スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

ゴミ山で暮らす人々とその現実、そしてNGOの支援活動

フィリピン・セブ島のスラムにいます。
今日はゴミ山でのフィールドワークと支援活動を行いました。
ネットをいじっている時間があまりないので、少しの写真をアップします。
また、下記はゴミ山の惨状や環境問題へのNGOの取り組みをブログに書いたものです。
もしよろしければ、読んでみて下さい。
yumekake.com

フィリピン・セブ島のスラムより

フィリピン・セブ島のスラムにいます。
毎日、スラムの人々と共に生活しながら、また、NGOの支援活動を行っています。
ネットをいじっている時間があまりないので、少しの写真をアップします。
また、スラムの日常のほんの一端をブログに書きました。
もしよろしければ、読んでみて下さい。
yumekake.com

ネットもふつうに通じないフィリピン・セブ島の山奥の村より

フィリピン・セブ島の山奥の村のスラムにいます。
ネットもまともに通じず、水道もガスもない生活を、山の人々と共にしながら、支援活動をしています。
ネットをいじっている時間があまりないので、少しの写真をアップします。
また、下記は以前の山岳スラムでの支援活動の様子をブログに書いたものです。
もしよろしければ、読んでみて下さい。
yumekake.com

【そこに笑顔があればそれでいい】~「山の村に突然のスコール、、それでも届け、ボクらの祈り」~山岳スラムにおけるNGOの支援活動より、、   (#熱帯雨林スコール #山の天気は変わりやすい #チャンネル登録お願いします #Youtubeチャンネル収益化 #フィリピンセブ #SDGs #国際協力NGOの草の根支援 #海外ボランティア )

www.youtube.com

少し前の活動報告になります。
ブログにはレポート(下部リンク)したのですが、やっと動画を編集して、NGOYoutubeチャンネルにアップしました。
もしよろしければ、ご視聴お願いします。
また、チャンネル登録をして頂けたら幸いです。

Youtubeチャンネルは一定条件(チャンネル登録数や視聴時間)を満たすと、収益化ができます。
いわゆるユーチューバーです。
現状、このチャンネルはまだ登録数も足りないので、収益化もできていませんが、NGOの広報のため、地道にやってます(^^;)

ブログのアドセンスの広告クリックによる収益もそうですが、Youtubeがもし収益化されましたら、すべて、募金としてスラムの子どもの支援に使われますので、もしよろしければ、ご協力をお願いします。

動画は、昨年のクリスマスに行った、フィリピン・セブ島の山奥のスラムでの支援活動の様子です。

この日、NGOの活動に興味を持って訪問してくれた、語学学校の短期留学生や、たくさんの支援やボランティアをしてくれた方、現地ボランティアとスタッフで、大量の支援物資をふもとから山奥まで運びます。

そんなふうに山道を登っていくとこから、イベントの準備、当日、そしてハプニング等を撮影したロードムービーです。

現地フィリピン人や日本人のボランティアや支援者、現地スタッフ、村の人々、また、現地日本法人Seven notes' Inc.様、たくさんの皆さまの尊い支援とあたたかい思いに支えられ、貧困に苦しむ山岳スラムの子どもたちへの支援活動が行えました。

