YUMEKAKE/JOHN's diary

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

「Rest in Peace my brother. We will miss you so much...」 ~自分を兄ように慕ってくれた、そんな旧友が天国へと旅立った日、、、

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旧友、と言っていいだろうか。

彼の名はロデル。

友人というより、まるで兄弟のようだった、彼が天国へと旅立った。

写真の赤いTシャツが自分で、その隣の男の子。

この写真はもう17年前のもの。

自分は学生だったし、彼も小学生だった。

今もまだ20代後半。

悪性の骨肉腫だった。

学校の制服を着てる子どもたちが何人もいるけど、べつに学校で撮ったとかではない。

ここは、支援によって学校に通っている子どもたちが集うセンター。

日本やドイツ等のNGOを提携を結び、各国の支援者が子どものスポンサーとなり、そして、支援を受けながら、子どもが学校に通ったりできるスカラシッププログラム、

いわゆる「あしながおじさん」みたいな感じ。

もちろんこの子たちは、貧困家庭の子どもたち。

お昼や夕食も、このセンターに食事を食べにくる。

その際に、集まった子どもたちで、勉強をしたり、ダンスや合奏等のサークル活動をしたりしてる。

自分は、この施設で、長い間、お手伝いをしていた。

どちらかというと、このスカラシップのオフィスよりは、給食をする施設で働いてた。

食事を作って、給食施設からここへ運んできて、そのままこの子たちと、一緒に勉強をしたり、オフィスの事務仕事を手伝ったり、子どもたちと遊んだりしてた。

給食施設では、主に、未就学の子どもたちが相手だったので、ご飯を作って、食べさせて、いろいろ世話をして、っていう感じだったけど、

ここでは、もうある程度おっきな子どもたちなので、世話、というより、なんというか、毎日、夜まで一緒にいろんなことしながら過ごしてた。

そんな毎日だった。


この写真を見てもわかるように、うちらスタッフやボランティアに絡んでくるのは、やっぱり女子が多く、遊びも女子が好きな遊びになってしまうのだが、彼はけっこうそれに付き合ってくれてた。

シャイで優等生タイプな彼は、女子を一緒になってキャーキャー騒ぐわけではないけど、気が付いてみたら、いつも静かに一緒にいてくれた。

優等生といっても、気のいい彼は、低学年の子たちの勉強を見てあげたり、とても優しいお兄さんだった。

そして、同世代のこまっしゃくれた女子たちには、その優等生キャラを逆にいじられ、いつも、困った顔をしながら、「ったくあいつらはよー」って、同じ男子の自分のとこへやってきたりした。

女子たちみたいにベタベタしてくるわけではないけど、でも、ふとした時に、自分に甘えてきた。

苦しい境遇に育った彼は、家では長男として下の兄弟姉妹の世話をしなければならないし、支援を受けて学校に行っていることで家族の期待にも応えなきゃで、しっかりしてなければならない、そう思っていたのだろう。だからなのか、時には、きっと、優しく包んでくれる兄貴を求めてたのだろう。

そんな彼とも、彼の成長に従って、いつのまにか疎遠になっていった。

自分も、その後、この施設を離れ、少し離れた地域を支援し始めた。

この施設はけっこう大きな施設で、既にいくつかの日本のNGOや、他の国のNGOとも提携していて、支援も集まっていたこともあり、自分が、自身のNGOを立ち上げるにあたって、その時、まったく支援がされていない地域での活動を始めたのだった。

もちろん、NGOとしても個人としてもまだ支援はしているし、年に数回、この施設に行って、スタッフと旧交と温めたりはしてる。

また、その頃の子どもたち(もうみんなおっきくなってる)の何人かとは今でも繋がってる。

そんな旧友たちから、今日、連絡を受けた。

「ロデルが今日、天国へ逝っちゃった」

みんな哀しんでる。

早過ぎる。

ほんとに早過ぎるよ。

貧困に苦しみながら、いっぱい辛い思いをしながら、それでも笑顔で耐えて、がんばって学校に通って、仲間たちを楽しく過ごして、一生懸命勉強して、就職して、、、

それまで厳しい生活の中、なんとか学校に行かせてくれた家族に、恩返しもできるようになって、、、

なんていったらいいかわかんないけど、

「ロデル、、ジョンだよ。

まだ覚えててくれてるかな?

毎日、一緒に過ごして、勉強したり、遊んだり、めっちゃ楽しかったよね。

懐かしいな。

ロデル、、、

また、みんなで一緒に、

楽しく笑い合いたかったよ。

そしたらきっとキミはまた、

少し離れたとこで、静かに微笑んでるんだよね。

ありがとう、ロデル。

今は、

さよなら。

短かったかもしれないこっちでの人生だけど、ほんとにいっぱいがんばったよね。

キミを心から誇りに思うよ。

少しゆっくりしたら、

いろいろ大変だったけど、苦労もしたけど、でも、輝いてたその少年時代を共に過ごした仲間たちを、そっちの世界から、また静かな微笑みで、優しく見守ってあげてね。

知ってる?

オレ、まだ結婚してないんだぜ。

うそみたいにあの頃のままだよ。

結婚式にはまたみんなで集まって、あの頃のように、みんなでギャーギャーやれるって思ってたのにな。

さよなら、ロデル。

またね。

またね、、、」

ロデル、ごめんな。

涙が出てきた。

みんな、寂しがってるよ。

今日のfacebookは、みんなのキミの思い出でいっぱいだよ。

あの頃のように、また言い合おう。

Bye bye kuya John

Bye bye Rodel

See you tomorrow

(”kuya”は現地語で、年上の男性に付ける敬称。~お兄ちゃん、みたいな)

、、、

写真をよく見てみて。

ロデルは自分を腕組んでる。

ん?って思ったのを覚えてる。

シャイな彼だったけど、この時は隣で写りたくてがんばったんだな。

うん、仲良しだったよね。

毎日、ほんと楽しかったね。

自分が日本へ帰る時には、いつもプレゼントをくれたよね。

食べる物さえ困ってた生活なのに、ちょっとしたおやつ代やチャリンコタクシー代とかを、少しずつ貯めて買ってくれたのかな。きっと親にめっちゃわがまま言って買ってもらったんだろうね、、

それとも親にめっちゃわがまま言って買ってもらったのかな。

ほんとにありがとう。

ぜんぶちゃんと、とっといてあるよ。

バイバイ、ロデル。

また明日。

また明日ね、、、

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Rest in Peace Rodel.
You are always in our heart.
This is the gift you gave me when you were kid.
I have kept and cherished it with our memories.
I was looking forward to seeing you and I wanted to spend fun time with everyone again.
We will miss you so much, Rodel...

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。
(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

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