YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。」 ~また、NGOの国内における活動について、少しご紹介致します。

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この度の九州を中心とした豪雨災害により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。そして、被災地の少しでも早い復旧・復興を、心よりお祈り申し上げます。

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九州を中心とした各地での豪雨被害。

まだ梅雨が終わっていないことからも、今後も注意が必要ですし、また、雨が続くことで不安な日々を送っている被災者の皆さまの心情は察するに余りあります。

実は、このような災害が起きることにより、危惧していたことがありました。

ひとつは、コロナの影響による避難所の感染予防対策についてです。
もちろんこれについては、自治体も対策をしており、今のところ、避難所でのクラスターの報道はないようです。
なんとかこのまま無事に、皆さまが自宅に帰れたり、仮設住宅に移れたりする日がくるよう願っています。

もうひとつは、ボランティアの募集についてです。
日本では、東日本大震災を契機に、良い意味でも悪い意味でも、災害復興ボランティア参加への敷居が低くなりました。
それにより、毎年のように各地で起こる、その後の災害において、全国から多くのボランティアが集うようになりました。
募集定員をオーバーしてしまい、せっかく遠くから来たのに、ボランティアに参加できない、などという事態も起きました。

しかし、今回の九州の豪雨被害の場合、やはりコロナの影響で、県外からのボランティアが参加しにくくなると思われます。
また、東京からのボランティアとか、しょうじき感染が怖くて、遠慮してもらいたいと思います。
なのですが、人手は必要です。
結局、やはり現在のところ、ボランティアの募集は「県内」より、となっているようです。

となると、人手が集まらないのでは?

と、心配していたのですが、今日のニュースを見ていたら、それでも募集定員以上のボランティアが集まってきたそうで、とりあえずひと安心しました。

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自分は、国際協力NGOにより、海外における活動をメインで行ってますが、

やはり日本人であり、NGOとして、また、個人として、国内の災害ボランティア等へ積極的に参加しています。

ニュースとかでもやっていましたが、今回の豪雨で、ふと頭に浮かんでしまうのは、だいたい同じ時期、二年前の西日本豪雨です。

この時も、自分は現地へボランティアに行ったのですが、その時の活動の様子を、NGOの活動報告としてSNSでレポートしたものを、今回の豪雨災害で思い出し、読み返してみました。(まだブログは始めていませんでした。)それを一部、紹介したいと思います。

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先週、広島県竹原市において、「平成30年7月豪雨」の復興支援活動・災害ボランティアを行いました。

主な活動は、豪雨による土石流災害で被害を受けた家屋の泥かきです。

家の方によると、前の道が冠水して、川も増水して、「これは大変だ、、」と、思っていたら、いきなり裏の山が崩れて、家の中へ土石流がなだれ込んできたそうです。

慌てて離れや二階に逃げたのですが、気がついた時にはもうどうしようもなく、また、携帯電話に入った避難指示のアラームは、その後、深夜になってからでした。

それどころか、慌てて逃げたため、その時既に携帯電話は泥の下でした。

確かに、川の氾濫や道の冠水はある程度様子を見て避難指示を出すことができても、いきなりの山からの土石流については、予想をして注意することも難しいでしょう。

そのような形で、亡くなった方が、今回の豪雨災害でも多くいたのでは、と思います。

裏山からの土砂や岩で家が埋まってしまったため、重機がなかなか入らず、ボランティア皆で協力してひたすら泥を掻き出しました。

埋まってしまった通路や側溝、裏庭の泥や土砂を掻き出し、大きな岩を運び、重機の入るところまで持っていきます。

報道で言われている通り、暑さとの戦いもあり、交代で休憩を入れながら作業しました。

気分が悪くなってしまったボランティアの方もいました。

午前中だけで、持っていったペットボトル(500ml)の5本がなくなりました。(たぶん、自分の場合は、飲みすぎて、動きが鈍くなった感が。。(^_^;))

そんな悪環境の中での力仕事というわけで、「ここはオレの出番では?」と、災害が起きて以来思い続けていたのですが、すぐに仕事に都合をつけられるわけではなく、それでもなんとか時間をこしらえて、被災地へ行ける目処をつけ、現地へと向かいました。