本当にありがとうございました。

みんなで協力して、支援物資を山奥まで運び、スタッフの家で広げて、仕分け作業をします。

今回のメインの支援は、子どもたちへの文房具の配布なのですが、フィリピンの小学校は学年毎に使うノートがあり、名簿を見ながら、細かく仕分けをしなければなりません。

また、今回のイベントは、2つの村の子どもたち100人への支援を行います。その準備も大変です。

でもそこはやはりフィリピン人。大量の物資に囲まれながらも、ピリピリすることなく、子どもも一緒に、のんびりと楽しみながら、作業をします。

そして、迎えた支援イベント当日。

子どもたちは、この日をとても楽しみにしていました。

期待に胸をふくらましながら、村の小さなチャペルの前の広場に集まってきます。

初めはダンスをしたりゲームをしたり、みんなで盛り上がりました。

笑顔がいっぱいです😊✨

なのですが、、、

気が付いてみると、朝は良い天気で、いつものように暑かったのに、みるみると暗い雲が広がり、

そして、突然のスコール😱大雨☔

熱帯雨林によくあるスコール、そして山の天気は変わりやすいということなのか😨

慌ててゲームの参加賞をみんなに配ります。

既に子どももスタッフもみんなびしょ濡れです。

というか、まだ文房具を配ってないし😨😳

参加賞というか、その場にいる子ども全員に、お菓子等のギフトを配ります。

そのあいだ、外に配りやすいように並べておいた文房具を、チャペルの小さな屋根の下に移動します。

だいぶパニックというかわやくちゃです😅

そして大雨の中、子どもたちに文房具セットを配ります。

名簿を見ながらひとりひとりの名前を呼んで配るのですが、しょうじきわけのわからない状況になってたりします。

もともと仲の良いひとりの女の子が、自分のとこにやってきて、こう言います。

「私、2年生なんだけど、これ4年生のもらったんだけどー!」

😅😅😅

そんなハプニングもありました。

(もちろん後で交換してあげました。)

イベントがなんとなく終わった感じになり、かたずけをしていると、何人かの子どもたちがお礼を言いにきます。

中には「もっとお菓子はないの?」と冗談言ったり😅

突然のスコールで大変な状況の中、それでもみんなで協力して、今日の支援イベントを終えることができました。

子どもたちも現地スタッフも慣れているのか、大雨にも特にひるむことなく、、

なので、雨で中止に、なんていう声はまったく上がらす、

自分らでその時、できるかぎりの対処をしながら、そして、こんなひどい状況でさえ楽しみながら、なんとか今日一日を乗り切りました。

大雨で大変だからといって、それでも誰一人として不満そうな顔をすることもなく、なんだかんだとマイペースで、がちゃがちゃと、そして笑顔で、この尊い時間を、みんなで過ごしました。

それがとても助かったし、嬉しかったです。

本当にどうもありがとう。

いろいろあったけど、びしょ濡れだけど、何かもっとやろうとしてたプログラムの予定もあったと思うけど、でもまあいいや。仕方ない。

みんなでがんばったから。

子どもたちも喜んでたから。

みんな、笑顔だったから。

うん、それでいい、、、


NGOの支援活動のために、今週、またフィリピンへ赴きます。(あ。自分はフィリピンに住んでいるわけではなく、NGOの活動資金と普段の生活のために、日本でNGOとは違う仕事に就きながら、できる限り時間を作って、現地と日本を行き来しています。今回も、ゴールデンウイークを挟むこともあり、日本からのボランティアも活動に参加してくれます。また例のごとく、少し(?(^^;))時間はかかってしまうかもしれませんが、ブログやSNSで活動報告をします。
今後ともよろしくお願いします。

hopehalohalooasis.wixsite.com

「ラマダンの難民キャンプからの便り」~フィリピン・ミンダナオ島・マラウィの内戦による被災者の避難民キャンプより~   (#YuichiMoriPhotography #フィリピンミンダナオ島マラウィ #イリガン #外務省危険レベル3渡航中止勧告 #イスラム過激派と政府軍の内戦被災者の難民キャンプ支援 #イスラム教の断食月ラマダン #アッラーアクバル #フィリピンミンダナオ島に多いムスリム #難民キャンプにおける医療支援 #戦場にかける橋グラウンドゼロでのフィールドワーク #国際協力NGO #SDGs)

NGOでは、フィリピン・ミンダナオ島・マラウィで起きた、イスラム武装勢力と政府軍の内戦による被災者の避難民のシェルターの支援をしている。
外務省の危険レベル3(渡航中止勧告)とされるマラウィと隣のイリガンにおいて活動している。
難民キャンプの生活支援や、また食糧等の物資の援助だけでなく、日本の医師の協力のもと、医療支援も行っている。

