スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【フィリピンのローカル食堂カレンデリアで安く豊かに過ごすお昼のひととき】 ~スラムの人々と共に生活しながら続けてきた草の根の支援活動   (#フィリピンではマクドナルドも定番メニューはチキンとライス #モールの高いフィリピン料理レストランでは味わえない本当のローカル料理ならカレンデリアへ #地域に根差した支援活動と人々の支え #SDGs #国際協力NGO #海外ボランティア)


フィリピン・セブシティにNGOの現地事務所があります。貧困地域のスラムの真ん中にあるというロケーションのため、ちょっとした食事(ランチとか)ももちろん思いっきりローカルなものになります。

大通りに出ればジョリビー(フィリピンローカルファストフード)があったりもしますが、そこまで30分歩くのも、わざわざ乗り物に乗ってくのもめんどいし、なんてってもコスパもいいし、というわけで、スタッフとランチを食べに、スラムのカレンデリアによく行きます。

カレンデリアとはいわゆるローカル食堂のことです。英語表記はKarenderia。読み方はそのままカレンデリアです。どの地域にも大小さまざまなカレンデリアがあり、見つけるのは簡単です。(衛生状態とかにこだわらない方はぜひどうぞ。モールの高いフィリピン料理レストランとは違う、ほんとのローカル料理がめっちゃ安く食べられます。)

カレンデリアの外観はお店によってそれぞれです。お店を構えていてちゃんとレストランみたくなっているのもあれば、写真のように、軒先でちっさな営業をしてるとこもあります。

テイクアウトもできますが、テーブルや椅子があって食事もできる店もあります。多くは、扉がなく(屋台も含めて)開放的です。そして、調理済みの料理が、アルミやステンレスの容器に入れて並べられています。メニューは店によって様々。定番メニューはチキンとライス(これらがなければフィリピン人は生きていけません!😅ちなみにジョリビーマクドナルドも定番メニューはチキンとライスです。ファストフード店なのに!🤣)。魚料理や卵料理、スープや野菜料理、ルンピア(揚げ春巻き)等、店によっていろんなものが置いてあります。(まあ、だいたい同じですが😅)

写真のカレンデリアはうちらの行きつけのお店です。店舗の規模で言えば最小の部類に入るでしょう。自宅の一角で夫婦が小さな店をやってます。味がどうとかっていうか、NGOで支援している子どもの関係と、まあ近くだから、という感じでしょうか。

ご飯やおかずを買ってきて施設で食べることもあれば、ここで食べることもあります。

が、、、

うちらのスタッフはひと味違うのです😳

なんと、この家に上がり込んで、他人の家の狭い居間をイートイン状態にして、くつろいでます🤣

TVを見るだけでなく、時にはカラオケもやってきます。

お店をやってる人の、ただの自宅です。

いくら自由なフィリピンでも、もちろんそんなシステムはありません。

軒先でお店をやってる自宅に上がり込んで、くつろいでご飯を食べる。

聞けば、こんなずうずうしい(?(^▽^;))マネをしてるのは、うちのスタッフだけだそうです😅

確かにNGOで長年、地域の支援活動をしています。
事務所や施設は、フィリピンでは地方自治体の役目も担ってる教会の敷地内にあります。
現地スタッフリーダーはバランガイ(役場)とも連携したソーシャルワーカーです。
そしてスタッフのひとりは、スラムの主(ヌシ)とも言えるようなおばちゃんで、例えば、トライシクル(バイクタクシー)の値段交渉とか、このおばちゃんに頼めば、どこに行くのもいつでも最安です。

なのですが、、😳

しかし、、

いや、特に問題はないか😅

お店の夫婦もまったく迷惑そうじゃないし、というか友達だし、一緒にくつろいでお話ししてるし、そもそも地域の活動に協力してくれてる方で、ちょっとしたミーティングにもなってるし。(雑談や愚痴、もしくは井戸端会議とも言う😁😅でも地域の人々とのそういう関わりって大事だよね😇)


NGOの活動において、常時動いてるスタッフの日本人は、実施的には代表の自分ひとりです。それもふだんは日本で生活と活動資金のために他の仕事をしています。

それでも、長年、地域に根差した活動を続けられ、

先のコロナ渦のロックダウンで多くの団体が活動をストップする中でも支援活動を行うことができ、

また、日本からくるボランティアが、現地の人でさえ危険だと寄り付かないこのスラムで、安心して過ごすことができるのは、

こんな、たくましいスタッフたちのおかげでもあります。あ。ちなみにこの日のランチ代は4人で175ペソ(420円くらい)でした。

これは、さっき書いたスラムのヌシ的存在のスタッフの家です。

電気も水道もガスもない、今にも崩れそうなこの狭い小さな家で、息子夫婦&赤ちゃんとか3家族が暮らしています。

貧しく、厳しい環境ですが、それでもいつも笑顔で、強くしたたかに、懸命に、生きています。

そしてここが、このスラムが、

現地においてNGOで活動する自分の、

居場所なのです。

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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