スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【Don't forget.. I'm always stay with you】 ~そうそう、ふと思ったんだけど、「がんばる」って言葉は「無理する」って意味じゃないからね(#^^#)   ー「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その4)」   (#SevenNotesInc. #地域に根差した草の根支援 #フィリピンセブ #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs #スラムの子どもたちの笑顔を守るために)

「ねえ、こうやって会うのっていつ以来なんだろう?」

「えっと、、たしか、、3年前のクリスマス?、、じゃない?一昨年の春もフィリピンには来たんだけど、コロナでここには来れなかったから」

「そっか、、
でも、そんな気がしないね」

「うん」

「私がまだ小さい頃から、毎年何回か、こんな山奥に来てくれて、いつも、とても楽しみにしてた。
でさ、、こうやって会えるのが、当たり前だと思ってた。
でも、コロナでわかったよ。
本当は、ぜんぜん当たり前なんかじゃない。
もしかしたら、もうずっと会えなかったかもしれないじゃん?」

「そうだね、、」

「だから、こうしてまた会えて、それがとても幸せだと思ってる。そして、やっぱり、とてもとても嬉しい。
私たちの村にまた来てくれて、みんなに会いに来てくれて、ほんとにありがとう。」

。。。

そんなこんなで今日は、山奥の村のスラムでの支援活動です。

貧困のため学校に通うための準備が困難な子どもたちに、文房具の支援をします。

また、前日、NGOを繋がりのある現地の日本語学校の学生から、服や靴等の寄付があり、それもそのまま山に運びました。

子どもたちは、今日のこのイベントをずっと楽しみに待っていました。

朝からたくさんの子どもたちが、笑顔と希望を携えて、ここに集まってきています。

集まった子どもたちを、とりあえず整列させて、まずは軽くレクリエーション。

高校生のボランティアがリードして、みんなでダンスをしたり、ちょっとしたゲームをしたり。

その後、文房具の配布をします。

鉛筆やノート、ケース等、一式をそれぞれに配りますが、もちろんそれが、この一年間の分として充分というわけでじゃありません。

それでも、こうして学校に通うための準備を手助けすることで、家族や本人が、経済的理由で就学をあきらめなければならない状況を改善したり、学校を続けるモチベーションになったらいいな、と思います。

フィリピンでは英語とフィリピノ語(おおよそタガログ語)が公用語のため、学校での英語教育は幼稚園から当たり前に行われており(付いていけるいけないは別にして、授業のレベルは日本よりもだいぶ高いです)、そのためのノート(日本でも英語の授業に使うやつです)があるのですが、学年によって線の幅が異なっており、学年ごとに違うノートが必要になります。ですので、文房具の仕分け・配布も、学年ごとになるため、けっこう手間がかかります。

とはいえ、やはりごちゃごちゃになりつつ、一人ひとり順番に、文房具を支給します。

みんなに配り終わったら、なんやかやと記念写真なんかもとりつつ、子どもたちにちょっとしたスナックを配ります。

また、スラムの人々に食料の配給をしたり、寄付して頂いた古着等を配ります。

といっても、気が付いてみたら、ほとんどバーゲン会場状態で、スラムのママたちが服の入った箱に群がって大騒ぎで、子どもたちがその光景を遠巻きにあぜんとしながら眺めてる、という感じでしたが😅

想像はしていたのですが、まあそこは反省点ということで😅

なにはともあれ、みんなで楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。

準備からイベント実施まで数日の滞在でしたが、山の家族と共に生活しながらの支援活動は、自分自身にとってもとても思い出深いものになりました。

こうやって、現地の人々と触れあい、協力しあいながら、地道に、地域に根差した草の根の活動を、今後も続けていきたいと思います。

最後にもう一度、あらためまして、今回の支援活動に協力してくれた皆さま、本当にありがとうございました。

こうして皆さまのあたたかい思いが合わさって、たくさんの子どもたちに笑顔と夢が宿ります。

コロナによるロックダウンのダメージにも、台風による被害に対しても、結局、政府や大きな団体からの支援はなく、忘れられたような山奥の小さな村、

でも、ここには、たくさんの自然と共存し、強く素朴に生きる人々が生活し、そして、山の息吹に育まれた、純粋な瞳の子どもたちの笑顔が、息づいています。

そして、自分らは、これからも、共に手を取り合い、歩んでいきます。

貧困にあえぐスラムの人々のそのかけがえのない命を、未来への希望を、子どもたちの笑顔を、夢を守るために。

なんていうか、

みんな、いろいろ辛いことはあるけど、人生って、生きてくって、本当に大変だけど、

でも、なんとかがんばっていくしかないよね。

イベントの最後に、

たくさんの思いはあるけど、うまく言葉にできないから、

少しだけ、子どもたちにメッセージを贈りました。

Thank you so much for wonderful moment.
Don't forget.. I'm always stay with you.
See you soon...