しかし、コロナで現地へ行くことが途絶え、もう3年以上、この難民キャンプを訪れていない。
コロナへの規制緩和により、既に現地事務所のあるセブ島では、直接赴いての支援活動を再開しているが(NGOの活動自体はコロナ下においても現地スタッフやボランティアの協力のもと続けてきた)、異なる島であるし、戦場跡での支援活動、そしてゲリカ化したイスラム過激派が、テロや誘拐事件を起こす恐れもあり、気軽に行ける場所ではない。

避難民キャンプにひとりのおばあちゃんが暮らしている。
キャンプの主みたいな存在であり、バランガイ(行政)や地域に顔が利き、現地における自分らの支援活動の世話や協力をしてくれ、一般人の立ち入りが禁じられた戦場に架かる橋の向こう、グラウンドゼロと呼ばれる戦場跡へのフィールドワークの手引きもしてくれた。

そんな彼女からこないだ突然メッセージ(メール)が来た。

キャンプでの暮らしということもあるし(スマホの電波はまだしも充電がたいへん)、3年前もなかなか連絡がとれず、結局、いつも現地に行ってから、支援活動の調整や、自治体や諸機関との交渉をするという状態で、連絡を取り合うことは半ば諦めていたのだが、もしかして新しいスマホを買ったのだろうか、facebookのmessengerで連絡をくれた。

圧倒的なキリスト教国であるフィリピンだけど、ミンダナオ島にはムスリムイスラム教徒)が多く住み、彼女もそう。そして今、ラマダン(イスラム教の断食月)だという。

「げんき?またすぐにマラウィで会えるのを楽しみにしてるわ。私たちは今、このシェルターで生き延びていくのがとても大変よ。コロナもあって、このキャンプは政府から完全に忘れられてる。何の支援もないわ。まあ、それは前からだけど。」

「今、ラマダンの最中よ。アッラーに祈りを捧げながら、日々を送ってるわ。」

「政府からの援助が途絶え、途方に暮れてた私たちのところへ、あなたが突然現れて、お米や缶詰を配って、子どもたちと遊んで、お菓子をくれて、とても嬉しかった。みんなで唄った歌はなんだったっけ?一緒にきたボランティアの子たちは元気?あなたたちはとても優しくて、きれいな心を持ってた。」

「とても懐かしいわ。あなたたちは、この難民キャンプで暮らす私たちや子どもたちの、素敵な友達だった。本当にどうもありがとう。またいつかきっと会える日を、心から楽しみにしてる、、」

、、、

自分も同じだよ。ほんとに懐かしい。
早くまた会いたい。

またきっと帰るから。

内戦の難民キャンプという過酷な状況の中、それでも懸命に生きる人々、そして、いつもめいっぱいの笑顔と歓声で待っててくれた子どもたちに、また会いに行くよ。

いつかきっと、、、

hopehalohalooasis.wixsite.com

yumekake.com

yumekake.com

yumekake.com

youtu.be** ** ** **
🍀国際協力NGOのブログです。表示されるスポンサー広告のページを開いて頂くだけで、NGOへの募金として、フィリピンのスラムの子どもたちへの支援になります。ご協力お願い致します🙂
🍀JOHNです。よろしくお願い致します。 海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅 もしよろしかったら、読者登録、シェアお願い致します🙂
自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

🍀NGOの活動にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
【 国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】
” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ” 

hopehalohalooasis.wixsite.com

yumekake.com

初めての海外はアフリカでサバンナサファリだった。動物園で働くのが夢だった。そして今関わってるフィリピンの動物保護シェルター、また、先日亡くなられたムツゴロウさんのこと。   (#ムツゴロウ動物王国 #ムツゴロウゆかいクラブ #MaroCebucity #ムツゴロウとゆかいな仲間たち #ムツゴロウさんがライオンに指を食われた事件 #動物好き #感動の押し付けにはうんざり #国際協力NGO海外ボランティア #嗜好はしこう、しゅこうは趣向)

