スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「冬でも食べてしまうほどアイス好き😋な、かき氷生活」 ~シベリア鉄道にハロハロにUBEにPALMに!!~今週のお題「私の好きなアイス」

アイスのおいしい季節になった!といっても、自分はなぜか昔からアイスが大好きで、冬でも食べたくなるそういえば前に、シベリア鉄道に乗った時、「寒いけどロシア人はアイス好き」っていう話を聞いて、試してみようと、停車駅の物売りのおばちゃんからソフ…

「祭りのあと」 ~ロックダウン下のフィリピンで改めて気付いた、「価値観の違い」という言葉の曖昧さと無責任さ。そして、宗教とは?信仰とは?、、

もうかれこれ三ヵ月半もの間、ここフィリピン・セブ島ではロックダウン(都市封鎖)が続いている。世界でもまれにみる長期間のロックダウンであり、外出禁止、移動制限、そして、経済活動もまたずっと停止している。仕事を失い、お金も食糧もなく、国民の生…

「児童労働とはいったい何なのだろう」 ~ロックダウンのフィリピンで突き付けられた現実、、

「児童労働」というと、何かものすごく酷いこととか、かわいそうなこと、っていう感じがする。感じがする、じゃなくて、実際、あってはならないものだ。ただ、NGOで支援しているフィリピンにいると、その線引きの曖昧さに戸惑うことがある。NGOでは、主に、…

「北のお話しあれこれ」 ~北朝鮮、北方領土、北極圏、地球温暖化、なんだかいろいろ考えた、、

韓国の脱北者団体の北朝鮮へのビラまき騒動から始まった両国の不穏な雰囲気。なぜか突然Sキャラになったキムヨジョン(金正恩 朝鮮労働党委員長の妹)さんの、韓国への罵詈雑言、そして、南北共同連絡事務所の爆破。これはヤバイぞ、という流れになった。が…

「いったい私の周りで何が起きてるの?と憂う人々」 ~コロナ渦からどんどん回復していっている日本の皆さんに水を差すつもりはないのですが、、

新型コロナウィルスCOVID-19も、日本ではもうその猛威がだいぶ止まった雰囲気になっています。まだ注意が必要なことを踏まえつつ、もとの日常を、この三ヵ月で失ったものを、取り戻していこうと、政府や自治体、国民も試行錯誤しながら、前へ進もうとしてい…

「近くで遠い、、じゃなくて、遠くなってしまった国」 ~ハードロックダウンに陥ったフィリピン・セブの現実より、、

自分は国際協力NGOの代表を務めています。そして、フィリピン・セブ市に現地事務所を置き、やはり主な支援地域はその周辺です。そのセブ市では、今、フィリピンの中で、最も厳しいロックダウン(都市封鎖)措置が施行されています。セブと言えば、海のきれい…

『みんなそれぞれに、「今、できること」があるんだよね』 ~フィリピン・セブ島におけるNGOの支援活動の現場より、、

今日は、生活の苦しい、幼い子がいる家庭や、お年寄りに、お米を配りました。今回は、人々を集めるのではなく、現地のボランティアに手伝ってもらって、各家庭に配給を持っていきました。みんな、とても喜んでくれました。このような支援活動は、NGOで資金を…

「こんなふうに政府から格差を突き付けられるのか」 ~新型コロナウィルス接触確認アプリとかいうやつ、、

まったく夏至らしくない昨日を過ぎて、今日から名実ともに夏ということですね~。梅雨真っ最中で肌寒いくらいですが昨日は夏至と同時に、日食だったんですね。ふつーに曇ってたこともあり、すっかり意識の外になってました。例えば、彼女とデートしたり、学…

「チャンポラード!😁今日はチョコレート粥のごちそうです😋」 ~フィリピン・セブ島での支援活動の炊き出し現場から、文化の違いについて少し語ってみた、、

NGOでは、山奥でのスラムでの支援活動として、子どもたちへの炊き出しを、毎週2カ所で行っています。フィリピン・セブシティの、NGOの支援地域では、未だにロックダウンだ続き、仕事もできない人々は困窮しています。仕事どころか、この山岳スラムの人々は…

「Rest in Peace my brother. We will miss you so much...」 ~自分を兄ように慕ってくれた、そんな旧友が天国へと旅立った日、、、

