スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【Don't forget.. I'm always stay with you】 ~そうそう、ふと思ったんだけど、「がんばる」って言葉は「無理する」って意味じゃないからね(#^^#)   ー「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その4)」   (#SevenNotesInc. #地域に根差した草の根支援 #フィリピンセブ #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs #スラムの子どもたちの笑顔を守るために)

「ねえ、こうやって会うのっていつ以来なんだろう?」

「えっと、、たしか、、3年前のクリスマス?、、じゃない?一昨年の春もフィリピンには来たんだけど、コロナでここには来れなかったから」

「そっか、、
でも、そんな気がしないね」

「うん」

「私がまだ小さい頃から、毎年何回か、こんな山奥に来てくれて、いつも、とても楽しみにしてた。
でさ、、こうやって会えるのが、当たり前だと思ってた。
でも、コロナでわかったよ。
本当は、ぜんぜん当たり前なんかじゃない。
もしかしたら、もうずっと会えなかったかもしれないじゃん?」

「そうだね、、」

「だから、こうしてまた会えて、それがとても幸せだと思ってる。そして、やっぱり、とてもとても嬉しい。
私たちの村にまた来てくれて、みんなに会いに来てくれて、ほんとにありがとう。」

。。。

そんなこんなで今日は、山奥の村のスラムでの支援活動です。

貧困のため学校に通うための準備が困難な子どもたちに、文房具の支援をします。

また、前日、NGOを繋がりのある現地の日本語学校の学生から、服や靴等の寄付があり、それもそのまま山に運びました。

子どもたちは、今日のこのイベントをずっと楽しみに待っていました。

朝からたくさんの子どもたちが、笑顔と希望を携えて、ここに集まってきています。

集まった子どもたちを、とりあえず整列させて、まずは軽くレクリエーション。

高校生のボランティアがリードして、みんなでダンスをしたり、ちょっとしたゲームをしたり。

その後、文房具の配布をします。

鉛筆やノート、ケース等、一式をそれぞれに配りますが、もちろんそれが、この一年間の分として充分というわけでじゃありません。

それでも、こうして学校に通うための準備を手助けすることで、家族や本人が、経済的理由で就学をあきらめなければならない状況を改善したり、学校を続けるモチベーションになったらいいな、と思います。

フィリピンでは英語とフィリピノ語(おおよそタガログ語)が公用語のため、学校での英語教育は幼稚園から当たり前に行われており(付いていけるいけないは別にして、授業のレベルは日本よりもだいぶ高いです)、そのためのノート(日本でも英語の授業に使うやつです)があるのですが、学年によって線の幅が異なっており、学年ごとに違うノートが必要になります。ですので、文房具の仕分け・配布も、学年ごとになるため、けっこう手間がかかります。

とはいえ、やはりごちゃごちゃになりつつ、一人ひとり順番に、文房具を支給します。

みんなに配り終わったら、なんやかやと記念写真なんかもとりつつ、子どもたちにちょっとしたスナックを配ります。

また、スラムの人々に食料の配給をしたり、寄付して頂いた古着等を配ります。

といっても、気が付いてみたら、ほとんどバーゲン会場状態で、スラムのママたちが服の入った箱に群がって大騒ぎで、子どもたちがその光景を遠巻きにあぜんとしながら眺めてる、という感じでしたが😅

想像はしていたのですが、まあそこは反省点ということで😅

なにはともあれ、みんなで楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。

準備からイベント実施まで数日の滞在でしたが、山の家族と共に生活しながらの支援活動は、自分自身にとってもとても思い出深いものになりました。

こうやって、現地の人々と触れあい、協力しあいながら、地道に、地域に根差した草の根の活動を、今後も続けていきたいと思います。

最後にもう一度、あらためまして、今回の支援活動に協力してくれた皆さま、本当にありがとうございました。

こうして皆さまのあたたかい思いが合わさって、たくさんの子どもたちに笑顔と夢が宿ります。

コロナによるロックダウンのダメージにも、台風による被害に対しても、結局、政府や大きな団体からの支援はなく、忘れられたような山奥の小さな村、

でも、ここには、たくさんの自然と共存し、強く素朴に生きる人々が生活し、そして、山の息吹に育まれた、純粋な瞳の子どもたちの笑顔が、息づいています。

そして、自分らは、これからも、共に手を取り合い、歩んでいきます。

貧困にあえぐスラムの人々のそのかけがえのない命を、未来への希望を、子どもたちの笑顔を、夢を守るために。

なんていうか、

みんな、いろいろ辛いことはあるけど、人生って、生きてくって、本当に大変だけど、

でも、なんとかがんばっていくしかないよね。

イベントの最後に、

たくさんの思いはあるけど、うまく言葉にできないから、

少しだけ、子どもたちにメッセージを贈りました。

Thank you so much for wonderful moment.
Don't forget.. I'm always stay with you.
See you soon...

素敵な時間をありがとう。
いつもそばにいるよ。それを忘れないで。
また会う日まで、、、

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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