スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「現地の方とのミーティング」 ~貧困、医療、教育、就労、環境等の問題について、現地の日系企業で働くフィリピンの方とZoomミーティングをしました。(前編)

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今日、Zoomミーティングをしました。

フィリピン・マニラの日系IT企業で、現地の従業員に、日本語を教えている方から、連絡があり、その課外クラスとして、フィリピンの社会問題について、日本語で話すという機会を持ちたい、ということでした。

もちろん自分には何の問題もないので、日程を調整してもらい、先ほど、ミーティングを終えました。

短い時間でしたが、とても有意義なひとときでした。

現地フィリピンの方は、フィリピン内では中級家庭で育っていて、そういう視点から、また、自分は、フィリピンの貧困層を支援している日本人として、それぞれの考えや思いを語りあう、みたいな感じでしたが、

やはり今、新型コロナウィルスの渦中にあるということで、やはり、その中での、フィリピンの現状や問題を語り合いました。

現地従業員の彼女は、日本でも働いたことがあるらしく、また、ずっと日本語を勉強して、日系企業で働いているので、とても日本語が上手でした。

外国語でちゃんと自分の考えや主張を表現できるというのは、自分のように、クズ語学のやつから見ると、めっちゃ尊敬してしまいます。

こんなことを語り合いました。

コロナに対する日本とフィリピンの意識の違い。
(日本は政府も国民もどこか危機感が緩いのですが、フィリピンでは皆、とても怖がっているということ。)
そして、特に貧困層にとっては、コロナに感染・発病するということは、ものすごく大変な事態で、病気そのものへの正確な知識はそれほどなくても、とにかく感染を恐れています。
なぜかというと、もし体調が悪くても病院で検査するお金がないし、また発病しても入院するお金もないからです(日本のように無料ではありません)。そしてただ、家や地域が封鎖・隔離されるのです。
それはコロナにおける場合だけでなく、同様に、普段の生活の中で、病気なるということが、いかに危機的な状況に陥ることか、をも表しています。

また、貧困のため、学校へ行くことができないと、教育や知識のレベルはやはり低くなってしまいます。
それにより、例えば病気になってもどうしたらいいかわからなかったり、予防方法がわからなかったりして、もしかしたら治ったかもしれない病気で、命を落としてしまうことが多くあります。
そして、ひどくなってから病院へ行こうにも、また薬を買おうにも、お金がありません。
特に乳幼児や子どもについて、そのような悲惨な現状があります。
ある程度、昔から伝わる民間療法(マッサージ等)や、食事療法はあります。
それはそれで、とても有意義なものだとは思うのですが、やはり医療に対する問題は大きいです。

教育といえば、学校ですが、
今、フィリピンはロックダウンで学校も休校中です。
今のところ、8月末から開催、ということになっていますが、この感染状況が続くと、それもどうなるかわかりません。
ワクチンが開発されたら学校も、とかいう話もあるのですが、それだとますます、いつ始まるんだがわからなくなってしまいます。
そして、今、行っているのがリモート授業です。
もちろんその取り組みは素晴らしいとは思いますが、やはり問題はあります。
貧困層にはPCたタブレットどころか、インターネット環境さえないのです。
結局こんな時も、貧困が足を引っ張ります。
誰もがちょっと考えればわかりそうな事態があり、それがそのまま教育格差となります。
これもコロナと貧困がもたらした、現在の大きな問題です。

と、さらっと書いているつもりなのですが、あといくつか話題に上ったことを書いていると、終わりそうもないので、続きはまた明日書きます。ごめんなさい😅

ではでは、また明日😊

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

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「被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。」 ~また、NGOの国内における活動について、少しご紹介致します。   (#九州豪雨 #西日本豪雨 #災害復興支援 #SDGs #国際協力NGOの国内での活動)

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この度の九州を中心とした豪雨災害により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。そして、被災地の少しでも早い復旧・復興を、心よりお祈り申し上げます。

※※ ※※ ※※ ※※

九州を中心とした各地での豪雨被害。

まだ梅雨が終わっていないことからも、今後も注意が必要ですし、また、雨が続くことで不安な日々を送っている被災者の皆さまの心情は察するに余りあります。

実は、このような災害が起きることにより、危惧していたことがありました。

ひとつは、コロナの影響による避難所の感染予防対策についてです。
もちろんこれについては、自治体も対策をしており、今のところ、避難所でのクラスターの報道はないようです。
なんとかこのまま無事に、皆さまが自宅に帰れたり、仮設住宅に移れたりする日がくるよう願っています。

もうひとつは、ボランティアの募集についてです。
日本では、東日本大震災を契機に、良い意味でも悪い意味でも、災害復興ボランティア参加への敷居が低くなりました。
それにより、毎年のように各地で起こる、その後の災害において、全国から多くのボランティアが集うようになりました。
募集定員をオーバーしてしまい、せっかく遠くから来たのに、ボランティアに参加できない、などという事態も起きました。

しかし、今回の九州の豪雨被害の場合、やはりコロナの影響で、県外からのボランティアが参加しにくくなると思われます。
また、東京からのボランティアとか、しょうじき感染が怖くて、遠慮してもらいたいと思います。
なのですが、人手は必要です。
結局、やはり現在のところ、ボランティアの募集は「県内」より、となっているようです。

となると、人手が集まらないのでは?

