スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【空きっ腹にワクチン】 ~二回目打ってきたよ!   (#ファイザーワクチン副反応 #ワクチン副反応で腹痛? #副反応で会場で倒れた人 #副反応と偏頭痛と風邪っぴき #新型コロナウィルス #何気ない日常のつぶやき #埼玉県久喜市)

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二回目のワクチン打ってきた。ファイザー

何度も書いてるけど、しょうじき今のワクチンを信用してるわけじゃない。

でも、NGOで海外に行く機会が多いため、ワクチンパスポートが必要なので、打つだけ。無料だし。

で、もしもすぐに三回目って言われたら、現状のワクチンなら拒否するかも。短期間に異物(それもけっこう危険な)を何度も入れたくない。

一年に一回とかならまだいいかも?

で。

指定された会場は一回目と同じ。

家からだいぶ遠いんだけど、駐車場がほとんどなくて、一回目の時に車を留めるのに苦労した(スペースがあくまで、周辺をぐるぐる回ってた😅そのスペースだって、べつに駐車場ってわけではない😳)。うちの市はこういうことに気の利いた配慮ができないから嫌い。

でもって、今日は雨で、車で来る人も増えそうなので、歩いていくことにした。

雨の中、1時間、、、

会場が狭いので、受付が少し混むと、もう外で待機。雨の中、、、

受付をして、接種を待ってると、

接種後に副反応(?)で倒れた人がいた。

狭いので、接種を待つ人も、接種後観察(20分)の人も同じフロアーなので、そういうの見ちゃうと、接種前の人は不安倍増だよね😨

その方は、その後、待機スペースの隅のソファーで横になってたんだけど、ちゃんと応答とかもできてたんで、大丈夫そうだった。よかった。

ただ、スタッフの人数が足りてないのか、副反応に備えてる役目の人がいるかと思ったら、注射してる医師(?)が、席を立って対応してた(そのあいだは接種が中断)。

ふむ🙄

そんなこんなで、まあ、二回目を打って、、、

待機スペースの椅子で待ってたら、、、

なんかお腹に違和感😱

まさか副反応?

ヤバイ?

でも副反応で腹痛って?😳

。。。

たぶん、お腹がすき過ぎたから?(あるよね、そうゆーの?😅)

接種が2時とかだったんだけど、もともと朝食は食べないし、ワクチン打ちいく時間の分、仕事を進めるために、朝からコーヒーしか飲んでない。で、1時間歩いてきたし。

いわゆる「空きっ腹にワクチン」😅

それとも昨夜、変なものでも食べたっけ?

んで、とりあえず、帰る前にトイレに行って。

そしたらペーパーが切れちゃったんで、自分はよかったんだけど、困る人もいるんじゃないかと、スタッフに言おうと思ったら、トイレの外の洗面所の下にストックがあったんで、それを補充しといた。

てゆーか、ワクチン接種会場スタッフにそういう接客マニュアルは施行させてないのかな?定期的なトイレチェックとか。

たぶん、こういう場(診療所)だし、トイレに紙はあるもんだとみんな思ってるよね?注意喚起のためにやっぱ言った方がよかったかな😅

ちなみに余談なんだけど、NGOの現地事務所のあるフィリピンでは、公共のトイレには紙は置いてない。ショッピングモールにも市役所にも病院にも。

どうしてかとゆーと、みんな持ってかれちゃうから😨🤣

。。。

というわけで、接種後の待機を経て、

会場を出たら、、、

外は運悪くゲリラ豪雨中😱

そんな中、また1時間歩って、

傘も関係なくびちょぬれ。

。。。

さてさて、そんな感じでワクチン接種も終わり、家に帰ってきた。

もう今はお腹の違和感も少し収まったし(お昼食べたし)、

一回目でも腕が痛かったり、気持ち悪かったり、頭痛がしたり、熱っぽかったりしたんで、まあやっぱこれからそうなるんだろう。

でも、たぶん、大丈夫かな。(と、信じよう。)

体温計を買いに行く必要があるほど(ちなみに自分の持ってる体温計は、いつ何度計っても35.7度になる😅)体調は悪くならない、ような気がする。

熱には強いんで、発熱だけだったらいいかな。

すでにけっこうな頭痛だけど、もともと偏頭痛持ちなんで、どっちだかよくわからんな。


というか、もしこの後、なんか体調が悪くなっても、ワクチンのせいだか、風邪ひいたんだかわからんし!😳

。。。

でさ。

ふと思ったんだけど、

副反応って、ワクチンそのものからじゃなくても、不安や緊張から、体調崩して、それがきっかけになって、、、てゆーのもあるんじゃないのかなー?

まあ、それもワクチン関連には違いないけど。

自分的には、注射に慣れてないし、副反応も不安だし、けっこう緊張したよ。

なんていうんだろ、、

例えると、、、

ヤバいジェットコースターの出発前くらい?

バンジーよりはマシ?

な、くらい。


わかり辛いって?😅


あれ?

お腹もそれ(緊張)で痛くなったのかな?😳

 

🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀

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【インドの感染縮小は集団免疫獲得なのか?】 ~世界のコロナ対策や現状についてのレポート~   (#フィリピンではマスクしていないと逮捕 #スウェーデン集団免疫獲得挫折 #台湾は国として認められていない #イギリスフランスイスラエルデンマークシンガポールオーストラリアニュージーランドブラジルインドネシアフィリピン台湾日本の新型コロナウィルス対策と現状)

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「なんかもう、今、サイアクの気分よ」

NGOで支援しているフィリピンの知り合いがチャットで話した。

「昨日、警察に捕まったわ」

「うん、マスクをしてなかったから」

「ラバンゴン(地名)のジムで朝まで留置よ」

「ご飯も出ないのよ」

「他にもたくさん捕まった人いたけど」

「もう不安で一晩ずっと泣いて過ごしたわ」

「ほんとサイアク」

世界最長のロックダウンのロックダウンが続くフィリピン。夜間外出禁止や年齢制限や行動制限。マスクやフェイスシールドの着用義務。学校での授業も去年の3月よりずっと停止。ワクチン接種率は10%程度。デルタ株の感染拡大は止まらず、むしろこれからピークに向かうかも。規制強化と緩和を行き当たりばったりに繰り返す政府と、緩んだ意識はもう元には戻らない国民。要するにそこは日本と同じ。

な、フィリピンの現状。

日本ではあいかわらず、無策の政府と非協力的で低意識な国民の新型コロナウィルス対策で、なかなか状況が改善しないけど、世界ではいったいどんな感じなんだろう。

イギリスではすでにワクチン接種率80%ほどになっている。出口戦略のための実証実験が数回行われ、このあいだも、音楽とサーフィンのイベントで参加者の約1割に当たる4700人ほどが、コロナに感染したという。しかし問題としてるのは感染者数ではなく重症者数(病床使用率)であり、その結果、人々は既にほとんど通常通りの生活をしている。イベント参加や劇場、店内飲食等にワクチンパスポートや陰性証明が必要だが、待ちゆく人のほとんどはもうマスクもしていない。フランスとかもそんな感じだ。市民の不満(デモとかも起きてる)の対象は、政府の感染対策ではなく、ワクチンパスポートによる権利の侵害に向けてだ。ちなみにもう旅行にも行ける(日本からの入国の場合は、現在はまだ10日間の自主隔離が必要)。