このような災害ボランティアでいつも感じることですが、とにかく人手が足りません。

もちろんお金や物資も大切です。行政に頼らなければどうしようもないこともありますし、災害給付金も不足してくるでしょう。

それは確かなことですし、重要なことです。同時に、なんというか、まず、「今」は、人の力がとても必要な時期なのだと思います。

ライフラインの復旧が進み、とりあえず落ち着いた生活を取り戻そうと、家の片付けや土砂の掻き出しが必要な現状は、人々の地道な作業からしか進んでいきません。

よくニュースとかでレポーターが、「ボランティアの数が足りません!」なんて言っています。
でも、ボランティアって仕事でも義務でもないのに、「足りない」ってなんかおかしくない?って違和感を感じることもあります。
ここ数年で、日本に根付いた災害ボランティア文化に甘えてないかい?そんなに足りないなら業者を雇ったら?とかって思う人もいるかもしれません。

ただ、その言葉や考え方に違和感がもしあるとしても、ボランティアっていう言い方が合ってないとしても、とにかく人手が足りていないのは事実なのです。

そして、それぞれの被災者にそんなお金があるわけでもないし、給付金も際限なく支給されるわけでもないし、行政の対応にも限界があります。

ボランティアの方々の善意が、大きな力となっていることは、紛れもない事実です。

家の方といろいろ話しました。

自分はこのような災害復旧について、なんだかんだとそれなりに経験があるので、「ここについてはまず社協に連絡した方がいいですね」とか「この状態だと全壊にはならないんで、申請も少し複雑になっちゃいますよね」とか、アドバイスもしつつ、たくさんのお話しを聞きました。

「もう終わりかと思った」

「これからのこと考えると途方にくれてしまう」

「これをぜんぶなんとかできるほどお金も支給されないだろうし」

また大雨や台風がやってくるかもしれない。
そんな恐怖もあります。

今後の生活への不安もあります。

「昨日皆さんに掘り出してもらった湯沸し機を、業者さんに見てもらったら、壊れてないってことだったんで、昨日久しぶりに家でシャワー浴びたのよー」

と、やはり被災した隣の家のおばちゃんが、ちょっと笑顔で言いました。

そう、

やっと水が出るようになりました。

2階でなら、なんとか暮らせます。

苦笑いであの日のことを振り返ることもできるようにもなりました。

そして、家主のおいちゃんは言いました。

「まあ、仕方ないけどな、、」

割り切ってるとか、あきらめてるとか、そういうことではなく、

でも、ほんと、どうしようもないのです。

誰のせいでもない。

自分たちをずっと見守り、育ててくれた、この自然が相手なのだから。

岸に瓦礫が積まれた目の前の川には、豪雨で斜めっていましたが、「ホタルの里」という看板がありました。

陥没した道の先には山と川に囲まれた小さな温泉地がありました。

風光明媚なこの地を襲った豪雨災害。

この恐怖や不安はこの先もずっと拭われることはないでしょう。

でも、それでも、人々はまた、ここで生きていくのです。

自然と共存し、自然に育まれながら。

「仕方ない。なんとか今やれることをやるしかない。明日からまた生きていくために。」

そんなふうに思っている人たちが今、たくさんいます。

そして、そんなふうに思うことに疲れてしまった人たちも、きっとたくさんいるでしょう。

もしかしたらまだ希望の見えてこないこれからの生活に、それでも、少しでも笑顔や力を与えられるよう、

被災者の方々の思いに寄り添えるよう、たとえ小さな力でも、今できるかぎりの支援をしていきたいと思います。

(2017年7月)

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今回の九州等での豪雨被害に際し、自分が今いる埼玉県からは、現地にボランティアに行くことでの、復興支援活動に協力することはできそうもありません。

こんなふうにも新型コロナウィルスの影響があります。

しかし、地元の皆さまで、力を合わせて、なんとかこの困難を乗り切って下さい。
何らかの形で、自分も協力致します。

あらためて、
被災地の少しでも早い復旧・復興を、
そして、被災者の皆さまのもとに、一日も早く、安心した日々が戻ってくるよう、
心よりお祈り申し上げます。

※※ ※※ ※※ ※※

今まで、たくさんの地域で、国内でも災害復興支援活動をしてきましたが、その、それぞれの地で、復興後、また来てみたいな、っていつも思います。


ここで紹介した活動の場所へも、いつかまた、今度はゆっくり温泉につかりにでもいきたいなって思います、、、


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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

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