スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「新型コロナウィルスとインフルエンザの感染状況、そしてフィリピンの感染防止対策」 ~予想通りと言えば予想通りなのだが、あまりのインフル患者数の減りようにびっくりしてる😅、、 (#インフルエンザ感染者激減 #新型コロナウィルス第三派 #GoToトラベル継続)

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「あー腰が痛い」

どうしたん?

「学校で隔離されてたの」

え?どういうこと?

「学校で感染者が出て、、、」

。。。

ようするにこういうことだ。

あ。これはフィリピンでのこと。

彼女は日本語を勉強するために語学学校に通ってる。

ただ、今、新型コロナウィルスのために、すべての学校での対面授業は禁止されている。

フィリピンは未だに世界最長のロックダウンが続いている。

というわけで、学校で配布されたプリントを家でやっているのだが、

事務員のひとりがポジティブとなった。

学生はプリントを受け取りに学校へ行っていたので、いわゆる濃厚接触者として、検査が実施され、その結果が出るまで、学校で隔離されることになった。

で、ずっと学校で寝泊まりしていたのだが、寝具があるわけじゃないので、みんなで硬い床の上でザコ寝。そんな生活をしてたら腰が痛くなった。ということだ。

検査の結果が出て、ぜんいん大丈夫だったので、やっと今日、家に帰れたと。

でも、よく考えると、もしひとりでも感染してる人がそこにいたら、逆にクラスターの温床になるんじゃないか、と危惧してしまう。

まあなんてゆーか、

厳しいんだか、おおざっぱなんだかわからないけど、これがフィリピンのやり方。

感染者が出ると、例えば家族や関係者をとりあえず全員、隔離してしまう。

手っ取り早いといえばそうなんだけど、その結果、、、未だに感染拡大が収まらずロックダウンを続けてる状態を思うと、それがそれほど効果を奏してるとも思えない。

意味はないとはもちろん言わないけど、そういう行き当たりばったりなやり方が、今の「感染者が増えたらロックダウンを厳しくする」という短絡的なやり方に繋がってるんだろうし、もう少しやり方を考えてもいいんじゃないか、と、個人的には思う。

まあでも何か正しくて何が間違ってるかなんてわからない。

アメリカとか、マスクをするしないで命にかかわる事態になってしまうのに(それくらい危機意識もあるのに)、現状は相変わらずの莫大な感染者数だし、フィリピンだって今でも夜間外出禁止で、マスクしないでフラフラしてたら罰金とられたりする。インドだったら警官にムチで叩かれ、腕立てやスクワット?いずれにせよ感染は止まってはいない。

そして特になーんもしない日本は、けっこう感染者が増えてるとは思うんだけど、人々にそれほど緊張感はなく、未だにGoToなんちゃらだってやってる。

だって他の国は、感染者が増えたら「外出禁止」になるのに、日本は「GoToやめる?」なんていうレベルの議論をしてる。

オリンピックの都合もあるんだろうし、、、

なにはともあれ、平和な国だ。

でももうそれでいいような気がする。

もうしばらくのあいだ、いろいろ生活に気を付けて、でも、なんとかウィルスと共存していく方向を考えなきゃね。

ところでそろそろインフルエンザが流行る季節。

なんだけど、今年はとゆーと、

厚生労働省に報告された、8/31~11/22の日本のインフルエンザの患者数は、

今年は217人、去年は70886人。

「は?😳」って思うほど激減してる。

これだけみんながマスクや消毒やソーシャルディスタンスやイベントとかお店の規制やらで気を付けてるから、当たり前っていえば当たり前なんだけど、それにしてもわけがわからないくらい減ってる。

ようするに、今までうちらがどれだけインフルエンザに対して無防備だったかってことだよね。

コロナ対策をしてればインフルエンザの感染がこんなに抑えられる。でも、コロナは今、毎日2000人以上の新規感染者が発生してる。

ただそれだけの数字からみても、コロナの感染力は一般の季節性インフルエンザよりもめっちゃ強いんだなって、あらためて思う。

極端に日常生活を制限するのはもうやめた方がいいと思うけど、やっぱりまだ気を付けて生活しなきゃね。。。

※写真は、スラムで隔離された感染者の家です。

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
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