スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【フィリピンの山の生活と山岳スラムにおける支援活動】~なんなんだこのオオトカゲみたいなヤモリは🤣~「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その2)」   (#SevenNotesInc. #山の村のスラムの暮らし #フィリピンセブ #フィリピンはバイクに4人や5人は当たり前 #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs #ほんとの幸せってなんだろう)

先日行った山奥の村のスラムでの支援活動の様子です。(以下、リアルタイム・リポートとしての記述です。)

※※ ※※ ※※


今週末は山岳スラムにて、食糧の配給と、子どもたちに文房具の配布の支援です。ただ、準備がまだ終わっていなかったこともあり、前日から村に泊まりにいきます。

また、NGOと繋がりのある、現地フィリピンの介護実習生育成のための日本語学校の学生が、集めた服や靴等を、その日(山に行く日)に寄付してくれ(山から迎えに来てくれた現地ボランティアとの待ち合わせ場所に持ってきてくれました)、それらもそのまま山へ運びます。

支援イベントで子どもたちに配る文房具は、今回のイベントに協力して頂いた現地法人Seven Notes Inc. のスタッフが準備をしてくれ、先に山へと運んであり、翌日のイベントに向けて、現地ボランティアがその仕分けを進めています。

まずは、迎えにきてくれた山の村のボランティアと、ふもとの町で会い、昼食を食べ、山へと向かいます。

今回は、日本から来た学生ボランティアも一緒です。

山といっても、それほど遠くも高くもありませんが、ずっと上りで、道も狭くなるため、町によくあるジプニー(フィリピン版ローカルバス)やトライシクル(サイドカー使用のバイクタクシー)では行けず、バイクタクシー(普通のバイク)に、3人または4人乗りで、峠を上っていきます。

運転手の後ろ(後部座席)に2人乗るのは、まあ、普通だとして、もう1人、運転手の前にも乗ったりします。

そんな感じで、曲がりくねった峠道を上っていきます。

途中、小学校を通り過ぎます。この小学校は、山の斜面に建っているため、高学年になるほど、校舎が上にあり、毎日、けっこうな山登りです。山の子どもたちは、まず、村から峠と越え、山を下り、この道路まで降りてきて、そして、学校の門までたどり着き、そこからまた山登りです😅

小学校を通り過ぎ、道もだんだん狭くなり、またしばらく上っていくと、村への登山口に到着です。

ここからはいわゆる登山です。(といってもそこまでハードなものではないです(^^;)。けっこう息は切れるし、暑いし、途中で休憩も必要だったりもしますが😅)支援物資を運び持ちながら、ひーこら山を登っていきます💦

だんだん村が近付いてくると、自分らがやってきたことに気付いた子どもたちが集まってきます。

自分はコロナでずっとここに来ることができなかったため、二年半ぶりの再会です。当たり前ですが、なんだかみんなおっきくなっています😅

子どもたちにまとわりつかれて、手をつなぎながら、山道を登っていきます。

まずは、今日からお世話になる村人の家(写真)に向かいます。いわゆるホームステイです。

かろうじて電気は引いていますが、ガスも水道(山の湧き水を引いて、使い放題ではありますが)も、また、スマホの電波もありません。

荷物を置いて、挨拶をして、なぜかここまでついてきた😅子どもたちと一緒に写真を撮ったりしつつ、早速、イベントの準備(文房具の仕分け)をしている場所に行き、補充の文房具を届けたり、足りないものを確認(翌朝、買いに行きました)したりして、自分らはまた他のボランティアと、イベントのための看板作り等の準備をします。

そして、当たり前のように集まってきた子どもたちや、家族や親せきと一緒に、山の村の夜がふけていきます。食事は山の湧き水と薪で作ります。それはやはり不便な生活かもしれませんが、ある意味、ぜいたくなものかもしれません。だって、日本人はわざわざ山にキャンプをしに行って楽しむことと同じ状況なのだから。でも、それが毎日です。それが、ここの日常なのです。

スマホで連絡をとったり、SNSにアップするためには、家から出て、山をさまよい(?)、電波が拾えるスポットを探します(もちろん目安はあります)。もちろん外は真っ暗です(家の中も薄暗いですが)。冷房もありません。シャワーは湧き水の水浴びです。くつろいでいると、いきなり頭上で爆音が響き、何かと思ったら、ヤシの実がトタン屋根に落下する音です。町では見かけないような大きなヤモリが壁を這っています。

家族がみんなで協力してご飯の用意をしてくれます。自分も一緒にルンピア(フィリピン風春巻き)を巻くのを手伝います。翌日のイベントの準備をしつつも、子どもたちがほっといてくれるわけがなく、集まった家族や親せき、子どもたちと、遊んだり、ギターを弾いて歌ったり、踊ったり、話をしたりしながら、山奥の村の、自分らにはどこか非日常な、でもきっと当たり前の、思い出深い時間が過ぎていきます。夜にはいきなり激しいスコールが。そしてあわてて雨漏りをふさぎます。家族(だけじゃないですが)は大人も子供も男女もなく大人数で床でザコ寝です。確かに、貧乏だし不便だし、衛生状態だって良くありません。でも、そこには、家族やみんなで一緒に、寄り添い、あたたかい時間が流れていきます。

あらためて感じます。

本当の幸せってなんだろう、、

て。

そんなこんなで、明日は支援イベント当日です。


(続く)

PS... というか、このオオトカゲみたいなグロいヤモリがふつうに家の中にいる、そんな山の暮らしです、、、😅😱

yumekake.comyumekake.com

yumekake.com

yumekake.com

** ** ** **
🍀国際協力NGOのブログです。表示されるスポンサー広告のページを開いて頂くだけで、NGOへの募金として、フィリピンのスラムの子どもたちへの支援になります。ご協力お願い致します🙂
🍀JOHNです。よろしくお願い致します。 海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅 もしよろしかったら、読者登録、シェアお願い致します🙂
自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

🍀NGOの活動にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。 
【国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】
” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ” 

hopehalohalooasis.wixsite.com

🌏LINEオープンチャットグループを開設しました。
【オープンチャット「SDGs/海外ボランティア/国際協力NGO」】