先日ムツゴロウ(畑正憲)さんが亡くなった。

自分はあまり他人に影響を受けないタチなのだが、ムツゴロウさんの生き方や環境が大好きで、ムツゴロウさんの番組(「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」)は、いつも楽しみにしてた
また、ムツゴロウ動物王国に会員優待で宿泊できるということで、ムツゴロウゆかいクラブなんてのにも入会してた。

今もたくさん動物番組はあるけど、最近のって結局最後は心温まる感動物語にあからさまに持っていこうとしてて、押し付けがましくて、なんかめんどくて見てらんないんだけど、ムツゴロウさんのは、いつも特にオチもないうだうだな(?)まま終わって、でも何か心に残るっていう生のままの動物とのふれあいドキュメントな感じが好きで、いつもTVで見てた。

ムツゴロウさんは動物との交流を描いたTV番組、その「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」シリーズで人気者になった。「よーし、よし」と動物の体を撫でて触れあい、ディープなキスやスキンシップを厭わず、いつしか動物と人が親密になれ、心を通わせることができることを教えてくれた。

TVの撮影中、ムツゴロウさんはライオンに中指を噛まれ、食べられたことがある(だから指が途中からない)。しかし、その時、全く騒がずに、いつものように自然にふるまい、カメラの外に消えていった。

ムツゴロウさんは後に言っていた。「そこで大騒ぎになったら、そのライオンが射殺されてしまうかもしれないと思ったんです。」「これは僕のミスなので、今度もう一回ライオンに会いにきます。罰を与えないでください。」と。そして、実際に再会し、抱擁を交わしている。

明らかに問題行動の多いキャラだったけど、でも、とても素敵な人だなって思った。

謹んでご冥福をお祈り致します。

ところで、NGO団体の活動、というより、ほとんど自分の嗜好(「しこう」って読むんだって!調べた!間違えがちな「しゅこう」は「趣向」だよ!🤣)なんだけど、動物愛護活動にも携わってて、日本では友人が関わってる保護活動(里親募集とか)をシェアしたり、また、フィリピンでは、スタッフの娘さんの活動に協力したり、現地(フィリピン・セブ)にシェルターがある動物保護団体に繋がりを持ってる。

MARO - Mayari Animal Rescue Org, Inc.
Cebu City, Philippines
https://www.facebook.com/MayariAnimalRescue

なんでかとゆーと、とにかく自分は動物が好きで、今でこそホイホイ海外に行ってるけど、初めて海外に行ったのは就職して自分の給料が使えるようになってからで、でもってそれは、今の支援活動と何の繋がりもきっかけでもない、「野生動物を見るために」訪れたアフリカ・ケニアだった。さっき書いたけど、動物園で働きたいって真面目に思ってたこともあった。

そんなこんなで関わってるフィリピンの動物保護団体なんだけど、今月末からまた現地に赴くんで、シェルターに行けたらなって思ってる。といっても、なんだかんだいってストレスのたまってる犬たちと、他のスタッフができないハードな遊びをしたり、散歩や掃除やシャワーくらいしかできないんだけど😅

自分は動物が大好きだから、動物も自分のことを好きだと思ってて、めっちゃ慣れ慣れしくして、たまに嚙まれて流血沙汰になったりもする。でも、それってたぶん、自分の接し方の不注意なんだと思う。動物はいつもピュアだから。

言葉がうまく通じないなら、うまく関われないこともあるけど、でも、愛情を持って接すれば、きっとそのうち仲良くなれると、いつも思ってる。NGOでスラムの子どもの支援とかしてるから、子どものことがめっちゃ好きだと思われがちだけど、たぶん、ふつうレベルだし、子どもの扱い方も、ボランティアに来たそこらの女子大生の方がぜんぜん上手い😅自分的には、まちがいなく動物の方が好きだったりする😇

