スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「夢をあきらめないで」~スラムの子どもたちの未来のために…/貧困と台風被災のため文房具も食糧も買えず、飢えに苦しみ、また、学校へ通うのが困難な山奥の村の子どもたちへ、支援物資の配給と炊き出しの支援活動   (#SDGs #国際協力NGO #海外ボランティア #スラムの子どもたちの笑顔のために #Youtubeチャンネル登録 #フィリピンセブ #世界最長のロックダウンと2年半ぶりの学校再開)

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「ねえ、こうやって会うのっていつ以来なんだろう?」

「えっと、、たしか、、3年前のクリスマス?、、じゃない?おととしの春もフィリピンには来たんだけど、コロナでここには来れなかったから」

「そっか、、
でも、そんな気がしないね」

「うん」

「私がまだ小さい頃から、毎年何回か、こんな山奥に来てくれて、いつも、とても楽しみにしてた。
でさ、、こうやって会えるのが、当たり前だと思ってた。
でも、コロナでわかったよ。
本当は、ぜんぜん当たり前なんかじゃないんだね。
もしかしたら、もうずっと会えなかったかもしれないじゃん?」

「そうだね、、」

「だから、こうしてまた会えて、それがとても幸せだと思ってる。そして、やっぱり、とてもとても嬉しい。
私たちの村にまた来てくれて、みんなに会いに来てくれて、ほんとにありがとう。」

そんな会話を、本当に久しぶりに会った、現地の高校生とかわしました。


フィリピン・セブ島

今日は、山奥の村のスラムでの支援活動です。


新型コロナウィルスによるロックダウンでストップしていた、学校における対面授業が、ここフィリピンでもやっと、今年8月、2年半ぶりに再開されました。

子どもたちが楽しみに待っていた学校再開、、しかし、スラムの子どもたちをとりまく現状は厳しく、貧困のため、文房具や制服が用意できず、学校で学ぶのをあきらめざると得ない子どももたくさんいます。

そのような困難な環境におかれた子どもたちのために、文房具の配布の支援イベントを、今日は開催します。

子どもたちはみんな、目を輝かせながら、イベントの開始を待っています。

みんな、この日を本当に楽しみにしていたのです。


でも、しょうじきに言うと、現地の状況は決して良くはありません。

むしろコロナ前よりも悪化しています。

フィリピンで行われたコロナによる世界最長のロックダウンの影響、そして、昨年末の超大型台風オデットの被災からの復興もままならず、未だに壊れたままの家にブルーシートを被せただけの家も多くあります。

雨が降ればほとんどの家は雨漏りが大変です。ロックダウンで仕事に失ったまま、収入もありません。満足な食糧もなく、子どもたちはいつもお腹をすかせています。

そんな厳しい状況のスラムの人々のために、コロナ渦のこの数年の間も、現地スタッフとボランティアの協力のもと、NGOでは、炊き出しや食糧支援、文房具、生活物資の配給等を行ってきました。

ただ、それは決して満足でも充分なものでもありません。

過酷な状況に苦しむスラムの人々の日々の命を支えるため、子どもたちの輝く瞳を曇らせないため、

もしかしたらその場しのぎかもしれませんが、それでも、なんとかみんなが無事に明日という日を迎えられるように、支援活動を続けています。

子どもたちの笑顔を守るために。

スラムの子どもたちの未来のために、、、


今回の支援活動に協力してくれた皆さま、本当にありがとうございました。

こうして皆さまのあたたかい思いが合わさって、たくさんの子どもたちに笑顔と夢が宿ります。

コロナによる悲惨な状況にも、台風による被災に対しても、結局、政府や大きな団体からの支援はありませんでした。

ここは、そんな、政府からも、国際社会からも、忘れられたような山奥の小さな村です。

でも、ここには、たくさんの自然と共存し、強く素朴に生きる人々が生活し、そして、山の息吹に育まれた、純粋な瞳の子どもたちの笑顔が、息づいています。

自分らは、これからも、この小さな村の人々と、共に手を取り合い、歩んでいきます。

貧困にあえぐスラムの人々のそのかけがえのない命を、未来への希望を、子どもたちの笑顔を、夢を守るために。


なんていうか、

みんな、いろいろ辛いことはあるけど、人生って、生きてくって、本当に大変だけど、

でも、なんとかがんばっていくしかないよね。


イベントの最後に、

たくさんの思いはあるけど、うまく言葉にできないから、

少しだけ、子どもたちにメッセージを贈りました。

Thank you so much for wonderful moment.
Don't forget.. I'm always stay with you.
See you soon...

素敵な時間をありがとう。
いつもそばにいるよ。それを忘れないで。
また会う日まで、、、

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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