イスラエルでは3回目のワクチン接種が進んでいる。入国制限やロックダウン等の迅速な対応でコロナ対策の優等生と言われるイスラエルだが、デルタ株による感染再拡大により、例によって世界に先駆けての積極的な感染対策を行っている。このように先進国では、3回目のワクチン接種が行われようとしているが、一方、途上国ではワクチン不足により接種が遅れており、その不公平感が大きな問題となっている。ちなみに自分的には3回目が勘弁してほしい。さすがに過度の異物混入は体の負担が怖い。

シンガポール政府は6月下旬に、「感染者の集計をせずに重症患者の治療に集中する」と宣言し、新型コロナウィルスを特別扱いせずに、季節性インフルエンザ同様に管理する戦略に切り替えた。

デンマークでは、9月10日よりすべての規制を廃止と発表。マスクもいらなければ、ワクチンパスポートもなし。ある意味「もう何をしても仕方ない。すべては神の御心のままに。」という心境か。

オーストラリアでは、シドニー等の都市で、9月末までロックダウンが施行。夜間外出禁止や他地域との行き来は禁止という移動制限。政府主導のもと、制限を厳しくすることによる感染拡大を防ごうとしている。ワクチン接種が欧米ほど進んでいない状態の国の場合は、やはり未だにこの方向性か。もちろん(?)度重なる規制に国民の不満もデモ等も発生している。

その隣国ニュージーランドは、同様にロックダウン中。だが、ニュージーランドは政府のリーダーシップによる痛みを伴う規制により、今まで結果を出してきているので、国民の理解も深い。とはいえ、デルタ株の感染抑止はなかなか困難な状態で、保健省は、現状としては、「ロックダウンの間にワクチン接種を進め、その後は規制緩和に動くだろう」という長期的見通しを述べている。

大統領のコロナ軽視により、酷い感染状況だったブラジルは、あいかわらずといえばあいかわらずだが、一時期よりも感染状況は落ち着き、経済活動への規制緩和が行われている。

感染が落ち着いたといえばインド。しょうじき、なんだかわからないうちに感染状況が著しく改善し、今では、街はすっかり通常モード。経済活動は再開し国内旅行もOK。首都ニューデリーのモールには人がいっぱい。レストランやバーも映画館もオープン。お酒もOK。ところが、欧米と違うのは、ワクチン接種率はほんの1割程度。じゃあいったい何が起きたのか?コロナによる死者40万人(実際にはその10倍とも言われる)以上という世界最悪レベルのパンデミックの中、ロックダウンや違反への罰則等の規制も厳しく行ってきたが、カオスの中たいした効果も見られず、、、だったのに、いつのまにか状況改善。。。これって、もしかして「集団免疫」じゃね?、、、という説も有力だ。当たり前の話といえ当たり前なんだけど、ワクチンよりも感染によってできる抗体の方が強力なんだから。ただ、その抗体だって、だんだん減っていく。だから今後、怖いっていえばやっぱ怖い。

集団免疫といえばスウェーデンが話題になった。当初は、集団免疫の獲得のために、ロックダウンや厳しい行動制限等の規制は行わず、他国とは一線を画したコロナ対策を行ったスウェーデンだが、あまりに悪化した感染拡大により医療崩壊を起こし、途中からシフトチェンジして、規制強化を行った。現状は、今のところウイルスを根絶することは不可能だと指摘したうえで、重症化する人や亡くなる人を減らすため、今後長期的にワクチン接種を進めていくことになるという見通しを示している。「集団免疫」獲得のために規制を行わなず、多くの犠牲者を出したスウェーデンが、その道半ばで挫折し、派手にロックダウン等を行ってきたがどうにもならなかったインドが結果、集団免疫を獲得したとしたら、(だとしたら)なんとも皮肉な話だ。

現状、アジアで最悪なのはインドネシアだ。デルタ株の感染拡大が急増した先月だけで35000人が死亡。医療崩壊も起きている。在留邦人の死者も二桁。そのような惨状のインドネシアから、先日、帰国した駐在員がSNSでつぶやいた。「インドネシアから見ると日本の現状は信じられない。街には人があふれてるし、人々の感染対策意識は低い。しかし、感染はまったく収まっていない。数週間後が怖い。もしかしたら、今の日本は、数週間前のインドネシアと同じじゃないのだろうか、と不安になる。」インドネシア政府は、感染して自宅で療養している間に症状が悪化し、病院で治療を受けるのが遅れて亡くなるケースが多いとして、医師や看護師が常駐する臨時の隔離施設の設置(これ、日本で今、よく言われてるよね?)を急ぐとともに、軍や警察も動員して、感染者には隔離施設に移動するよう呼びかけている。

そして日本。成人ワクチン接種率40%。まだまだ出口戦略に踏み切れる数字ではない。医療のひっ迫の恐れが警告されている。繁華街の夜のお店はなんだかけっこうふつーにやってる。路上飲みも。感染拡大をオリパラのせいにして(実際は違うのに)、そのくせ甲子園もJリーグも有観客。世界的スポーツの祭典の意義には文句タラタラなのに、芸術文化を衰退させないとかで音楽フェスはシレっと開催するお気楽な国民。「自粛疲れ?」え?たいした規制もされてないのに、どの口がそう言うんだろう?大学の授業がぜんぶオンラインで大学生活を楽しめてない(じゃなくて意義がない、かな)からって、裁判で損害賠償を親と一緒に請求するアホもいる。いまさらロックダウンはどうかと思うけど、路上飲みしてるやつらや、オリンピックの開会式に国立競技場の周りにコスプレして飲み会してるよーなのを、ちゃんと取り締まる法律やら条令はあってもいいと思う。

で。日本はこれからどーするの?

その行く末を決めるのは、やっぱり、自分自身なんじゃない?

最後に台湾の話。

コロナ対策の優等生と言われ続けた台湾も、ワクチン接種の遅れもあり(中国の妨害があったという)、世界各国同様、一時期、新規感染者が増えた。そして迅速に、また修正を加えながら規制を強化した。日本よりも遥かに厳しく、まためんどくさかったりもするが、今までの実績により政府への信頼の厚い国民、また、メディアも前向きに協力し、政府主導のコロナ対策はしっかりと機能し、二ヶ月ほど経った今では、新規感染者がゼロの日もある。各国から支援を受けてワクチン接種も急速に進んでいる。

そして最後に、台湾が昨年段階から、いや今までずっと様々な方面で、国際社会に善意を示してきた事実がある。それ故に、今年5月の感染急増時に、各国から温かい支援を受けられたということが言えるだろう。台湾は昨年、諸外国(日本も)に5100万枚超のマスクを寄付している。それで助かった諸国が、今回は率先して台湾にワクチンを回してくれた。日本は台湾に、約330万回分のアストラゼネカ製ワクチンを贈った。アメリカもこの2カ月でモデルナ製ワクチン250万回分を無償供与した。リトアニアスロバキアチェコなども同様な支援を表明している。