旧友、と言っていいだろうか。彼の名はロデル。友人というより、まるで兄弟のようだった、彼が天国へと旅立った。写真の赤いTシャツが自分で、その隣の男の子。この写真はもう17年前のもの。自分は学生だったし、彼も小学生だった。今もまだ20代後半。悪…

「父」 ~天国の父の思い出と、心からの感謝をこめて、、 (#亡き父から学んだこと #お父さんお母さん #忘れられない切ない思い出)

今週のお題「お父さん」 父は自分が子どもの頃、亡くなりました。癌でした。自分はとても親不孝な息子でした。父にとっては、どうしてこの子はわからないんだろう?といつも歯がゆい思いをする息子だったと思います。父は強面でしたが、とてもシャイで不器用…

「カシミールの憂鬱」 ~中国とインドの衝突による死者が出た。コロナに侵されたこの世界で、今そこにある危機について、、、

(菜の花の頃のカシミール) さて、日本では粛々と脱コロナが進行され、政府はすっかりコロナ後へと目が向いている。ま。日本はそれでいいだろう。第2派の恐れもあるが、よほど酷くなければ、医療崩壊の恐れは低そうだし、なんとか乗り切れるだろう。という…

「静か」 ~ロックダウンによる不安と恐怖により静寂に包まれた地で、それでも夢を信じる少年の心の言葉、、

何もないから 静かなのに何かあったから 静かなんだボクらは この静寂のなかに 何を見出せばいいのだろうボクらは この静寂のあとに 何を見つければいいのだろう変わらないもの 変わってゆくもの失ったもの 気付いたことそれはどちらも大切なものでも時は流…

「暗闇からの叫びが聞こえていますか?」 ~社会から切り捨てられていく者たち。ロックダウン延長が決まったフィリピン・セブ島より、、

昨日書いたように、深夜、フィリピン政府からの、今後のロックダウン(都市封鎖)についての発表があった。 結果は悪い方向へ、戻って行くものだった。マニラ、ダバオ、セブ(セブ・シティ)といったような大都市は、昨日までGCQ(下記参照)だったのだが、…

「少しづつ前に進もう。でも足元を見失ってはいけない。辛くてもがんばった日々を忘れちゃいけない。」 ~世界の現実、そして日本、、

スペインでサッカー(リーガ・エスパニョーラ)が始まった。メッシのいるバルセロナが勝った。ちょい前にドイツでブンデスリーガが始まった時にはけっこう話題になったが、ヨーロッパで徐々に開始されていくプロスポーツに、日本ではもうそんなにニュースに…

「なぜかコスタリカについて語ってみた😅」 ~新型コロナウィルス対策が評価されている国の様々な姿、そして日本をまた見つめ直そう、、

コスタリカという国がある。中南米にある小国であり、日本ではほとんど知られていないだろう。有名なことがあるとすれば、自然が豊富なこと。様々な動植物が生存し、「地球上の約0.03%の面積に、地球上の約5%の生物が棲息している」という。国立公園・自然保…

「知ってるようで知らないことが、世の中には実はたくさんあるのです」 ~北朝鮮、アメリカ、IS、日本、新型コロナウィルス、ワクチン、etc..そしてBack to the Future ?

今日、北朝鮮外務省の米国担当局長はこう言った。韓国が米朝対話の再開を促したことに対して、「非核化が消えたのは仲介者がいないためではなく、非核化の条件が整わなかったためだ」と。あんなに盛り上がってたトランプさんと金正恩くんも、いつのまにか思…

「生きる力」とはこういうものだよね🙂 ~貧困に苦しむフィリピンのスラムでたくましく生きる人たち、、

今週のお題「傘」 写真のこれは、「傘」だどこが?いや、用途としては、あきらかに傘だ。何か問題でも?自分らがホームステイしている家に、いくつかの家族が遊びにやってきた。楽しく過ごし、だんだんと夜が更けていった。ここフィリピンでは、雨季にはスコ…

「結局、運とタイミングなのかもしれないけど、今、できることをやっていくしかないよね、、、」 ~新型コロナウィルスによる世界の厳しい現実のなか、それでも、、、

NGOで炊き出しを行っている、フィリピンのセブ・シティの山岳地帯(Buhisanという地域です)のバランガイスタッフからNGOへ下記のような報告がありました。since GCQ started last week, there be more COVID positive here in Cebu..and we already have 5 …

「ロックダウンのゆる~い昼下がり😅」 ~新型コロナウィルス感染拡大によるロックダウンが続くフィリピンで、たまには少しほっこりする話題も(^^)

