YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「よそ者同士が足を引っ張り合うという哀しい現実」 ~ネットによる誹謗中傷や、顔の見えない殺伐とした言葉は、荒涼とした時代の風景が生み出した人間の貧しさなのか、、

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自分は、フィリピン・セブ市に現地事務所を置く国際協力NGOの代表をしています。
よって、やはりその近辺をメインに活動をしています。
そのような現地との関わりも、NGOを立ち上げる前から数えれば、かれこれもう20年近くになります。

ただ、海外によくある日本人コミュニティでの付き合いとかはまったくなく、宗教の勧誘とか以外では(^^;)、フィリピンにたくさんいる現地在住の日本人との直接の交流がありません。

とにかく現地のローカルな、スラムの人々と深く関わり合いながら、草の根の支援活動を行ってきました。

とはいえ、近年、SNSの発達により、ネット上での現地邦人の知り合いは随分増えました。
そして、投稿への書き込みやチャット、LIVE配信やZOOM等で、コメントしたり、情報を得たり、有意義な交流を楽しんでいます。

そして、facebook内には、たくさんのグループ(SNS内のコミュニティ)があり、自分もいろいろ参加し、情報収集や発信、交流等に利用しています。

フィリピンに深く関わっているため、フィリピンのグループにも多く参加しています。

その中に、セブ島に関するグループもあります。
NGOのメインの活動がセブなので、もちろん参加しています。

ただ、ご存知のように、誹謗中傷やフェイクニュースステルスマーケティング等、昨今のSNSやネット上では様々なトラブルが起きています。

自分も、例えばスタディツアーやクラウドファンディングの宣伝をしたりして、そこにはお金が絡んでいることもあり、今まで、様々な事実無根の誹謗中傷や嫌がらせに合いました。

また、国際協力NGOなんてものが、なんか怪しい、って思われることが多いのもよくわかっています。


そして、先日、このようなことがありました。

facebook内のセブ関係の、あるグループで、自分はそこを情報発信や情報収集の場として利用していたのですが、そのグループの管理人が、以前から自分の投稿に、ちょくちょく難癖を付けてきていました。

とはいえ、こちらから見たら、特にたいした意味もない言いがかりみたいなものでしたので、感情的に言い返したりすることもなく、情報や事実の元、ちゃんと丁寧に対応していました。

逆に、その方の投稿に対しては、「大変ですけど気を付けてがんばって下さいね」とか(実際に、ロックダウン下のセブ市での生活は本当に大変だと思うので)、好意的にコメントしたりしていました。

ようするに、言い争いとかではなく、向こうが一方的に批判的に絡んできていたわけです。

まあ不快には違いありませんが、それはそれでいいです。ネットってそんなものです。自分も覚悟して利用しています。

で、自分はそのグループへ、フィリピンのことを書いたブログや動画、またニュースとかをシェアしたりしていたのですが、その管理人が知っている情報(もしくは彼の考え方)と、自分が現地との関わりの中で得た情報に差異があることがあって(と、向こうが一方的に思って)、たまに「そんなことはない!」っていうコメントが来たりしたのですが、、、

まあ、このあいだも現地ローカルで起きた出来事についての投稿に、そういうことがありました。

そしたらなぜかもうひとりの管理人が、わざわざ別のコメントで、「私が資金を出して、○○さんに頼んで、その地域の人に仕出し(弁当?)をしてもらうので、教えて下さい。」みたいな探りの書き込みがあり、「どうせ裏でつるんでるのに、なんでこんなめんどい絡み方するのかな」と思いながらも、丁寧に、合理的な返答をしました。

「もしそちらでそういう動きができて支援をして頂けるのなら、他に支援が行き渡ってない地域がたくさんありますので、そちらを支援してあげて下さい。よろしくお願いします。」

というふうに、いくつかの地名もあげて紹介し、対応しました。

仕出しをしてくれるという管理人の居住地は、NGOの活動地域の近くとのことで、そこにも多くの貧困層が厳しい生活を送っているので、できれば、自らの近隣地域の支援から、してあげて下さい、という、なんということもない当たり前の提案をしました。

と、そうしたら、その後すぐに、そのグループを退会にさせられました。

もちろん、退会については仕方ないのです。

それは管理人の権限ですので、管理人の方針にそぐわないと判断されたのでしょう。

それはいいのですが、自分が退会した後に、下記のような投稿がされました。

あ。とはいえ、自分はもうグループに入っていないので知らなかったのですが、フィリピン関係でお世話になっている知人が連絡をくれたのです。それまではぜんぜん気にしてなかった(というか知らなかった)のですが、とりあえずなんだろう?と思い、自分の知り合いでそのグループに入っている人から、その投稿の内容を教えてもらいました。

それは以下のような投稿でした。

「管理人の○○です。
セブ市内の貧困層の困窮状況等について虚偽の情報を当グループに投稿し、募金活動をした疑いのある日本在住の参加者をグループメンバーから外しました。 
このメンバーの言及しているバランガイのひとつは、当グループの管理人のひとりである○○さんの居住する場所です。しかし、このバランガイに住む○○さんがその事実を確認できません。 
よって、虚偽の情報を流し、募金活動をしていると認定しました。」

というものです。

まあ、ようするに、自分が深く関わっている人々から得たローカルな情報について、管理人は知らなかったので、それは嘘だと。というわけです。


しかし、逆に、自分は、この20年間、その方(管理人)の名前を、地域の人々の間から、一度も聞いたことがありません。

簡単に言えば、生活範囲や行動範囲が違うだけの話で、お互いが知る出来事やローカルニュースが、重ならないのは、別におかしなことではありません。(なんせ自分は、いつも怪しいスラムの中でうろちょろしていますので、そこらで日本人を見かけたこともありません。)

