トランプさんが新型コロナウィルスに感染した。
そのコロナ軽視発言故、世界に2番目に「あんたがコロナにかかっちゃダメだろ」な人だっただけに、少なからずの揶揄を携え、そのニュースはすぐに世界を駆け巡り、もちろん各国の政局や経済にも影響が出ている。
というか、来月には大統領選なのに、、、
まあいろいろあるけど、とにもかくにも、今のところ重症化はしてないみたいだし、このまま早く回復してほしい、と、ふつうに思う。
心身ともに、ゆっくり療養、というわけにはいかないけど、できる限り、お大事に、、
ちなみに世界に一番目は、コロナ軽視政策で、シャレにならない死者を出したブラジルの大統領だけど、
この人は、もうコロナにかかって、いちおう今は陰性になってて、でも後遺症でちょい苦しんでるらしい。
だからか、一時期ほどの過激な発言もなくなり、また、もともと「ウィルス対策よりも経済を!」の人だから、失業者への緊急支援対策を続けてたりして、なんだかまあそこそこ支持率もあるらしい。
野党からは「バラまきじゃねーか」って言われてるけど、なんにしろ、低所得者層にとっての現金給付は喜ばれ、支持を得ている。
ここ数年、好調な経済成長を遂げてきたブラジルという国家の体力が、なんとかこの政策を可能にしているのだろう。
ところで、話は変わって、
コロナ軽視政策とは逆に、未だ世界最長のロックダウンを続けるフィリピンにおいて、自分らのNGOが支援する地域では、今日から(やっと)学校の授業が再開ということになった。
7か月のお休みだ。
いちおうオンライン授業とかも行われていたが、なんだか盛り上がらずに、もともと家族大好きで、家に居がちな子どもたちは、それなりにふつうに家でだらだらと過ごし、学校の再開についても、「やっとだね!嬉しい?」って聞いても、いまいち反応が薄かったりする😅
もしかしたら、学校生活や学習に対する意欲が薄れてきちゃってるのかな、とだいぶ心配😓
でもって授業再開といっても、感染対策からか、ふつうの授業ではなく、プリントを配るだけ、で、宿題を渡されて、、、てことだ。
まあ結局、宿題がまた増えた、と🤣
スラムの家の中は暗いし、暑いし、人がいっぱいだし、自分の部屋があるわけじゃないし、、、写真のように外で勉強する子どももたくさんいる。
べつに慣れてるから、なんていうこともない。
もちろん外も暑いけど、たまに吹く風が心地よかったりもする。
まあこれも、ちょい前のひたすらステイホームから比べたら、日常が戻ってきつつある、とも言えるのだろう。
未だに出かける時はフェイスシールドも必要だけど(もちろんマスクも)、ほんとに少し前までは、20歳以下と60歳以上は外出禁止だったんだから、、、
ただ、フィリピンにおける感染状況が日本のようにすっかり落ち着きつつあるか、といえば、そういうわけではなく、地域によっては、移動や外出禁止等、未だに厳しい行動制限がある。
壊滅的になった経済は、未だに光明が見出せない。
職を失い飢えた人々がたくさんいる。
その状況はしばらく変わらないだろう。
もちろん、NGOの支援もまだ続いていく。
まだ、この暗闇からの、本当の光は見えない。
でも、少なくとも、手探りで、進もうとはしてる。
そう、信じたい、、、