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【スラムの子どもたちの未来のために】~何も変えられない小さな力。それでも今できるせいいっぱいを、、 「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その3)」 (#SevenNotesInc. #現地の人々と共に歩む国際協力 #フィリピンセブ #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs #スラムの子どもたちの笑顔を守るために)
フィリピン・セブ島。
今日は、山奥の村のスラムでの支援活動です。
新型コロナウィルスによるロックダウンによりストップしていた、学校における対面授業が、2年半ぶりに、この8月より再開されます。
子どもたちが楽しみに待っていた学校再開、、しかし、スラムの子どもたちをとりまく現状は厳しく、貧困のため、文房具や制服が用意できず、学校で学ぶのをあきらめざると得ない子どももたくさんいます。
そのような困難な環境におかれた子どもたちのために、文房具の配布の支援イベントを、今日は開催します。
日本からのたくさんの支援を受けて、そのあたたかいお気持ちをたずさえて、子どもたちに未来への希望を届けることができます。
ご支援頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
数日前から自分と日本人ボランティアも、山に入り、現地の家に泊まり、共に生活しながら、イベントの準備をします。
水道もガスも、もちろんエアコンもなく、また携帯の電波も届かない山奥の村で、薪で作ったローカルフードを家族と一緒に食べ、シャワーは山の冷たい湧き水で水浴びをして、そんなふうに、現地の人々と同じ環境で、一緒に暮らしながら過ごします。
イベントに使うポスターや支援者へのお礼のサンクスボードも、すべて手書きで、泊まった家の家族や親せき、友達や近所の方々が、みんなで手伝ってくれました。
また、現地の高校生のボランティアが、文房具の仕分けをしてくれました。この高校生たちは、まだ彼女たちがほんの小さい、小学校にあがる前から、NGOがこの山岳スラムで支援をしてきた子たちです。
ずっと支援を受けてきた子たちが、成長して、今度は、支援をする側の手伝いをしてくれます。
そんな、子どもたちの意識の成長がとても嬉しく、感動を覚えます。
スラムの方々とみんなで協力して準備をして、スタッフやボランティアを打ち合わせをして、
そして、イベント当日を迎えます。
直前まで作っていたポスターを持って、会場の広場に行くと、既にもうたくさんの子どもたちが待っています。
集まってくる子どもたちをかまったり、かき分けたり、誘導したりしながら、スタッフと一緒に、会場の設営を進め、子どもたちに列になってもらったり、準備を進めます。
子どもたちはみんな、目を輝かせながら、イベントの開始を待っています。
みんな、この日を本当に楽しみにしていたのです。
しかし、しょうじきに言うと、現地の状況は決して良くはありません。
むしろコロナ前よりも悪化しています。
コロナにる世界最長のロックダウンの影響、そして、昨年末の超大型台風の被災からの復興もままならず、未だに壊れたままの家にブルーシートを被せただけの家も多くあります。雨が降ればほとんどの家は雨漏りが大変です。ロックダウンで仕事に失い、収入もありません。満足な食糧もなく、子どもたちはいつもお腹をすかせています。
そんな厳しい状況のスラムの人々のために、コロナ渦のこの数年の間も、現地スタッフとボランティアの協力のもと、NGOでは、炊き出しや食糧支援、文房具、生活物資の配給等を行ってきました。
ただ、それは決して満足で充分なものではありません。
過酷な状況に苦しむスラムの人々の日々の命を支えるため、子どもたちの輝く瞳を曇らせないため、もしかしたらその場しのぎかもしれませんが、なんとかみんなが無事に明日という日を迎えられるように、支援活動を続けてきました。
子どもたちの笑顔を守るために。
スラムの子どもたちの未来のために、、、
(続く)
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
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【フィリピンの山の生活と山岳スラムにおける支援活動】~なんなんだこのオオトカゲみたいなヤモリは🤣~「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その2)」 (#SevenNotesInc. #山の村のスラムの暮らし #フィリピンセブ #フィリピンはバイクに4人や5人は当たり前 #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs #ほんとの幸せってなんだろう)
