正体 #戦争しか知らない子どもたち #偏った報道に踊らされるな

イスラエルハマスパレスチナ側)が戦争状態に陥り、近くイスラエルによるガザ地区への地上侵攻が秒読みという流れになっている。そうなったらもう、パレスチナには救いようのない地獄が訪れてしまうかもしれない。これまでだって、もう充分に、少なくとも平和な日本から見れば、地獄のような日々を送っていたのだが。

そんな中、こんなニュースが。

イスラエルは日本同様に高齢化社会が進行しており、家政婦や介護職のために多くのフィリピン人が出稼ぎをしている。

パレスチナ自治区ガザに近いイスラエル南部で、介護の仕事をしていたフィリピン人女性(33)が殺害された。彼女は、イスラム組織ハマス武装勢力が建物に押し入ってきた時、介護を担当していた高齢女性の元を離れず、最期までかばい続けたという。

フィリピンメディアなどによると、6年前からイスラエルで働き始め、武装勢力の襲撃を受けた時はガザ地区から約7キロのキブツ(農業共同体)で介護の仕事をしていた。 そして、高齢女性の介護に当たっていた7日、ハマスの戦闘員がドアをこじ開け、施設内に押し入ってきたという。 銃撃が始まっても、彼女はその場から退避せず、体の不自由な利用者に寄り添い続けた。

しかし2人とも、銃撃を受けて亡くなった。

「心が痛く、耐えられない」。彼女の母親はメディアのインタビューに悲痛な思いを明かした。「最愛の娘を失った苦しみがどれほど大きいか、言葉では説明できない」

被害に遭う前日の6日に電話で話したのが最後の会話になったという。「今の唯一の願いは遺体を迎え、埋葬してあげること」だとも話した。

このニュースがわざわざ西側(欧米側)の日本で、ふつうにヤフーニュースとかで流された。それは、ひねくれた(?)見方をすれば、美談を利用して、パレスチナ、そしてお決まりのパターンでイスラム勢力を「悪」とするプロパガンダのような気もする。

今回、仕掛けたのは確かにハマスかもしれない。しかし、そんな単純な話ではない。そこには、イスラエルパレスチナの、どうしようもない深い溝と憎悪が積み重なった、複雑な歴史がある。

中東のパレスチナ自治区ガザ地区では10月7日以降、イスラエルとの間で大規模な戦闘が起きている。周囲を壁やフェンスで囲まれて、人や物資の移動が厳しく制限されることから「天井のない監獄」と呼ばれるガザ地区で、今、何が起こり、そして、これまで何が起きてきたのだろうか。

ガザ地区は、イスラエルとエジプトに囲まれた細長いエリアで、地中海に面した長さ50キロ、幅5~8キロ、日本の種子島ほどの面積に約222万人が住んでおり「世界で最も人口密度が高い場所の一つ」と言われている。 住民の大部分はアラビア語を使用するパレスチナ人で、スンニ派イスラム教徒。イスラエルの首都エルサレムが南西80キロの地点にあり、エルサレムと地中海、シリアとエジプトを結ぶ要地となっている。

地中海東岸のパレスチナ地方は、紀元前11世紀ごろにユダヤ人の「イスラエル王国」があった。しかし、ローマ帝国が支配するようになると、ユダヤ人は紀元1~2世紀に反乱を起こすも鎮圧され、パレスチナ地方から逃亡し、世界各地に散らばることとなった。故郷を追われたユダヤ人の苦難は凄まじいものだったろう。

そして、7世紀以後はパレスチナ地方はアラブ人が多く住むようになった。オスマン朝支配下に入ったのち、第一次世界大戦中にはイギリス軍が占領。1948年までイギリスによる委任統治が続いた。この間、ユダヤ人の間では祖先の地への帰還を願うシオニズム運動が盛り上がり、ユダヤ人の入植者が急増した。