そんな台湾を「国家」として認めていない日本。というか、認めているのは世界でたったの15ヵ国だけ。ようするに、ほとんど国際的には「中国の一部(いわゆるチャイニーズタイペイ)」ってこと。

それってどうかと思うけどなー、、、

あ。それはまた違う話か😅

(※主なデータはブログ記述日8/29現在のもの)


🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀


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「あなたは予防接種を受けない。その選択を尊重します。でも、私や私の子どものそばには来ないで下さい。」 ~母親のその感情をあなたは否定できますか?勉強不足だと非難しますか?、、   (#新型コロナウィルスワクチン接種の是非 #たとえ医学的根拠があっても現実的には机上の空論と同様に過ぎない #コロナやワクチンに裏はあってもジョークではないよ)

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ここにふたつのメッセージがある。

ひとつめは、フィリピンの友人(NGOの施設の子どもの母親)が、新型コロナウィルスについて、facebookにシェアしたメッセージです。彼女には小学生の娘がいます。貧困家庭で育ち、ちょい(?)悪い道にも手を染め、なかなかのタトゥーもある女性です。

ふたつめは、先日、親友がコロナで亡くなった女性(自分が関係する日本語学校の卒業生)の投稿です。亡くなったのは彼女の専門学校時代のクラスメイトでした。まだ、22歳です。深い、どうしようもない悲しみとともに、メッセージを投稿しました。ほんの短いメッセージの中には、亡くなった親友への思いと、哀しみと、ウィルスやこの社会への怒りと、「もうこんな思いをしたくない。みんなにもしてほしくない。」という思いが込められているように思います。

新型コロナウィルスやワクチンについて、様々な否定的な見方があります。医学的、統計的、また陰謀論的な見地から、人々はネガティブな自分勝手な知ったかぶりな見解を語ります。残念ながら自分もそのひとりです。

これらのメッセージには、難しいことはよくわからないけど、ただ、自分の身の回りの安全や幸せのために、自分自身ができることをしよう、自分なりに考えよう、という、机上の空論ではない実際の生活、ほんのささやかな小さな日常の中での思いが込められています。

それは、何の根拠もない庶民の浅はかな感情かもしれませんが、そんな日常を生きている自分らにとって、あるひとつの、大切な真実であるような気がします。

🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀

You are not vaccinated, I respect your choice.
But, please provided you don't invade my space and adversely impact me or persons important to me.

I am vaccinated, respect my choice.

I'm vaccinated, not to please the government but...

To not die from COVID-19
To NOT clutter a hospital bed if I get sick
To hug my loved ones
To NOT have to do PCR or antigenic tests to go to a dance, go to a restaurant, go on vacation and many more things to come
To live my life
To have my kids go back to school and play sports
For COVID-19 to be an old memory
To protect children before this virus hits them

On the other hand, no, I don't know what's in it - neither in this vaccine, the ones I had as a child, nor in the Big Mac, or in hotdogs, or in other treatments, whether it's for cancer, AIDS, the one for polyarthritis, vaccines for infants or children. I also don't know what's in Ibuprofen, Tylenol, or other meds, it just cures my headaches, my pains. I don't know what's in the ink for this tattoos.

In short, there's a lot of things I don't know.
I just know one thing: life is short, very short, so I still want to do something other than just going to work every day or staying cloistered at home. I still want to travel and hug people without fear, find a little feeling of life "before".

As a child and as an adult I've been vaccinated for mumps, measles, rubella, polio, chicken pox, yellow fever and a few others; my parents and I trusted the science and never had to suffer through or transmit any of said diseases.

Just saying...

あなたは予防接種を受けない。私はあなたの選択を尊重します。でも、あなたは私の場所に侵入せず、また、私や私にとって重要な人に悪影響を与えないで下さい。

私は予防接種を受けています。私の選択を尊重して下さい。

私は予防接種を受けています。でもそれは政府を喜ばせるためではありません。それは、、

COVID-19で死なないために。
病気になったら病院のベッドをごちゃごちゃにしないために。
愛する人を抱きしめるために。
ダンスやレストラン、バケーションに行く時、また、他にも色々なことをする時に、いちいちPCRや抗原検査をする必要がないように。
自分の人生を生きるために
子どもが学校に戻ったりスポーツをしたりできるように。
COVID-19が過去の記憶になるように
このウイルスが襲う前に子どもたちを守るために。

逆に、そう、このワクチンには何が入ってるかわからない。そして、ビッグマックにも、 ホットドッグにも、他の治療にも、ガンにも、エイズ多動症、乳児や子ども向けのワクチンに何が入っているのか、私にはよくわからない。また、同様に、イブプロフェンタイレノール、その他の薬に何が入っているか、私にはわからない、、それはただ私の頭痛や痛みを治すだけです。そして、このタトゥー用のインクに何が入ってるのかも私は知らない。

要するに、私には知らないことがたくさんある。ただ一つ知っていること、それは、人生は短い、とても短い、ということ。だから、毎日仕事に行くか家に閉じ込められている以外のことをしたいし、恐怖心なくハグしたり、旅行したりしたい。人生の中でほんの小さな感動を見つけたい。そう′′以前′′のように、、

子どもの頃、また、大人になってから、おたふく風邪、麻疹、風疹、ポリオ、水ぼうそう、黄熱病など、数々の予防接種を受けてきました。親と私はただ科学を信頼した、、病と呼ばれるものに感染したり、苦しんだりしないように。

今、言いたいことはそれだけ、、、

🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀

A close friend of mine died because of the fucking virus...
Kattie, Rest in peace.
Our thoughts and prayers are with you during this difficult time.
And to everyone who serves that virus is a " JOKE " please enlighten your mind.
It's not a big joke.
Protect your health always...

私の親しい友人がクソウイルス(facebook翻訳より)のせいで死にました。
ティー(仮名)、 安らかに眠って下さい。
私たちの思いと祈りは、この困難な時に、あなたと共にあります。
そして、このウイルスをジョークだという論に服するすべての人、どうかあなたの心に教えてあげて下さい。
それは決してばかばかしいジョークではありません。
どうかみなさん、いつもあなた自身、ご自愛下さい、、、

 


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【危険な感染症はもちろんコロナだけじゃないということ】 ~友人の妹がデング熱で亡くなった。途上国では致死率の高い感染症が身近にたくさんあるという現実、、   (#フィリピンセブ #新型コロナウィルス #ギニーピッグ #ワクチンと人体実験)

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フィリピンの友人の妹が亡くなった。

その友人もまだ20代なので、妹もまだ若い。

そして赤ちゃんがいる。

原因はデング熱

日本でもちょい前に話題になったので、聞いたこともある人もいるだろう。

蚊を媒介とする感染症だ。

感染症といえば、今はコロナだが、まだコロナがこんなにずっと酷い状態が続くと思われてなかった頃、「コロナなんてインフルエンザみたいなものだし、もっと怖い感染症は身近にいくらでもある」なんて、コロナ否定派の人たちは言ってたものだった。

