2020-06-23 『みんなそれぞれに、「今、できること」があるんだよね』 ~フィリピン・セブ島におけるNGOの支援活動の現場より、、 国際協力NGO 新型コロナウィルス セブ フィリピン 世界では今/国際情報 海外ボランティア・国内ボランティア・復興支援 国内外の社会問題 貧困・スラム Tweet 今日は、生活の苦しい、幼い子がいる家庭や、お年寄りに、お米を配りました。今回は、人々を集めるのではなく、現地のボランティアに手伝ってもらって、各家庭に配給を持っていきました。みんな、とても喜んでくれました。このような支援活動は、NGOで資金を作ったりしてはいるのですが、その他にも、地域の人々からの募金等もあります。ただ外国から等の寄付に頼るのではなく、自分たちでお金を作ろうと、がんばってもいます。例えば、家でお菓子を作ったり、小さな置き物を手作りしたり、ケーキや総菜を作ったりして、それを売ったお金で、少しでも支援に役立てようと、みんなで協力しあいながら、ボランティア活動をしています。いつも支援活動を手伝ってくれるおかまちゃんがいます。彼、、、彼女?、、、うーん、、、彼女にしときます。彼女は、写真のようなドーナツを作って、それを売って、このお米を買うお金の一部にしました。彼女はこの活動とともに、こんな文章を添えました。。。。幸せとは、他の人を助けること。私たちがどれだけの物やお金を与えるとかではなく、どれだけの愛を与えるか、それが真理です。あなたが持っている物や、人生で何を達成したか、それよりも、あなたがどれだけ相手を思いやったか、誰かを幸せにしたか、そして、どれだけの感謝の気持ちを返したか、それがあなたの人生の最後に、大切なものになるのです。。。。実は、今回のこの支援活動は、いつもの食糧配給や炊き出しのように、NGOで企画し、資金を用意したものに、ボランティアとして参加する、というだけのものではありません。いつもNGOの支援活動手伝ってくれる仲間が、その活動のなかで、いつしか自発的に、自分ができることは何か?という意識が芽生え、彼女のように、それぞれがなんらかの形でお金を作って、それを持ち寄って、今、できるかぎりのせいいっぱいを、NGOの支援に加えて、そして、お米を買って、地域のいくつかの、特に困難な状態の家庭に、届けたのです。彼女が、そんな話をしてくれました。「みんなでがんばってるよ」って。ただ支援されたり、それを手伝ったりするだけでなく、自らが今できることを考え、支援活動に携わるなかで、そんなふうに意識が成長していったことは、とても素晴らしいことです。自分自身だって生活が苦しいのに、じゅうぶんボロボロの家で暮らしてるのに、でも、今回のコロナのように大変な時には、こんなふうに、自分たちで、今、それぞれにできることをして、協力し、地域で助け合う。本当はこれが理想なのです。もちろん自分も、自分のできるかぎりの協力・支援を続けています。ただ、彼女がしてくれたこの報せは、地域の人々だけでなく、自分にとっても、とても大きな喜びであり、素敵なプレゼントでした。こんなふうに思いをわかちあえたことが、本当に嬉しいです。本当にありがとう。これからも、一緒に助け合って、支え合って、手を繋いで、共に歩んでいこう、、、yumekake.hateblo.jp yumekake.hateblo.jp** ** ** ** JOHNです。よろしくお願いします。 海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅 もしよろしかったら、読者登録、スター、 シェアお願いします🙂 自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。 このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。 今後ともよろしくお願い致します。 ※NGOの活動にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。 【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】 ” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ” hopehalohalooasis.wixsite.com yumekake.hateblo.jp