先日行った山奥の村のスラムでの支援活動の様子です。(以下、リアルタイム・リポートとしての記述です。)
※※ ※※ ※※
今週末は山岳スラムにて、食糧の配給と、子どもたちに文房具の配布の支援です。ただ、準備がまだ終わっていなかったこともあり、前日から村に泊まりにいきます。
また、NGOと繋がりのある、現地フィリピンの介護実習生育成のための日本語学校の学生が、集めた服や靴等を、その日(山に行く日)に寄付してくれ(山から迎えに来てくれた現地ボランティアとの待ち合わせ場所に持ってきてくれました)、それらもそのまま山へ運びます。
支援イベントで子どもたちに配る文房具は、今回のイベントに協力して頂いた現地法人Seven Notes Inc. のスタッフが準備をしてくれ、先に山へと運んであり、翌日のイベントに向けて、現地ボランティアがその仕分けを進めています。
まずは、迎えにきてくれた山の村のボランティアと、ふもとの町で会い、昼食を食べ、山へと向かいます。
今回は、日本から来た学生ボランティアも一緒です。
山といっても、それほど遠くも高くもありませんが、ずっと上りで、道も狭くなるため、町によくあるジプニー(フィリピン版ローカルバス)やトライシクル(サイドカー使用のバイクタクシー)では行けず、バイクタクシー(普通のバイク)に、3人または4人乗りで、峠を上っていきます。
運転手の後ろ(後部座席)に2人乗るのは、まあ、普通だとして、もう1人、運転手の前にも乗ったりします。
そんな感じで、曲がりくねった峠道を上っていきます。
途中、小学校を通り過ぎます。この小学校は、山の斜面に建っているため、高学年になるほど、校舎が上にあり、毎日、けっこうな山登りです。山の子どもたちは、まず、村から峠と越え、山を下り、この道路まで降りてきて、そして、学校の門までたどり着き、そこからまた山登りです😅
小学校を通り過ぎ、道もだんだん狭くなり、またしばらく上っていくと、村への登山口に到着です。
ここからはいわゆる登山です。(といってもそこまでハードなものではないです(^^;)。けっこう息は切れるし、暑いし、途中で休憩も必要だったりもしますが😅)支援物資を運び持ちながら、ひーこら山を登っていきます💦
だんだん村が近付いてくると、自分らがやってきたことに気付いた子どもたちが集まってきます。
自分はコロナでずっとここに来ることができなかったため、二年半ぶりの再会です。当たり前ですが、なんだかみんなおっきくなっています😅
子どもたちにまとわりつかれて、手をつなぎながら、山道を登っていきます。
まずは、今日からお世話になる村人の家(写真)に向かいます。いわゆるホームステイです。
かろうじて電気は引いていますが、ガスも水道(山の湧き水を引いて、使い放題ではありますが)も、また、スマホの電波もありません。
荷物を置いて、挨拶をして、なぜかここまでついてきた😅子どもたちと一緒に写真を撮ったりしつつ、早速、イベントの準備(文房具の仕分け)をしている場所に行き、補充の文房具を届けたり、足りないものを確認(翌朝、買いに行きました)したりして、自分らはまた他のボランティアと、イベントのための看板作り等の準備をします。
そして、当たり前のように集まってきた子どもたちや、家族や親せきと一緒に、山の村の夜がふけていきます。食事は山の湧き水と薪で作ります。それはやはり不便な生活かもしれませんが、ある意味、ぜいたくなものかもしれません。だって、日本人はわざわざ山にキャンプをしに行って楽しむことと同じ状況なのだから。でも、それが毎日です。それが、ここの日常なのです。
スマホで連絡をとったり、SNSにアップするためには、家から出て、山をさまよい(?)、電波が拾えるスポットを探します(もちろん目安はあります)。もちろん外は真っ暗です(家の中も薄暗いですが)。冷房もありません。シャワーは湧き水の水浴びです。くつろいでいると、いきなり頭上で爆音が響き、何かと思ったら、ヤシの実がトタン屋根に落下する音です。町では見かけないような大きなヤモリが壁を這っています。
家族がみんなで協力してご飯の用意をしてくれます。自分も一緒にルンピア(フィリピン風春巻き)を巻くのを手伝います。翌日のイベントの準備をしつつも、子どもたちがほっといてくれるわけがなく、集まった家族や親せき、子どもたちと、遊んだり、ギターを弾いて歌ったり、踊ったり、話をしたりしながら、山奥の村の、自分らにはどこか非日常な、でもきっと当たり前の、思い出深い時間が過ぎていきます。夜にはいきなり激しいスコールが。そしてあわてて雨漏りをふさぎます。家族(だけじゃないですが)は大人も子供も男女もなく大人数で床でザコ寝です。確かに、貧乏だし不便だし、衛生状態だって良くありません。でも、そこには、家族やみんなで一緒に、寄り添い、あたたかい時間が流れていきます。
あらためて感じます。
本当の幸せってなんだろう、、
て。
そんなこんなで、明日は支援イベント当日です。
(続く)