素敵な時間をありがとう。
いつもそばにいるよ。それを忘れないで。
また会う日まで、、、

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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【スラムの子どもたちの未来のために】~何も変えられない小さな力。それでも今できるせいいっぱいを、、   「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その3)」   (#SevenNotesInc. #現地の人々と共に歩む国際協力 #フィリピンセブ #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs #スラムの子どもたちの笑顔を守るために)

フィリピン・セブ島

今日は、山奥の村のスラムでの支援活動です。

新型コロナウィルスによるロックダウンによりストップしていた、学校における対面授業が、2年半ぶりに、この8月より再開されます。

子どもたちが楽しみに待っていた学校再開、、しかし、スラムの子どもたちをとりまく現状は厳しく、貧困のため、文房具や制服が用意できず、学校で学ぶのをあきらめざると得ない子どももたくさんいます。

そのような困難な環境におかれた子どもたちのために、文房具の配布の支援イベントを、今日は開催します。

日本からのたくさんの支援を受けて、そのあたたかいお気持ちをたずさえて、子どもたちに未来への希望を届けることができます。

ご支援頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

数日前から自分と日本人ボランティアも、山に入り、現地の家に泊まり、共に生活しながら、イベントの準備をします。

水道もガスも、もちろんエアコンもなく、また携帯の電波も届かない山奥の村で、薪で作ったローカルフードを家族と一緒に食べ、シャワーは山の冷たい湧き水で水浴びをして、そんなふうに、現地の人々と同じ環境で、一緒に暮らしながら過ごします。

イベントに使うポスターや支援者へのお礼のサンクスボードも、すべて手書きで、泊まった家の家族や親せき、友達や近所の方々が、みんなで手伝ってくれました。

また、現地の高校生のボランティアが、文房具の仕分けをしてくれました。この高校生たちは、まだ彼女たちがほんの小さい、小学校にあがる前から、NGOがこの山岳スラムで支援をしてきた子たちです。

ずっと支援を受けてきた子たちが、成長して、今度は、支援をする側の手伝いをしてくれます。

そんな、子どもたちの意識の成長がとても嬉しく、感動を覚えます。

スラムの方々とみんなで協力して準備をして、スタッフやボランティアを打ち合わせをして、

そして、イベント当日を迎えます。

直前まで作っていたポスターを持って、会場の広場に行くと、既にもうたくさんの子どもたちが待っています。

集まってくる子どもたちをかまったり、かき分けたり、誘導したりしながら、スタッフと一緒に、会場の設営を進め、子どもたちに列になってもらったり、準備を進めます。

子どもたちはみんな、目を輝かせながら、イベントの開始を待っています。

みんな、この日を本当に楽しみにしていたのです。


しかし、しょうじきに言うと、現地の状況は決して良くはありません。

むしろコロナ前よりも悪化しています。

コロナにる世界最長のロックダウンの影響、そして、昨年末の超大型台風の被災からの復興もままならず、未だに壊れたままの家にブルーシートを被せただけの家も多くあります。雨が降ればほとんどの家は雨漏りが大変です。ロックダウンで仕事に失い、収入もありません。満足な食糧もなく、子どもたちはいつもお腹をすかせています。

そんな厳しい状況のスラムの人々のために、コロナ渦のこの数年の間も、現地スタッフとボランティアの協力のもと、NGOでは、炊き出しや食糧支援、文房具、生活物資の配給等を行ってきました。

ただ、それは決して満足で充分なものではありません。

過酷な状況に苦しむスラムの人々の日々の命を支えるため、子どもたちの輝く瞳を曇らせないため、もしかしたらその場しのぎかもしれませんが、なんとかみんなが無事に明日という日を迎えられるように、支援活動を続けてきました。

子どもたちの笑顔を守るために。

スラムの子どもたちの未来のために、、、


(続く)

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【フィリピンの山の生活と山岳スラムにおける支援活動】~なんなんだこのオオトカゲみたいなヤモリは🤣~「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その2)」   (#SevenNotesInc. #山の村のスラムの暮らし #フィリピンセブ #フィリピンはバイクに4人や5人は当たり前 #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs #ほんとの幸せってなんだろう)

先日行った山奥の村のスラムでの支援活動の様子です。(以下、リアルタイム・リポートとしての記述です。)

※※ ※※ ※※


今週末は山岳スラムにて、食糧の配給と、子どもたちに文房具の配布の支援です。ただ、準備がまだ終わっていなかったこともあり、前日から村に泊まりにいきます。

また、NGOと繋がりのある、現地フィリピンの介護実習生育成のための日本語学校の学生が、集めた服や靴等を、その日(山に行く日)に寄付してくれ(山から迎えに来てくれた現地ボランティアとの待ち合わせ場所に持ってきてくれました)、それらもそのまま山へ運びます。

支援イベントで子どもたちに配る文房具は、今回のイベントに協力して頂いた現地法人Seven Notes Inc. のスタッフが準備をしてくれ、先に山へと運んであり、翌日のイベントに向けて、現地ボランティアがその仕分けを進めています。