ん?こんなこと言ってていいのかな?🤣ま、いっか😁😜

hopehalohalooasis.wixsite.comyumekake.comyumekake.comyumekake.com youtu.be

** ** ** **
🍀国際協力NGOのブログです。表示されるスポンサー広告のページを開いて頂くだけで、NGOへの募金として、フィリピンのスラムの子どもたちへの支援になります。ご協力お願い致します🙂
🍀JOHNです。よろしくお願い致します。 海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅 もしよろしかったら、読者登録、シェアお願い致します🙂
自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

🍀NGOの活動にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
【国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」】
” ただ与えるのではなく、共にわかちあう支援を ” 

「ひとりひとりの力はとても小さいけど、 でも、その思いが合わさって、 繋がって、 いつか世界を変える。 そう信じてる、、」 ~山奥の村の部族の支援活動より~   (#SDGs #国際協力NGO #海外ボランティア #スラムの貧困 #子どもの貧困 #フィリピンセブ #ミンダナオ島マラウィ #内戦の難民キャンプ支援 #フィリピン台風ヨランダ)

NGOの活動で、フィリピン・ミンダナオ島の内戦による避難民キャンプの支援をしている。
現地事務所はセブ島・セブ市にあり、数人の現地ボランティアと一緒にミンダナオ島に行き、支援活動を行っている。
数年前の活動の際、セブ島の北部の田舎からボランティアに参加した現地の女子大生。
避難民キャンプでの支援活動を終え、故郷に帰り、自分でも仲間と共に、山奥の現住部族への支援活動を始めた。
自分もNGOとして支援をしているが、彼女たちは、地域を回り、支援者を募って寄付を集めたり、手作りの民芸品を売ったりして、資金を作っている。

そんな彼女から、支援活動の報告が来た。
山奥の村で、家庭へのお米等の食糧支援と、子どもたちへは文房具等の配布をした。
笑顔いっぱいでフェイスペイントやゲームを盛り上がる子どもたち(大人も)や、目を輝かせて整列する子どもたちの様子が伝わってくる。

本当にどうもありがとう。

彼女と出逢ったのは、10年前にフィリピンを襲った、史上最悪とも言われる超大型台風ヨランダの支援活動で、自分が彼女の住む村を音ずれた時。

セブ市のNGOスタッフの親戚だった彼女は、現地で自分らの活動を手伝ってくれた。

彼女自身も被災者で、家のほとんどは吹き飛び、家族で野宿のような生活を送っていた。

それから、連絡を取り合うようになった。

ミンダナオ島での支援活動に初めて向かう時、いつも居るセブ市の現地事務所近辺でボランティアを募り、声をかけた人たちは、やはり未だゲリラが残る戦場跡での活動ということで、皆が二の足を踏んだ。しかし、そんな中で、彼女(ともう一人)だけが、勇気を持って、ついてきてくれた。

彼女が初めて、NGOの、この避難民キャンプでのボランティアに参加した時に、言っていたことを思い出す。

「ここに連れてきてくれて、そして支援活動に参加させてくれて、ほんとにありがとう。私がまだ高校生だった頃、あの酷い台風が私の村を襲って、何もかもが破壊されて、吹き飛ばされて、途方に暮れてた時、あなたが助けに来てくれた。よくわからないけど、遠い国から。私はそれからずっと夢を抱いてたの。いつか私も、あなたのように、困っている人を助ける活動をしたいって。だから、ここに一緒に来れて、一緒に支援活動ができて、本当に嬉しい。私の夢を叶えてくれて、ありがとう、、」

こうして繋がっていく。

ひとりひとりの力はとても小さいけど、

でも、その思いが合わさって、

いつか世界を変える。

そう信じてる、、、

hopehalohalooasis.wixsite.comyumekake.comyumekake.comyumekake.com

「I am not plastic」~キャッサババッグから感じる未来への可能性と、タピオカミルクティーやかつてのナタデココに見るファッションフードブームの危険性   (#タピオカの原料キャッサバ #飲める食べられるバッグ? #キャッサバケーキ #フィリピンのナダデココブーム後の悲惨な状況 #フィリピンブードルファイト #子どものおやつはココナッツ #原始に帰るための未来を作るために前に進むという矛盾 #ブリッジオブライフNGOジャパン #SDGsエコサスティナブル)