と、心配していたのですが、今日のニュースを見ていたら、それでも募集定員以上のボランティアが集まってきたそうで、とりあえずひと安心しました。

※※ ※※ ※※ ※※

自分は、国際協力NGOにより、海外における活動をメインで行ってますが、

やはり日本人であり、NGOとして、また、個人として、国内の災害ボランティア等へ積極的に参加しています。

ニュースとかでもやっていましたが、今回の豪雨で、ふと頭に浮かんでしまうのは、だいたい同じ時期、二年前の西日本豪雨です。

この時も、自分は現地へボランティアに行ったのですが、その時の活動の様子を、NGOの活動報告としてSNSでレポートしたものを、今回の豪雨災害で思い出し、読み返してみました。(まだブログは始めていませんでした。)それを一部、紹介したいと思います。

※※ ※※ ※※ ※※

先週、広島県竹原市において、「平成30年7月豪雨」の復興支援活動・災害ボランティアを行いました。

主な活動は、豪雨による土石流災害で被害を受けた家屋の泥かきです。

家の方によると、前の道が冠水して、川も増水して、「これは大変だ、、」と、思っていたら、いきなり裏の山が崩れて、家の中へ土石流がなだれ込んできたそうです。

慌てて離れや二階に逃げたのですが、気がついた時にはもうどうしようもなく、また、携帯電話に入った避難指示のアラームは、その後、深夜になってからでした。

それどころか、慌てて逃げたため、その時既に携帯電話は泥の下でした。

確かに、川の氾濫や道の冠水はある程度様子を見て避難指示を出すことができても、いきなりの山からの土石流については、予想をして注意することも難しいでしょう。

そのような形で、亡くなった方が、今回の豪雨災害でも多くいたのでは、と思います。

裏山からの土砂や岩で家が埋まってしまったため、重機がなかなか入らず、ボランティア皆で協力してひたすら泥を掻き出しました。

埋まってしまった通路や側溝、裏庭の泥や土砂を掻き出し、大きな岩を運び、重機の入るところまで持っていきます。

報道で言われている通り、暑さとの戦いもあり、交代で休憩を入れながら作業しました。

気分が悪くなってしまったボランティアの方もいました。

午前中だけで、持っていったペットボトル(500ml)の5本がなくなりました。(たぶん、自分の場合は、飲みすぎて、動きが鈍くなった感が。。(^_^;))

そんな悪環境の中での力仕事というわけで、「ここはオレの出番では?」と、災害が起きて以来思い続けていたのですが、すぐに仕事に都合をつけられるわけではなく、それでもなんとか時間をこしらえて、被災地へ行ける目処をつけ、現地へと向かいました。

このような災害ボランティアでいつも感じることですが、とにかく人手が足りません。

もちろんお金や物資も大切です。行政に頼らなければどうしようもないこともありますし、災害給付金も不足してくるでしょう。

それは確かなことですし、重要なことです。同時に、なんというか、まず、「今」は、人の力がとても必要な時期なのだと思います。

ライフラインの復旧が進み、とりあえず落ち着いた生活を取り戻そうと、家の片付けや土砂の掻き出しが必要な現状は、人々の地道な作業からしか進んでいきません。

よくニュースとかでレポーターが、「ボランティアの数が足りません!」なんて言っています。
でも、ボランティアって仕事でも義務でもないのに、「足りない」ってなんかおかしくない?って違和感を感じることもあります。
ここ数年で、日本に根付いた災害ボランティア文化に甘えてないかい?そんなに足りないなら業者を雇ったら?とかって思う人もいるかもしれません。

ただ、その言葉や考え方に違和感がもしあるとしても、ボランティアっていう言い方が合ってないとしても、とにかく人手が足りていないのは事実なのです。

そして、それぞれの被災者にそんなお金があるわけでもないし、給付金も際限なく支給されるわけでもないし、行政の対応にも限界があります。

ボランティアの方々の善意が、大きな力となっていることは、紛れもない事実です。

家の方といろいろ話しました。

自分はこのような災害復旧について、なんだかんだとそれなりに経験があるので、「ここについてはまず社協に連絡した方がいいですね」とか「この状態だと全壊にはならないんで、申請も少し複雑になっちゃいますよね」とか、アドバイスもしつつ、たくさんのお話しを聞きました。

「もう終わりかと思った」

「これからのこと考えると途方にくれてしまう」

「これをぜんぶなんとかできるほどお金も支給されないだろうし」

また大雨や台風がやってくるかもしれない。
そんな恐怖もあります。

今後の生活への不安もあります。

「昨日皆さんに掘り出してもらった湯沸し機を、業者さんに見てもらったら、壊れてないってことだったんで、昨日久しぶりに家でシャワー浴びたのよー」

と、やはり被災した隣の家のおばちゃんが、ちょっと笑顔で言いました。

そう、

やっと水が出るようになりました。

2階でなら、なんとか暮らせます。

苦笑いであの日のことを振り返ることもできるようにもなりました。

そして、家主のおいちゃんは言いました。

「まあ、仕方ないけどな、、」

割り切ってるとか、あきらめてるとか、そういうことではなく、

でも、ほんと、どうしようもないのです。

誰のせいでもない。

自分たちをずっと見守り、育ててくれた、この自然が相手なのだから。

岸に瓦礫が積まれた目の前の川には、豪雨で斜めっていましたが、「ホタルの里」という看板がありました。

陥没した道の先には山と川に囲まれた小さな温泉地がありました。

風光明媚なこの地を襲った豪雨災害。

この恐怖や不安はこの先もずっと拭われることはないでしょう。

でも、それでも、人々はまた、ここで生きていくのです。

自然と共存し、自然に育まれながら。

「仕方ない。なんとか今やれることをやるしかない。明日からまた生きていくために。」

そんなふうに思っている人たちが今、たくさんいます。

そして、そんなふうに思うことに疲れてしまった人たちも、きっとたくさんいるでしょう。

もしかしたらまだ希望の見えてこないこれからの生活に、それでも、少しでも笑顔や力を与えられるよう、

被災者の方々の思いに寄り添えるよう、たとえ小さな力でも、今できるかぎりの支援をしていきたいと思います。

(2017年7月)