まずは、迎えにきてくれた山の村のボランティアと、ふもとの町で会い、昼食を食べ、山へと向かいます。

今回は、日本から来た学生ボランティアも一緒です。

山といっても、それほど遠くも高くもありませんが、ずっと上りで、道も狭くなるため、町によくあるジプニー(フィリピン版ローカルバス)やトライシクル(サイドカー使用のバイクタクシー)では行けず、バイクタクシー(普通のバイク)に、3人または4人乗りで、峠を上っていきます。

運転手の後ろ(後部座席)に2人乗るのは、まあ、普通だとして、もう1人、運転手の前にも乗ったりします。

そんな感じで、曲がりくねった峠道を上っていきます。

途中、小学校を通り過ぎます。この小学校は、山の斜面に建っているため、高学年になるほど、校舎が上にあり、毎日、けっこうな山登りです。山の子どもたちは、まず、村から峠と越え、山を下り、この道路まで降りてきて、そして、学校の門までたどり着き、そこからまた山登りです😅

小学校を通り過ぎ、道もだんだん狭くなり、またしばらく上っていくと、村への登山口に到着です。

ここからはいわゆる登山です。(といってもそこまでハードなものではないです(^^;)。けっこう息は切れるし、暑いし、途中で休憩も必要だったりもしますが😅)支援物資を運び持ちながら、ひーこら山を登っていきます💦

だんだん村が近付いてくると、自分らがやってきたことに気付いた子どもたちが集まってきます。

自分はコロナでずっとここに来ることができなかったため、二年半ぶりの再会です。当たり前ですが、なんだかみんなおっきくなっています😅

子どもたちにまとわりつかれて、手をつなぎながら、山道を登っていきます。

まずは、今日からお世話になる村人の家(写真)に向かいます。いわゆるホームステイです。

かろうじて電気は引いていますが、ガスも水道(山の湧き水を引いて、使い放題ではありますが)も、また、スマホの電波もありません。

荷物を置いて、挨拶をして、なぜかここまでついてきた😅子どもたちと一緒に写真を撮ったりしつつ、早速、イベントの準備(文房具の仕分け)をしている場所に行き、補充の文房具を届けたり、足りないものを確認(翌朝、買いに行きました)したりして、自分らはまた他のボランティアと、イベントのための看板作り等の準備をします。

そして、当たり前のように集まってきた子どもたちや、家族や親せきと一緒に、山の村の夜がふけていきます。食事は山の湧き水と薪で作ります。それはやはり不便な生活かもしれませんが、ある意味、ぜいたくなものかもしれません。だって、日本人はわざわざ山にキャンプをしに行って楽しむことと同じ状況なのだから。でも、それが毎日です。それが、ここの日常なのです。

スマホで連絡をとったり、SNSにアップするためには、家から出て、山をさまよい(?)、電波が拾えるスポットを探します(もちろん目安はあります)。もちろん外は真っ暗です(家の中も薄暗いですが)。冷房もありません。シャワーは湧き水の水浴びです。くつろいでいると、いきなり頭上で爆音が響き、何かと思ったら、ヤシの実がトタン屋根に落下する音です。町では見かけないような大きなヤモリが壁を這っています。

家族がみんなで協力してご飯の用意をしてくれます。自分も一緒にルンピア(フィリピン風春巻き)を巻くのを手伝います。翌日のイベントの準備をしつつも、子どもたちがほっといてくれるわけがなく、集まった家族や親せき、子どもたちと、遊んだり、ギターを弾いて歌ったり、踊ったり、話をしたりしながら、山奥の村の、自分らにはどこか非日常な、でもきっと当たり前の、思い出深い時間が過ぎていきます。夜にはいきなり激しいスコールが。そしてあわてて雨漏りをふさぎます。家族(だけじゃないですが)は大人も子供も男女もなく大人数で床でザコ寝です。確かに、貧乏だし不便だし、衛生状態だって良くありません。でも、そこには、家族やみんなで一緒に、寄り添い、あたたかい時間が流れていきます。

あらためて感じます。

本当の幸せってなんだろう、、

て。

そんなこんなで、明日は支援イベント当日です。


(続く)

PS... というか、このオオトカゲみたいなグロいヤモリがふつうに家の中にいる、そんな山の暮らしです、、、😅😱

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【二年前の制服はもう小さくて着られないから、学校やめなきゃね、、】~フィリピンにおける二年半ぶりの学校再開にまつわる光と影~ 「スラムの子どもたちへの文房具支援/2022夏(その1)」   (#SevenNotesInc. #貧困と教育格差 #子どもたちの未来への希望と夢をつないでいくために #フィリピンセブ #国際協力NGO #海外ボランティア #SDGs)

コロナ渦を経て、いつのまにか、フィリピンの新学年の始まりは8月になりました。

日本でもコロナで休校して、その分、夏休みの短縮で調整していたりしたように、ここフィリピンでも、休校によって、学校の授業日程がずれてしまいました。が、休校期間が日本よりもだいぶ長かったこともあり、結局そのズレがあまり修正されないままになりました。

