スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【フィリピン・セブ島のスラムの子どもたちへ届けた、小さな小さなクリスマス】 ~国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」YUMEKAKE Project ~ (#草の根支援 #子どもの笑顔 #子どもの貧困 #フィリピントレド #サンタクロースプロジェクト #海外ボランティア)

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このあいだの日曜日、フィリピン・セブ島のトレド・シティという場所の町の外れの小さな集落で、自分たち、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」主催で、貧困層の子どもたちへの 、クリスマスチャリティイベントを行いました。

未だ世界最長のロックダウンが続き、日本と同じく感染者がまた増加傾向にあるフィリピンでは、マスクやフェイスシールドの着用義務や外出規制等、コロナ感染対策による行動制限がまた厳しくなろうとしていますが、ここトレドは、NGOの事務所のあるセブ・シティよりかは、規制が緩いようです。

セブ・シティでは、人を一カ所に集めて何かを行う、というイベントは未だに禁止されており(しかし教会のミサはやっています。クリスマスに向けてカトリックの重要な祭事なのはわかりますが、コロナ渦の中、しょうじき、そういうところが意味不明です。)、今後、行うセブ・シティでのチャリティイベントも、クリスマス会という感じではなく、食事や支援物資の提供や、子どもたちへクリスマスプレゼントを配るだけ、というふうになりそうです。

ですが、セブ・シティのように都会ではないこともあって、感染者も少なく、規制も緩いトレドでは、このような形で近所の子どもたちが、外で集って数時間楽しむくらいなら大丈夫でした。

思えば、コロナが酷くなった3月に、同じようにセブ・シティを離れた地方の町で、ここなら大丈夫だろう、と、とある村で支援物資の配布や、ちょっとしたイベントをしていたら、役場の職員や保健省の役人がやってきて、強制的に中止させられたこと(下記リンク「ロックダウンからの脱出Ⅲ」参照)とかがありました。

なのに、現在、新規感染者数とかはあの頃より比べ物ならないくらい多いのに、人々(いや、政府や地方の役所も)の意識が慣れたというか、緊張感がだいぶ薄れています。あ。それは日本も同じ。緊張感がなくなれば感染者も増えるのは当たり前ですが、いつまでも大騒ぎしてないで日常生活や平常心を取り戻すことも大切です。バランスって難しい。

日曜日のチャリティイベントの話に戻します。

今回は、NGOと関係する日本語学校(授業料無料で日本で働く介護士養成のため)の生徒が、ボランティアとして協力してくれ、このチャリティイベントが実施できました。

子どもたちは、この日のために、めいっぱいのオシャレをして集まってきました。
だって、クリスマスは、カトリックの国では一年で最大のイベント。
そして、コロナでこんな状況で、おそらくみんなにとって、今年、最初で最後の、友だちみんなでのクリスマス会。

ご飯を食べたり、ゲームやダンスをしたり、文房具やお菓子のちょっとしたプレゼントを配り、なんだかんだとロックダウン下の息が詰まるような不自由な生活の中、ほんのひとときの、とても小さなクリスマスですが、みんなで楽しい時間を過ごしました。

今、ずっと学校への登校もお休み(ひたすらプリントの宿題です)なので、こうして友だちを集って、みんなで一緒に過ごすこともありません。そういうこともあり、子どもたちはみな、本当に楽しそうで、笑顔でいっぱいでした。

今回のチャリティには現地の日本法人が支援してくれ、また、個人のボランティアの協力があり、こうやってまた、子どもたちのもとに、夢と笑顔を届けることができました。本当にありがとうございました。

ほんのささやかなプレゼントと、小さな小さな会ですが、そこには本当にたくさんの笑顔があふれていました。

貧困や戦禍、災害等の困難に苦しむ、スラムの人々の命を支えるため、子どもたちの笑顔と未来を守るため、これからもずっと、現地の人々の心に寄り添いながら、協力し合いながら、草の根の支援活動を続けていきます。

そして、今、世界中、こんなに落ち着かなくて、不安だらけなクリスマスだけど、少しでもたくさんの子どもたちへ、夢を届けられるような、そんなサンタクロースになれたらいいな、って思います。

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
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