スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【当たり前だと思っていた日常は、本当は当たり前ではなく、とてもかけがえのない大切なもの】 ~フィリピン・セブ島における国際協力NGOの支援活動より、、   (#SDGs #台風22号復興支援活動 #草の根の継続的な支援 #子どもたちの笑顔を守るために #スラムの片隅より #海外ボランティア)

f:id:yumekake-john-ngohope:20220330175736j:plain昨年末に台風22号により甚大な被害を受けたフィリピン・セブ島。貧困地域であるスラムでは、台風の被災と、もともとの貧困により、なかなか元通りの生活に戻ることができません。というより、ガレキやブルーシートでとりあえず組み立てた家に住み、その後、政府から特に支援等もなく、そのまま困難な生活に落ち着いている状態です。

自分が代表を務めているNGOでは、資金面から満足な支援を行うのはなかなか難しいのですが、被災地のスラムにおいて、できる限りの支援活動を続けています。日々の命をつなぐための定期的な炊き出しや、その時必要な生活物資の配給、倒壊した家屋を直すための物資の提供や修繕の手伝い等、ほんのささやかな力かもしれませんが、現地スタッフとボランティアの協力により行っています。

台風により家を壊され、家具や大切な思い出の物も吹き飛ばされ、食糧も水もなく、厳しい生活を強いられてきた日々。そこからなんとか立ち直ろうと、被災者の方々はも必死でもがいています。未だに、拾い集めたガレキとブルーシートで組み立てた粗末な家で、なんとか困難な状況を耐え忍んでいます。

今日は、この家族に、家を建て直すための板やトタン屋根の提供を行いました。ほんのささやかな支援ですが、このようなひとつひとつの小さな希望を足掛かりに、少しずつ生活を立て直していってほしいです。

辛い毎日ですが、みんな、これからの生活への希望を捨てずに、明日への光を信じようとしています。

子どもたちは、ふとすると曇りがちになってしまう、それでもその純粋な瞳で、まだ夢を忘れずに、がんばっています。

このように、少しずつではありますが、被害の酷い家から、家を直すための支援物資の配給を続け、被災者の方々はとても喜び、感謝しています。今はまだ、ガレキを集めたつぎはぎだらけの粗末な家ですが、これからもまた、NGOからの継続的な支援と、自らの努力で、一歩一歩、元の安心して暮らせる家を取り戻していこうと、みんな、希望を抱き始めています。

そう、たとえ粗末で小さな家でも、ここは、家族が集うことができる「我が家」なのです。そこには、少しずつ、安心と笑顔が戻り始めています。

困難な状況の中で、あらためて気付きます。

「家族で一緒に暮らすことができて嬉しい」

そんな思い。

それは、平穏な日常の中で、いつのまにか意識しなくなるようなことかもしれません。

でも、そんな、当たり前のようで、決して当たり前ではないことに、あらためて感謝しつつ、二度とは来ないかけがえのない今日という日を大切にして生きていこう、と、過酷な現実の中、被災地で力を合わせて懸命に生きていこうとしている被災者の方々と共に思いを分かち合いながら、自分もあらためて気づかされています。

台風により、家も、服も、家具も、思い出の品も、一生懸命お金を貯めて買った大切なものが、みんな失われてしまいました。

日本のように政府からの支援もありません。もともと貧困に苦しむ生活だったため、今後の人生の再建のためのお金の目途もたたず、ふとすると、みんな、目の前に広がる闇に、途方に暮れてしまいます。

このまま被災地での困難な状況は長期化するでしょう。復興への道のりは、長く険しいものになります。

それでも、自分らは、いつかくる復興の日を信じて、現地の人々と協力して、人々が、いつかまた安心した日々を送れるよう、家族一緒に、我が家に笑顔があふれる日々を取り戻せるよう、被災者の方々のために、今できるせいいっぱいの支援を続けていきます。

支援者の皆さまやクラウドファンディングによる支援も頂きました。本当にありがとうございました。皆さまのあたたかいご支援は、今後も被災地で生き抜いていく人々の厳しい毎日を手助けしていくものであり、また、それは被災者の自立支援と繋がり、今後の生活の再建を築いていくものとなっています。

フィリピンのスラムの片隅で、自分らは、被災者のために、現地で、日々、せいいっぱいの支援活動を行っています。そして、被災者の方々も、なんとか希望を失わず、この困難な状況を乗り越えようと、みんながんばっています。

家も仕事もお金も食べ物もなく、政府からの支援も望めず、避難所や焼け跡で困難な生活を送りながらも、それでも、みんなで協力し、励まし、支え合い、毎日を生き抜いています。

台風にすべてを失ったスラムの人々の生活を、明日へとつながる日々の命を支えるため、そして、子どもたちのかけがえのない未来と、純真な笑顔を守るために、、、

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

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