スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【 Minnathu... My country... 】 ~軍事政権下のミャンマーを旅して、、(その2)~ (#ミャンマー・バガン・ミンナスー #旅先での出会い #現地の人々とのふれあい)

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運河では水牛が水浴びをしてる

子どもたちが裸で飛び込む

水鳥が気持ちよさそうに泳いでる

あっちの河岸では 洗濯をする女性たち

その向こうに拡がる水田

広がる澄んだ青空

豊かな自然に育まれた生活がある

ここにはとても平和な時間が流れてる



そしてまたひとつの村をあとにする

旅は続く

でこぼこ道を トラックバスが ジャンプしながら走っていく

荷台で風に吹かれながら 遠くを眺め 少し目を細める

だんだん陽が傾いていく

干上がった河を越え

いくつかの小さな村を通り過ぎる

こっちを見つめる人たちに 小さく手を振る

子どもを抱いたおいちゃんが とても素敵な笑顔をくれる

みんな 瞳がきれいだ

そしてとても深い

夕陽に染まる 哀愁をおびた 遠くを見つめる澄んだ瞳

純粋で 力強く



旅の途中で出会った少女

純朴で 深く 遠く

優しく 澄んだ 強い眼差しをしていた

パンクした自転車を引っ張ってたら

少女が声をかけてくれた

「うちに来なよ。父さんが直せるよ」

一緒に彼女の村まで歩いた

そこはミンナスーという小さな田舎の村だった

乾いた土地を 水牛で耕す農夫

作物や水をてんびん棒で担ぐ女たち

タナカという染料で頬を白くした子どもたちが 裸足で走り回ってる

オシャレなお店も通りもビルも 娯楽施設も何もない

そこにあるのは 広がる台地と緑と川と 地に根差した確かな人々の生活だけだ


手作りのような 小さく簡素な家が点在する あまりに素朴な集落

彼女の家はちょっとした丘の上にあった

おたがいのつたない英語で 少し会話をした

目の前の茶色い風景に沈みゆく真っ赤な夕陽を 一緒に眺めながら

「 Minnathu... My country... 」

彼女が言った

なんか 深かった



「ミンナスー、、 私の故郷よ、、、」


そこには何もなかった

でも

きっと何よりも大切な

命の 清く 強い 力があった

そこは

彼女の かけがえのない故郷だった、、、




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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
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