こないだ、とある団体(「ブリッジオブライフNGOジャパン」※下記🌏に紹介)の方と会食・ミーティングをした。
フィリピンのことや、おたがいの活動のこととか話して、おいしい鍋もふるまってくれて、とても有意義な時間を過ごした。
どうもありがとうございました😊

ところで、その際に、写真のキャッサババッグを頂いた。

「I AM NOT PLASTIC」

質感はソフトなプラスティックなのだが、実はこれはキャッサバという植物から作られている。これ。


山芋みたいな感じ?

ところでこのキャッサバ。

ちょい前にめっちゃ流行ったタピオカの原料。

て思うと、タピオカミルクティーとか、チャラい飲み物っぽいけど、実は健康に良さそう😁

NGOの現地事務所があるフィリピンでも流行ってて、「日本でブームなやつってどんなだろ?」とフィリピンで飲んだりした。
流行ったタピオカミルクティーの発祥は台湾らしいのだが、キャッサバはフィリピンでもよく獲れ、食材として昔からよく食べられている。これはキャッサバケーキ。フィリピンの庶民のスィーツ😊

タピオカの食感から想像するとわかると思うけど、もちもちしてておいしい😁

ところで、日本の歴史で初めてタピオカが登場したのは、戦後に、そのフィリピンから食料として輸入されたのが始まりとされている。第二次世界大戦の敗戦によって深刻な食糧難を迎えていた日本に、フィリピンから安価な輸入食品として提供されたのがタピオカだった。当時はタピオカを、米に変わる主食として食べていたという。

そんなフィリピンとゆかりの深いキャッサバ。

どうしてあれが女子に人気なの?って自分は思ってしまうのだが、けっこうハードなもちもちで、よく噛まないと食べられないくらい。てことは、耐久性と柔軟性があるってこと。じゃあ、、、

なわけで、こんな、まるでプラスティックなバッグに生まれ変われた。

何も言われなきゃ、ほんとふつう(で、柔軟性と手触りが良い何気に高級感のある)のプラスティックバッグだ。レジ袋として渡されたら、違和感なく使うだろう。

でも、100パーセント天然素材キャッサバ芋のでんぷんに、植物油と天然樹脂を組み合わせて作ったもの。めっちゃエコ😁

植物由来の100パー天然素材の、言うなれば「食べられるプラスティックバッグ」。

まあ、食べるかどうかは置いといて😅、少なくとも、自然に還ることができる。

ちなみにこのキャッサババッグは、インドネシアで生産されてる。日本で通販とかで買えるが、やっぱまだ高い。一般に流通してる大量生産商品ではなく、いわゆる「サスティナブルなエコ商品」。て書くと高そうでしょ?😅

でもこれがもし、一般に普及したら、間違いなく環境に良いし、また、世界に広がり、流通ラインに乗り、大量生産すれば、コスト削減で安くなるし、原料となるキャッサバ農家も潤って、それこそSDGs(持続可能な開発目標)ってやつだ。

フィリピンでも馴染みの深いものであるし、何かしらの形で、地球に優しく、生産者にも優しい、エコとフェアトレードと絡めた製品や活動に繋げていけたらいいな、なんて思う。

ところで、ふと思ったのが、1992~1993年、やはり日本で昔めっちゃブームになったナタデココ。これもフィリピンの特産品だ。

ナタデココのナタは、スペイン語で浮遊物、ココはココナッツの意味。フィリピンでそこら中に生えてるココナッツが原料ってわけだ。

そんなこんなで、日本で突如として吹き荒れたナタデココ旋風で、大手商社がこぞって買い付けに走った。

フィリピンは特需景気に湧き、生産者は熱帯雨林を切り拓いてココナッツの木を植え、新しい工場を建て、生産増大をはかった。フィリピンの生産額は前年の24倍、2580万ドルに達し、果実加工食品輸出額の31%を占め、その96%が日本へ輸出されたそうだ。

