スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「それでも幸せはここにある」 ~フィリピン・セブ島のスラムで困難な生活を強いられている人々。それでも人々はそこで暮らし、喜びも哀しみも、やっぱりそこにあります、、

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今日はこの家のパパの誕生日です。

「ん?また誕生日の話?」って?

そ、そうですね😅

考えてみれば、自分はもう20年近くこの地域に関わっていて、もちろんたくさんの知り合いがいて、毎日、誰かしらが誕生日を迎え、
そして今は、ロックダウンでぜんぜん会うことができないこともあり、そういう特別な出来事があると、こんなふうに写真を送ってくれたりするのです。
それでつい何か思うことがあったり、こういう小さな日常からわかる現地の様子を紹介したかったりで、こうやってブログに書いたりしてしまいます。ご了承ください😅

ちなみに、写真を撮っているのは長男で、NGOの支援で学校に通っています。
家族は他に長女もいます。
ただ、主人公のパパは少し具合が悪いようです。
長期間のステイホーム生活、食糧不足による栄養失調、生活苦による精神的なもの等で、体調を崩す人が増えています。

ところで、

家族で誕生会はいいけど、、、

「密じゃない?」

と、思う方もいらっしゃると思います。

でも、仕方ないのです。

だって、、、ただ、家族が家の中で暮らしているだけなのです。
ちゃんと「ステイホーム」を守りながら。

写真は出入り口から撮っています。
窓(窓ガラスとかはなく、ただのくり抜きですが)は後ろにある小さな四角だけです。
この狭い空間で一家が生活しています。
昨年末、ここら一帯は火事で焼けてしまいました。
避難所や、その後、ビニールシートで囲んだだけの家で暮らしながら、家族で助け合いながら、自分たちで、少しずつこの家を建てました。
そう、この小さく粗末かもしれない家は、たとえ狭くても、自分たちで築いた、大切な、あたたかいマイホームなのです。

ロックダウンにより仕事も学校も休みですし、新型コロナウィルスによる感染対策で基本的にはステイホームです。だから家族は、一日中、この狭い空間で、身を寄せ合って暮らしています。
食事は、家の前で、火を起こして作ります。
家財道具も火事でぜんぶ焼けてしまったので、NGOで支援をした鍋や食器を使って。
今日の誕生日のケーキも子どもたちの手作りです。食パンを積み重ねてアイスクリームを塗って、ゼリーを散りばめて、アイスのファミリーパックのフタに乗せてみました。そこへ、アイスのバーで作った札を立てて、、、

HAPPY BIRTHDAY

たとえ今のコロナ渦が過ぎ去っても、根本的な貧困が解消されるわけではありませんので、やはり困難な生活に変わりはないでしょう。
それでも、感染と飢えの恐怖に怯えながら過ごす、今の最悪な時をなんとか乗り越えようと、この小さな我が家が、またにぎやかな笑顔で包まれる時が来る日を信じて、家族は、がんばって耐えています。

ほんとに、ほんとにささやかな幸せかもしれないけど、
家族の幸せは、やっぱりこの小さな我が家にあるのです。

スラムでの生活は、お世辞にも安楽なものではないし、常に貧困による厳しい現実と隣り合わせですが、それでも、この場所に、彼らの喜びも哀しも、すべて宿っています。

自分は、そんな人々の、ささやかな生活に、ずっと寄り添っていたいな、と思います。

たくさんの思いをわかちあいながら、、、

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

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