いや、実際そうかもしれないんだけど、でも、今現在、これだけコロナの死者数が増えてる状態をみると、少なくとも「コロナなんて」とは言えないだろう。

ちなみに一昨年(2019年)、フィリピンではデング熱が大流行して、日本でもけっこうニュースになったんだけど、もちろん(?)もうみんな覚えてないだろう。

自分らのNGO主催の、フィリピンへのスタディツアーの際も、デング熱についての心配の問い合わせがけっこうあった。

(ちなみに昨年2020年は大幅に感染者が減った。ロックダウンによるステイホームによるものだろうか。まあ、フィリピンの場合、家の中でも蚊に刺されるんだけど、外よりはマシだということかな?😅)

日本では感染者が発見されると、それだけでニュースになっちゃうようなデング熱だけど、フィリピンではもっと一般的で、「そーいえば隣の家の子がこないだデング熱にかかって大変だったみたいよ」な世間話になるくらいのことだ。

でも、かかるととても大変。

たいていは数日間の高熱(シャレにならないくらいの)が続き、なんとか快復するのだが、もちろん死に至る場合も多くある。自分の感覚では重症化(そうとう辛い状態になる)率はコロナより高いと思う。

そうそう、今、世間ではワクチンが話題になっているが、数年前にデング熱のワクチンがフランスで開発された。ということだった。のだが、、、

2016年4月、世界的にデング熱の感染例の多いフィリピンにおいて、子どもへの予防接種という形で、デング熱ワクチン接種プログラムは開始された。ところが、ワクチンを打った子どもがデング熱に感染すると(コロナワクチン同様、接種しても感染がすべて防げるわけではなかった)、重症化し、なかには死に至るケースが相次いだ。結果、数十名の子どもがワクチン接種後、死亡した。

そして翌2017年末、このワクチン接種プログラムは停止された。

それは当時、まるで人体実験だったのでは、と受け取られた。

考えてみれば、今回のコロナワクチンも見切り発車の人体実験のようなものだ。

まあ、でも、今回は、途上国の弱みにつけこんだギニーピッグ(実験台)じゃなくて、先進国が中心になって進めてるプロジェクトだから、陰謀論とか裏事情とかもあるかもだけど、まあとりあえず信用しとこう。(仕方ないし)

ただ、、今、3回目のワクチン接種が話題になっているが、さすがにそれは人体への負担が大きいのではないのだろうか?ザクっというと、劇薬まがいの異物を体内に打ち込むんだから。

海外渡航へのワクチンパスポートが欲しいから、2回は打つけど、3回はできたら打ちたくないな、という自分の本音。

で、デング熱

コロナ被害と数値を比較してあーだこーだ言うのは置いといて、とりあえず自分的のは、、、

コロナもめんどいけど、デング熱もめっちゃ怖い。

そう、途上国にとっては、致死率の高い身近な、そして危険な感染症はコロナだけではない。

そんな当たり前の事実を、あらためて思い知った。

昨日、友人の妹が亡くなった。

デング熱で。

まだ幼い命を残したまま、突然、天国へ旅立った。

哀しみと寂しさで眠ることができず、ずっと泣き続ける異国の友と、深夜にチャットした。

「ごめんね。キミの哀しみに今何をしてあげたらいいのかわからないけど、いつもそばにいるよ。いつもここにいるから。辛かったら、いつでも頼ってね、、」

そして、

心からご冥福をお祈り致します。
安らかにお眠り下さい。

May her god bless you...


🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀

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今後ともよろしくお願い致します。

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【アフガニスタン動乱。アメリカ軍撤退とタリバンの政権掌握。そして欧米の報道だけを信じるな】 ~物事には裏と表があり、何が正しくて何が間違ってるかなんて、誰にも言えない、、   (#アフガニスタン紛争の歴史 #ソ連のアフガン侵攻 #ビンラディンとアルカイダとタリバン #アメリカ同時多発テロ世界貿易センター爆破 #アメリカと有志連合のアフガン空爆 #自分本位で無責任なアメリカ #タリバンの意味)

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これもまた、ただのひとつの見方に過ぎない。

アフガニスタンのとある貧乏な農村に住み、食べることがせいいっぱいな人たちは言う。

「結局、タリバンの頃がいちばん良かった。少なくとも平和だった。」

1979年ソ連(当時)のアフガニスタンへの軍事介入、そして撤退後、政権を握ったタリバン

当時、ソ連軍が去った後、アフガニスタン無政府状態となり、様々な軍閥が各地にワっと押し寄せ、民衆に対し乱暴狼藉、婦女暴行、略奪行為等を散々行った。その惨状と混乱を収めたのがタリバンだった。

そしてほんの束の間の、そして危うい、それでも平和が訪れた。

その後、反米主義によりサウジアラビアを追われ、アフガニスタンを経て、スーダンに渡ったアルカイダビンラディンが、2011.9.11例のアメリカの同時多発テロ世界貿易センター爆破等)を行った。そして、アメリカやサウジからの圧力を受け、ビンラディンスーダンからも追放され、アフガニスタンに戻る。

政権を握っていたタリバンは、ビンラディンをかくまう。そしてアメリカからの引き渡し命令も拒否する。

そもそもアフガンの人たちはアメリカ帝国主義が大嫌い。

また、旧知のビンラディンが客人として助けを求めてきたら、なんとか力になろうとする。それがアフガニスタン人だ。ましてやアメリカに引き渡すなんて考えられない。

そして、アメリカと有志連合によるアフガン空爆が始まる。ほどなくしてタリバン政権は崩壊した。

その間の約20年、タリバン政権の下、わけのわからん(イスラム原理主義者以外には?)圧政も行われたが、少なくとも秩序は保たれ、いわゆる平和だった。

農村の人々は、中央の政治のことはよくわからない。

ただ、平和でちゃんと食べていければそれでいい。

地方の人々(庶民や貧困層、農村)は、ソ連撤退後のアフガニスタンを制圧し、その後、そんな束の間の平和な時を提供してくれたタリバンに悪い印象は持っていない。

少なくともソ連のアフガン侵攻やアメリカの空爆下よりぜんぜんマシ。

というか、欧米(もちろん日本も)にとってはテロ組織かもしれないが、タリバンは一時はいわゆる政権与党のようなものであり、軍事政権かもしれないが、アフガンの政治を担っていた。

イスラム原理主義にもとずいた数々の愚行はあった。(外から見ると、だが)

そしてもちろんテロは良くない。それに協力することも。
いかなる理由や宗教的な意味(ジハード)があるにせよ、結局はただの無差別殺人だ。それは間違った行為だ。

また、今回の政権奪取方法についても、これだけの混乱を招いてる。何か他の方法だってあったんじゃないか、と思う。

アメリカ撤退後、とりあえず残った民主政治の下で選挙をして、合法的に勝利するという方法ではいけなかったのだろうか?