ところが翌94年には、すでにブームは終わっていた。

フィリピンにはココナッツ農家の廃業者、莫大な負債と不用になった工場、熱帯林の伐採と酢酸の廃棄による環境破壊が残り、失業者があふれたという。ファッションフードの暴走が引き起こした悲劇的な事件である。

先進国主導の無責任なブームと商業主義に利用され、バブルが弾ければ見捨てられる途上国の人々。ブームが落ち着きを見せてるタピオカのことを考え、同じようなことが起きていなければいいな、なんてふと思った。

もしかしたら、各国の数年のタピオカブームで、キャッサバ生産者や工場が増えたと思う。そしてブームが去り、途方に暮れている人々も多いかもしれない。しかし、このキャッサババッグのように、その「兵どもが夢のあと」を補い、継ぐ、また、一過性でないムーブが広がれば、ブーム終了による失業者増加というネガティブな状況が、新たなエコ産業としてのポジティブな未来へと、変換されると思う。

そういう意味でも、このような「自然にあるもの」を利用する取り組みは素晴らしいと思う。

現状、やっぱり問題はコストだよね😓

いくら環境に良くても、高かったら、ただのセレブのおしゃれ商品で終わってしまう。

これが、そこらのスーパーでレジ袋として以前の様に渡されるくらいにローコストで普及・流通したら、世の中、だいぶ変わるのになって思う。

ところで、自分の思う、マジで世界中の人々が見習うべきエコな習慣がある。

べつに、ここ数年のSDGsブーム(日本では)や環境への意識向上により、取り組まれてることとかではなく、地域の当たり前の習慣として、特に意識せずに(だからより素晴らしい)行われてること。

フィリピンでの、伝統的な食事方法としてあるブードルファイト。

今では、何かのイベントや集まりの時とかに行われることが多いが、ちょっとした近所のお昼ご飯とかでも、ご近所さんが集って行われてたりする。

ご飯ろおかずをバナナの皮の上に広げて、みんなで手掴みで食べるってやつだ。

お皿もマイ箸もいらない。

すべては自然に還る。

子どもたちの今日の御馳走は、山で採ってきたココナッツ。もちろん包装紙もないし、体に悪そうな化学調味料もいらない。


文明の利器に頼らない昔からの土着な風習を、庶民レベルで当たり前に続けてる。そしてそれは、自然とまだうまく共存できてた頃の人類の素朴な生き方。それが当たり前に生活していたら、よくわからない横文字の環境保護の用語を意識する必要もない。

もしかしたら不便で、もちろんおしゃれできれいでもない、そんな原始に返ることが、実はいちばんのエコでありSDGsなんだろうと思う。

もちろん文明の便利さに慣れて、たぶんもうそれを棄てられない人類は、今さらそこには戻れない。だから、逆に今あるもので工夫して、原始に帰るための未来を作るために前に進む、という矛盾を追求していくしかないのだろう。すべては自業自得だということを意識しながら。ところでこのブードルファイト。

最近は、フィリピンの伝統的な食事方法として、レストランとかで「ブードルファイト体験」みたいな感じで、おしゃれで珍しく楽しいイベント的なものとして提供されてたりする。

そして、お客はその体験に高いお金を払う。

なんとなくエコな気分にもなるだろう。

でも、そういうことじゃないんだよな🙄



🌏
【ブリッジオブライフNGOジャパン】
https://yuukaiwasita1108.wixsite.com/ngo-site
《「不要品を命に!」不要品をリユース発展途上国や国内生活困窮者の支援へ》
「有るところから無いところへ」「世界中の人がキレイな水とバランスのとれた美味しい食事を摂れる世界にすること」それを実現するために必要な事は“幸せを願うこと”と“今あるものを少しずつ与えること”ではないでしょうか?世界中の人が皆笑顔になり、自分の欲や、プライドや、相手を責める事なく幸せを願い合える幸せな世界。少しずつ笑顔の実現が出来るよう一歩ずつ、活動を続けています。

🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