※※ ※※ ※※ ※※

今回の九州等での豪雨被害に際し、自分が今いる埼玉県からは、現地にボランティアに行くことでの、復興支援活動に協力することはできそうもありません。

こんなふうにも新型コロナウィルスの影響があります。

しかし、地元の皆さまで、力を合わせて、なんとかこの困難を乗り切って下さい。
何らかの形で、自分も協力致します。

あらためて、
被災地の少しでも早い復旧・復興を、
そして、被災者の皆さまのもとに、一日も早く、安心した日々が戻ってくるよう、
心よりお祈り申し上げます。

※※ ※※ ※※ ※※

今まで、たくさんの地域で、国内でも災害復興支援活動をしてきましたが、その、それぞれの地で、復興後、また来てみたいな、っていつも思います。


ここで紹介した活動の場所へも、いつかまた、今度はゆっくり温泉につかりにでもいきたいなって思います、、、


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「人間の欲望と悪意」 ~お米にガラス粒、プラスティック米、冷凍餃子殺虫剤混入、、我々人類は、いつまでこういった取り返しのつかない過ちを繰り返すのだろう、、、

 

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NGOで支援しているフィリピンは、現在、世界最長のロックダウンが続いている。

その中でも、現地事務所のあるセブ市は、最も厳しい規制がされている。

7月に入り、そのハードロックダウンの延長が決まったことで、政府からお米の配給がされた。

もちろん家族がずっと暮らしていくためにはぜんぜん足りないのだが、まったくないよりはいい。

しかし、そのお米に問題が発生している。

お米の中に、ガラス片が混入していたのだ。

それも、嫌な見方をすれば、まるでお米と間違うような大きさの粒状のものが。

気付いた人もいれば、気付かなかった人もいる。

住民からの報告によると、気付かずに飲み込んでしまったことで、犠牲者(現地スタッフの報告では死者もいると言っているが、それは報道されてはいない。)も出ているらしい。

それが今、この地域で問題になっている。

ハードロックダウンにより、仕事がもう4ヵ月もなく、飢えに苦しむ人々が、やっと手に入れた食糧に、それも政府からの配給に、このような異物混入があり、被害もおきているということは、本当に救われない事態だ。あまりに残酷な現実だ。

果たしてこれが業者の品質管理の甘さなのか、もしくはカサ増し(量を増やす)をして少しでも得をするための故意の行為なのかは、わからない。

どちらにせよ人災だ。

数年前もこんなことがあった。

お米にプラスティックの粒、いや、それはあきらかに人の手で製造されたプラスティック米、が混ざっていたのだ。

中国からの輸入米に混入されていたのだが、これは業者が、お米の量を増やすための不正行為だったと思われる。

生命の維持のために必要な、基本的な要素である食糧に、このような不正を行い、生命を危険にさらしてしまう、本当にタチの悪い行為だ。

本当に、人間の欲望と悪意は計り知れない。

日本でもあった。

冷凍餃子への殺虫剤混入事件。

捜査の結果、日本側は、毒物は日本に入ってくる前に中国で混入された可能性が高いとしたが、
中国側は、日本に輸入後、流通過程のどこかで生じたもの、と主張した。

また、工場の品質管理の問題かと疑われたが、中国の工場側は、それを否定し、自身の工場の内部をメディアに公表し、安全をアピールしたりもした。

幸い死者は出なかったが、何人もの中毒症状者が発生した。

なのに、原因がわからないまま、年月が経ち、世間も事件を忘れ、真相はうやむやのまま、迷宮入りになるかと思われた。

ところが、事件の2年後、突如、中国で「容疑者」が捕まった。

彼は、工場の雇用待遇に不満を持ち、「製品で事件が起き、騒ぎになれば、会社が待遇改善を考えるかもしれない」と、工場内で殺虫剤を注射したというのだ。

もちろん彼は拘束され、無期懲役となった。
その工場は結局、倒産した。
幾人もの日本人の命を危険にさらした、、、

何も良いことなんかないし、誰も得をしない。

それが最終的な事実だった。

写真は、ガラス片を発見した住民が、行政の担当者を呼び出し文句を言っているものと、
手のひらにのる、混ぜられたガラス粒。
それから、3種のお米の写真は、そのひとつがプラスティックだ。不自然に白いものがそれだ。

こういうふうに分けてしまえば、わかるのだが、混ざってしまえば、気付かないこともあるだろう。

そしてそれは、取り返しのつかない事態を生む。

繰り返すが、今回のガラス粒については、それが故意によるものなのか、品質管理の杜撰さからなのかはわからない。

しかし、これももう一度、繰り返す。

人間の欲望と悪意は計り知れない。

我々、人類は、あまりに愚かだ、、、


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「こんな哀しい物語、、」 ~フィリピン・セブのスラムの片隅、新型コロナウィルスと貧困がもたらした、どうしようもなく哀しく、厳しい現実、、

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山奥の小さな村で、新型コロナウィルスの感染者が発生した。
近くに病院も薬局もないような山奥のスラム、、「ここで感染が拡がったら大変だ」と住民もわかっており、まだ早い段階(2月とか)から村の出入り口となる山道にゲートを設け、部外者の侵入を防いでいた。
また、許可がないと、村の外へ出られない。
村人が自主的にそのような警戒態勢を敷いていたのだが、この地で、とうとう感染者が。