第二次世界大戦後、パレスチナへのユダヤ人国家創設をめぐって、ユダヤ人とアラブ人が対立。度重なる衝突にイギリスは匙を投げ、国連によるパレスチナ分割案が1947年に決議された。ガザ地区ヨルダン川西岸地域にはアラブ人の国家、それ以外の地域にユダヤ人の国家をつくるというものだった。もちろん少数派のユダヤ人に半分以上の土地を与える内容にアラブ人は猛反発した。 ユダヤ人が1948年にイスラエルの建国を宣言すると、これに反対する周辺のアラブ諸国との間で、長年に渡る衝突、戦争が続くこととなる。

また、イスラエル建国に伴い、70万人以上のパレスチナ人が故郷と家を失って、 ヨルダン川西岸地区、ガザや、ヨルダン、レバノンなど周辺諸国に逃れた。 以来、「故郷への帰還」を切望しながら、70年以上におよぶ年月を難民として過ごしている。 今や三世代、四世代となったパレスチナ難民は、世界中で約560万人に達し、世界で最も大きな難民グループとなっている。

同1948年、イスラエルの建国を認めないアラブ諸国イスラエルの間で第一次中東戦争が勃発し、ガザ地区はエジプト軍が占領する。イスラエルの支配から逃れてきた周辺のパレスチナ人難民が押し寄せたことで、ガザ地区は人口密集地帯になっていった。1967年の第三次中東戦争以降はイスラエル軍が占領していていたが、相次ぐテロの影響もあり、2005年にガザ地区から撤退した。 しかし、その後もガザ地区イスラエル軍に包囲されたままだ。 人や物の出入りが極端に制限された結果、燃料や食料、日用品、医療品などが慢性的に欠乏し、人々は国連や支援団体からの援助物資で命をつないでいる。

イスラム国家樹立を目的として設立された武装組織「ハマス」は、イスラエル軍の撤退後、学校・医療施設等のインフラを整備するなどしてガザ地区の住民からの支持を獲得。 2006年にはパレスチナ自治区の国会に当たる「自治評議会」で過半数議席を獲得して政権入りした。しかし、翌2007年には連立政権の相手である「ファタハ」と衝突し、ガザ地区を武力制圧した。 2005年にイスラエルとの停戦に応じていたハマスだすが、2006年にイスラエル軍の砲撃でガザ地区住民が死亡したことから武装闘争を再開。その後、何度もイスラエル軍と大規模な戦闘を繰り広げてきた。その間も、ガザ地区の人々は、イスラエルによる弾圧を受け続け、貧困に苦しみ、砲弾にさらされながら、不自由で不安な生活を強いられる。

そして今回、2023年10月7日、ハマスガザ地区からイスラエルに大規模な攻撃を開始。イスラエルも大規模な空爆で応酬し、犠牲者が増加している。現時点でも死者・行方不明者は6000人にのぼり、今後、本格的な地上戦となれば、もちろんそれどころじゃすまない。イスラエルによる「アメリカを始めとした西側諸国の了承を得た」合法的な虐殺(あへてそう言おう)により、犠牲者はより増えていくだろう。

現在、西側(日本も)では、ハマスパレスチナ側)のテロのような報道をしており、双方の犠牲者を悼み、またその複雑な対立の歴史をなぞりながらも、結局はイスラエル側に立ち、イスラエルの反撃を容認(というか積極的に援護)している。今まで、散々イスラエルガザ地区空爆した時はサクッと触れてきただけなのに、パレスチナ側からの攻撃は「テロ」なんだと。だから許されないと。

しかし、その捉え方だけを鵜呑みにしてはいけない。宗教や地勢、歴史、大国の思惑の絡んだ難しい問題だが、そもそもの原因はイスラエルの姿勢にあると自分は(個人的には)思っている。もちろん「約束の地」を追われたユダヤ人の苦難の歴史も理解するが、だからといって近年のパレスチナに対する迫害は許し難い。

あまり国際情勢に関心のない人たちには、表面だけをなぞり偏った今回のいきさつをニュースで目にし、まるでイスラエルだけが被害者のようなミスリードをされているのだろう。だが、それは大きな間違いだし、有り得ない。