ただ、

今回のタリバンのアフガン制圧に際し、アメリカの傀儡(かいらい)政権でしかなかった前政権の大統領は、あっというまに、ヘリに財産を積んでアフガンから逃げ出した。国民のことをあっさりと見捨てて保身に走った。

タリバン後のアフガン政権を支えた(勝手に意のままにしようとした)アメリカ。その大統領バイデンは言った。「アフガニスタン軍自体が戦う気がない戦闘において、アメリカ兵が戦死することがあってはならない」と、この混乱の中、駐留軍の撤退を肯定した。

そんな、状況の変化があるとあっさりと国民を見捨てて、自己保身に走るだけの政権に国民が愛着を抱いていたわけがない。

べつにアフガン国民は、アメリカの属国になりたかったわけじゃないのだ。

一般市民的には、アメリカが勝手に空爆してきて(テロへの報復という理由はあったにしろ)、勝手に政権を操って、勝手に自分に都合のいい民主化なんていう言葉を使ったて、アフガンをアマリカ都合で意のままにしようとして、内戦が起きて、平和を破壊してきただけだ。

アルカイダのテロ行為は間違ってる。それは確かだ。でも、間違ってるのは行為であり、そこに至るまでの要因を作ったのは、アメリカを始めとする欧米諸国の自分勝手な大国のエゴによるイスラム弾圧行為だ。

発端は9.11アメリ同時多発テロではない。あれはひとつの結果であり、それまで続いてきた弾圧の歴史と対立にこそ大きな意味がある。

アメリカ軍のアフガン駐留や空爆も同じだ。そのきっかけは9.11あり、その報復、という名目はあったにしろ、だからといって、自己都合の大量殺りく行為を肯定なんかできない。

それぞれの立場や歴史や背景や解釈がある。何が正しくて何か間違ってるかなんて、誰のもほんとはわからない。

そして、、

テロだの報復だの、そんなん庶民には関係ない。多国籍軍による空爆?。それこそテロじゃん。テロへの報復テロだ。それがアメリカのやり方だ。

てゆーかそもそもアフガン国民はアメリカの政権関与を歓迎してない。

みんな、ただ平和が欲しかった。家族が安心して一緒にいられて、食べていける環境が欲しかっただけだ。

なのに、テロへの報復でタリバン潰しのために、アメリカがやってきて、混乱が収まるどころか、各地での衝突やテロ、紛争、空爆は激化し、、、20年ものあいだ、内戦状態が続いている。同様にアメリカの自己都合の介入で泥沼の内戦状態に陥ったベトナム以上の長期間に渡る紛争だ。

迷惑なのは一般市民だ。

で、結局、ベトナム同様、どうにもならず、アメリカ軍は撤退。アフガン人的にも米兵的にもわけのわからない無駄な20年だ。

アメリカ(や欧米)に関わり協力した人々には、それは経済的な意味でも恩恵は受けてきただろう。しかし、地方の農村には関係ない。相変わらずの、いや、傀儡政権とタリバンの衝突により、混乱の続くアフガンがそこにあっただけだ。

というか、タリバンは、今回の騒動が起きる前(アメリカ傀儡政権下)だって、もともとアフガンの40%を掌握していた。
近年は、住民へのコロナ対策や啓蒙も、それこそ政府よりしっかりと行っており、庶民は政府よりタリバンを信頼していた。

また、ぜんぶ肯定はできないが、タリバンは、農民に大麻を栽培させ、麻薬の密輸を資金源にしている。それは海外からみればただの組織犯罪だが、大麻を栽培しなければ生活できない農民からすれば、貧困を放置する政府より「仕事をくれる」タリバンの方が頼りになる。

それに今の世の中、欧米での大麻合法化が進み、大麻栽培が犯罪ではなく、輸出産業になるかもしれないし。

今回、タリバンが、こんなにも早く、スムーズに、あっさりとアフガン全土を掌握し、政権を握った背景には、そんな国民の意識もあったのかもしれない。

アフガニスタンアフガニスタン人によってやっていくという、誇り高きアフガン人の民族の意志(潜在意識?)であったのかもしれない。

所説はあるが、歴史上、列強からアジアで本土が侵略されてないのは、日本とタイとアフガニスタンだけだ。

そういえばタイも外国人に対するプライドが高い(例えば、なんだか他の東南アジア諸国とは違い、日本人のことはどこか下に見てる気がする😅)し、日本はいつの世もガラパゴス状態。

そんなアフガニスタンも、その立地条件から国際情勢に振り回されてきたものの、それでも自国を完全に明け渡しはしない、誇りを失わない、という面があるのではないだろうか。もちろんこの混乱を歓迎しているわけではないし、国際支援を求めていないわけでもない。だが、アメリカが出てくことや前政権が無くなることについては、多くの国民が実は望んでいたことだ。

さっき書いたような、アメリカにすり寄って得をしてきた輩を除いては。

そして、この混乱に、世界も注目し、日本でも、ニュースで繰り返し流される、空港から脱出する人々。

慌てて逃げだしたのは、主に、アメリカや多国籍軍に協力したりビジネスをしてきた都市部の人(と、その周りのパニックになった人たち)たちだ。彼らは、タリバンと敵対するアメリカ傀儡政権に協力してきたため、タリバンに殺されると思ってる。

また、アメリ国務省が「アメリカに協力してきたアフガニスタン人は、出国すれば、アメリカが受けいれる」と表明したことも、この出国パニックの大きな原因だろう。

今後、またちょっかい出そうとしてる中国の出方は気になるが、できればまた平和な日々を取り戻してほしい。

紛争や空爆や銃声のない毎日を。

ただそれだけのことでも、アフガンの人々はずっと願ってきた。

そして、今後、統治をするタリバン

「20年前とは違う」

と、本人たちも言っている。

それが表面的なものだけでなく実行してほしい。

人々の行動を弾圧する宗教的制限はやっぱり見直してほしい。

物事には裏と表がある。

内戦が続き荒廃したこの国が、今、国際的支援を止められたり、経済制裁をくらったりしたら、大変なことになるので、表では良さげなことを言っといて、結局裏では(実際は)以前と何も変わらないんないか、っていう危惧を、諸外国も国民も抱いてる。

また、逆に、こんな裏と表もある。
偏った表面的な報道からじゃ見えてこないこと。

前回のタリバン政権の際、女性は学校に行けない、という決まりになっていたが、実は多くの隠れ学校(助産師の技能訓練校とか)はあった。もちろんタリバン的(イスラム原理主義的)には表面的にはNOだが、社会的に必要不可欠なものは黙認していた。

それもまた裏と表であり、タリバンのひとつの側面だ。

タリバンはただの横暴なテロ集団ではなく、民衆の生活に寄り添い、戒律と現実のはざまで試行錯誤しながら、秩序と平和を維持しようとしていた。

タリバンという組織を捉える際、西側の怨念のこもった偏った報道だけでなく、そういう事実もちゃんと認識しておかなければならない。

まあ、今、裏でも表でもどっちでもいいけど、

確実に言えることは、

この20年で、様々な意識が変わった。

必要不可欠な権利や自由への認識も概念も。

だから、タリバンも変わってほしい。

過去に行った様々な愚行。

あへて愚行と言おう。

女性や子どもの自由や人権の迫害
同じく教育や就労の機会のはく奪
処罰の残酷さ
バーミャン仏教遺産の破壊
etc...

もうそんなマネは繰り返さないでほしい。

もちろんいかなる粛清もテロも戦争もだ。そんなんただの殺人だ。(いちおう言っとくと、立場を変えて、ビンラディンの殺害だってそうだけどね!)