このことは先日もブログに書いたのだが、その続きも含めて、改めて、、。

彼女は、妊娠しており、先日、早産のため、緊急で町の病院に行き、出産をした。
フィリピンの公立の産婦人科は、一般的には、出産後、数時間くらいで、子どもと一緒に退院する。
廊下にまでベッドが並ぶ過剰な患者数と、なにより貧困層にはいつまでも入院してるお金がない。
しかし彼女は、家も遠いし(山の中だし)、帰るのが困難な時間でもあり、一晩病院に入院した。

早産児ということもあり、赤ちゃんには充分なケアが必要だった。
決して健康体ではないが、しかしその子は、貧困な家庭に、それでも、新たな幸せと笑顔をもたらした、まぎれもなく天使だった。

しかし、母親の様態が思わしくない。産後ということもあり、念のため、病院に行った。

コロナだった。

患者であふれる病院での院内感染だと思われる。

だが、フィリピンでの新型コロナウィルスの治療には莫大なお金がかかる。
既に医療崩壊も起きている。

とりあえず、自身で病院に行けるくらいの体調でもあったし、自宅療養ということになった。

もちろん、家は封鎖され、家族が一歩も外へは出られない。

村もより厳しく封鎖された。

食事や薬は近所の人たちが届けた。

ただ、コロナで隔離され、療養する母親と、早産で未熟児の赤ちゃん、そして父親、、

その生活な容易なものではなかった。

そして、、、

赤ちゃんの容態が急変した。

父親がなんとか許可をもらって病院へ連れていった。

もちろん母親は付いていけない。

数時間後、子どもは天に召された。

夫婦のもとに舞い降りた天使は、ほんの数日で、また天に還っていった、、、

それは、コロナと貧困がもたらした、ひとつの哀しい現実だった。

今、どこにでもあるような話かもしれないけど、

あまりに、哀しい現実だった、、、

父親が、隔離状態に戻った中、facebookに投稿した。

、、、

「 午後11時36分、あなたは突然去った。

辛いけど、私はどうすればいいかわからない。

愛してる。

あなたのためなら何でもできるよ。

でも、ボクはもうこの手で、あなたに何もしてあげられない。


大好きだよ、息子よ。

安らかに眠ってね。

私たちのもとに、あなたはたくさんの笑顔を持って来てくれた。

ほんの少しの時間だったけど、でも本当にありがとう、、、」

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「あとだしジャンケンはやめないかい?」 ~ロックダウンかトリアージか?答えは解らない。ただ、うちらは、一度その心に刻まれた、あの喪失感や危機感を忘れちゃいけない。 「新しい日常」も「withコロナ」やもいいけど、コロナ後の世界にバカ殿がいない事実は変わらない、、

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日本では新型コロナウィルスがそれなりに落ち着いてはいる。

東京他、ちょこちょこクラスターは起きてるけど、医療崩壊はとりあえずが大丈夫だし、許容範囲だろう。

そして、それなりに状況がわかってくると(無症状がほとんどとか致死率が思ったほど高くないとか)、コロナをなめた発言が多くなってきた。

まあ、人それぞれの持論があるのはいいのだが、そのほとんどは、パンデミックの初め頃は、もっと気を付けろ、と言っていた。

TVもネット、、SNSYoutubeも、ひとりよがりの知識や思い込みやカッコつけで、にわか評論家ぶって、そんな風潮になってたりする。

あまりにあさましい後出しじゃんけんに呆れてしまう。

簡単に言ってしまえば、「インフルエンザの方が感染者が多いのに、なんでコロナだけ?」とか「ただの風邪の一種でしょ?」とか「ロックダウンなんて意味がない」とかだ。

まあ、それならそれいい。

かといってそれが、「コロナなんてたいしたことないから、対策なんてそんないらないよ」と結びつく意味がわからない。

あえてそっちに歩み寄るなら、「そうだよね。本来、インフルエンザにももっと気を付けなきゃね」じゃないかと🙄

ただ、インフルエンザはかかればけっこうわかるので、自ら寝込むことができるけど、今回のコロナは、かかってても無症状でバンバンうつってくのが怖いし、得体がしれないし、重篤化した場合の治療法も確立化されてない。

だからやっぱ自分は怖い。

それに、世界がもうこんな感じになっちゃってて、コロナにかかった時の風評被害みたいなやつが怖い。日本でもあったじゃん?岩手が今、感染者ゼロなんで、東京にいる息子にしばらく帰ってくるなってLINEしたっての。世間体どころじゃすまない、下手すりゃ引っ越し、、、気持ちも状況もわかるけど、やっぱそうゆーのも嫌だし。

自分はずっと言ってるのは、「風邪の一種かもだけど、だいぶやっかいな風邪には違いないし、まだ得たいの知れない部分が多過ぎるから、やっぱ特別に気を付けるよ」っていう感じ。

かといって、あまりに神経質になり過ぎて、一般生活にめっちゃ不都合が起きるほど、規制するのはもう必要ないかもしれない。とりあえずそれなりに感染が落ち着いた日本や他のいくつかの国では。

そこらへんはうまく付き合っていくしかない。

で、ロックダウンには意味あると思うよ。

ただ、そのタイミングがハマらないとあまり意味がないとは言えるけど。

これは、後出しじゃんけんってわけじゃないけど、

最近、日本で、大阪の専門者会議(?)みたいので、どっかの大学の教授が、「休業要請や自粛要請に意味はない」って言って、吉村さん(知事)が「ふむむむ」ってなってた。

けど、

自粛要請に意味はあるってば!

