スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「慣れって恐ろしい。いや、素晴らしい?😅」 ~一年中暑いフィリピンであたらめて感じる日本の異常な暑さと、不思議な英語のお話し😁 (#旅をしながら覚えた英語 #rの発音 #フィリピン人は寒がり #フィリピンのユニクロ)

今週のお題「暑すぎる」

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tengs koya john waer aryo

さてこれはどういう意味でしょう?

とりあえず現地語と英語が混ざってますが、現地語を除いても、なかなか訳すのにテクニックがいるのです😅

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ところで、日本は今、「夏、真っ盛り」ですが、こんな狂ったような暑さや、時にゲリラ豪雨(スコールだよね!)もあるような気候でも、温帯湿潤気候(だっけ?北海道以外は)とかで、熱帯性の気候ではないようです。まあ四季があるから!

そして、自分が国際協力NGOで関わっている、現地事務所のあるフィリピンは熱帯雨林気候。とりあえず一年中、暑いです。

現地の人は、その暑さに体が慣れちゃってるせいか、めっちゃ寒がりなので、雨が降って、気温が27~8度とかになったりすると、寒い寒い言って、上着を着だしたりします。

自分的には、今日は少し過ごしやすくていいね!くらいの感じなんですが😅

そんな人たちなので、例えば現地のショッピングモールにあるユニクロには、日本にあるダウンジャケットが売ってたりします。

やっぱり自分的には「ありえない」のですが、きっと需要があるから、置いてるんじゃないかと😅

で、そんないつ行っても暑いフィリピン。自分も、フィリピンに関係が深くなり、しょっちゅう行きだして、しばらくは、「マジで暑いよなー」ってヒーヒー言ってました。

ところが、、、

ここ数年の日本の異常な暑さ、、、

自分は日本では、埼玉の上の方(久喜市)に住んでいるのですが、埼玉の上の方というと、暑さで有名な熊谷とかあります。方向が違う(宇都宮線高崎線!うちは栃木に近いのですが熊谷は群馬に近いです。)ので、気候も少し違うとは思いますが、やっぱりうちも暑いです。37~8度とか、ほとんど40度くらいになるのはふつうです。おまけに湿気ももちろん凄いです。

よく聞きませんか?アフリカとか気温は高いけど、湿気が日本ほどではないので、日陰に入ればけっこう涼しいって。

そうなのです。日本の湿気は異常です。加えて、気温もここ数年、異常に高温になり、湿気により体感温度はより上がり、しょうじき毎年、死にそーです😅

そんな日本の異常高温の夏を過ごしていると、、、

ここ最近、フィリピンでそれほど暑さに苦しまなくてよくなってきたのです。

あ。フィリピンといっても地域差はあると思いますので、とりあえず現地事務所があるセブ市に関していえば、確かに一年中暑いですし、朝から日差しが強いです。

しかし、だいたい30~35度って感じです。

もちろんそれでも暑いのですが、きっと日本の暑さを経験して、体がだんだんとそれに慣れてきて、フィリピンにいても、「日本の夏よりはマシだな」って思うようになりました。

慣れって怖い、、いや、すごいですね!😁

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ところで、初めの話に戻します。

「tengs koya john waer aryo」

このようなメールが、現地の子どもから届きました。

「john」は自分のニックネームです。まあ、正確に書くなら固有名詞なので「John」ですよね。

「koya」は、現地語の「kuya」(クヤ)の間違いです。意味は、「お兄ちゃん」みたいな感じで、いわゆる、年上の男性につける敬称です。

で、あとは、ふつうに英語です。

さてなんでしょう?😁

正解は、

「Thanks kuya John, where are you ?」

です🤣

「ありがとう、ジョンにーちゃん。どこにいるの?」

です😅

先日、自分のNGOが、支援活動として現地のスラムに食糧の配給をしたのですが、そのお礼のメールをくれたのです。でも、自分をその場に見かけなかったので、今どこにいるの?と。

現地とずっと関わっているうちに、いつのまにか慣れてきて、こんな不思議な英語の通訳もできるようになりました😂

フィリピンは公用語がフィリピノ語(ほぼタガログ語)と英語です。また、セブ市では日常生活にはセブアノ語が使われてますので、学校でタガログ語や英語を習います。

ただ、同じように学校で習うといっても、英語も公用語のフィリピンでは、日常生活の中に、英語がふつうに溶け込んでいますし、また、学校の授業も、日本のように文法とかっていうよりも、実践的な会話が中心です。

なので、日常生活における英語レベルは、日本よりもあきらかに高いのですが、基礎から習っていないこともあるのか、なかなか「クセが強い」英語を使います。

そして、英語で話す時も、自然に英語と現地語を混ぜて話します。

自分からしたらどっちも外国語なので、それほど違和感はないのですが、よく考えてみたら、日本語と英語を混ぜて話したら、けっこう不思議な感じになっちゃうようなことなんですよね😅

まあ、そんな感じで、特に子どもの英語はなかなか解読が難しいです。

話す方はまだしも、書かせるとめちゃくちゃです。

でも、ずっと一緒に過ごしてるうちに、そんなのにも慣れました😊

むしろ、こっち(自分)の英語もいまいちで、おたがいが不思議な英語慣れしてるので、実は会話が成立しやすいのでは、と思ってます。

日本もフィリピンも、やはり後天的にに「習った」英語だからでしょうか。自分にはわかりやすいです。というか、しょうじきネイティブの英語って自分にはむしろ聞き取り辛いのです🤣


でも、現地ではさっきも書いたように、文法や筆記ではなく、会話が中心に学んでいるので、発音はやっぱりちゃんとしてて(英語がうまい人に聞くと、なまりみたいなものはだいぶあるようですが)、「r」の発音とか、子どもにもよく直されます。巻き舌みたいなやつ?😅

実は自分も、学校では英語が嫌いでぜんぜん真面目に勉強しなかったので、今、それなりにコミュニケーションがとれるようになった英会話は、学校での勉強ではなく、旅をしながら、自然と身に着けたものだったりします。

よく英検が何級とかTOEFLが何点とかって言いますが、自分は受けたこともないです。というか興味もなかったです。

でも、今、こんなふうな環境で生活するようになって、英語でのやり取りが当り前で、それでめっちゃ苦労してて、、、あの頃、もちょっとまじめに英語やっとけばよかったなーって、いつも後悔してます😂

ただ、今、なんとかつたない英語でも、コミュニケーションがとれているのは、やっぱり外を放浪しながら、周りに誰も日本語を話す人がいない環境にずっといたから故の、慣れみたいなものなのだと思います。

実はよくわかってなくても、なんか語感や雰囲気で、言葉が通じてるテイで話し続けちゃうのも!🤣

あとで酷い目にあったりもしますが、、😱

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

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