守らなきゃいけない大切な決まりがあるのはわかる。

それも生きていくために必要なのだろう。

でも、人々のために、何が幸せなのか、まずはそれを考えてほしい。

ただただ盲目的に戒律を守るだけでなく(本人がやりたくてやるなら勝手にやればいいのだが)、人々の人権や自由に幅をもたせて、いろんな考えを受け入れ、認めてほしい。

だって、そもそも選挙でマニュフェストで「うちはイスラム原理主義の戒律強制!」って掲げて選べらたんじゃなくて、むりやり国を掌握して、政権を奪取したんだから、手続き的に、自分らの考えだけを押し付けるのって横暴じゃん?

そういう意味で、今後の国の方向性を、様々な意見を取り入れて舵をとっていくために、内政的にも国際的にもそれなりの民主化も必要だよね。

自分らの考えを押し付けるだけじゃなくて、みんなで協力して試行錯誤して、良い国作りをしていこうよ。

それを期待してる。

ところで、

ちなみに「タリバン」の意味は。

「戒律」でも「風習」や「伝統」でも、「仲間」とか「息子」とか「宗教」とか、「聖戦(ジハード)」とか「反米」とか、ましてや「テロ」でも「破壊」でもない。

本来の意味は「学生」。

戦乱のアフガンから隣国パキスタンに逃れた者たちが、現地のイスラム神学校で学び、その学生たちがタリバンの起源だから。

このイスラム神学校で学んだ若者たちが、イスラム原理主義の過激派を構成するようになり、そして、本来は「学生」という意味だったはずのタリバンは、いつのまにか過激なテロを繰り返すイスラム原理主義者を表す言葉となってしまった。

でも、今、その意味を改めて思い出してほしい。

「学生」として学んでほしい。

今のこの「時代」を。人々の思いを。

。。。

なんて、ダラダラと書いちゃったけど、実はもっといくらでも語りたいんだけど、というか、もっと他の見方ももちろんあるんだけど、

とりあえず(とりあえず日本の)報道が、「テロ集団の悪者タリバンアフガニスタンを制圧して危険」みたいなのばっかなので、あへて異なった捉え方をしてみた。

現地の田舎の農民の言葉を借りて。

少なくとも、欧米・西側の偏った報道にだけ踊らさるな、という思いを込めて、、、

。。。

ちなみに写真は、アフガンから脱出する飛行機の様子。

一枚目は、よくニュースで使われてる米空軍機とはまた違う飛行機。

現地の人が撮って、SNSに上げたやつ。

なんて言ったらいいのかわからない、、


🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀

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【信念のない行き当たり行き当たりばったりの政府の方針に振り回される国民はほんと大変なんだが(フィリピン・セブ)】 ~オリンピックの時はあんなに大騒ぎしてたのに、フジロックはシレっと有観客で開催する日本人のメンタリティーもよくわからんが、、   (#フジロック来場者に抗原検査キット送付 #フィリピンラプラプ市 #ワクチン接種率とワクチンパスポート #フィリピン9月に学校再開?)

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フィリピン・セブ島にラプラプ市という場所がある。
セブといえばビーチリゾートというわけで、そういうリゾートがあるマクタン島にある自治体。国際空港がある場所だ。
もともと海辺の田舎をリゾートに開発しただけなので、おっきなホテルが立ち並ぶ海沿いからちょい離れれば、めっちゃ庶民的な場所だ。
あ。ラプラプというのは、フィリピンの英雄の名前。

で、コロナの感染状況が悪化する中、そのラプラプ市の市長が、こないだ「ワクチン接種証明書がないとスーパーにもコンビニにも市場にも入れないようにする」なんてことを言いだした。いわゆるワクチンパスポートだ。

ヨーロッパではもう既に導入されてる。ワクチンパスポートや陰性証明がないとカフェにも入れないとか。(もちろん反対のデモとか起きてる。)
こないだオリンピックの閉会式で、次の開催地のパリからの中継があって、マスクもしないでめっちゃ密でみんな騒いでたけど、あの式典会場に入るのももちろんワクチンパスポートが必要だった。

でも、ワクチンパスポートとかって、欧米とかワクチン接種率が60パーセントとかになる国だからまだシャレになってる(?)だけで、接種率が5パーセントとかのフィリピンで、そんなこと言い出したら、あまりにわけわかんなくね?😳

接種率30パーセント台の日本でも、ワクチンパスポートの話は、さすがにまだ具体的に実施されてないし、

とゆーか、ワクチンそのものの有効性(感染はするけど重症化は防止するらしいけど)の問題もある、、が、

だからといって、「これってどうなんだろ?」って話もある。

あ。日本の話。

来週、フジロック(大規模音楽フェス)が開催される。
しょうじき、自分もこないだ友人のSNSを読んで知ったんだけどね。
そう、そんな程度の話題性、というか、一般の人(興味のない人)はほとんど知らないだろう。

オリンピックの時はあんな大騒ぎだったのにね!🙄

で、オリンピックは無観客でしょ?でも、フジロックはシレっと観客入れて(もちろん制限はあるし感染対策もするけど)開催するんだね。

日本人って変な人たちだね。

べつに生配信でもよくね?😕

でもって、チケット持ってる人には、抗原検査キットが送られてきたそうだ。これでひっかかったらチケット払い戻しするってさ。でもさあ、PCR検査でさえ不確かで問題になってるのに、抗原検査って、、、😞

今の日本の状況で、そんなにフェスやりたいなら、フェス後の2週間とかそのまま会場で隔離生活してくんないかな。もちろん主催者がぜんぶ準備して、費用も負担して。そのぶんチケットの値段も高くして。

じゃない?😶

ところで、ラプラプ市の話に戻すと、、

市長がワクチンパスポートのことを言ったものの、やっぱ反対が多くて(そりゃそーだ。接種率5パーセントだよ???)、とりあえず実施は8/25からってことにした。

んだけど、それも今、確かじゃないらしい。

昨日、ラプラプ在住の知人とチャットしてたら、ようするに「棚上げ」状態ってことだ。

彼女が言うには、

「当たり前でしょ?そんなことできるわけないじゃん。人道に反してるってば。ばっかじゃないの?」

なわけだ😅

まあ、その「人道に反した」ことは、今後、世界のスタンダードになってくんだろうけど。

というか、たとえ人道に反してたとしても、今のこの状況では仕方ないのかもだし。

とはいえ、なんてっても、さっき書いたみたくフィリピンはワクチン接種がぜんぜん進んでない。

この状況でのワクチンパスポート導入は無理があるだろう。

ラプラプ市長も、ほんとに言いたかったことは「いーからみんな早くワクチン打ってくれ」っていう苛立ち故の脅しなんだろう。

ワクチン接種が進まないのは、ワクチン供給の不足と同時に、多くの人がワクチンに不信感を持ってること。

中国製がメインってこともあるだろうし。

そして、なぜかフィリピンでは、ワクチンが原因で亡くなった人が、それぞれみんなの身近にたくさんいる(と、みんな言ってる)。その真偽は自分にはわからない。ただフェイクニュースはいっぱい。

結果、みんな怖がって、ワクチンを積極的に打とうとしない。ワクチン接種希望者は人口の3割程度だ。といっても政府はほとんど強制で打たせようとしてるけど、、

(同時に、こないだ、またハードロックダウンになったマニラで、「新型コロナワクチン接種を受けていない住民には、政府からの支援金が給付されない」ていうデマ情報が流布されて、深夜にワクチン接種センターに千人以上の行列ができパニックになった、、なんていうこともある。それはそれでどうかと思うが、、、😓)

てゆーか、そのやるんだかやんないんだかはっきりしないワクチンパスポートによる制限、、んと、、、25日ってもうすぐなんだけど、「棚上げ」状態で大丈夫なんだろーか。

いきなりほんとに実施されたら大変じゃないの?