もし効果が出ていなかったとしたら、タイミングや期間の問題じゃん?

もしかしたら日本の緊急事態宣言にはあまり意味はなかったかもしれない。

でもそれは、「遅すぎた」からだよ?

もっと早くやってたら、だいぶ状況は変わったと思う。

あと、自粛をしなかった場合のデータなんてないのに、どうして、あんな自信満々なのかもよくわからない。

まあ、こうやってぶつぶつ言ってる自分も、同レベルかそれ以下の、ただの持論でしかないんだけどね😅

でもって、日本で、「自粛要請やましてやロックダウンなんか必要ない」「コロナなんてたいしたことない」って言ってる人たちって、

欧米や中南米、アフリカとかの惨状をわかって言ってるのかなあ?

「コロナなんてたいしたことないよ!” 日本では ” ね!」

なら、まだわかるんだけど。

あきらかに日本やアジア(一部除く)ではコロナの勢いが弱い感があるから。

気候や習慣、風土、地域、人種的なものの影響もきっとあるんだろね。

とりあえず、なんかよくわからん自信と根拠で、「コロナなんて大丈夫」って、安全地帯な日本で言ってる人たちは、

異常な感染爆発が起こってるブラジルのファベーラ(スラム街)に行って、バタバタ人が倒れてる中で、「コロナなんてたいしたことない!」って叫んでほしーね。

でさ。

タイミングをちゃんと計ったロックダウン(国民の意識や出口戦略も含めて)には大きな意味があるってことは、台湾とかをみればわかるし、

積極的な対策をしないブラジルの惨状を見てもわかるんじゃないかと。

イギリスやアメリカだってそう。あきらかにロックダウンのタイミングが遅かったし、アメリカに至っては出口戦略もグダグダで、あいかわらず感染の勢いが止まらない。

自分がNGOで支援しているフィリピンは、世界でも早いタイミングでロックダウンに踏み切り、あきらかにその成果は出てて、一時期までは、医療環境も生活環境も整ってるはずの日本より(ほぼ同じ人口)感染者も少なかった。でも、ロックダウンを緩めていくタイミングをたぶん間違えて、また、もしかしたら第二派とのタイミングが合っちゃって、人々の意識もまだ緩んじゃいけないとこで一気に緩んじゃった気がする。そして、今もまだ感染拡大は続き、むしろ酷くなり、今や、世界最長のロックダウンを続けてる。

まあフィリピンに至っては、国民性も影響してるかもだし、データとしていまいちな気がするけど、例えば北欧。

スウェーデンは、まあもちろんそれなりの対策(集会禁止とか)はとったけど、周りの国みたくロックダウンは行わなかった。

集団免疫を作るっていう方針と、また、「新型コロナウィルスに対してロックダウンを行うことに、学術的・医学的な根拠がない」ということから。

そりゃそーだ。

未知のウィルスに、学術的データなんかあるわけない。

ということは言い換えれば、ロックダウンをしない場合の学術的データもないんだけどね。

で、まあ、北欧各国が、おおよそ同じ感じの気候や人種、医療環境だとして(少なくともアジアと欧米の国を同じ土俵で比べるよりは無理がない)、スウェーデンデンマークノルウェーを比べると、人口が違うから単位人数あたりのコロナ関連死亡者数でいくと、やはりスウェーデンだけ突出してる。

他の国の5~10倍の死亡者が発生してる。

これって、「ロックダウンしなかった場合」のあきらかなデータなんじゃないのかな?

まあ確かに、いつか集団免疫ってやつができて、未来へ繋がるかもしれんけど、事実として今、大量の死者が、「今」、出てることには違いないし、コロナウィルスはもちろん変化してくわけで(以前のSARSやMERSだってコロナだ)、次に、変化したCOVID21とかが発生したら、その集団免疫が効くかどうかもわからない。インフルエンザが毎年変化して、ワクチン接種に意味がなくなるってことが多いように。

しかしどうして、これだけ死者がでているのに、スウェーデンはなんだかそれを粛々と受け入れているのだろう。(ちなみにブラジルは大混乱)

もともとの国民性もあるし、また、スウェーデンではトリアージに基づく死生観が根付いているという。

トリアージとは、ざっくり言ってしまうと、「あらかじめ治療や搬送の優先順位を決めること」である。ようするに「命の選別」だ。

スウェーデンでは徹底したトリアージが行われ、コロナに感染し重篤化したり、基礎疾患のある高齢者は、ICUを積極的に使用しないようにしているという報告がある。

コロナによる死亡者の多くは、高齢者施設におけるクラスターである。それに伴う、基礎疾患のある高齢者の死亡リスクをある程度許容し、人々の社会生活に対する規制を最小限にとどめ、外出自粛や店舗の休業などを求めず、経済活動を維持しながらコロナとともに生活すること、そして集団免疫を得ようとする政策を選択しているのが、スウェーデンの方針でもある。

人権無視?しかしそれが人々の死生観として受け入れられているのなら、部外者は何も言えない。

しかし、そのように、ロックダウンをせず、経済活動も止めないでいるのだが、現状として、感染者も死亡者も突出しているため、周辺北欧諸国から、未だ入国拒否をされ、また、多くのヨーロッパ各国からも何らかの入国制限が課せられている。