ところで、近年の紛争、また、偏った報道、と言えばウクライナだが、ゼレンスキー大統領は、この中東の戦闘に対し、停戦を求めるのではなく、イスラエルによる報復攻撃を支持表明している。それが彼の正体だ。ロシアのプーチン大統領の悪行はもう充分に伝わっているとは思うが、対するウクライナの姿勢もまた、ウクライナ紛争を長引かせ、多くの命を奪い、世界に迷惑をかけてる大きな要因だということは、もう想像力を働かせるまでもなく明白な事実である。

そしてその黒幕はアメリカであり、盲目的にアメリカに従う日本もその一端なのだ。

パレスチナにはパレスチナの、イスラエルにはイスラエルの正義や理由があるのだろう。ここまでお互いの憎しみが積み上がった今、もはや話し合いで解決出来る道は無い気もする。が、なんとかこれ以上の犠牲者を出さない道を模索してほしい。

結局、戦争なんて人殺しの手段なんだ。正義なんてそこには存在しない。100%否定されるべきものなのだ。

そして日本。ロシアを訪れた鈴木宗男議員を処分とかヒステリックに騒いでるだけでなく、そのパイプを利用して、ロシアと話し合うような勇気を日本政府には持ってほしい。世界の平和のために。

「中東から石油を買ってる日本は、アラブ諸国に気を使って、イスラエルの報復を表立って全面支持はできない」なんて、TVやネットのコメンテーターや有識者や専門家や知ったかぶりが、得意気に分析してるけど、、、そういうことじゃないんだよな。そもそも戦争の継続を支持するなって話だ。それは、テロを許さないこと、被災者のケアや人道支援とはまた別の話だ。

日本には何もできない、いや、何もしちゃいけないのか、それはわかってる。でも、思う。何もしないのは、悪事に加担していることと同じだ。戦争という卑劣な人殺し行為にだ。この写真はイスラエル空爆を受けたガザ地区の様子だ。しかし、実は今回のものではない。2021年の攻撃の際のもの。TOPの写真もこの写真も、時期は違えど、同じように、破壊された町に途方に暮れ、暗い目をした子どもの姿がある。これが長年、イスラエル空爆にさらされ続けるガザ地区の現実だ。イスラエルが今回のような大きな被害を受けることはマレかもしれないが(だからこんなに騒いでる)、パレスチナがこんな状況になるのは、今回が初めてではない。もうずっと前から、日常的に続いてきたこと。

昔、日本で「戦争を知らない子どもたち」という歌が流行った。しかし、ここパレスチナガザ地区で、日々、空爆におびえながら暮らすのは、「戦争しか知らない子どもたち」なのだ。

避難所が設置され支援物資にあふれるイスラエル側と対照的に、被害にあったガザ地区の少女が、ガレキの中で泣きながら訴える。家も破壊され、外で家族と寄りそいながら。

「私たちは家もなく毎日空爆におびえてる。私たちを助けてくれる人も、世話をしてくれる人もいない。私たちはどう生きていけばいいの?」

「私たちの人生、すべてが恐怖の中よ、、」

それが世界の現実だ、、、

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「スラムの子どもたちのもとへやってきた夢いっぱいの贈り物」~日本から届いた絵本に、みんなもう夢中になって写真どころじゃないみたいだから、ほおっておこう😅

#地球倶楽部 #スラムの子ども図書館 #絵本による情操教育 #SDGs #国際協力NGOの草の根支援 #海外ボランティアスタディツアー #フィリピンセブ #スラムの子どもの未来と笑顔のために

8月末、地球俱楽部様より、NGOのスラムの子どもの施設に、絵本が届きました。いつも本当にありがとうございます。施設にいる小学校就学前の子どもたちは、まだ文字の読み書きもあやしい子たちですが、絵本の中に広がる夢いっぱいの世界に、みんな大喜びです。
子どもたちの大切な情操教育として、絵本から導かれる想像力や、感性の育成は、子どもたちの未来にきっと素晴らしい影響を及ぼすと思います。