まあ日本も同じようなものだけど、政府が何をしたいんだか、実際いつ何が行われるんだか、方針も実施もぜんぜんはっきりしない。信念のない政治に被害を被るのは国民だ。(まあ、やるべきことをやらない国民も問題あるのだが)

不安と恐怖とフェイクのまん延する中、行き当たりばったりの行政に振り回される庶民は、ほんとに大変だ。

ところで写真は、NGOの支援地域にある公立学校。

先日、行政によって、大規模な消毒作業が行われた。

そう、昨年3月からずっと中止されたた学校での対面授業が、いよいよ9月から再開される予定がある、と、こないだ(といってももうひと月くらい前か)政府が発表(提案?)したから、その準備で、、、

なのかな?

ほんとかな?

決定なのかな?それともとりあえず準備だけはしとくってこと?

なんかそれもはっきりしない。

そんなこんなで振り回される子どもたちも、

ほんと大変だ😓

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【こんな時代でも夢を見ることはできる。未来はその手で変えられる(Ⅱ)】 ~ロックダウン下のフィリピンのスラム。彼女はあらためて自分の将来を見つめ直してみた~  (#スラムの少女が見る夢 #世界最長のロックダウン #ステイホームで改めて人生を見つめ直すということ #フィリピンセブ #国際協力NGO #SDGs)

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【上記(Ⅰ)の続き】

。。。

「親に恩返しをするためにがんばって学校を卒業して、仕事に就いて、家族の生活を助けたい。」

貧民街、、、スラムで育った彼女は言う。

高校を卒業し、昨年度から経理の専門学校に入ったのだが、世の中はコロナ渦。

フィリピンでは、昨年3月からずっと、世界最長のロックダウンが続いている。

学校での授業はない(プリントやオンライン等の家庭学習)。

そんなわけで、昨年、カレッジ(専門学校)に入学した彼女も、まだ学校の授業は一度も受けていない。

また、今のコロナの感染状況だと、今年度もこのまま学校での対面授業は禁止のままかもしれない。(いちおう政府から、9月から学校での授業もOKに、なんていう話もこないだ出てはいたが、、、)

そんな状況の中、彼女もいろいろ考えたのだろう。

もしかしたらふつうに学校に通えていたら、こんなふうにあたらめて自分を見つめなすこともなかったのかもしれない。

自分の将来について。

「何か違う」

彼女は、家で勉強をしながら、自らが選んだコースに疑問を抱いた。

そして、こないだチャットしてた時、

彼女が相談してきた。

「ねえ、学校の専攻を変えようと思うんだ。」

自分が答える。

「うん。もし大丈夫なら、それもいいと思うよ。」

彼女が言う。

「あのね、今は経理の勉強をしてるんだけど、何か私に合わないような気がするの。」

「うん」

「それでね、学校の先生になろうと思うんだ。」

「うんうん。合ってると思うよ。」

「障害児のクラスの先生になりたい。」

。。。

彼女の父親は家でアクセサリー作成の下請けしている。土産物屋で売ってるやつだが、内職の単価はあり得ないほど安い。
母親は洗濯婦をしている。毎日、通いで手洗いでその家の洗濯をする。

そんなふうに彼女を育てた。

娘が3人いる。長女はもう働いている。次女は結婚して子どももいる。残念ながらその旦那は無職だ。彼女は3女。

スラムでの生活は厳しい。

母親がNGOのスラムの子どもの施設(保育園)をボランティアで手伝ってくれていたので、彼女もいつも施設に来ていて、まだ幼いころから知ってる。施設の子どもの世話や仕事とかもよく手伝ってくれた。

自分はずっと彼女のいいお兄ちゃんだった。

だから、、

彼女には、その夢を叶えてほしいし、幸せになってほしい。

かといって、この生活、スラムでの苦しい環境から、貧困から抜け出せるかどうか、といったらそれはわからない。

いや、おそらく、もし彼女が学校の先生になったとしても、劇的にその生活が変わることはないだろう。

家族も養っていかなきゃだし、それほど給料の貰える仕事でもないし。

きっとこのスラムで、いつか結婚して、そして他の皆と同じように、たくさんの子どもを産み育てるんだと思う。

。。。

彼女との会話が続く。

「どうしてそう思ったん?」

「うん、、、今ね、ロックダウンで学校がずっとないでしょ?
子どもたちもみんなモジュール(学校から渡される宿題プリントが授業の代わり)を家でしてるんだけど、でも、ぜんぜん勉強がわからない子がたくさんいるの。
それでね、時間があるときに、近所の子どもたちに、勉強を教えてあげてるんだ。」

「へえ~、、えらいね😊」

「ありがとう😊
それで、、中には本当に勉強がわからない子もいて、、、たぶん知的障害を持ってるんだと思う。
ただ、みんな貧乏でしょ?
病院に行けるわけでもないし、そういう子がここで生きてくのはとても大変なの。
でもね、その子も一生懸命がんばってる。
できれば、私は、そういうハンデを持った子どもたちの世話をしたいんだ、、、」

「うん、、、わかった、、、
応援するよ😊」

ほんとに応援する。

きっとその夢を叶えてほしい。

。。。

そして、思う。

なんとなくだけど。

彼女が学校を卒業して、何らかの仕事に就けるとして。

もしもそうなったとしても、

彼女の家族がこのスラムの厳しい環境から抜け出せるかどうかはわからない。

いや、

なんか、思うんだ。

それでも、彼女はここで暮らし続けると思う。

自分の意志で。

だってここは、このスラムは、

どうしようもなく生きてくのが大変な環境だけど、

でも、彼女の故郷であり、生まれ育った場所なんだから。

ここで、たくさんの人と出会い、たくさんの思い出を作ってきた。

だからきっと、

彼女は、ここから出ていくことはないような気がする。

そして、

貧困に苦しみながら、ここでずっと生き抜いて、過酷な現実を目の当たりにしてきた彼女は、

このスラムで困難な生活を送る人々のために、子どもたちのために、何か自分ができたらいいな、って思ってくれたんだと思う。

彼女がまだ小学校低学年の頃から、自分らとずっと一緒にいて、NGOの支援活動を身近に見てきて、時には参加してくれて、いつのまにか彼女ももうすぐ20歳になる。

自分の勝手な思い込みだけど、、、

彼女が、自分らの活動とずっと身近に接してきたことが、少しでも彼女の今のそんな考えに影響を与えてたとしたら、なんか嬉しいなって思う。

なにはともあれ、

がんばってほしい。

夢をきっと叶えてほしい。

心からそう思う、、、


🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀

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【学校では教われないことがある】 ~文明が発達して世の中が便利になると共に、人の心は貧しくなっていくものなのか、、   (#新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンが続くフィリピンの学校の現状 #フィリピンの夏休みは4月と5月 #北半球と南半球の四季 #モジュールクラスとオンラインクラス #貧富の差による教育格差)

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「学校では教われないことがある」

それがこの写真に付いたキャプションだ。

というか言い換えてもいいなら、「学校の授業では」かな?