ヨーロッパでは今、既に出口戦略が進み、各国間の制限なしの行き来ができるようになってきているにもかかわらず、だ。

ようするに、国内における経済活動を止めなかったけど、その結果、感染が酷くなり、国外との貿易や往来(観光とかも)に、いつまでも支障が出ているわけだ。

となると、周りの、既に国境開放している国々たちと、そのうち経済復興的にも追いつかれちゃうんじゃないかと。

そしたら、経済優先政策の意味がないんじゃないかと、、、

そんな側面も考えられたりする。

なんにしろ、うまくいかない。

とにもかくにも、ロックダウンをしようがしまいが、結局、ダメージは甚大な国々はたくさんある。

たまたま日本は運が良かったのか、風土的なものか、被害が少なかった。

また、家に閉じこもってネットばかりやっててもOKな富裕層は、好き勝手なこと言えるかもだけど、仕事がなく飢えに苦しんでる貧困層から見たら、コロナなんてたいしてことない!なんてセリフはありえない。

安全地帯にいるからこそやれる、後出しじゃんけんはやめとくれ。

お金にまったく困ってない国のトップたちが、意味不明にキャッチフレーズを付けていい気になってる。苦しむ庶民のことも実感できずに。

日本では最近、「コロナ後」「コロナ明け」なんて言葉をよく聞く。

まあ、いいだろう。

そうやって、また日常を取り戻していくのだろう。

でもね、それでもやっぱり、うちらは一度その心に刻まれた、あの喪失感や危機感を忘れちゃいけない。

「withコロナ」もいいけど、コロナ後の世界にバカ殿がいない事実は変わらない。

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海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

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「時事ネタをうだうだ書いてみた😅」 ~何事もなかったかのように都知事選が終わり、当たり前のように小池さんが会見をし、結局はコロナに振り回されてる感がある世の中で、なにはともあれ、自分を見失わずに日々の生活を送れたらいいね、、

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東京都知事選が終わった。

予想通りというか、予想以上の小池さんの圧勝だった。

まあ仕方ない。他の顔ぶれを見ると、結局そこか、ってなってしまうのだろう。

今、コロナでこんな状態の東京都を引き継ぐのは大変だとは思うけど、なんなら金子恵美さん(不倫で議員やめた宮崎謙介の奥さん)とか出馬すればよかったのに。

ネット中心選挙なら、TVによく出てて、知名度もあって、実績もある彼女、けっこう戦えた気がするけど。

あ。誰か他に候補がいないかな?と思っただけで、別に自分は好きでも嫌いでもないんでどうでもいいんだけど。

というか都民でもなけど😅

ところで、たぶん世間はもう忘れてると思うんだけど、

コロナ前の小池さんは決して評価は高くなかった。

オリンピックも市場移転も根本の政党戦略も、何もかもがグダグダで、就任当初の勢いも期待もすっかり衰えてた。

支持率も50%を割ってた。

それは、コロナ渦が始まってからも続いた。

水際対策の遅れ、クルーズ船への対応の失敗、自粛要請の曖昧さ、、、

グダグダが続いた。

しかし流れが変わった。

それは中国・習近平国家主席の来日が中止になってからだ。

中国に気を遣わないでいいなら、じゃあもういいや、と、政府は、入国制限を厳しくしたり、また休校要請を発令した。

それは政府の方針だが、その流れで結局、オリンピックも延期になった。

その辺からだろう。

小池さんは何か吹っ切れたというか、自分で思うように発言し、動き始めた。

しょうじき、もう守るものも、気を遣うものも、コロナで吹っ飛んだからだろう。

ボロボロの政府のコロナ対策に不満を述べ、もういい!東京は東京でやる!と暴走を始めた。

それが都民に受けた。

気持ちいい。と。

その後のコロナ対策は、やはりだんだん迷走がまた始まったが、

それは、政府やオリンピック、中国という足かせが外れても、今度は「選挙」という大きな要素を見据えていくことで、結局、選挙に合わせたコロナ対策みたくなって、いまいちな感じになってたりする。

それは、ある意味早急な緊急事態宣言解除と、意味不明の東京アラートとかに現れている。

人間の思惑何か気にしないウィルスはしょうじきなもので、東京アラート解除後、また徐々に都内の感染者が増え、都民はまた不安に陥っている。

しかし、その前までの、まるで政府のグダグダさに当てつけるような、休業・自粛要請や移動制限、緊急事態宣言、東京都独自の補償、に至る流れは、コロナに対してどうしていいかわからず怯えていた人々をリードしていく上で、頼りになるものに見えた。

実際、成果は現れたように見えた。

その流れのまま、支持率は上がり、最近のやり方に「??」はありながらも、その勢いを保ったまま、選挙の日を迎えた。

そして、昨日の結果だ。

圧勝だ。

さて、

選挙が終わり、これでもう選挙に対して気を遣わなくてもよくなった。

また足かせの無くなった小池さんは、今度はどうでるだろう。

早速、今日、サクッと発言した。

「他県への移動は自粛して下さい」と。

えっと、、

なんだっけ?Go to トラベルキャンペーンはどうしたのかな?😅

ところで、夏の甲子園だけど、

早々と中止を決めちゃったけど、

今、各地で地区予選じゃないけど、地方大会が盛んに行われてる。

てゆーか、プロ野球もめっちゃやってる。

大人がTV中継とかしちゃってがんがんやってるのに、子どもに「ダメ」は説得力ないよねえ、、

夜の街はダメで、ディズニーランドがOKな理由もわからんし。

検査するかしないかの違いじゃね?

世間への印象と!