絵本がたくさん入った箱を開けようとすると、子どもたちがわらわらと寄ってきます。そして中に入った本を見て、とたんに目がキラキラして、歓声があがります。意味ありげにこっちを見上げる子どもに、すべての絵本をいったん机の上に並べるまで待たせて、そして、「いいよ、好きな本を取って」と言います。

みんながそれぞれお気に入りの本を手に取り、早速読み始めます。ほとんどの本は日本語なのに、なんだかみんな熱中して読んで(見て?)います。報告の写真を撮ろうと思い、子どもたちを並べさせようとしますが、集合写真を撮ろうにも、もう子どもたちの興味は止まりません。

うーん、、順番を間違えたか😅、、

でもまあ、これはこれで子どもらしいというか、自然でいいのかな、と、シャッターを押してみます。カメラ目線の子はあまりいませんが、ふだんはレンズを向けると率先してポーズをとる子どもたちが、絵本に夢中になってそれどころじゃない状態になってるのは、それはそれで素敵だな、と思いながら、何枚かのスナップを撮りました。

この時期、夏休みを利用して、日本からのボランティアが来ていたので、子どもたちと机を囲み(もしくは床に座って)、読み聞かせ、というか、絵を指さしながら、一緒に絵本を読みました。

今日はボランティアと一緒に子どもたちのフィーディング(給食)イベントで、子どもたちも何気におしゃれをしてきていますが、もちろんその服は、近所の古着屋で50円とかで買ってきた、それでもとっておきの一張羅です。

貧困に苦しむスラムで、ふだん、食べていくだけでも大変な生活の中、もちろん絵本なんて買うことはできません。こんなにもきれいな絵がいっぱいの、夢いっぱいの世界に、子どもたちは本当に夢中になり、楽しんでいました。

子どもたちが、いつかこの施設を巣立つ時、いちばんのお気に入りの絵本を、一人ひとりにプレゼントしてあげたいと思います。

愛と心のこもった夢いっぱいの世界が広がる素敵な絵本。それはきっと、子どもたちにとって、一生の宝物になるでしょう、、

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【心ある善意と心無い善意と手のひら返し。思いやりと見せかけの敬意と裏切り。それでも笑顔はきっと嘘をつかない。】~NGOの海外活動報告~スラムの子どもたちへの未来を支えるために、その笑顔を守るために、、

#海外ボランティアスタディツアー #国際協力NGOの草の根支援 #訪れた地のありのままを受け入れるのが異文化体験 #SDGs #フィリピン人は気が利かない #支援とか言ったって結局は外国人の金づる? #KuyaクヤとAteアテ

フィリピンにおけるNGOの支援活動、並びに日本人ボランティアの受け入れとそのプログラムの実施から、先日帰国した。
病気とかではないが、とりあえず心身共に疲れ切ってヘロヘロで、ブログに向かう気力がなく、でも、いちおう現状報告のため(?)、SNSfacebook)にちょい投稿した。
公開設定ではあるが自分個人のタイムラインなので、あまり考えず、文章も推敲せず、結果、ほとんど愚痴のようなものになってた。
ネガティブなことばかり投稿したので、あれ?良いことはなかったのかな?と思い、考えてみた。
もちろんあった。
ちっさなことかもだけど、自分がNGOの支援活動を続けてるのは、こういう瞬間のためなんだな、とあらためて思った。

SNSに投稿したネガティブなことをザクっというと、、、

信用していた現地ボランティアと相談していろんな計画を立てていたら、うまく回らなかったことを、いつのまにかぜんぶこっちのせいにされたこと。まあ手のひら返しというか陰口というか、しょせんこっちは外国人。とゆーわけだ。

それから、大きなことといえば、昨年からの何回かの現地での活動の中で、続けてお金を盗まれていて、その概要が何となくわかったこと。今回までは、もしかしたら自分の勘違い?どっかで落とした?ってむりやり思い込んでみたけど、今回は、毎日マメに残額をチェックした。そしたら、いつどこで盗まれたのかが判明した。誰が、までははっきりとは言えないが、普段から自分らの周りにいる、近しい者の誰かだ。総計50000ペソ、日本円で130000円くらい。現地の人にとっては、とてつもない大金だ。今回はさすがに「事故」ではなく「事件」として対応した。そのせいでどこかで人間関係がいびつになる可能性もあるが仕方ない。お金を盗まれたことのそのすべてが「身内」の犯行なら、いろいろ辻褄が合う。嘆かわしいことだ。

