YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

その国の未来は子どもの教育が作るのだろう。しかしどうしようもない現実からは結局逃れられない。フィリピンで新型コロナウィルスの影響による休校から、七ヵ月ぶりにやっと始まった授業から見た教育格差と現実。

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NGOで支援しているフィリピンで始まったモジュラークラス。

未だ感染が落ち着かない新型コロナウィルスの感染により、子どもたちは学校に通えず、それ故、しばらく先までのカリキュラムを自宅学習で、プリントでできるように始まった、政府主導の教育プログラムだ。

と、書くとすごく立派なものに思えるけど、ザクっと言ってしまえば、大量の宿題だ。

家族に教わって家でがんばれ、と。

そりゃあ、オンライン(facebookメッセンジャーとか)で先生に質問はできるだろけど、、、

そもそも貧困家庭の親は、学校教育を満足に受けられてないので、子どもに教えることができない。プリントの内容がわからなかったらそれまで。それ以前に勉強に対する意欲(子どもも親も)がこの形で続くとは思えない。そもそもやる気がなかったらそれまで。

真剣に考えなくてもわかるくらい、このシステムによって、個々で用意できる教育環境による、、、いわゆる貧富の差による、著しい教育格差が起きるだろう。

まあ、この国の、今までのコロナ対応そのものがそうなんだけど、ようするに、貧困層はどうなってもいい、というわけだ。そうとしか思えない。

もちろんNGOで支援してる子どもたちや家庭は、みんな困ってる。

そして、先日、とある家に学校から連絡が来た。

「来週からプリントを渡すんじゃなくて、facebookメッセンジャーで宿題を送っていいか?」

と。

は?😳

メールで課題を送る?

ファイルで送るからダウンロードしてやれってこと?

携帯で?

パソコンなんて持ってないよ?

てゆーか、インターネット環境がない家は?

わけわからん😑

そーいえば、支援地域の学校から、「プリント作成のための紙が足りないんで支援してくれ」っていう要請をこないだ受けた。

え?公立だろ?その予算が国から出ないの?

てゆーか、教科書みたく各学校に生徒分届くんじゃなくて、学校が印刷して生徒に配るの?

な、いいかげんな政府のやり方に呆れたものだが、

そういう状況から考えると、学校の予算が足りず、印刷できないんで、メールにプリントをファイルで添付して送っていいか、ってことなんだな。

携帯でそれを見て、勉強しろ、と。

ちなみにその家族は、学校に通ってる子どもが、小学生から高校生まで3人いる。

で、もちろん全員がそれぞれ携帯を持ってるわけないんで、3人のお姉さんの携帯を借りて、わからないことを調べながら、勉強してる。

その姉が一日つきっきりで彼らの勉強の面倒を見てる。

でも、高校とかになると難しくて教えられないこともあるんで、その時は、彼女の携帯で調べてあげる。

今でさえそんななのに、その3人分、携帯に宿題が送られてくる?

3人で1台の携帯をシェアしながら?

んなことできる?

わかってんのかな、政府は?

あ。わかってるけど、無視か🙄

でも、今、マジで思う。

ここまで教育をないがしろにする国に未来があるとは思えない。

その国の未来は、子どもたちの教育が作るんじゃないのかな、、、

。。。

フィリピンの学校は、小学校から制服で投稿する。

公立の学校も。

個性を大切にする、、というか、個々がめっちゃ自由な、、というか、みんな自分が大好きでマイペースというか、、な、国民性なのに、どうして?

とも思うのだが、

その理由は、

「学校において貧富の差を目立たせないように」

ということだという。

日本みたく小学生が私服で投稿したら、家にいる時と同じように、お金持ちの子をきれいな服で、でもって貧乏な子は裸みたいな格好で、なんてことになりかねない。

その差を、せめて少しでもあからさまにならないように、みんなが制服で同じ格好をすれば、、、

と、

そんな考え方に、けっこう感銘も受けたものだった。

で、NGOでは、スタッフが支援する子どものために、制服をミシンで手作りしてあげて支給してる。

貧困層の子は、同じ制服を何度も洗って着るので、よれよれになるのも早いし、時には汚れたまま着ていかなきゃなんなかったりもするけど、

でも、子どもたちの間に、少しでも差別をなくそう、っていう考えはいいと思う。

写真のように、ゴミ山の家から、制服で学校に通う少女がいる。

せめて学校に行く時くらい、周りの子どもたちと同じようにしていたい。

させてあげたい。

クラスメイトと同じように、素敵な夢を抱いてもらいたい。

なんだけどね、、、

なんてゆーか、やっぱ悲しいことに、

緊急事態がやってきたら、結局切り捨てるのは貧困層からなんだな。

ま、当たり前か。

これが現実ってやつなんだな、、、


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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

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