スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

ミロとマイロ、「MILO」の読み方ほんとはどっち?、、フィリピンで経験したカルチャーショック。日本では迷うことないんだけどね、実は、、、 (#ミロ品薄 #世界ではマイロ #英語とラテン語 #間違った和製英語)

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フィリピンでも有名なミロ。

でも、「ミロ」じゃない。

例えばファストフード店のドリンクの候補にもあったりする。

「ミロちょうだい」と言っても、「???」な顔されるだけ。

そう、ここでは日本で言うミロは「マイロ」なのだ。

めっちゃ違和感だったけど、よくよく考えてみると、おかしいのは日本らしい、、、😳

ところで、

日本では今、ミロが大人気で品薄状態らしい。

コロナ渦の中、夏頃にtwitterで、「ミロって鉄分とかいっぱい入ってるし、飲んだら貧血良くなったよ!」みたいなのから拡散して、人気爆発したとかって話(真偽不明😅)。

まあ確かに健康に良い。鉄分やカルシウム、ビタミンB類やビタミンDが多く摂取でき、イメージ的には、子どもの健康のための飲料っていう感じだ。

「強い子にミロ!」ってCMでもやってたし😁

なので、嗜好品なジュースみたいな感じじゃなく、健康飲料的なイメージ。

なんだけど、味的にはココアみたいで、というわけでもちろん糖分いっぱいで、日本での一般的なやり方で牛乳に溶かして飲むと、一杯160kcal(15gミロ、150ml牛乳)くらい。

ちなみにコカ・コーラ150mlは67.5kcal。

そんなこんなでふつうに高カロリー😅

まあ、ミロ(粉末)だけだったら15gで60kcalなんだけどね。でも、ミロをお湯に溶かして飲むのはだいぶ味気ない。ザクっと言ってしまえば、薄いココア。

ところで、今、当たり前のように「ミロ」って書いてるけど、

というか、日本では公式(ネスレ・ジャパン)に「ミロ」なんだけど、実はほとんどの諸外国では違う。

「マイロ」と呼ぶ。

もともと開発されたネスレ・オーストラリア(ネスレ本社はスイス)でも、「マイロ」だ。ギリシャ神話に出てくるレスリングのチャンピオンアスリートのMilonが由来だということで、そもそもこれを、日本的には「ミロン」と読むと言うことだろう。

でも、人の名前なんだから、ミロンはミロンでいいじゃん、と思うんだけど、英語読みとかラテン語読みとかの関係で、「MILO」も変わってくる。

例えばマイケル・ジャクソン

マイケルの綴りは、「MICHAEL」。

英語圏ではもちろんそのまま「マイケル」。名前だし、もちろん日本でも同じ。

でも、同じ綴りでも、ラテン語読みでは「ミカエル」。

そう、日本でもよく聞く、神話で出てくる、大天使ミカエルの名前だ。

うーん、こっちは日本でも「ミカエル」だ。綴りは「マイケル」と同じなのに😳

ということで、まあ、日本ではべつにラテン語だの英語だのって由来は関係なく、あまり深く考えずに、日本人的に呼びやすいってことだろうし、子どもの頃に習うローマ字的に、「MILO」は「ミロ」なんだろうし。

ただ、そのローマ字ってのは、そもそもラテン文字から来てるんだけどね。

だから、日本人がローマ字感覚で英語を読もうとするとおかしくなってしまう。(「Monday」が「モンダイ」になっちゃうしょ?😅)

てなわけで、きっとMILOも同じようなもので、世界のほとんどの国は、「マイロ」なのだ。

少なくとも英語圏、アフリカ(スワヒリ語ではミロだという説も?)やアジア、例えば韓国でも、「マイロ」なのである。

ということで、「ミロ」って呼び方は、よくある和製英語みたいなものだと🙄

ちなみに写真はフィリピンで一般的に売ってる小分けのミロ。

これにお湯と砂糖入れて飲む人が多いかな?(牛乳高いし!)

で、一緒に写ってるのは、コーヒー。これも小分けが一般的。んで、すでにミルク(粉)も砂糖も入ってる。

めっちゃ甘い!

でもすでに入ってるんで逃れられない😅

BLACKって書いてあるのもあるけど、ぜんぜんブラックじゃない。少し甘さ控えめなだけ。じゅうぶん甘い😱

ふつうの瓶入りのインスタントコーヒーも売ってるけど、もちろん高いし、なんか味も香りもいまいちな気がする、、、のは気のせい?😅😅😅

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
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