そんなふうに、コロナによる場当たり的な対応の歪みや矛盾や思惑がいろいろ絡んで、しばらくは様々な場面で、まだ混乱は続くだろう。

まあそれも仕方ない。

日本ではいちおう落ち着いたように見えたりもするが、

未だ正体不明のウィルスだということには変わりはない。

世界ではあいかわらず猛威を奮ってる。

やっぱりそれなりの感染予防意識を持って、注意して過ごさなければならないだろう。

ウィルスへの感染(べつにコロナだけじゃなくてね!)を恐れつつも、もとの日常を取り戻すべく、うまく今の世の中の状況と付き合っていければいいと思う。

世間の目や自意識過剰や風評被害も含めて。

うちの近くの小学校では、お昼休みに子どもたちがグラウンドで元気に走り回ってる。

マスクをしてる子はほとんどいない。

まあ、外だし、それでいいと思うよ。

それこそ、Jリーグプロ野球もマスクなしで元気にやってんだから、やっぱ、子どもに「ダメ」は言えないし😁

ただやっぱり、最後に、

日常生活は元の通りになっていっても、やっぱり、ウィルスへの恐怖心と意識や注意は忘れるべきじゃない。

それだけは、自分自身、戒めていたいし、世間のみんなにも望んでるかなあ。

期待はそんなにしてないけど!😂

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「未だ続く祈りのメッセージ」 ~フィリピン・セブ島の現状と国際協力NGOの活動、、

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フィリピン・セブ島、それは海のきれいなリゾートとして世界的に有名な観光地です。
しかし、同時に、多くのスラムが存在し、貧困層の人々が厳しい生活苦にあえいでいます。
そんなセブシティの外れの地域、貧困層がひしめくスラムの真ん中に自分らのNGOの現地事務所があります。
ここで、スラムの人々と共に手を繋ぎ合い、一緒に協力しあい、草の根の支援活動をしています。

現在、フィリピンは、新型コロナウィルスCOVID19による感染拡大で、世界最長ともいえるロックダウンが続いています。
そのフィリピンの中で、もっとも感染が酷く、厳しいロックダウンが課せられているのがセブシティで、NGOの事務所がある地域は、その中でも要警戒区域とされている地域です。

当初から恐れられていた住環境も衛生環境も悪いスラムでのクラスターが発生しています。

NGOの事務所のある地域は、観光客が来るような場所ではありません。
そこらの屋外でふつうにギャンブルをやってますし、麻薬や銃もあります。
人々は屋外の井戸を生活水として暮らし、トイレも含めた生活排水が流れる側溝は、スコールの度にあふれ、
それはわけのわからない感染症の原因にもなります。また、デング熱破傷風で亡くなる方も多くいます。
教育環境の悪さによる知識不足、また貧困により、病気の予防や治療もままならず、病院にいくお金もありません。
特に乳幼児の死亡率が高くなっています。
治安も決して良くはなく、前に、街からタクシーに乗って帰ってきたら、観光客だと思ったのか、
「こんなとこに何をしにいくんだ?」「ここから先は危険だから行かない方がいいぞ」
そう言われてしまうような地域です。

しかし、そこには、明るくあたたかく、気のいい人々が暮らしています。
もう20年近く、ここで活動する自分にとって、みな、家族のようです。
その大切な家族が、今回のコロナウィルスにより、今、とても困難な状況に陥っています。
ロックダウンにより仕事がなくなり、ただでさえ生活が苦しかったスラムの人々は、今、飢えに苦しんでいます。
拡大するウィルスの感染と、飢えへの恐怖に怯え、日々を過ごしています。

この地域の一画で、昨年末、大規模な火災が発生しました。
人々はしばらく近くの教会で避難生活を送り、少しずつ家を建て始め、それはとても粗末なバラックでしたが、それでも生活を立て直そうとがんばってきました。
NGOでも支援を行い、一緒に力を合わせ、村の再興に汗を流しました。

しかし、やっと少しずつ落ち着いてきた生活に、今回のコロナがまた襲いかかりました。
中には、板とブルーシートだけの家もあります。雨が降ると家の中もびしょぬれになったりもします。
その中で大人数の家族が暮らしています。
普通に家で暮らしているだけで、もう、しょうじきステイホームも意味がないし、ソーシャルディスタンスも不可能です。

でも、

でも、なんとか耐えて、生き延びようと、がんばっています。

ただ、もう限界です。

コロナウィルスの感染ではなくても、栄養失調やストレスで病気になり、また貧困と医療崩壊で満足な医療も受けられず、亡くなる方が増えています。

それが現実です。

NGOでは、なんとか人々の生活を支えようと支援をしてます。

でも、それにもやっぱり限界があります。

今できるせいいっぱいの支援をしているつもりです。

人々の生活に、またいつもの笑顔が戻るよう、なんとかこの危機が落ち着くまで、みんなを支え続けたいです。

「もうお金がないよ」
「明日のお米がないよ」
「親戚がもう5人も亡くなったわ」
「赤ちゃんのミルクがもうなくて、この子はいつも泣いてる」
「感染して死ぬか、飢えて死ぬか、どちらかだわ」
「もう限界よ」
「私達はこのままどうすればいいの?」

そんな人々の訴えが毎日届きます。

そのすべてをなんとかしてあげたいけど、
そんな力は自分にはありません。
悲嘆に暮れる人々の苦しみを目の当たりしながら、自分の無力さに途方にくれるばかりです。

それでも、
いつかまた希望が見える日が来ることを信じて、
人々がまた笑顔で毎日を送れる日がくるように、
スラムの人々と力を合わせて、励まし合って、助け合って、この危機を乗り越えていきたいです。