例えば、自分は、自分の関わりのある人々や地域(それはほんの狭いコミュニティです、日本で言えば、「○○市○○」くらいの感じです)で、そこから得た情報や、人々に起きた出来事、また、自分が行っている活動等を、グループで共有し、また、逆に、自分の知らない地域の様々な情報を得ようと、そのグループを活用していました。そして、自分が深く関わっていない地域の出来事については、それこそ自分には「事実を確認できない」のですが、「あそこではそんなことがあったんだあ」と単純に受け取ります、そこから自分なりに感じたり考えたりします。疑問があったら調べますが、でも、本当のローカルな情報は、そこに深く関わっている人にしかきっとわからなかったりもします。ただそれだけです。というか、それ以上何も言えません。だって「知らない」んだから。

残年ながら自分には、自分の知らないことが虚偽の情報だと考えることに理解ができません。

あ。ただ、さっきも書いたように、それはそれで、そのグループにおいては、「管理人が知らないことは嘘」、なら、そういうことで、ルールとして受け取ることに問題はないのです。

そしてそのルールに反したことでの退会処分もOKです。

ただ、見過ごせないのは、「虚偽の情報を流し、募金活動をしていると認定しました」というくだりです。

「当グループとしては」ということだとは思うのですが、多くの方がこの文言を目にし、「あの団体は詐欺だ」と思うのではないでしょうか?

不正を働いて募金活動(今回のクラウドファンディングのことでしょう)をしていると。

NGOYoutubeチャンネル(興味のある方は、下記リンクの「自己紹介・NGO連絡先」の記事より見られますので、もしよろしければ、見てみて下さい。)に、新型コロナウィルスによりロックダウンで仕事を失い、飢えに苦しんでいるスラムの人々への支援活動の動画をいくつかアップしています。例えば、その活動報告の動画も、ぜんぶ嘘で、捏造だったり、どこかから引用したりと思っているのでしょうか?

ちなみに、動画に写っているすべての人々について、所在も名前もわかります。ようするに、自分はNGOの活動の中で、その地域とそれくらい深く結びついており、だからこそ、まるで隣近所で起きた出来事のように、他の多くの人々が(ましてや外国人が)知らないような出来事やローカル情報も知ることができるのです。

それは自分だけじゃないですよね。例えば隣の家に空き巣が入ったら、隣近所では大きな事件ですが、例えば隣の県の会ったこともない誰かが、その事件を知ってますか?そして、知らないからといって、その出来事が嘘かといったら、そういうわけじゃないですよね。特に難しい話ではなく、ただそれだけのことです。

確かにこの管理人とNGOの活動地域は、近くにあるのかもしれません。
しかし、お互いが、ずっとそこで仕事をしたり、活動したりしているのに、一度も名前や噂さえ聞いたことがありません。
かといって、自分は、この方の生活や仕事についてのブログの内容を、「虚偽」だとは、一度も思ったことはありません。まったく聞いたこともない人ですが、疑う理由もありません。

ところが相手は違うようです。

残念ながらそういうことです。

しょうじき言ってしまうと、、、

自分と直接関わったことのある方はわかると思うのですが、自分はふだんぜんぜん怒らないヤツで、というか基本いつもヘラヘラしています。

ですが、久しぶりに、ムカついてしまい(一瞬ですが(^^;))、こんな楽しくないブログを書いてしまいました。

自分らの活動や、スラムの人々の困難な現状を、「虚偽の情報」だと言うことは、実際に困窮している人々への冒涜ですし、自分もそれを許せません。また、NGOの信用問題にも関わり、名誉の棄損だとも思われますし、事実無根の誹謗中傷に対し、団体の代表として、何もしないでほおっておくわけにはいきませんし、支援者に対して説明責任も生じます。

おそらくこの方だって、現地で生活しているのだから、貧困層の厳しい現状についてはわかっているはずです。いくらふだんは関わってないスラムの人々のことだとしても、少なくとも想像はつくはずです。貧困とは無縁の日本人の本人ですら、大変な状況にあると思いますし。

なのに、このような見方や発言をするのは、いったいどういうつもりなんだろう、と思ってしまいます。

好き嫌いでグループから排除するのなら、別に何も思わないのですが、公に「虚偽」扱いされるのは、やはり認めることはできません。

なんというか、、

異国でそれぞれがんばっている日本人の足を引っ張る行為は、きっと、どこの世界でもあるのでしょう。

まあ、よく聞く話です。

哀しいですが、それが現実です。

でも、自分は、せめて、がんばってる日本人を、同じ母国の人間として、応援してあげたいと思います。

あ。題名に「足を引っ張り合う」と書きましたが、今回は、「引っ張られた」だけですが(^^;)

本当は、、

自分は彼のことを、「近くに住んでるみたいなので今度訪ねていってみようかな」「商売してるみたいだから、そこから仕入れてみようかな」なんて思っていて、そのうち、現地で直接連絡をとってみようと思っていたので、なんか、それも残念です。

せっかくの日本人同士なんだから、何か助けあえたり、交流したりできたらなって、ネット上での顔の見えない(なぜか一方的に抱かれてる)疑心暗鬼も、会えばまた違うし、と思ってました。

そう思うと、ネットってめっちゃ便利ですが、やっぱりとても哀しいものでもありますよね。

あれ?おかしいな?この話、こういう結論?😅


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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

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【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】

” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ”  

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