スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

フィリピンセブ島における国際協力NGOの活動報告・海外ボランティアプログラム2023夏(前編) ~ところで、セブの珍味Tuslob Buwa(トゥスロブワ)を知ってますか?

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フィリピン・セブ島のスラムの真ん中にNGO現地事務所を置き、貧困層の子どもの支援を中心に、草の根の活動をしています。その活動のひとつに、日本からのボランティアを受け入れ、海外ボランティアプログラムを実施しています。年に2~3回行っているのですが、炊き出しや文房具、生活物資の配給等の、現地の支援活動を、その期間に合わせ、計画しています。
次回は12月に、クリスマスチャリティーイベントとして、食糧や文房具の配給を行うのですが、気がついてみればもうすぐです。
なのに、まだ前回(8~9月)のボランティアプログラムの振り返りをここで報告していない、というヤバイ事実に気付き😅、画像を中心にして、2023年夏のNGOの活動報告をしたいと思います。NGOが運営するスラムの子どもの施設にて、ボランティアがクラスルームを行ってくれた様子です。子どもたちは、風船遊びや絵の具で手形を押すアクティビティ等、ボランティアと一緒に、楽しく有意義な時間を過ごしました。

子どもたちも、ふだん管理している現地スタッフだけの時は、あまりアクティブなことができないので、工夫を凝らしたボランティアの遊びや授業に興味を持ち、一緒に楽しむことができ、とても喜んでいます。
提携しています地球倶楽部様から、たくさんの絵本が、NGOのスラムの子ども図書館へ届きました。いつも本当にありがとうございます。たくさんの絵本を、好きな本を手に取って、見たり読んだり、ボランティアが読み聞かせをしてくれています。

貧困のため、絵本を買う余裕なんて、この子たちにはありません。そんなスラムの子どもたちにとって、とても素敵なギフトであり、夢のあるひとときでした。カルボンマーケットというセブ最大の市場です。
観光客相手というよりは、現地の庶民の市場で、いつもフィリピン人でにぎわっています。
観光ガイドには厳重注意と書かれ、聞くところによると、タクシーの運ちゃんに「危ないから行かない方がいい」と言われるような場所です。
確かに、スリをはじめ、悪いことをする輩も沢山いて、現地フィリピン人も多く被害に遭っています。
とはいえ、皆が買い物に来る市場です。注意を怠らなければ、まあ大丈夫です。
一見危なそうな、そこらにたむろってる子どもだって、こちらが笑顔でフレンドリーに話しかければ、ポーズもとってくれます。(というか、喜んで写真に撮られます。)
庶民の市場には庶民の食べ物があり、カルボンのナイトマーケットに行った際に、屋台村で、Tuslob Buwa(トゥスロブワ)というセブ発祥の食事をしました。
何かというと、、、
ブタの脳みその煮つめたもの、
です😅
というと、何かグロいものを想像してしまいますが、薬味を加えて味付けをして、それにPuso(ココナッツの葉に包んで蒸して作ったもち米)に着けて食べると、まあ、これが何、ということを知らなければ😅、ふつうに美味しいです。
もちろん現地の人も大好きです😊ホームレスやストリートチルドレンのフィーディングを定期的に行っています。ダウンタウンにルガオ(お粥みたいな)やモンゴ豆(大豆みたいな?)のスープを大鍋で運び、集まってきたホームレスに配ります。過酷な日々を送る彼らですが、栄養のある美味しく、作り立てであたたかい、そして、愛情のこもった食事に、時には笑顔もこぼれます。ダンピングサイト(ゴミ山)です。セブ中のゴミがここに集められ、ただただ積み上げられていきます。ゴミ焼却に伴うダイオキシンによる大気汚染は世界的に問題になった際に、フィリピンでは、ゴミの焼却処理が法律で禁じられました。そして、こうなりました、、。
スカベンジャーと呼ばれる、ゴミを拾って、それを売り(もしくは活用して)生活する人々がいます。そこは彼らにとって、たとえ筆舌に尽くしがたいような過酷な環境であっても、生活の糧を得る職場であり、いつしか村ができます。
NGOではその村の支援をしています。
多くの子どもたちは、ここで、ゴミ山で生まれ育ち、小さい頃からゴミを拾うのを手伝い、また、ゴミ山を遊び場にし、時にはゴミの中に宝物を見つけ、成長し、そしてまたここで家庭を持ちます。
生活のためとはいえ、スカベンジャーには結局、生きていくためにゴミ山で暮らすという選択肢しか用意されていない、そんな悲惨な現実と悪循環が渦巻いています。
そして、ここはゴミ山ではありますが、彼らの生活の場です。
お店もあり、また、バスケットコート(廃墟になってますが)やバレーボールコートもあります。ゴミだらけのコートで楽しそうにママさんバレーをやっています。
その光景を微笑ましいと見るか可哀想と捉えるべきなのかはわかりませんが、こんな厳しい環境の中でも、人々は笑顔を忘れずに、強く生きていることは確かです。
貧困に苦しむスラムの子どもたちのために、クラウドファンディングを実施しています。
スラムの子どもたちの日々の命と未来を支え、そして、その純真な笑顔を守るために、もしよろしければ、ご支援・ご協力をお願い致します。海外ボランティアプログラム参加者募集中

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

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