みんな、なんとか、生き延びて欲しいです、、、

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「てゆーか、論点ズレてない?」 ~夜の街のクラスター、レジ袋有料化、密告奨励社会、、どうして人は根本をごまかすのだろう🙄

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東京の新型コロナウィルスの感染者数が止まらない。
そして、小池さん(都知事)が繰り返し言う「夜の街」のクラスターが発生して、なんか水商売業界が白い目で見られてる感がある。

しかし、小池さんや西村さん(経済再生担当大臣)が言ってるように、「今はそこを重点的に調べて、検査数を増やしているのだから、この結果も仕方ない」というだけのこと。

これって言いかえれば、他の場所で検査数増やしたら、そこでもまたいっぱい見つかるよん!ってことだよね。

よーするに調べれば調べるほど感染者数は増えるわけで、その対象が今回はたまたま夜の街だったってこと。

例えば、こないだ再開したディズニーランドで、客が帰る時に全員検査したら、めっちゃ増えるんじゃん?

混んだ電車に乗ってやってきて、いっぱい人がいるとこに来て、一日過ごすわけでしょ?

それこそ満員電車で抜き打ち検査とかしたら大変なことになるんじゃん?

というか、ユニバやディズニーがやってる日本は、もう何でもありだよね。

特別な対策をしてないブラジルがめっちゃヤバイことになってるように、たいしたことをやってこずに、そのままゆるゆるに戻った日本は、ほんとはそのブラジルみたくなっててもおかしくないんだけど、この程度で収まってるのは、きっと何か別の要因があるんだよね。地理的、気候的、または人種的なものとか。

ん?日本人の衛生観念?自粛をがんばったから?

うーん、それはそれほどおっきな要因じゃないと思うなー。世界の状況を見てると。(日本よりもっと衛生観念も道徳心も上のスウェーデンがロックダウンなしにしたら、めっちゃ死者が出て大変なことになってることひとつとっても、この理由に説得力はない。)

ま、よーするに、「夜の街」のせいだけで感染が拡がってるわけじゃなくて、ほんとはもっとそこら中に感染者はいっぱいいるんだけど、夜の街をスケープゴートにして、コロナの注意喚起に利用してるとゆーか、、、ならまだしも、めっちゃいるはずの感染者数をごまかすために、夜の街に話題を集中させてるとゆーか、、、

どうしてそんなこと?

経済復興したいし、観光客も早く呼びたいし、都知事選もあるしー🙄

でもこのままほっといたら、ヤバいことになる可能性もないわけじゃない。そしたら出口戦略への今の良い流れも台無しになっちゃう。

何か裏や打算があるにせよ、感染爆発はふつうに自分の身にもふりかかるわけで、また休業要請とか移動制限とか嫌でしょ?

だから、みんな、そんなめっちゃ神経質に自粛とかしなくてもいいとは思うけど、それなりに気を付けて、まだまだ感染防止の意識をちゃんと持っていなきゃ、とは思うよ。

ところで、レジ袋の有料化が始まった。

まあこの流れがグローバルなものなので、仕方はないだろう。

フランスなんて、この規則破ったら、罰金や投獄されちゃう。

環境破壊を防ぐためとかって、ゴミで汚れた海や、ビニールの飲み込んじゃったかわいそうな亀さんとかがTVやネットで流れる。

それはそうなんだけど。

でもちょいおかしくないかい?

まるでプラスティックが悪者のようにされてるけど、

本当の罪は、それを海とかに捨てた人間だよね?

レジ袋を規制する前に、ポイ捨てをもっと規制しなきゃ、と思うんだけど?

違うかなー?

レジ袋を無料で渡す店のオーナーを捕まえて牢屋に入れるなんてことよりも先に、

海にゴミ捨てるバカを投獄したら?って思うんだけどー🙄

そういう取り締まりが大変なんで、その場しのぎで、手っ取り早くレジ袋を悪者にしとけって感じ?

でもそういうヤツは、レジ袋がなくても、今度はペットボトルを棄てるよ?そう思わない?

んでさ。プラスティックがそんな嫌いなら、エアコンも洗濯器もスマホも車もぜんぶダメだよね?てゆーか合成繊維の服もダメじゃん?毛皮にするん?じゃあ、動物保護活動に今度は引っかからない?

てゆーか、そんなこんなで自分も今、もちろんエコバックを持ち歩いてんだけど、それが前にもらったレジ袋の再利用だったりするんだけど。わけわかんねー🤣

ところで、自分がNGOで支援しているフィリピン。

感染拡大が止まらず、世界一長いロックダウンが続いている。

その原因のひとつにはやはり人々の感染抑止への意識が低い行動もあるだろう。

このあいだのパレードといい、、、

かといって、市民の行動をめっちゃ監視するのは、さすがに警官も足りない。

で、警察は考えた。

「マスクしてない人を見つけたら、通報してもらって、密告者には報奨金を出す」ってのはどうだい?

「もちろん密告者の正体はぜったい隠すから安心してね!」

うーん、、、🙄

じゃなくてさー。

強化するのはそこ?

ちょい前にあった日本の「自粛警察」じゃないけど、

そういうのを行政が奨励するの?

密告が怖くて規則を守る。

そういう社会にしたいの?

確かに、軍や警察があんなに警戒態勢を敷いてるのに、人々はお祭りで騒いでたりわけわからんことしてるけど、

行きつくのはそこ?

あまりに場当たり的じゃない?

てゆーか、市民のみんなはそれでいーの?

まあ、まだ決定したわけじゃないけど、、、

なんかさー

どこに向かいたいんよ、この国は、、、


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