※※ ※※ ※※ ※※

世界最長のロックダウンが続くフィリピン。

学校の対面授業も、昨年の3月からずっと中止。

モジュール(現状は結局、宿題プリント)もしくはオンラインで授業が行われ、自分がNGOで支援している貧困層の子どもたちは、インターネット環境がないので、みんな家でプリントをやってる。

今はお休み。夏休み。

本来、フィリピンの学校の長期休暇は、4~5月なのだが、コロナにより授業(宿題だけど)開始が遅れたので、学期もずれ込んだ。

ようするにフィリピンの場合、今は、例年と「時期のズレた」夏休みというわけ。

ちなみに、その例年の夏休みの4~5月がフィリピンのいちばん暑い時期で、ようするに、だから「夏休み」だ。

概念上のことではなく、ちゃんとサマーホリデーって言われてる。

よく「日本の夏はオーストラリアの冬」みたいな言い方をするけど、そう言ってしまうと、まるで、オーストラリア(いわゆる南半球)の夏は寒いの?みたいな感じになっちゃうけど、そもそもオーストラリアの夏は12~2月だ。だからほんとは、言うなら「8月は日本では夏だけどオーストラリアでは冬」ってこと。

なわけで、フィリピンの夏は、この4~6月。といっても四季というものはなく、雨季と乾季っていう区分けはあるけど、とりあえず1年中熱いので、ようするこの時期が「特に暑い」というわけだ。(他も暑いけど!🤣)

話を戻して、そんないつもの夏休みが、今年はコロナの影響で時期がずれて、今が長期休暇(学年替わりのお休みなので、日本でいったら春休み?それがフィリピンでは通常では夏休み。ああ、こう書いてるとまたなんか紛らわしくなってくる😅)になってて、地域や学校によって差はあるけど、そろそろ授業が始まる。

授業といっても、とりあえずは引き続き、家庭学習(モジュール)。

ちょい前に「9月からは学校での授業を再開」っていう発表もあったけど、コロナ(デルタ株等の変異株)の感染拡大によって、また規制が厳しくなってる状態の今、それが実行されるかどうかわからない。

というか、9月から始まる公立学校の高校生に聞いたら、「まだモジュールみたいよ」って言ってる。

なにもかも行き当たりばったり感があるフィリピン(まあ、コロナ対策に関しての行き当たりばったり感はフィリピンだけじゃないけど)では、しょうじき、直前にならないとほんとにわからない。

ずっと続くこんな状態。

オンライン授業が受けられる富裕層と、宿題プリントを自力でやる貧困層の間の、教育格差は広がる一方だ。

そんな学力の問題もあるが、、、

学校生活で学ぶものは、言うまでもなく「教科のお勉強」だけではない。

友だちや先生との交流や学校行事、課外活動、様々な学校生活における場面から、人間性や社会性が育っていく。

まあ、逆効果になる場合もあるが😳

フィリピンは、大家族で、家族や地域の結びつきが強く、また、高齢者を敬う文化も根付いてる。その中からいろんなことを学ぶ。そして、特に貧困層は、その厳しい生活環境から、「ただ生きてるだけ」で、生きるために必要なことを、否応もなく学んでいくので、少なくとも日本とかよりは、いわゆる「学校の授業では教えてくれないこと」、、、そう、生きる力や人として大切なこと、を、ふだんの日常生活の中で学んでいく。(ただ、公衆道徳性にはちと欠ける😅)

が、そんなフィリピンでも、やはり文化は発展し、子どもたちの様子も変わっていっている。

スマホやゲームに依存しがちなのは日本と変わらない。

日本から見たら、未だ、「日本人が、世の中の便利さや文明の発達と引き換えに失ってしまいかけてる人としての大切な何か」が、ここにはまだある。

それはそう思うのだが、やはり、そういう先進国と同じ方向へと変わっていくのは止められない。

なんせアマゾンの部族がスマホを持つ時代だ。

世の中が便利になっていくとともに、悲しいけど、人の心は荒廃していく。

富を得るとともに、心は貧しくなっていく。

写真は、フィリピンのSNSにシェアされてたもの。

路上で物乞いをするおばあさんに、制服姿の女子学生が中指を立てている。

キャプションにはこうある。

「学校では教われないことがある」

学校では教えてくれないもの。

授業ではやらないけど、でも、学校生活の中で学んでいくものはたくさんある。

集団生活や校則によるストレスだって、人が成長していくために、必要な要素なのじゃないだろーか。

ネガティブなことからだって、何かしら得るものがある。

家庭生活とは違う刺激の中から学ぶことがある。

まあ、学校がないならべつにいいけど、あったらあったで学ぶことはあるし、学校がなくなったら、その代わりの何かがまた必要になるよね。

その役割を家庭や地域が担えるならいいけど、少なくとも日本はできてないし、フィリピンだって、ずっと今までのようにはいかないだろう。

事実、「昔はよかった」「文明の発達と人の心の豊かさは反比例」的な見方は、もうすでにこの国にもある。

少なくとも、学校で学ぶことだってあるにはあるだろう。

授業では教えてくれなくても。

そういう場として、学校の存在価値はやっぱりあるのだと思う。

人とのふれあいの中から学ぶもの。

ネット社会の今は必要ない?

学校に行くよりも、学べるものはたくさんある。

それもそうかもしれない。

けど、、、どうなんだろ?

まあ、学校教育の質もあるし、一概には言えないか。

とりあえず、、

家庭で、地域で、学校で、子どもの人間性を育てる環境を整えるのは、大人の役割だと思うし、

となると、ホームレスに中指立てるメンタリティーの元凶はうちら大人ってわけだ。

くだらねーことばっかやってないで、

がんばろーぜ、おとな😅

でもって、子どもたち、

学校の授業がずっとなくて、たくさんの友だちと会えなくて、家での宿題で、みんなストレスがたまってるし、学校再開を待ち望んでるし、んで、なんだかんだいっても今のところ学校生活ってやっぱ必要だと思うし、今までと違う形でもいいから、

早くこのパンデミックが収まって、学校の授業が始まるといいよね。

そりゃあ、学校では教えてくれないこともたくさん。

というか、こういう人としての道徳みたいなものとか、思いやりとか、学校というよりも、本来、家庭やコミュニティの中で学んでいくもののような気がする。けど、

でも、学校だから学べる大切なことだってきっとあるし、

なにはともあれ、また毎日友だちと一緒に学校で楽しく過ごしたいよね、、😇



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