YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【草の根の地道な支援を継続するということ】 ~ひとつひとつ、そのすべてが特別なことであり、同時に、日常としてそこにある。それが継続というもの。~ (#コロナ渦の国際協力NGO活動 #国際協力活動の目的は自立支援 #自己満足と自己顕示だけで終わらないボランティア #海外ボランティア)

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時々このブログでも書いていますが、新型コロナウィルスのパンデミックによるロックダウンが続くフィリピンにおいて、仕事もなく生活苦に陥っているスラムの人々のための緊急食糧支援活動を、NGOでは、5月中旬より行っています。

また、そのような、ブログや、またNGOYoutubeチャンネルで紹介しているような、スラムの緊急支援活動と共に、NGOでは、このロックダウン下においても、以前よりの活動を続けています。

ただ、コロナ渦の制限の中、もちろん通常(以前と同じよう)にはできません。

写真は、NGOのサポートを受けて学校に通っている子どもたちです。

このようにスラムの子どもの施設に定期的に集まって、学校の勉強の補習やまた社会勉強をしたり、生活指導したり、交流したりしています。現在、フィリピンは学校への通学・対面授業が停止され、オンラインか、もしくはプリント(家での宿題)を用いてのモジュラークラスが行われています。スラムの子どもたちは、ネット環境がないため、みんな家でプリントをやっています。教える先生がいないので、家族や友達と助け合いながら。

そんなサポートチャイルドの子どもたちの学習・就学支援、スラムの子どもの施設や子ども図書館の運営・整備、内戦の避難民キャンプ支援(現地ボランティアによる)、また、表立って報告している「イベント」の他、継続的に、いくつかのスラムでの炊き出しや文房具等の配布を行っています。

継続的な活動といえば、他にも医療支援や海外ボランティア・スタディツアー等もあります。医療支援活動は、コロナ渦の現状では、日本からのボランティアの医師の渡航が難しく、活動を縮小し、今行えることは、お金がなく病院に行けないスラムの病人に薬をあげたり、また、提携している公立病院の斡旋等です。そして、日本からのスタディツアーについては、実施再開の見通しがまったく立ちません。


そして、例えば、何度か紹介しました山岳スラムでの活動は、町から離れていることもあり、子どもたちを集めて食糧や文房具を配布したりできるのですが、NGOの現地事務所があるスラムは、市街地なので、やはり規制が厳しく、表立っての活動ができず、支援の方法も工夫して、個々や少人数でこの施設に来てもらったり、個々に家庭訪問したり、という形になっています。

子どもたちに文房具を配ったり、スラムの人々にお米を配ったりするのも、ひとりひとり施設に来てもらったり、困窮世帯の家々を訪ねて持っていったりしています。


日常的に続けているスラムの生活支援や環境整備にしても、各家庭に話を聞いて回ったり、様子をみて何らかの手助けをしたり、いわゆるソーシャルワークの分野になる地道な活動を、地域の生活に根差しながら、行っています。

ようするに普段の支援活動は「イベント」ではないのです。

なので、なんというか、特別な絵にはなりません。

ですので、すべてをアピールすることはあまりないのですが(というかできませんが)、このコロナ渦のロックダウンの最中でも、やはりそのような、草の根の活動はずっと続いています。

Youtubeチャンネルに動画をアップしていることもあり、よく似たような支援活動の動画が関連動画としてチャンネルに上がって来たりするのですが、それらによくあるのが、「感動!スラムで炊き出しをしてみた!」という感じの動画です。

もちろん、自分も支援活動をしていて、人々の喜びや子どもたちの笑顔に感動したりはしますが、それを恒常的に行っている立場から見ると、その「感動!」と打ち出す、特別なイベント感アピールに、何か違和感を感じてしまいます。

ひとつひとつが、それぞれにすべて特別なこと。そうに違いないのですが、、、なんて言ったらいいんだろう、、、うまく言えないのですが、動画のネタや「やってみた」感ではなく、現実的な活動の積み重ねの中で、こう思うのです。

大切なのは、「こんな感動的なことをした!」と一度きりの自己満足を派手にアピールすることではなく、現地に根差した、地道な活動を継続していくことなんだよな、って。

いや、もちろん、たとえそれが自己満足でも自己顕示欲でも、やらないよりはやった方がいい。それは確か。と、自分は思ってます。

だからべつにそれはそれでいい。

ただ、とりあえず自分は、この小さなカテゴリーで、誰にも注目されなくても、誰にも認められなくても、現地の人々の、その生活に寄り添いながら、草の根の地道な支援活動を続けていこうと思う。というだけのこと。

よくある学校建設ボランティアみたいなのにしても、建てるのはいいけど、その後のことは?という問題がよく言われます。というか、そもそも、今、自分らが運営しているスラムの子どもの施設は、そのような「建てっぱなしのほったらかし」で見捨てられた学校を利用していたりします。

と、、なんかいろいろ考えてるとキリがないし、とにかく自分でやれることを精一杯やっていくしかないのですが、これからも、表立った活動と、また、目立たない裏での活動を、現実と夢とのバランスをとりながら、まあ要するに、地道にひとつひとつ積み重ねていこうと思います。

なんだかんだと活動を続けてきて、支援して頂ける方も何人かいらっしゃり、これまでの自分たちだけの時よりも、支援活動が充実してきています。また、現地ボランティアの輪も少しずつ広がっています。そして、支援してきた子どもたちは、いつのまにか成長し、今度は「助ける」側で活動に参加してくれたりします。

そのような状況、そのすべてに感謝しながら、同時に、常に試行錯誤を、たとえ答えが見つからなくてもいつも自問自答を続けながら、「今その時必要な支援」を、「ただ与えるのではなく、現地の方々と共に分かち合う支援」を、これからも続けていきます。

様々な国際協力活動(海外ボランティアも含めて)とは自立支援を目的とするもので、「支援が当り前」になってはいけないと思うのですが、困難な状況におかれ苦しむ人々の生活を支えるために、「当たり前であるべき支援」を続けていく、という、そんな矛盾さえも抱えながら、それでも、今できるせいいっぱいの気持ちを行動に移し、今後も、現地の生活に根差した、草の根の地道な活動を継続して行っていきます。

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JOHNです。よろしくお願いします。
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
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