NGOの現地事務所があるフィリピン。もちろん知り合いもたくさんいる。そのフィリピンは未だにロックダウン状態。なので写真は、今ではなく、コロナ前のローカルな市場の様子。とはいえ、6月に入って、ロックダウンの種類が変わって、規制が少し緩くなってき…

「まあ結局それなりにずっと楽しめたのでそれでいいのだが、、(^_^;)」 ~なぜかスラムの中にあるインスタ映えスポット Werpa food park (フィリピン・セブ)のおまぬけな思い出、、

国際協力NGOの活動をしてて、フィリピンのセブ島のスラムの真ん中に現地事務所がある。その代表なので、とうぜん、年に数回、フィリピンに行く。ただ、基本的には日本にいる。日本でNGOじゃない、いわゆる「お金のため」の仕事をし、生活費とNGOの支援のため…

「北朝鮮拉致被害者、横田めぐみさんの父親、滋さんが亡くなった」そのことについて、もっとうちら日本人は考える必要があると思う。(後編)

横田滋さんがお亡くなりなった5日夜、安倍首相が私邸前で会見を開いた。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰国を果たせないまま、父滋さんが死去したことを受け、「断腸の思いだ。本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べた。そして、「拉致被害者の帰…

「北朝鮮拉致被害者、横田めぐみさんの父親、滋さんが亡くなった」そのことについて、もっとうちら日本人は考える必要があると思う。(前編)

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親・横田滋さんが、5日亡くなった。「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」が結成された際、滋さんは代表に就任したこともあり、メディアにも頻繁に取り上げられ、拉致被害者家族のシンボル的な存在として、日本でも多く…

「ずっとそばにいるよ、、、」 ~飢えに苦しむフィリピン・セブ島のスラムでの支援活動より、、

#SDGs #海外ボランティア #国際協力NGO #新型コロナウィルス #緊急支援 #子どもの貧困 今日は、山岳スラムの、このあいだとはちょっと違う、隣の部落での炊き出しです。隣といっても、峠をちょっと越えます。NGOでは、週に1、2回、このような炊き出しを行…

「時間を食べるテスト」 ~STAY HOME・自粛生活でふと思い出したこと。銀河鉄道999。そしてストロベリームーン、、

今週のお題「外のことがわからない」 先月からこのブログを始めて、なるべく毎日更新しようとがんばってるんだけど、自分の周りの出来事について、深く突き詰めてくのに疲れる時もあってそんなこんなで、記事を書こうとすると出てくる「今週のお題」というの…

「日本っていい国なんだけどね、、、」 ~東京アラートの最中にやっと届いたアベノマスク。結局日本は平和、、

さてさて、東京アラートとやらが発令された。ちょいちょい感染者数が増えての注意喚起だ。てゆーか、自分、東京アラートって、何かまた制限(要請か)かけるのかと思ったら、ただの、「また増えてるよ~」っていう注意のアナウンスと、きれーなライトアップ…

「いのちのともしび」 ~ここはフィリピン・セブ。ロックダウンによる生活苦で、今にも消えそうな命の灯、、

自分は、フィリピンに現地事務所を置く国際協力NGOの代表を務めています。といっても、活動はすべてボランティアで、ふだんは日本で、生活のためと、現地の支援のために、ひたすら働いています。フィリピンは、新型コロナウィルスの感染拡大のため、3月中旬…

「I can’t breathe」 ~未だ根深いアメリカの人種差別問題。そしてチベット問題。暗闇の中で、彼は叫んだ、「息ができない」、、

アメリカで多くの暴動が起きてる。ニューヨークは夜間外出禁止令。ホワイトハウス前での暴動では、トランプさんが地下壕に避難したらしい。新型コロナウィルスでの規制や政策に反発、、ではなく、先日、警官のひざで首を押さえつけられアフリカ系アメリカ人…

「100万回のハグよりも、2回のはしかワクチンを」。。え?「よりも」??? ~厚生労働省と文部科学省のワクチン接種の啓発ポスターと、なぜか節約生活の話(^^;)、、

すぐ上の写真は、厚生労働省と文部科学省からアナウンスされた、はしかワクチン接種の啓発ポスター。新型コロナウィルスが流行って、感染症への恐怖が再認識された今、タイミングとしては悪くない。が、問題はそのキャッチコピーだ。「100万回のハグより…