🌏ゴールデンウイークの海外ボランティアプログラム参加者を募集しています。よろしくお願いします。
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「もしも世界中の人が毎日たったひとつのゴミを拾ったら、日々、80億個のゴミが無くなるのだろうか」~NGOで取り組んでいる環境問題対策について(その③) (#SDGs持続可能な開発目標 #フィリピンセブ #国際協力NGO #ダンピングサイトゴミ山スカベンジャー #草の根の支援や教育から未来へつなぐ #ゴールデンウイークの海外ボランティア参加者募集 #アースデイ #フィリピン人はきれい好きでもポイ捨てはする #その国の文化や伝統を尊重するということ)
フィリピン人はきれい好きです。シャワー(井戸での水浴び)も洗濯もよくしますし、家の中とかは頻繁に掃除をしています。
なのですが、ゴミをその辺に平気でポイ捨てします。
例えば、子どもに飴を上げると、その場で開けて、中身を口に入れて、包みを無造作に投げ捨てます。大人もそうです。
残念ながら、それがこの国の文化であり、習慣だと言わざるえません。
ひとつひとつのポイ捨てがゴミ山を作っている、とは、物理的には言えませんが、そのようなゴミに対する、また環境に対する意識の低さが、結果として、ゴミ山を形成する大きな要因になっていると思います。
また、同様に無造作に捨てられた様々な物や生活排水で、川や海辺には汚染やゴミが滞り、スラムの人々の暮らす住環境をも侵食しています。それはスラムの人々の生活の礎となる井戸水にも悪影響を及ぼし、水を汚染します。その水で人々は洗濯をし調理をします。そのような状況が、環境破壊や健康被害を導いていくことは明らかです。感染症や抵抗力の小さい乳幼児の死亡率の高さにもそれは顕著に表れています。
かといって、その国の習慣や文化に対して、外国人(自分たち)が何か言う権利はあるのか、と言うと、何とも言えませんが、
でも、やっぱりポイ捨てはやめた方がいいし、環境に対する教育も必要だと思うのです。
そして、実は、現地の人々だってわかっているのです。
ゴミまみれの環境が体に、そして地球に悪い影響を与えることや、何よりも単純に「汚くて臭いより、きれいな方がいい」ということを。
そのために何ができるのだろう、と現地の人々と一緒に考えます。
際限なく広大なゴミ山を、自分らのちっぽけな力で、すぐにどうこうしよう、なんてことはできません。
でも、少しでも、人々の意識を変えていけたら、それが例え小さくても、確かな一歩となり、いつか何かを変えるきっかけになると信じて、NGOでは、支援地域の人々や施設の子どもたちに環境教育を施しています。
上部の写真は、NGOのスラムの子どもの施設にて、日本からのボランティアと一緒に、子どもたちに環境を守ろうという紙芝居をしたり、付近のゴミ拾いをしている時のものです。
このような活動を、定期的・継続的に行い、少しづつでも意識は変わればいいな、と草の根の教育・支援活動を続けています。未来を担う子どもたちの意識が変われば、その国の未来も変わると信じながら。
日本人スタッフが中心になって、そのような環境保護への取り組みを続けていたら、新型コロナウィルスによるロックダウンで日本からスタッフやボランティアが現地へ行けない間に、現地スタッフが中心となり、自主的に、スラムの人々と一緒に、地域の清掃活動を行ってくれました。
日本でその報告を受け、本当に嬉しかったです。こんなふうに、少しずつでも環境に対する意識が変わり、広がり、根付いていったらいいな、と思います。
そして、表題に書いたように、もちろん皆がゴミを拾えばそのゴミは無くなりますが、それは「減る」という意味ではなく、ゴミを減らすためには、やはりゴミを増やさないようにしなければなりません。人々の生活の中で、ゴミや環境に対する根本的な問題への学びや取り組み、意識を育てる活動を、今後とも続けていきます。
NGOで取り組んでいる環境問題対策について(その①②)🌏ゴールデンウイークの海外ボランティアプログラム参加者を募集しています。よろしくお願いします。activo.jphopehalohalooasis.wixsite.com
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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「ゴミ山で暮らす子どもたち」~NGOで取り組んでいる環境問題対策について(その②) (#SDGs持続可能な開発目標 #フィリピンセブ #国際協力NGO #ダンピングサイトゴミ山スカベンジャー #ゴミ山でゴミを拾って売る人はある意味リサイクル業者 #日本のODAのJICA主導のゴミ再処理施設はすでに廃墟 #ゴールデンウイークの海外ボランティア参加者募集 #アースデイ)
🌏ゴールデンウイークの海外ボランティアプログラム参加者を募集しています。よろしくお願いします。ゴミ山のスラムの住人の多くは、職を求めて農村から都市に流入してきた人々ですが、結局思うように職を見つけられず、ゴミの中からお金になるものを売り、わずかな収入を得ています。
また、ここでは、4,5歳ぐらいの幼い子どもがゴミ拾いをする光景も珍しくありません。家庭の生計を助けるために、学校にも通えず、一日中ゴミを拾っています。
栄養失調や皮膚病、感染症などの病気にかかる子どもたちも多く、乳幼児の死亡率は、約30%にもなります。
ペットボトルやプラスチック、空き缶、アルミニウムなどを拾い、廃品回収業者に売ることで生計を立てています。1日働いても、収入は、100〜200ペソ(レートによりますが日本円で200~450円程度)くらいです。ゴミ山からは細菌、悪臭、粉塵や排気ガスなどが混じり環境においても劣悪な状況です。有害な化学物質は、感染症や呼吸器系の病気を引き起こし、皮膚病や寄生虫による病気も発生しています。
ゴミ山で暮らす子どもたちのための支援活動の様子です。
定期的・継続的に、主に文房具や食糧の配給をしています。
ところで、列に並んでいる子どもがサンタ帽子を被っています。
もちろんこの帽子もゴミ山で手に入れた物です。
この日は年末で、クリスマスが終わった後だったので、ゴミの中にクリスマスパーティーのゴミもあったのでしょう。
幸せな街の家族が棄てたクリスマスパーティーのゴミを拾って、ゴミ山の子どもがクリスマスを祝う。
それを「幸せのおすそ分け」と考えるのが、あまりに哀しいです。
そして、このように、ゴミ山の人々の生活は、積み上げられる大量のゴミを密接し、収入もそうですが、生活そのものが、ゴミを共に生きているのです。
小さい頃から、子どもも大人に混じってゴミを拾います。家族の生活のために、選択肢はありません。
そう、本当に哀しく、厳しい現実ですが、多くの場合、ゴミ山で生まれ育った子は、大人になってもやはり、このゴミ山で生活をし、家庭を持つことになります。この悪環境から抜け出すことは、とても困難なのです。
ゴミ山はまた、子どもたちの遊び場でもあります。
何が棄ててあるかわからないゴミの中を、子どもたちは、ビーサンや裸足で走り回ります。
ある意味、宝の山かもしれませんが、危険物やばい菌もあふれています。
病院の使用済み注射針や点滴パックが棄ててあるのを見たこともあります。(病院の方に聞いたら「そんなはずはない」と答えていましたが。病院による、ということかもしれません。)
ゴミ山から学校に通う子どももいます。
それ自体は前向きで夢のある話だと思いますし、子どもにはがんばってほしいのですが、ただ、貧困や染みついた臭い等によって、いじめに合わなければいいな、といつも心配しています。
この日は、支援物資として寄付して頂いたリュックサックを配りました。
少なくとも、明日から子どもたちは、新しいリュックサックを背負って学校に通うことが出来ます。
笑顔がいっぱいです。