YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「なんとなくだけど、今やってることが、未来へと繋がっていくような、そんな気がしてきた」 ~フィリピン・セブ島のスラムにおける緊急食糧支援の現場より、、、

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NGOの主な支援地域であるフィリピンは、新型コロナウィルスの感染拡大により、未だに世界最長のロックダウンが続いています。

とはいえ、さすがにもう経済がもちません。

日本よりも早くから始まった外出制限や移動制限、また休業要請等により、もちろんその経済は疲弊しきっています。

このままでは本当に国が潰れてしまうので、経済活動の再開との兼ね合いを考え、感染状況が酷い地域を重点的に制限を厳しくし、全体的には、少しずつですが、ロックダウンからの出口戦略を模索している状態です。

ロックダウンが厳しく続いている地域(主にマニラ首都圏)以外でも、いちおうまだ制限下におかれているのですが、なんというか、制限が緩くなるにつれ、住民の意識も、また、取り締まる方も、なんかすっかりゆるゆるになっていたりします。

ただ、いくつかの都市では、マスクやフェイスシールドが義務化されていたりするので、学校が未だに休みの子どもたちは、最近よく山にハイキングに行ったり、川で泳いだりしています。

ここではマスクもいらないし、と😅。

その学校は、コロナ当初から休校となり、まだ始まりません。
私立の学校等(いちおう公立でも)はオンライン授業をしているとこもありますが、なんかいまいちな感じのようです。
また、危惧されてた通り、オンライン授業による教育格差は、既に大きな問題となっています。
学校の再開は、当初は8月末よりとなっていたのですが、感染状況が落ち着かず、延期されており、今のところ、10月5日より、と政府のアナウンスはされています。
実際に学校に通う形で始まる場所もあれば、ひたすらプリントとかを渡される(ようするに宿題)学校もあります。

どちらにせよ、あれだけ世界で騒いでいた、オンライン授業への移行は、もう盛り上がっていないようです。
日本においては、もうすっかり過去の話題です。
ま、それでもいいと、自分は思いますが。

規制が少しずつ緩くなってきているとはいえ、3月よりのロックダウンで経済活動がストップしたフィリピンでは、多くの国民の、その生活はもう限界を迎えています。
観光業が盛んな、また経済が外国資本に頼っていたフィリピンでは、ホテルや飲食店の受けたダメージは、そう簡単には回復しないでしょう。
現地で商売していたりした日本人も、多くがフィリピンを後にし、帰国の途についているようです。
一般の観光客の受け入れは、少なくとも来年以降になると思いますし、現状を鑑みると、例え観光に行ったとしても、ウィルスへの大きな危険が伴うような状態が続くと思います。
というか、もしもフィリピンが、観光客を通常通り受け入れたとしても、現状のこの国に対して、他の各国は入国制限を設けると思うので、日本に帰国したら、2週間の隔離となるのでしょう。

現状においては、フィリピンでも2週間隔離(それも、日本のように自宅で良いというわけではなく、指定ホテルに強制的に宿泊待機です。でもって実費です!いちおう指定された中からホテルは選べますが。)、日本に帰ったら帰ったでまた2週間、、、という感じなので、観光とかの短期滞在はまったく現実的ではないです。というか、そもそも行けないのですが。

観光といえば、日本は「GO TO キャンペーン」が話題になっています。
東京勢の参加で、いちだんとそれは活発になるでしょう。
ただ、北海道や沖縄や京都や箱根や、、観光地ではこの連休にめっちゃ人がやってきて、わけのわからない状態になっていたり、高速道路で渋滞が起きてたりしています。
観光に行けば行ったら、そこで密を作ってくるわけで、地元の方々はやってられないですよね。
でもまあ、こうやって経済を回していくことは、やはり必要なのでしょう。

日本でもまだ新型コロナウィルスの影響は収まっていませんが、フィリピンでは、おそらく日本からは想像もできないようなネガティブな状態が続いています。
規制が緩くなろうとしているといっても、ロックダウンで仕事を失いボロボロになった生活がすぐに立て直せるわけもありません。

人々は生きていくことに困窮し、特に貧困層の人々は飢えに苦しんでいます。

生活が苦しくなっていくことに伴い、都市部では治安も悪くなっています。
仕事もない、食べる物もない、じゃあもう奪うしかない、状態です。
現在、この国の失業率は50%近くになっているのです。
外出規制に緩和で、町に少しづつ人が戻り始めている現在、余計にスリや強盗等の犯罪が多くなっています。
元から、ですが、日本人は彼らにとって、カモでしかないでしょう。

そんな、厳しい状態で生活をしている貧困層の暮らすスラムにて、NGOでは、ずっと継続的に緊急の食糧支援を行っています。

その支援活動のひとつとして、NGOでは、山奥の小さな村のスラムにおいて、子どもたちへの炊き出しを、毎週2カ所で行っており、先日もまた開催されました。

子どもたちは、週に1度のこの炊き出しを本当に楽しみにしています。

今日も、たくさんの子どもたちの、純粋でまっすぐな瞳に、そして輝く笑顔に出会えました。

自分たちは、こうして、食糧を支援すると同時に、未来へつながる夢や、厳しい生活で忘れかけてた笑顔を、みんなに届けられたらいいな、って、いつも思っています。

この過酷な状況が、いつまで続くのか、まだわからないけど、

学校の再開が具体的になったり、制限が緩くなって、友だちと会ったりできるようになったり、少し出かけられるようになったり、

また、いろいろ制約はあるけど、業種によっては仕事も始められるようになったり、

まだまだ新型コロナウィルスの感染が収束したとは言い難いですが、それでも、むりやりにでも道筋をつけることで、何か、人々の意識も前向きになっていくような、そんな気がします。

もちろん注意は怠ってはいけないけれど、もう、動かなきゃいけないんじゃないかな、って思います。

とにかく今、このスラムで、失われそうな命を救わないと、というだけで始めた緊急の食糧支援ですが、少しずつ、それが明日の希望へと繋がっていくような、なんか、そんな光が見えてきたらいいな、、、

みんな、まだ先ははっきりとは見えないけど、

でも、きっとこの困難にも終わりはくるから。

だから、がんばろうね。

だいじょうぶ、また来週も来るからね。

待っててね。

きっとまた、ここで、笑顔で会おうね。。。

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

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