スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【フィリピン・セブ島のスラムの子どもたちへ、遠い海の向こうのサンタクロースからのささやかな贈り物】 ~国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」YUMEKAKE PROJECT (#スラムの貧困 #子どもの貧困 #スラムの緊急支援 #新型コロナウィルスによるロックダウン #海外ボランティア)

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少し時間は経ってしまいましたが、現地スタッフから写真やレポートがアップされたので、あたらめてNGOの活動報告です。

昨年末、NGOで支援してるフィリピン・セブの山奥のスラムにて、クリスマスチャリティイベントを行いました。近辺の小さな3つの村の子どもたちが集まりました。

NGOの支援するセブシティでは、新型コロナウィルスによるロックダウンの規制により、未だに集会は禁止されているため、いつものようにゲームをしたりダンスをしたりはできませんが、

それぞれの子どもたちに、ささやかなクリスマスプレゼントと食事、また、赤ちゃんにはおむつやミルク、子どもたちには新しいサンダルを配りました。

飢えと貧困に苦しむ人々や、子どもたちのために、ほんの少しでも、夢と幸せを届けるサンタになれたのならいいな、と思います。

今回もご協力頂いた現地セブのSeven Note's Inc.様、日本の支援者様、現地スタッフやボランティア、役場から派遣されたガードの皆さま、ご協力ありがとうございました。

皆さまのおかげで、コロナ渦の厳しい状況の中でも、このようなイベントが開くことができ、現地の人々や子どもたち、みんな、ほんのひとときのあいだでも、笑顔であたたかい気持ちになることができました。

「忘れられてない」「支えてくれる人がいる」そんな気持ちは、きっとこの残酷な時代を生き抜く力となるでしょう。

本当に、ありがとうございました。

。。。

それは本当にささやかな贈り物です。

「こんなサンダル、100均でいつでも買えるじゃん?」な、くらいのものかもしれません。

確かにそうです。

でも、例えば自分ら日本人にとっては「その程度」のものでも、この山岳スラムに暮らす、この子たちにとっては、とても貴重な素敵なプレゼントなのです。

昨年も同じように配ったので、もしかしたら、一年間、履き続けてるかもしれません。

壊れたらもちろん直して履きます。

「もったいない」とか「ものを大切に」とかっていう以前に、生きてくために、そうせざるを得ないのです。

そんな新しいサンダルに、子どもたちは大喜びです。

貧困層の家には、残念ながら、ギフトを抱えたサンタクロースは来ません。

今年は特にコロナ禍のロックダウンで仕事を失い、、、

あ、サンタクロースが仕事を失ってプレゼントが買えないって言っちゃうと夢が無さすぎるか😅

でも、もしも、本当にサンタクロースがいるのなら、

どうして、本来、より素敵なプレゼントをあげるべきな貧困層の子どもよりも、普段からぜいたくをしてるお金持ちの子どもの方が、立派なプレゼントがもらえちゃうのかな、と、何か悲しい気持ちになります。

いえ、せめて、思います。

こんなささやかなクリスマスプレゼントだけど、

ここには、たくさんの人々のあたたかい支援と、思いやりや優しい気持ちが詰まってる。

だからきっと、子どもたちにとって、どんなにお金を出しても買えないような、本当の夢や希望あふれる、素敵なプレゼントなんじゃないかと。

どんな高価なコンピューター尽きおもちゃよりも、

この、質素なサンダルは、

スラムで日々、飢えと貧困に苦しむ子どもたちにとって、

たくさんの思いが詰まった、とても輝いてる、きっときっと、大切な贈り物。

そう思います。

うん、、、

大事にしてね。

このほんの小さなギフトを、

そして、そこに込められた、たくさんのあたたかい気持ちを、、、

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。

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【新型コロナウィルス変異種、ワクチン開発、集団免疫、、世界の様々な状況について、今、改めて】 (#日本とフィリピンの現状と新規感染者数 #緊急事態宣言 #コロナ慣れ #イギリス再ロックダウン #カルボンマーケット #インド産ワクチン #スウェーデンの集団免疫獲得の現状 #ワクチン治験の闇 ) 

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NGOの現地事務所のあるフィリピンの知人から最近来るメールで多いのが、

「コロナ変異種」についてと「ワクチン」についてだ。

まあ、世界の注目もおおよそそこだろう。

なぜか日本では不思議なくらいそこが盛り上がってないが。

ちょっと世の中に関心のある(ニュースとかを見てる)フィリピン人は、「コロナ変異種」についてはもうパニックモードになるくらい情報に踊らされては不安に襲われてる。

「またこれでウィルスの恐怖から逃れられなくなったの?!」と。

なんだけど、コロナ変異種は感染力が強い(よく考えてみれば、当たり前だ)とのことで、もちろんより一層の注意は必要なのだが、そもそも今までのだってまだ対応できてないんだから、大騒ぎしてもしても仕方ないんじゃないかと。(すでにコロナを事実上抑え込んでいる台湾とかは、「はぁ、、めんどい」って思っちゃうだろうけど。)

なにはともあれ、

うちら一般市民レベルでは、今まで通り、自分自身、やるべきことをやるしかない。

フィリピン(セブ)では、この年末年始、クリスマスだのニューイヤーだので、親戚一同が集い、コロナ失業でお金もなく例年ほどのご馳走やギフトはなかったかもしれないが、結局は、一族で大騒ぎして、また、市場やモールやATMは人であふれてた。

で、その一方で、コロナに対して、TVやネットでニュースや怪しい投稿を見ては大騒ぎしてる。

ちなみに写真は大晦日のセブの大きな市場(カルボンマーケット)。

うーん、、、🙄

で、「ワクチン」。

どうなんだろね?

