YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「結局、運とタイミングなのかもしれないけど、今、できることをやっていくしかないよね、、、」 ~新型コロナウィルスによる世界の厳しい現実のなか、それでも、、、

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NGOで炊き出しを行っている、フィリピンのセブ・シティの山岳地帯(Buhisanという地域です)のバランガイスタッフからNGOへ下記のような報告がありました。

since GCQ started last week, there be more COVID positive here in Cebu..and we already have 5 positive here in our barangay. We should be more careful here.

昨日も註釈しましたが、バランガイとは、日本で言う「町」です。

ようするに、セブ市ブヒサン町という感じでしょうか。

「先週からGCQが始まり、セブでは以前より感染者が発生している。そして、このバランガイでは、すでに5人の感染者が発生した。私たちはここで、より注意深くしなければならない。」

ということです。

新型コロナウィルスにより、3月中旬からフィリピンはロックダウンを行ってきましたが、それはECQ(Enhanced Community Quarantine:強化されたコミュニティ隔離措置)という形で行われ、外出制限や移動制限等、とても厳しく禁止がされたものでした。

しかし、6月に入り、GCQ(General Community Quarantine:一般的なコミュニティ隔離措置)というものに移行しました。


これによって、少し移動制限等が緩くなり、例えば、徐々に会社やお店が再開したりもしています。

ただこれは、ウィルスの感染状況が改善したから、ではなく、経済活動の停止に、人々の生活が、いや、国そのものがもう耐えきれなくなったからです。

日本のように、ある程度感染が収まったきたから、という前向き(?)な理由からではありません。

とはいえ、もちろん日本も、経済活動の再開がもう必要に迫られて、という要素が大きいとは思いますが。

世界ではこのように、いやおうもなく、各国がロックダウンや自粛要請を緩くし、経済活動再開への出口戦略を探り始めています。

フィリピンも同様です。

また、世界でも有数の早期ロックダウンで、感染防止への素早い対応を見せたフィリピンでは、それだけ経済へのダメージも深刻です。

ちなみに日本では、東京の緊急事態宣言は、4/7~5/25でした。
フィリピンでは3/12からマニラでのロックダウン(都市封鎖)が始まり、現在もまだ解除されていません。

ロックダウンではなく、自粛要請でしかない日本でさえ、これほど補償がどうだこうだで大騒ぎしているのに、日本に比べて、もともと国としての財政規模が小さいフィリピンの窮状は想像できると思います。

今、世界で、ロックダウンを解除していく動きが加速していますが、もちろんそれによって、感染の危険度は高まります。もちろん日本もです。第二派の危険が注意されています。また、例えば韓国では、せっかく感染の封じ込めに成功して世界の評価も高まったのに、今、ちょこちょこクラスターが発生し、政府は困っています。

そして、フィリピンでは、感染が収束していないのに、ロックダウンを緩め、ECQからGCQ(強化→一般的)に移行したタイミングで、今、都市部ではまた感染者数が大幅に増加し、出口戦略がどうにも見えてこず、混乱している状況です。

今日、NGOに報告がきたバランガイは、多くが山岳地帯です。

もともと町から少し離れた閉ざされた環境にあり、そこでクラスターが発生してしまうと、あっというまに部落に蔓延してしまう恐れがあります。

ですので、今まで、バランガイのそのまた小さな部落(日本で言えば「丁目」みたいな)毎にゲートを設け、地域の隔離を厳しく行っていました。

ですが、ロックダウンの形が緩くなり、移動制限が少し甘くなったことで、バランガイで5人の感染者が発生し、制限が緩くなったのに、むしろ、以前よりも、バランガイでは注意を喚起しています。

このように、どの国も地域も、人々が生活していくために、経済活動は徐々に始まっていかなければならないとは思いますが、それによって感染リスクも高まります。

もちろん日本もです。

東京アラートも解除されることになり、どんどん以前の日常が戻ってきている日本でも、まだまだ気を付けて過ごしていかなければなりません。

というか、気を付けて過ごしていくことがきっと、新しい日常であり、ニューノーマルなのでしょう。

ただ、あまりに過剰で、著しく日常生活に支障をきたしたり健康に害を及ぼすような防衛対策はどうかと思いますが、少なくとも、コロナ以前よりかは、その意識の中で、感染症に対する予防意識が高まったと思います。

この先、世界でもコロナ渦が収束(終息ではありません。例え落ち着いても、もう完全に終わることはないでしょう。インフルエンザとかと同じように、形を変え、人類はずっとコロナと向き合っていかなければならないでしょう。)し、ワクチンが開発され、自由に旅行やライブに行けるようになっても、このCOVID-19によるパンデミックを脳裏に刻み付けたまま、自分らは、常に意識して生活していくべきだと思います。

もしかしたら、来年には、「まあなんかひどい風邪だったね」なんてくらいに言われているかもしれません。
でも、確かに「ただの風邪の一種」だとしても、「そうとう酷い風邪」、だったということは忘れてはいけないと思います。

日本ではこれから梅雨を迎えます。

このウィルスが発見された当初、コロナウィルスは高温多湿に弱いので、梅雨ぐらいには収まるから、オリンピックも大丈夫なのでは、なんて、夏の甲子園が中止になっている今では、考えられないようなお気楽な発言を、TVのコメンテーターや評論家は言ってました。自分も実はそう思っていました。

結局、年中、高温多湿の東南アジアでもパンデミックが起きたことで、この説は否定されてる感じになりました。

しかし、今また思ってみると、欧米に比べてやはり、アジアの感染度合いは規模が小さいのです。

これにはやはり、そういう気候的な要素はあったのかもしれません。

日本の、極端に高温多湿な梅雨に向かい、東京アラートも解除されていき、もしかしたらこのまま日本は大丈夫になっていくんじゃないか、そんな気がします。

ま、「運」とタイミングが良かっただけですが。

(前も書きましたが、感染について、何もしなかった日本は、アジアではだいぶ酷い方です。ただ、医療環境が整っているため、死者は少ないのですが。)

そんなこんなで、いったい何が書きたかったのかよくわからなくなっていますが😅、

とにもかくにも、NGOで支援しているフィリピンは、出口戦略を模索しながらも、まだまだ予断を許さない状況にあります。

このウィルスが話題になった頃、ほとんど皆が、「日本は衛生観念が高いし、清潔だから大丈夫」と、思っていました。

でも、少なくとも、「大丈夫」ではありませんでした。

今になってみれば、日本のやり方は間違っていなかったというか、日本に合っていたのでしょう。

でも、まだ、それはまだ終わっていません。

それだけは自覚していなければ、と思います。

ちょっと世界に目を向けてみれば、たくさんの厳しい現実が、残酷な数値とともに、多くの国を取り巻いています。

まだまだ続くであろうこの戦いの中、

コロナにより仕事がなくなり、Stayhomeなんていうどこかシャレた言葉で、家に閉じ込められたまま、飢えに苦しむ人々が、世界には今、この瞬間にもたくさんいます。

自分もまた、できる限り、その助けになれるよう、

日本のお気楽ムードにただ流されないよう、

現実を見据えていきたいと思います。

yumekake.hateblo.jpyumekake.hateblo.jp** ** ** **
JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクからお願いします。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

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【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】

” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ” 

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