YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【ラウェイって知ってる?】 ~民主化運動デモと軍事政権の過激な衝突が拡がるミャンマーについて思う~ (#地球上で最も過激な格闘技 #フィリピンのカリ、エスクリマ、アーニス #様々な格闘技と歴史 #ミャンマー軍事クーデターと中国)

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ミャンマー民主化運動、そしてデモに対する軍事政権の非道な制圧行為が止まらない。

すでに多くの死亡者が出ている。

今の日本では考えられないだろう。デモを行って、軍の制圧により死者が多数、という現実が。

軍によるクーデター(選挙に不正があったため旧政権を倒した、と正当化しているが)が起き、民衆によるデモが始まった頃は、こんなにも酷いことになるとは思っていなかった。

このグローバル化された時代に、国際世論が黙っていないだろうし、事実、今、ミャンマーで何が起きているのか、表面的ではあるが、日本のニュースでも流れている。

実は、以前のブログで、デモが拡大し始めた頃、この話題に触れ、こんなことを書いている。

「国際的な批判も起きるだろうし、軍もそこまで横暴なことはできないだろう。とは思うのだが、しかし、中国と結託していたのなら、また話は違う」

と。

そして、残念ながら、「話は違った」というわけだ。

ところで敬けんな仏教国であるミャンマー

袈裟を着て町を歩く僧侶の姿もよく見られる。

アジアの途上国らしく、人々の心はあたたかく、どこかのんびりと、平和に暮らしている。

というイメージがあると思う。

少なくとも、そんなに好戦的で過激なイメージはない。

自分もそうなのだが、

ミャンマーといえばそういえば、、

と、ふと思い出したことがある。。

とつぜん話は変わるが、格闘技の話。

あ。ちなみに自分はちょっとプロレス・格闘技マニア😅

その国の伝統的な格闘技(もしくは武術)といえば、タイのムエタイ、日本やモンゴルの相撲、韓国のテコンドー、インドのカラリパヤット、中国のカンフー、レスリングは古代キリシャだろうか、そうそうオイルレスリングはトルコのヤールギュレシ、ロシアのサンボやシステマ、その他、柔道、柔術、空手、合気道太極拳、キックボクシングにボクシング、シュートボクシングもあるし、数え上げればキリがない。ブルースリージークンドーだとか、骨法なんてのも一時期流行った(?)。ああ、個人的にはプロレスも格闘技。

あ。NGOで支援してるフィリピンには、カリ(もしくはエスクリマ、アーニス。フィリピン国内ではエスクリマって呼び名がメジャーかも?)っていう伝統武術があって、大会や道場ももちろんあるんだけど、自分の見た限りだと、Karate(空手)の方が盛り上がってる感じがした😮


このように世界には、有名なものから知られざるものまで、様々な格闘技や武術があって、また、それぞれのルールがあって、スタイルがある。

そして、そんないろいろな競技の選手が同じ場で戦えないか、と、近年、発達したのが「総合格闘技MMA)」というものだ。

要は、なるべくルールの枠を広くして、いろんな格闘技をミックスしてしまおう、ということだ。ザクっと「なんでもあり」と呼ばれたりする。

MMAとは、Mixed Martial Arts(ミックスドマーシャルアーツ)の略。

アメリカのUFCや、日本のPRIDE(もうない。その流れで今はRIZINだが、しょうじき最強を決める大会ではない。)が有名だが、この総合格闘技も、各国にいくつもの団体があり、ルールも違っていたりする。

日本でも修斗(現シュート)に始まり、UWF、PRIDE、と時代を経るに従って、ルールが整備され、安全にも考慮され、現在に至る。

佐山聡初代タイガーマスク)時代の修斗パンクラス等では、より「なんでもあり」なルールで行われていたりもしたが、現在の主流の総合格闘技MMAは、だいぶ規制があり、まあもう既に「なんでもあり」ではなく、MMAという競技のルールの中で戦う、数ある格闘技のひとつでしかない。

例えばRIZINルールなら金網(オクタゴン)じゃないし、べつにオリンピック競技になっても、それほど違和感がないような気がする。

ただまあ、やはりルールの幅が広く、いろんな格闘技の技が使えたり、特徴を活かせる面もあるので、競技として、やはり面白くはあるのだが。

で、格闘技についてマニアックな話をするとキリがないので、いきなり本題に飛ぶと、、

ミャンマーの国技とされる「ラウェイ」という格闘技がある。

立ち技格闘技なのだが、それは「地球上で最も過激な格闘技」と言われ、手にはグローブではなくバンテージ(布)のみを巻き、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、投げ技や関節技もありだし、今では多くのMMA団体で禁止になっている頭突きや脊髄への攻撃もOKだ。そして勝敗は、ノックアウトとギブアップ、またはレフェリーストップのみで決まる。判定どころかダウンカウントもない。要するに勝敗を付けるには、失神かギブアップするまでやるってことだ。(試合中、一度「タイム」を使えるるルールがあって、選手が失神したらセコンドが「タイム」を要求して、目を覚ませて続行、なんてこともあるらしい。恐ろしい😱)

急所打ち(金的)でさえも、故意でなければ反則ではなく、あと、目潰しもNGだけど、その他、立ってさえいればほとんどの攻撃が認められ、それもバンテージのみの素手に近い状態によってだ。

バンテージといっても、それは拳の保護にはなるが、バンテージでガチガチに固められた拳は、むしろより危険なものとなる。

もちろんめちゃめちゃ試合は過激なものとなり、流血やケガは当たり前の、そんな危険な格闘技なのだ。

なのだが、なんてってもミャンマーの「国技」なので、こんな「地球上で最も過激な格闘技」を、ミャンマーでは、子どもや女子もやっている。

で、

だからなんだ、というわけじゃないが、過激なミャンマーってワードでふと思い出したのであった、、、

そうそう、、

このミャンマーラウェイ、どんなにボコボコ血だらけになっても、レフェリーストップにされないで、なんとか試合終了(3分5ラウンド)まで持ちこたえれば、「引き分け」であり、敗者ではなく、名誉は守られる。

そのために無理もする。

それもやはり、どんなに非情な制圧を受けても、信念のためにデモを続ける、ミャンマー人の精神的な強さであるのだろうか。

それから、

現在、新型コロナウィルス、そして軍事クーデターとデモによる政情不安のため、ミャンマーではその国技であるラウェイの大会は行われていない。

流血必至の「地球上で最も過激な格闘技」もやはり、平和の下でこそ、行われるものなのだ。

このままではミャンマーは、国際社会において、ルールなき虐殺国家とされてしまう。

そんなことは、民衆も軍事政権も望んでないはずだ。

国連の積極的な介入がもう行われてもいいと思う。

非人道的行為に対して、世界が中国の顔色を伺う意味はない。

そして、せめて、話し合いの席につこう。

そこからまた始めよう。

続く虐殺の中、掲げられた民衆の血まみれの拳は、このままどこへ、どのように、振り下ろされようとしているのだろうか、、、



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