本来(コロナ前)は新学年は6月開始だったのですが、今年は8月に。たぶんなし崩し的にこのままになるんだろう、な気がします。

ところでフィリピンの場合、休校からの授業の再開、と言っても、教室での対面授業が再開されたわけではなく、家庭学習によるモジュラークラスがずっと実施されてきました。

休校期間を合わせて今までの2年半、、、教室に子どもたちの元気な声が響き渡ることはありませんでした。

しかし、いよいよ先週(8/22)より、学校における対面授業が再開されました。

もちろんそれは、喜ばしいことだと思います。

が、学校が始まれば始まったでまた、新たに問題が浮上するのです。

感染拡大とかはもういいだろう、というか、フィリピンの人たちの意識の中では、コロナはもう終わっています。

政府の規制はあるので、町に出る時とか、集会とか、もちろん学校に行く時も、マスクはしなきゃダメですが、ふだん、その辺をフラフラするぶんには、ほとんど誰もマスクはしていません。

例えば自分がNGOでいつも居るスラム内では、まったくというほど誰もマスクをしていない状況です。

規則を守るとか感染防止とかそういう以前に、みんなもう、コロナを意識してないからです。

というわけで、話を戻して、学校が始まることで生じる新たな問題は何か、というと、、、

「お金がなくて学校に行けない」という、しょうじき、もはやわけのわからないコロナよりも、もっと切実で現実的な問題です。

今までは(コロナ渦の2年半)、学校での授業がなく、子どもたちは、学校から渡される(毎週、親とかが取りに行く)プリントを、家でやっていればよかったのです。

制服もお弁当もいらないし、通学もしなくていい。文房具だって、兄弟や近所で共有できる。親の仕事の手伝いやアルバイト、家事の手伝いもできます。

ようするに、お金がなくても、書類上は学校の生徒でいられたのです。

でも、実際に学校が始まるとそうも言ってらません。

学校が始まることがアナウンスされ、具体的に準備が進むと、

子どもたちの喜びの声と共に、多くの子どもたちから、「でも、私は学校をやめなきゃならないかもしれない。制服も文房具も買えないし、家の手伝いもあるし、、」という悩みを訴えられました。

フィリピンセブには小学校でも制服があるのですが、ある子は、2年前の制服はもう小さくなって着れないけど、新しく買うお金もない、と哀しんでいます。


コロナで仕事を失い、昨年末の台風で家を壊され、スラムの生活は、コロナ前よりも酷くなっています。

通常の対面授業が始まってしまえば、その準備ができず、もう学校を続けられなくなります。

そんな状態の子どもたちがたくさんいるのです。

少しでもなんとかしてあげたい、、

そう思い、NGOでは、クラウドファンディングの実施や支援者を募り、学校再開に向けて、貧困により学校を続けられなくなりそうな状態の子どもたちのために、文房具の支援イベントを行いました。

7月末~8月初めにかけて。

また、制服の仕立て直しもスタッフが無償で行っています。


国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」のスタッフ、支援者様、現地法人Seven Notes Inc.様、クラウドファンディングや募金に協力して頂いた方々、現地ボランティアや地域の人々、友人、また、教会やバランガイスタッフ等行政の方々、本当にたくさんの方々のご支援・ご協力により、たくさんの子どもたちに文房具を配給することができました。

子どもたちの未来への希望と夢をつないでいくために、、、

本当にありがとうございました。

次回から、その支援イベントのいくつかの様子を紹介・報告したいと思います。

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【フィリピンで二年半ぶりに再開した学校での対面授業】 ~いきなり台風で床上浸水の教室で授業を受ける子どもたちも(^^;)、、   (#新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウン #フィリピン人は食事を大切にする #フィリピンのスナックタイム習慣 #フィリピン人は食べることが大好き)

というわけで、新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンを乗り越え、ここフィリピンでも、今週より、2年半ぶりに学校での対面授業が再開した。

ただ、学校が始まると、文房具や制服、お弁当(または食費)、交通費等も必要になる。この2年半の学校での授業がない間は、とりあえず学校の生徒として家庭学習(モジュール。~貧困層はオンライン授業ではなく、プリント宿題)をしていた子も、対面授業が始まることによって、貧困によりその準備ができず、学校へ通うことをあきらめざるを得ない子もいる。

そのような厳しい生活環境に置かれた子どもの多いスラムにて、NGOでは、対面授業の再開に向けて、貧困により厳しい生活を強いられ、学校へ通うことが困難な子どもたちのために、文房具の支援を行った。

その活動報告や様子のあれこれを、先に書き終えてしまいたいのだが、今週からの学校再開に際し、いくつかトピックがあったので、ちょい紹介しようかと(^^;)

そんなこんなで、やっと始まった学校での授業。


文房具の支援をした地域のひとつの、山の村の子どもたち(TOP写真)も、元気に通学。

これから山越え(^▽^;)