そして今回、経緯が判明したので、スタッフにそのことを話したら、「私たちのせいじゃない」「不注意だから今度からは気をつけなきゃ」、、そして、その翌日に、子どもたちとの交流イベントがあって、とあるスタッフが自分に言った。「子どもたちがお腹を空かせてるから、スナック(おやつ)を買ってあげてくれない?」だと。「は?」と思ったのだが、仕方なく買ってあげた。安いパンを人数分、250ペソ(600円くらい)だった。なんだけど、、、えっと、、、ふつう、大金を盗まれて困ってるって人に、平気で「お金出せ」って言うか?「ここは私たちが」ってならないか?べつにそのスタッフは貧乏な人じゃないので、それくらい出せることはわかってる。

なんか呆れた😅

フィリピン人は人あしらいは上手いが気は利かない。気遣いができないことはわかってるけど、ここまでくると、人格を疑ってしまう。というか、結局、こっちは金づるでしかないのか。

日本人ボランティアもいろいろ難しい。コロナで何か変わった気がする。まあ、人それぞれだと思うが、迎える側として、こっちもまたいろいろ意識を変えなきゃいけないよね。例えば今回、「今、何の時間?」とよく聞かれた。ここ数年(コロナ前)、しばらく聞かなかったその疑問。日本人の時間の使い方への感覚や、理解できない他者への接し方が、コロナで変わったのかも。その「今、何の時間?」をダラダラと(?)楽しむのがフィリピン人で、フィリピン人を理解する第一歩の異文化交流だったりする。次回からは、それを言葉でまず意識に埋め込んでもらう作業が必要になるのだろう。

なんて、愚痴だったり、反省だったりはいろいろあるけど、もちろん良いこともあった。

今回の滞在中、8月末に、フィリピンでは新学年が始まった。
支援地域の子どもたちも、たくさん、新1年生になった。

入学式の日、そこらをぷらぷらしてたら、向こうから制服の少女が走ってきた。

「Kuya John ! 今日から学校だよ!1年生になったんだよ!🥰」

と、めっちゃ笑顔で走って抱きついてきた。

制服も少しおっきめで、まだちっさい子。抱きつくといっても、自分の膝の辺りに。

うん、この子たちの未来を支えるために、輝く笑顔を守るために、自分はがんばってるんだな。

それでいいじゃん。

うん。ほんとに、それでいい。

あ。Kuyaは年上の男性に付ける敬称。この場合は「ジョンにーちゃん」みたいな。ちなみに女性の場合はAte。
Johnは自分のニックネーム。べつに海外だからってわけじゃなくて、それよりも前から日本でもそう呼ばれてる😅ジョンっぽいらしい、、今書いた子はこの白い服の子。
おねえちゃんはなぜか「カズミ」という名前。産まれた時に日本人っぽくみえたらしい。なんかわかる気もする。
弟の髪型は、なぜかモヒカンにされたのか、それとも、ちっさい子の髪の生え方ってこんなふうにもなるのか、それはわからない😅

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「ボクのコンデジからの活動報告😅」~NGOの今夏の活動を綴る前に、コロナ開けに初めて日本人ボランティアを迎えた昨年7月から、今年のゴールデンウイークまでの活動を振り返ってみた、、

というわけで、日本でいう夏休み、8月から9月にかけて、日本人ボランティアが参加してのNGOの国際協力活動を、フィリピン・セブにて行った。

帰国からだいぶ時間が経ったのだが、なんかまだ文章を書くモードに頭が働かないので、ちょい今までの活動を写真で振り返ってみようかと。

主に、自分のコンデジ(いわゆるバカチョンカメラ←懐かしい呼び方!😅え?今ではコンプラに引っかかっる?😱)で撮ったやつなんで、けっこう自分強めなんだけど、ご勘弁を😅

