2020-05-15 「コロナウィルスによるロックダウンで、飢えに苦しむスラムの子どもたちへ」 ~ここは、フィリピン・セブ島の山奥のスラムです、、、 新型コロナウィルス 海外ボランティア・国内ボランティア・復興支援 世界では今/国際情報 国際協力NGO フィリピン SDGs セブ 国内外の社会問題 貧困・スラム Tweet もしよかったら、この動画を見て下さい。NGOで行った山岳スラムでの炊き出しの様子です。https://youtu.be/PoAeopRPz9w** ** ** **ここは、フィリピン・セブ島の山奥のスラムです。車や公共機関では来られない辺鄙な地域です。自分らのNGOでは、この山岳スラムをずっと支援しています。今、フィリピンはロックダウン・外出禁止で、隣の町へ行くこともできない状態ですもちろんみんな仕事もありません。山奥のこの地域は、町から隔絶され、ただでさえ貧困にあへいでいるのに、今は、山でとれる果物や、たきぎを、町に売りに行くこともできず、もう、すでに、みんな、飢えています。そして、NGOでは、現地スタッフを派遣して、このスラムで、炊き出しを行いました。ほとんど具の無いルガオ(日本で言うおかゆ)ですが、みんな、何かお腹にたまるものを食べたくて、ただそれだけで、とても喜んでいます。そう、ただ、それだけ。粗末なご飯を今日は食べることができる。それだけのことで、他に何か、特別なことが起きたり、奇跡が舞い降りてくるわけではありません。でも、これが、今そこにある、現実なのです。動画を貼り付けました。こんな暗くて寂し気な映像は、見たくないですか?なんだか意味がわかりませんか?世界のどこかで起こってる、自分には関係のないことですか?でも、もしよかったら、見て下さい。そして、何かを感じて下さい。幼い子どもたちは、おそらく、今、世の中で何が起きていて、どうして毎日のご飯がちゃんと食べられないのか、よくわかってもいません。そんな、この子たちの、心の叫びを感じて下さい。コップや食器を持って人々が集まってきます。家のなかも 外も そんなに変わりはないので、そのまま外で食べる子もいます。行列を作らないようにするため、ひと家族が終わったら、隣に声をかけてもらう、という形で行っています。何もおきません。いつものように、たんたんと、ゆっくりと、山奥の時間は流れていきます。世の中の流れに取り残され、支援も届かず、何も起きないまま、飢えて死んでいくとしても、人々は、ここでは、それを、受け入れるしかないのです。子どもたちが、時々、無料で使えるメッセンジャーアプリで、メッセージをくれます。その会話のなかで、「NO MONEY NO FOOD」 と、特に何かを訴える感じでもなく、当たり前のように、ふつうに言ったりします。何もおきないから、何に希望を見出していいのかも わからないのかもしれません。そして、もちろん、自分にだって、何も起こすことなんかできません。こんな小さなことしかできません。でも、こんなことしかできなくても、こんなことが、この、飢えた人々にとって、とても、必要なのです。とても、とても、大切なのです。目の前で消えていく命を、少しでも、できるかぎり、救いたい。ただ、それだけです。子どもたちの、何かにすがるような、こんな寂し気な瞳を、もう、見たくないのですだから、ずっと、そばで、寄り添って、手を、差し伸べ続けます、、、 yumekake.hateblo.jp** ** ** ** JOHNです。よろしくお願いします。 海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅 もしよろしかったら、読者登録、スター、 シェアお願いします🙂 自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。 このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。 今後ともよろしくお願い致します。 ※NGOの活動にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。 【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】 ” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ” hopehalohalooasis.wixsite.com yumekake.hateblo.jp