子どもたちは、クラスメイトと一緒に過ごす学校生活に、不安を感じつつも、みんなとても楽しみにしてる。

なんだけど、中には、対面授業を嫌がってる子もいる。

だってもう2年以上も学校に行ってないわけで、しょうじきめんどい。朝起きるのも通学も時間に縛られるのも人間関係も、、、な、気持ちはよくわかる(^^;)

ずっと家で過ごしてきて、もちろん家の手伝いや、モジュール(宿題プリント)はあるけど、例えば眠たくなったら寝られるし、お腹がすいたら、いつでもつまみ食いができる。寝転びながら、TVやスマホを見ながら、プリントをやってもいい。

そんな生活から、いきなりの時間の決まった集団行動。

そりゃあ、こうなることもある、、、

おやつといえば、フィリピンの学校にはスナックタイムがある。

というか、フィリピン社会の習慣だ。

家でも会社でも大人も子ども。

それも、午前と午後に一回ずつ。

要するにこうゆーことだ。

「朝食」→「スナック」→「昼食」→「スナック」→「晩ご飯」

食べてばっか(^^;)

スナック、というと軽いお菓子、というイメージだが、そうゆーわけでもなく、ふつうにバンをガッツリ食べたりもする。

というわけで、もちろん学校でも、スナックタイムがあり、お菓子とか食べてる。

もちろん先生も。

フィリピン人は、とにかく食べることが大切で、大好きなので、日本人みたく「仕事で忙しいから後で」なんてことはあり得ない。

もうお昼の時間だから、仕事は後で、だ。

スナックも忘れずにとらないと、生徒も先生もきっと授業にならない(^▽^;)

で、今日、NGOと協力してる公立学校に、有志からスナックの差し入れがあり、校長先生が喜んでた。で、教えてくれた。


こうして始まった学校だけど、

ちょうど雨季でもあり、初日から台風で大変な目にあった地域もある。

休みになった学校もたくさんあるけど、そのまま授業をしてる学校も。

こんなふうに、、、

なんていうか、、

さすがにこれは凄い、というか酷い、というか、、、😱😅

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【「え?日本ってまだこんなにコロナで騒いでるの?!」それが帰国していちばん驚いたことだった】~無料PCR検査で商品券がもらえる日本の闇、、、   (#新型コロナウィルスの謎 #ワクチン打っても感染 #コロナは嘘でワクチン否定 #ワクチン副反応が辛い #アメリカのワクチンビジネス #ワクチン未接種者は学校登校不可 #コロナはまだ終わってない #コロナは和製英語で世界では通じないCovid #コロナ変異株の通称がケンタウロスってなんのつもり? #感染者数世界一の国が帰国前PCR検査義務のナンセンス)


まず初めに。

自分は「コロナは嘘」派でも「ワクチン完全否定」派でもない。

コロナは確かに存在し、じゅうぶんやっかいな感染症だと思ってる。わざわざ現実から目を背けて陰謀論に逃げるような現実逃避的思考停止に陥りたくない。

ワクチンについては何とも言えない。残念ながらワクチンを打っても感染はする。ただ、もしかしたら、重症化は抑えるのかもしれない。ウィルスそのものの変化という要因も大きいとは思うけど、重症化率が減少してるのは事実なので、そういう意味では効果はあるのだと思う。感染抑止力がどの程度あるのかはしょうじきわからない。信頼できるデータも見かけないし、人ぞれぞれいろんな意見や体験談もあって、自分には明確な判断はつかない。

今、自分に言えるのは、

もちろんめっちゃ個人的な見解なんだけど、、、

「コロナは確かにやっかいな病気だし、当たり前の感染対策は必要だけど、もうそれほど特別視して騒がなくてもいいんじゃ?」

ということと、

「海外に行かなきゃだし、無料だし、ワクチンは(仕方なく)打つけど、とにかく毎回副反応が酷くて(たぶんこれは当事者にしかわからない)、あまり頻繁には打ちたくない。体に注射でむりやり異物をあんまし入れたくないし。1年に1回くらいならがまんできるけど、ほんとに副反応が辛くて、半年に1回とかだと、その恐怖で病気になりそう(;'∀')」

そして、

「現状、ワクチンは基本的にアメリカ産で、国民への接種は無料でも、各国は大量にアメリカの製薬会社から買ってる。それが、今の混迷した世界経済におけるアメリカの一人勝ちを支える大きな要因でもある。たどっていけば円安要因・物価高にもつながってる。いわゆる、国家を挙げてのアメリカのワクチンビジネスだ。しょうじき、そんなのに協力したくない。、、、せめて国産ワクチンが開発・流通されてほしい。」

な感じ。

「コロナ陰謀論は、それがどーしたの?のレベルの話だが、ワクチン陰謀論は確実にある。ワクチン打ったら数年後に死ぬ、とか、ICチップだとか、ゾンビになる(これはフィリピンで流行った(^▽^;))とかっていう偏執的もしくは荒唐無稽な妄想ではなく、現実的な世界状況における、アメリカファーストの経済政策と、それに従わざる得ない日本その他の属国の現状として。」

