スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「空港税関職員が薬物持ち込み摘発!っていうTVがよくやってるけど、逆に職員がお金を盗むってのもあるわけで、、な、ニュースより」~空港職員の不正あれこれ(経験談も)~   (#フィリピンマニラ空港 #貧困と国民性と犯罪とサービスと安心の相関関係 #ラグラグバラ銃弾落とし #ワイロで忖度 #空港の荷物エックス線検査で職員の盗難 #ミャンマー強制両替制度FEC #バックパッカーの古き良き時代 #ジャンポケ斎藤スネーク税関職員)

こないだ見たニュース。

フィリピンのマニラの空港(ニノイ・アキノ国際空港)で、タイからの旅行者が、搭乗前の荷物検査(*エックス線のやつ)を終えてみると、日本円で約2万円が失くなってたことに気付いた。
それを職員に言うと、とある女性職員が、「ここには防犯カメラがないから」(*ふつうあるだろ?😳)と言い、まず別室(遺失物取扱所)へ連れていった。
何が起きたんだ?と、その一部始終を、同僚がスマホで撮影してた。そこにはその後のこんな映像が。
現場(*自分の荷物の場所)に戻ってくると、その女性職員が、盗んだ現金を同僚のポケットに入れている様子が映っていたのだ。
現場を見てた同僚によって犯行がバレたんだけど、職員は、おまけにこの犯行を隠蔽しようと動画の削除をお願いした。で、お金はまあ返ってきたことだし、そうしてあげたのだが、やはり後で思い直して、注意喚起のためにも公表しようと、スマホからは削除したけどクラウドに残ってたこの動画をアップした。

というわけで、この空港職員による悪質な犯行が露見した。

こんなん有り得なくない?
荷物検査の時、例えば上着を脱いでトレイに入れるでしょ?その上着のポケットに現金入れといたら抜かれたりとか、ズボンのポケットの財布を出してトレイに乗せてエックス線を通したら職員に現金が抜かれちゃうとか、パスポートやファイルにお金やカードとか挟んどいたら盗まれるとか、、そんな可能性を危惧しなきゃダメってこと?😨

「あれ?お金足りなくね?」「どっかで落とした?記憶違い?」なんて思うことがあったら、こうなるとこれからは「あれ?検査官に盗まれた?」って考えざるを得ない。だってこの職員、たぶん初めてじゃないよね?😓

と、これはつい先日の話だったんけど、

他にもいろいろこうゆーのってあって、例えば、同様にフィリピンでは数年前、話題になった事件がある。同じくマニラ空港で起きた恐喝詐欺事件だ。
「ラグラグバラ(「銃弾落とし」の意味)」と呼ばれ、その手口は、何も知らない旅行者の荷物の中に空港職員がこっそり銃弾を仕込むというもの。
その仕込まれた銃弾は、搭乗前のセキュリティチェックの際に荷物のX線検査が行われるときに「発見」される。そして職員は、旅行者の荷物の中に違法物があると指摘し、問題を「決着」させる代わりに数百ペソから数千ペソの支払いを旅行者に強要する。

これは、ある車椅子のフィリピン女性が、自分の荷物の中から身に覚えのない銃弾2発が見つかり、空港スタッフに500ペソ(約1200円。これもまたフィリピンらしいというか😅)の支払いを強要されたという話をFacebookに載せたことから、詐欺の噂が一気に広まった。(もちろんこの女性が嘘を付いているという可能性もないではないが、、)

あとはなんか職員にワイロを渡して、空港のイミグレーションの忖度してもらうなんていうのもちょい問題になってたような気がする。

預けた荷物の取り扱いが乱暴だとか、そこから盗むとかもよく言われるよね😨

とりあえず写真や銃弾のやつはフィリピンの話だけど、これはべつに世界でフィリピンが特別にヤバいという意味ではなく(たぶんだけど😅ルフィの件とかもあるし自信はない、、)、自分がたまたまフィリピンに関係が深くて、フィリピンの情報が入ってくるというだけで、とりあえず世界の空港(自分的にはぶっちゃけ日本以外😨)では、もっと意識して気をつけなきゃなって改めて思った。

荷物検査のトレイに乗せるときに、貴重品はせめてカバンの中に入れて、目につかないようにしとくとか。荷物の中身をチェックされた際に職員が中を見る時に怪しい素振りをしないか、よそ見しないでジッと監視するとか。

でさ。こうゆーのって一見、国民性?って気もするけど、だから日本人は真面目だから安心、なんて油断してるけど、でもやっぱり貧困故の国民性だとも思う。だから、日本だって、物価高、コスト削減、でこれからサービスの質が落ちてくと思うから、日本は大丈夫なんて言ってられなくなるのかな。貧困と安全性やサービスとの相関関係ってやっぱあるよね。


ところで。

空港での不正といえば、これはミャンマーでのこと。


あ。ここからはだいぶ話の雰囲気は変わって、あまり真面目じゃない、というか事件とかじゃない話😅

ただの自分のちょっとした経験談

自分がアジアをフラフラしてた頃。だいぶ昔のミャンマー

今の軍事政権の、その前の軍事政権(スーチンさんの民主政権の前ってこと)の時で、腐敗した長期軍事政権下で、おそらくいろいろ不正もはびこってたんだろうと思う。

その頃、ミャンマーに飛行機で来て入国しようとすると、強制両替制度というわけのわからん制度があった。

あ。ちなみに今はもうなくなったので安心を😅

それは、ミャンマーに入国するに当たって、どんな人でも300ドル分を強制的に両替させられてしまうというもの。しかも、FECとゆう意味不明の貨幣に。FECというのは、ミャンマー国内でしか通用しないUSドルと等価の貨幣で、一応、1FEC=1USドルということでUSドルと変わらない価値で使えるのだが、当然ながら他の国に行ったらこんな物、紙切れ同然。おまけに再両替もできない。ミャンマー国内に外貨を落とす為らしいのだが、こんな迷惑な制度はない。たった1日しか滞在しない人とかたまったもんじゃない。

で、自分も、滞在日数的に、300ドルは使わんな、と思ったので、いろいろ情報を仕入れて、強制両替回避にチャレンジしてみた。

それはどんな方法かというと、シンプルに空港職員にワイロを渡すというヤツ😅

入国の際の手続きの流れに、その両替所があり、そこへ行くとおいちゃん(職員)が当たり前のように「300ドル」を要求してきた。

そんなおいちゃんに「ディスカウントプリーズ」と言ってみた。

「ん?」という顔はされたのだが、日本人特有の薄気味悪い(?😅)愛想笑いでもう一度。「ディスカウント、プリーズ」

そしたらまあ結局おいちゃんも慣れたもので、「いくら?」と聞いてきた。「100ドル」と答えると、「じゃあ10ドルくれ」と。

というわけで、10ドルのワイロで、強制両替が300ドルから100ドルになった。

まあこれも不正と言えば不正なんだけど、こんな一見ヤバいことがバックパッカーの通常手段でもあった、そんなゆるい時代があった。SNSもない時代だったから、安宿の口コミとかで情報交換をして、いろいろ工夫しながら、貧乏旅行をしてた。

いい時代だった。

あの頃が懐かしい、、、

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