PS... というか、このオオトカゲみたいなグロいヤモリがふつうに家の中にいる、そんな山の暮らしです、、、😅😱
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【二年前の制服はもう小さくて着られないから、学校やめなきゃね、、】~フィリピンにおける二年半ぶりの学校再開にまつわる光と影~ 「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その1)」 (#SevenNotesInc. #貧困と教育格差 #子どもたちの未来への希望と夢をつないでいくために #フィリピンセブ #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs)
コロナ渦を経て、いつのまにか、フィリピンの新学年の始まりは8月になりました。
日本でもコロナで休校して、その分、夏休みの短縮で調整していたりしたように、ここフィリピンでも、休校によって、学校の授業日程がずれてしまいました。が、休校期間が日本よりもだいぶ長かったこともあり、結局そのズレがあまり修正されないままになりました。
本来(コロナ前)は新学年は6月開始だったのですが、今年は8月に。たぶんなし崩し的にこのままになるんだろう、な気がします。
ところでフィリピンの場合、休校からの授業の再開、と言っても、教室での対面授業が再開されたわけではなく、家庭学習によるモジュラークラスがずっと実施されてきました。
休校期間を合わせて今までの2年半、、、教室に子どもたちの元気な声が響き渡ることはありませんでした。
しかし、いよいよ先週(8/22)より、学校における対面授業が再開されました。
もちろんそれは、喜ばしいことだと思います。
が、学校が始まれば始まったでまた、新たに問題が浮上するのです。
感染拡大とかはもういいだろう、というか、フィリピンの人たちの意識の中では、コロナはもう終わっています。
政府の規制はあるので、町に出る時とか、集会とか、もちろん学校に行く時も、マスクはしなきゃダメですが、ふだん、その辺をフラフラするぶんには、ほとんど誰もマスクはしていません。
例えば自分がNGOでいつも居るスラム内では、まったくというほど誰もマスクをしていない状況です。
規則を守るとか感染防止とかそういう以前に、みんなもう、コロナを意識してないからです。
というわけで、話を戻して、学校が始まることで生じる新たな問題は何か、というと、、、
「お金がなくて学校に行けない」という、しょうじき、もはやわけのわからないコロナよりも、もっと切実で現実的な問題です。
今までは(コロナ渦の2年半)、学校での授業がなく、子どもたちは、学校から渡される(毎週、親とかが取りに行く)プリントを、家でやっていればよかったのです。
制服もお弁当もいらないし、通学もしなくていい。文房具だって、兄弟や近所で共有できる。親の仕事の手伝いやアルバイト、家事の手伝いもできます。
ようするに、お金がなくても、書類上は学校の生徒でいられたのです。
でも、実際に学校が始まるとそうも言ってらません。
学校が始まることがアナウンスされ、具体的に準備が進むと、
子どもたちの喜びの声と共に、多くの子どもたちから、「でも、私は学校をやめなきゃならないかもしれない。制服も文房具も買えないし、家の手伝いもあるし、、」という悩みを訴えられました。
フィリピンセブには小学校でも制服があるのですが、ある子は、2年前の制服はもう小さくなって着れないけど、新しく買うお金もない、と哀しんでいます。
コロナで仕事を失い、昨年末の台風で家を壊され、スラムの生活は、コロナ前よりも酷くなっています。
通常の対面授業が始まってしまえば、その準備ができず、もう学校を続けられなくなります。
そんな状態の子どもたちがたくさんいるのです。
少しでもなんとかしてあげたい、、
そう思い、NGOでは、クラウドファンディングの実施や支援者を募り、学校再開に向けて、貧困により学校を続けられなくなりそうな状態の子どもたちのために、文房具の支援イベントを行いました。
7月末~8月初めにかけて。
また、制服の仕立て直しもスタッフが無償で行っています。
国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」のスタッフ、支援者様、現地法人Seven Notes Inc.様、クラウドファンディングや募金に協力して頂いた方々、現地ボランティアや地域の人々、友人、また、教会やバランガイスタッフ等行政の方々、本当にたくさんの方々のご支援・ご協力により、たくさんの子どもたちに文房具を配給することができました。
子どもたちの未来への希望と夢をつないでいくために、、、
本当にありがとうございました。
次回から、その支援イベントのいくつかの様子を紹介・報告したいと思います。
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