ところで、、、

ずいぶん長くなっちゃったけど、実はここまでは前振りで、ここからが本題😅

こないだ、NGOで赴任したフィリピンから帰国した。

そして、帰国していちばんびっくりしたのが、

「え?日本って未だにこんなにコロナで騒いでるの?!😨」だった。

反対派も含めて🙄


ちなみにフィリピンでは、コロナは収まったわけではないが、人々の意識の中では、もう終わったものになってる。

政府は未だ感染対策をアナウンスしてる。日本よりはもちろん厳しい。

例えば、この8月から、学校での対面授業(2年半ぶり)が始まるのだが、公立学校では、コロナワクチンを打ってないと登校しちゃダメとか。

ただ、その国民性故か、一度緩み始めたらもう際限がない。

ワクチンに対するあれこれの意見はあるけど、市民にとって(少なくとも一部富裕層を抜かしたローカルな層)は、コロナはもう終わってる。

例えばこんなシーンがあった。

現地のスラムの高校生が、何人かで話してる時に、少し激しくせき込んだ。で、こういった。

「Oh sorry, I'm Covid, Hahaha」と。冗談で。

もうそういうレベルだ。

あ、ちなみに、「コロナ」は世界では通じない。ほとんど和製英語だ。ふつうにカジュアルには「Covid」だ。(正式にはCovid-19なんだけど、日本人はもう忘れてる?(^^;))

こんなこともあった。

支援地域の役場にバランガイキャプテン(日本で言ったら市長のような)に会いに行った時のこと。

こいつ(あ。ごめんなさいねん😜)は、、、2年半前、パンデミックが始まった頃、自分らは日本からのボランティアと一緒に現地にいて、コロナのまん延と共に、地域住民から「日本人はウィルスだ」と白い目で見られ(パンデミック初期、ウィルスは中国、日本、韓国の東アジアからやってくると思われてた)、めっちゃ人種差別にあって、そのことを訴え(文句言いに)行ったら、まったくまともに対応してくれず、ほとんどケンカになり、あげくに「さっさとここから出てってくれ」と言い放ったヤツ。

で、今回会ったら、それを覚えてて、さすがに気遣ったのか、向こうから握手をしてきて、笑顔で、こう言った。

「Don't worry. alrready Covid was finished 😁」

まあそういうわけだ。

しかし、日本は違う。

未だにTVやネットで大騒ぎ。

うちの親も、帰国した自分に先ずかけたセリフが「コロナは大丈夫なの?」だった。

仕方ない。だってこれだけTVで騒いでて、でもって一般日本人から見たら、衛生状態の悪い途上国は、日本よりもっと酷いって思うだろうから。

そんな日本は、今、週刊感染者数世界一。世界の新規感染者数の4割が日本だと。

それだけ聞いたら、日本はヤバい。

でも、実際は、、、なぜこんなことになってる?

そりゃそーだ。こんだけ騒いだら、みんなちょい体調が悪くなったら「発熱外来」に行って、検査しちゃうから。

よーするに、今、日本の感染者がめっちゃ多いのは、検査数が多いから。

それだけの話。で、そんなこときっとみんなもうわかってる。

実際に感染者数が多いのは確かだ。でも、別に日本が特別ってわけじゃない。本当は世界中、もっともっとたくさんの感染者がいる。

でも、重症者数が少ないのと、そもそも他国は検査数がもう多くない。検査数が少なければもちろん感染者数も少ない。なんてことはない。当たり前だ。

だって、多くの国にとって、「コロナはもう終わった」ものだから。

もちろん本当はぜんぜん終わってない。

感染対策の継続も必要だし、ワクチンの改善も進めるべきだろう。

ただ、コロナそのものの性質がもうだいぶ変わってるんだから、それに合わせた対策を、日本ももっとするべきだと思う。

てゆーか、海外からの帰国者の、帰国前のPCR検査?国内の感染者数が世界一の国がどうしてそんなナンセンスなことを続けてるのだ?😨

こないだ、こんな話があった。

日本のとある企業からの従業員へのお達しだ。

「お盆休みで県外へ出る方は、会社に届を出し、帰宅後3日間は自宅待機で出社しないように」

なんじゃそりゃ😓

今の日本の感染状況を見ると、現在のコロナ(ケンタウロス?は?🙄)は、感染力については衰えていないのだろう。

そして、もともと日本人は、コロナ前からだって、ちょい体調が悪いとすぐに病院に行きがちな国民性だし、心配性で、メディアの不安をあおられて余計にってのもあって、おそらく今まで(コロナ前)だったら家で薬飲んで寝てたような症状でも病院に行って、そして検査数が増えて、感染者数も増える。