そんなわけで、NGOの今夏の活動を綴る前に、コロナ開けに初めて日本人ボランティアを迎えた昨年7月から、今年のゴールデンウイークまでの活動を振り返ってみた。

2022夏~2023GW in フィリピン・セブ
国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」活動報告(他)

〇スラムの生活・フィールドワーク
NGOの施設周辺スラムの子どもへの文房具の配布
〇山岳スラムにおける文房具の配布(1)
〇スラムにおけるフィーディング(給食)と支援物資の配布
〇山岳スラムにおける文房具の配布(2)/スコール
〇クリスマスバルーンイルミネーションイベント
NGOの子どもの施設でのボランティアプログラム・クラスルーム
〇地球倶楽部様からの絵本の寄付・読み聞かせ
NGOの施設周辺スラムにおけるフィーディング(給食)と支援物資の配布
ダンピングサイトにおけるフィールドワーク・支援物資の配布
〇山岳スラムにおける炊き出し・支援物資の配布
ストリートチルドレン・ホームレスへのフィーディング

2022July~2023May at Basak san nicolas, Buhisan, etc, in Cebu city, Philippines
YUMEKAKE PRPJECT - NGO HOPE halohalooasis

まあ、なんやかやと、がんばってるんじゃないかと😅

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スラムで綴る日々からのつぶやき(8/26)

NGOの施設の周りの子どもたちへのフィーディングです。
フィリピンローカルのファストフードチェーンJollibee(ジョリビー)のデリバリーにみんな大喜びです。
たかがファストフード?と思うかもしれませんが、スラムの子どもたちにとってはとてもごちそうなのです。

ちなみにフィリピンのファストフードは(マクドナルドも)ライスメニューがあり、みんなハンバーグを食べないで、ライスとチキンを食べてます(^^;)

国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」のフィリピン・セブ島のスラムにおける海外ボランティアプログラムの活動報告です。
日本よりのボランティアを迎え、現地において海外ボランティアプログラムを実施しています。
ネット環境は不安定なことと、毎日多忙なため、日々の活動のほんの切り取りになってしまうかもしれません。ごめんなさい。

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スラムで綴る日々からのつぶやき(8/31)

食パンが切れたので、二日ぶりにまともなものを食べた。近くのカレンデリア(ローカル個人食堂みたいな?)で買ってきた。お皿を使うのも(洗うのも)めんどいので、現地の子どもたちのように、袋に穴を開けて食べてる😁
今日からまた日本からボランティアがやってくるので、忙しくなるなあ、、😅

 

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スラムで綴る日々からのつぶやき(8/30)

食事もする時間もなくボランティアの世話をしてる自分を見かねて、現地ボランティアのおばちゃんがくれた食パンを部屋で食べてます😅ありがとう。現地語でSALAMAT😊

国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」のフィリピン・セブ島のスラムにおける海外ボランティアプログラムの活動報告です。
日本よりのボランティアを迎え、現地において海外ボランティアプログラムを実施しています。
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🍀国際協力NGOのブログです。表示されるスポンサー広告のページを開いて頂くだけで、NGOへの募金として、フィリピンのスラムの子どもたちへの支援になります。ご協力お願い致します🙂
🍀JOHNです。よろしくお願い致します。 海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅 もしよろしかったら、読者登録、シェアお願い致します🙂
自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

🍀NGOの活動にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】
” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ” 

hopehalohalooasis.wixsite.com

yumekake.com

スラムで綴る日々からのつぶやき(8/29)

今日は公立高校の新学年の始まり。支援地域にある小学校へ挨拶と寄付に伺いました。

国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」のフィリピン・セブ島のスラムにおける海外ボランティアプログラムの活動報告です。
日本よりのボランティアを迎え、現地において海外ボランティアプログラムを実施しています。
ネット環境は不安定なことと、毎日多忙なため、日々の活動のほんの切り取りになってしまうかもしれません。ごめんなさい。

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