しかし、例えばフィリピンは違う。

少なくとも自分が関わってる貧困層は、よっぽどのことがないと病院になんか行かない。薬さえも買えなかったりする、水を大量に飲んで、マッサージして、寝るだけ。

だってお金がないから。

PCR検査もそうだし、日本と違ってコロナ治療にもお金がかかる。公的保険制度だってちゃんとしてないから入院治療なんてしたら費用は莫大なものになる。

そんなお金なんかない。

コロナパニックだった頃ならまだしも、今の状況だったら、よっぽど重症化しない限り、お金のかかる病院になんて行かない。

もともとそう(病院にかかるお金がない)だったんだから、今もそう。

だから検査もしない。感染者数もそれほど増えない。

で、コロナはもう終わった、と。

ほんとは終わってないけど、それならそれでいいかな、と思う。

病院に行かなくていい、という意味じゃなくて、他の病気と同じ扱いや意識でいいんじゃないかな、と。

今、フィリピンではデング熱が流行ってる。

しょうじき、コロナよりこっちの方が怖い。重症化率や致死率も。

昨年末の台風で家を吹き飛ばされたスラムの人々にとっては、もうコロナどころじゃない。

いろんな大切なものと一緒に、コロナへの意識も吹っ飛んだ(マジで)。

それが現実だ。

コロナは未だにやっかいだ。感染対策も必要だ。同時に経済も回さなきゃ。いろいろ問題はあるだろう。難しいけど、少なくとも、ただ恐れて騒ぐのではなく、現実の様々な側面に沿った対策を講じていくべきだろう。もちろん出口に向かってだ。

たぶん、それはもう誰もがわかってる、、、。

そんな中、こんな話を聞いた。

東京都内のとある無料PCR検査会場。

無料で検査してもらえるだけでも有難いのに、検査をすると500円の商品券をもらえるという。

で、係員にこう言われる。「3日に1度は受けられますからね」

1000円のQuoカードをもらえた会場もあるそうだ。

実は、業者は、検査一件につき、(東京都の場合)3000円の事務経費をもらえる。

もちろんその3000円は税金だ。

業者は検査に来てもらいたくて商品券を配る。差額で儲かる。

そんなビジネス。

ワクチン打ったら何かもらえるってのは世界各国でよくあったけど、検査したら商品券?って。。


これってWinWinなのか?

もちろん無料は嬉しいんだけど、、、

なんかこの状況の是非がよくわからない。

ほんとに日本って不思議な国だ、、、

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。) あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。
このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。 そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。
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【相手と自分の「違い」をまずは受け入れることから始めよう。あなたと私の「違い」は尊重されるべきもので、差別やいじめに繋がるものではないのです。】 ~新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンにより閉ざされていたフィリピンの学校授業が、二年半ぶりに再開します、、

学校での授業が始まる...

あなたの子どもと5分間座って、話して下さい。

背がとても高い、背が低い、ぽっちゃり、痩せてる、肌が黒い、茶色い、白い、、それは冗談やふざけたことではありません。

毎日同じ靴を履いても何も問題ないということ。 そして、教科書を入れるリュックが、古いボロボロのものでも、それは新しいリュックと同じ夢を背負っていることを、子どもにわかってもらって下さい。

「違っていること」や、同じ可能性を持たないことで、誰かを排除しないように教えてください。 からかうことが、相手をとても傷つけるということを、説明して下さい。

そして、子どもたちは競争するためではなく、学ぶために学校に行くということを。

あなたと私は同じ価値があるのです。
そして、教育は家庭で始まります。

私たちの違いは称えられ、尊重されるべきものです。いじめられたり、馬鹿にされたりすることではありません。


🍀🍀 🍀🍀 🍀🍀

新型コロナウィルスによる世界最長のロックダウンが行われたフィリピンで、ずっと中止されていた学校の教室における対面授業が、この8~9月に、2年半ぶりにやっと再開される。

学校が始まり、友達と一緒に学校生活を楽しんだり、みんなで勉強ができることに、子どもたちは希望を抱き、とても楽しみにしている。

そして同時に、学校再開によって改めて浮き彫りにされるのが、貧富の差と教育格差だ。

冒頭の文章は、NGOの支援地域にある、スラムの子どもの多くが通う公立小学校の先生が、コピペ~紹介していたもの。(原文は下部)

これから学校へ通う子どもたちと、親へのメッセージ。

日本でもちろん貧富の差はあり、制服や文房具が買えない、給食費が払えない、などの問題が今後、より顕著になっていくだろう。

もちろんそのような「貧富の差」による教育環境の格差を是正していく対策は必要だ。

そして、同時に、その「差」や、それぞれの置かれた状況の「違い」を受け入れ、それが「差別」に繋がらないような意識を育てる教育が大切になるだろう。

また、容姿や肌の色が差別に繋がることもある。しかし、それは「違い」であり「個性」であるということを受け入れ、リスペクトすべきものである。

それは、LGBTQやジェンダー、障害、人種、宗教等、様々な差別問題にも、もちろん同様の課題となる。

「違い」があることを無理に曲折して見ようとするより、まずは、その「違い」を認め、受け入れることが、もしかしたら、「差別」を失くす第一歩なのかもしれない。

自分と他者との差や違いは、差別ではなく、区別、いや、それはアイデンティティであり個性の違いなのだと、個人が、そして社会が、意識を変えていかなければならない。


Classes are starting….
Please sit down with your child for 5 minutes and explain to them that being very tall, short, chubby, skinny, black, brown or white is  not a joke.
That there is nothing wrong with wearing the same shoes every day. Explain to him or her that a used backpack carries the same dreams as a new one...
Please teach them not to exclude anyone for "being different" or not having the same possibilities as one. Explain to them that teasing hurts...
and that they go to school to LEARN, NOT to compete.
YOU AND I ARE WORTH THE SAME!
EDUCATION BEGINS AT HOME..
Our differences are something to be celebrated not be be bullied or ridiculed.

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【この汚れた傷だらけの足を誇りに思う】 ~結局誰にも自慢できないから、束の間の自己満足に浸って、カッコつけてみたりもする、、、   (#SDGs #国際協力NGO #海外ボランティア #スラムの子どもたちの笑顔のために #フィリピンセブ #草の根の支援活動 #空港から自宅の移動がいちばん辛い #日本に帰ったら食べたいもの?)

病気ではない😅

フィリピン帰りの自分の足。

先日、国際協力NGOの活動で赴任していたフィリピン(セブ)から帰国した。

最終日も、いつもと同じように、スラムを歩き回り、家庭訪問や生活調査やインタビューをしながら、地域に根差した草の根の支援活動のためのフィールドワークを行った。

スラムの子どもたちの足や、虫刺され(おそらく蚊だけではなく、何か得体のしれないものも)や怪我の跡で傷だらけだ。

だから毎日、スラムを歩き回り、人々の生活に寄り添いながら支援活動を行えば、もちろん自分自身の足もこうなる。

そんなこんなで最終日もスラムで活動し、夜、家(ホームステイ)に帰って、あまりの疲労にダウンし、少しうたたね。

そして起きて、帰国の準備。フライトは早朝。

ぐちゃぐちゃごちゃごちゃの荷物を整理したり、スーツケースに押し込んだりしてるうちに、時間がなくなって、結局、シャワーを浴びる間もなく、まだ暗い早朝、空港へ。

ひたすら寝てるうちに日本に到着😅

成田空港から自宅まで、バス~電車~バス、と約3時間。

出国から帰国までの旅程の中で、実は、この時間がいちばん辛い。

なんとか家にたどり着く。

ヘロヘロだ。

もちろんシャワーを浴びる気力も体力もなく、てきとーに布団を引いて倒れる。

「日本に帰ったら何が食べたい?」

そんなよくある質問だが、特にない。

現地に居る時で同じで、ハンバーガーがご馳走だ。

それでいい。

しばらくして目覚める。

「汚い足、、、😅」

あらためて気付く。

とりあえず洗ってみるが、汚れがこびりついてるのか、それほどきれいにもならない。

現地に居る時は意識してない。

そもそもスラムにいると、外は環境が酷いし、というか他の人もみんな同じだし、家の中も薄暗い。

たまにショッピングモールに行くと、「あれ?オレ、汚くね?」と思うこともあるが😨

なにはともあれ、

この汚れた傷だらけの足は、自分がスラムで人々と共に暮らし、その生活と心に寄り添いながら、活動をしてきた日々の証し(あかし)でもある。

様々な支援の形があり、自分はそのすべてを否定しない。

その様々な支援の形により、自分を支えてくれている人がいる。

たくさんの思いを受け止め、感謝し、自分は自分なりに、今できるせいいっぱいのことをやっていく。

そして、少なくとも今は、これが自分にできる、きっと自分だからできることなのだと思う。

日本の街なかじゃ、ただの不潔なヤバいこの足を、自分は少しは誇りにしてもいいんじゃないのかな、って思う。

もちろん「やらせらてる」ことではないが、かといって、自分が何らかのポリシーを持って「選んでやっている」ことかというと、そういうわけでもでもない。いつのまにか流されて「導かれている」こと。

だからこそ、これからも、当たり前に、目の前のどうしようもない困難に対して、厳しく辛い状況にある者たちと手をつなぎ、立ち向かい、共に生き抜いていこうと思う。

そして、この刻まれた無数の傷が癒える頃、

自分はまた旅立ち、あのスラムへと向かうのだろう。

喧噪と汚濁と醜悪と酷暑と欲望と嘘と善意と哀しみと喜びと思い出と様々な感情が渦巻き、そんな中で、なにはともあれ、たくさんの笑顔が待ってるあの地へ、、、

、、、



あ。この言い方はカッコつけ過ぎだな😅

。。。


あ。あ。ちなみに現地でもちゃんと毎日シャワーは浴びてたし、足も洗ってるよ!🤣

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