欧米ではもうどんどん打ち始めてるし、例えば接種率がダントツのイスラエルでは、ちゃんとワクチン打てば、レストランや旅行も自由、っていうパスが与えられたりする。

昨日1/4の新規感染者が8万人を越えたイギリスでも、早くからワクチンを打ち始めてるが、効果は表れてくるだろうか。(現状では感染拡大に追い付いてないらしい)

ちなみにそのイギリスでは、近々、再び全土に渡るロックダウンを行う模様だ。

で、日本の昨日の新規感染者数が3323人。

人口は日本が約1億2700万人で、イギリスは約6700万人。

人口比率からみても、そりゃあどれほどイギリスが大変な状況なのかが、よくわかる。

でもって、フィリピンは人口約1億600万人で、昨日の新規感染者数は954人、、、

数字で見る限り、フィリピンがなぜ執拗にロックダウンを続けるのかよくわからないが、なにはともあれ、フィリピンにしても日本にしても、TVとかでは騒いでて、政府も対応に追われてて、ロックダウンだの緊急事態宣言だのってしてるけど、人口比率的にいっても、あまり身近に感染者がおらず、また、コロナはインフルエンザや風邪のように表からわかりやすくないこともあって、一般市民レベルに、その事態の深刻さがあまり実感として沸いてない。

それが、いつのまにかコロナ慣れ状態になって、いまいち社会全体の緊張感が保てず、すっかり緩んできちゃってるひとつの原因でもあるだろう。

そして、結果、また感染者が増加してる、と。

で、「ワクチン」といえば、「ロシアや中国のは怖いけど欧米のならOK」、みたいな印象がある。また、日本が開発したら、きっと大人気になるだろう。

そんな中、インドが国内産ワクチンの発表をした。

日本人の印象的にはインドってまだ途上国のイメージで、衛生環境も悪くて、貧乏な国、な感じなんだろうけど、実は教育レベルも医療レベルも、またITとかでも、日本より先を行ってる。

ただ、残念ながら貧富の差が激しすぎて、その発展の恩恵を富裕層しか受けられてないという現実はあるが。

でもってGDPは世界5位だし、核だって持ってる。

そんなインド産のワクチン。

もちろん日本国産に越したことはないけど、自分的にはけっこう「買い」なんだけど、どうなんだろ?😅

そしてもうひとつ、思うことがある。

インドはアメリカに次ぐ感染者数の多さだ。

また、貧困層が多いことから、おそらくいくらかの報酬を与えれば、国内における治験には困らない。

それはある意味、人身売買に近い感覚だが、そんな厳しく、哀しい現実も、このワクチン開発の裏には巣くってる気がする。

ちなみに、欧米や中国の治験も、多くは、「感染者が多く、また貧困層が多い」ブラジルで行われた。

あまりネガティブな見方をしたくはないが、そこには何か、大国そして富裕層のエゴ故の、汚い現実があるような気がする。

あくまでも、「気がする」だが、、、

最後に、スウェーデンについて。

集団免疫の獲得によるコロナの収束を目指し、ヨーロッパの感染拡大の中、ロックダウン等の措置を行わず、国民の日常生活をある程度守り、新型コロナウィルスに対応してきた。

その代償として(?)、人口約1000万人弱の国で、死者は8500人という、とても多くの死者数が生じている。

それも国も未来を見据えた方針として受け入れるということだろう。

事実、経済状態については、他国よりも悪化していない。

ただ、国王はその現状に際し「国策は失敗だった」と言い、公衆衛生庁の疫学責任者は、「集団免疫獲得にはワクチンが必要だ」と公式発言をしている。

そして、例えば12/29の新規感染者数は8834人。死者も増加し続けている。

これもまた「集団免疫獲得」への、未だ続く過程なのだろうか。

しかし、遅かれ早かれ、例の「コロナ変異種」が発症するだろう。

そしたら、今までの集団免疫への努力はどうなってしまうのだろうか。

あくまでも素人考えでしかないが、そんなことをふと思ってしまった、、、

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【フィリピンと日本の新年にみる人々の意識と文化の違い】 ~コロナ渦の新年、皆さん、どう過ごしてますか?~ (#HappyNewYear2021 #今年のラッキーカラー #新型コロナウィルス変異種 #緊急事態宣言)

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Happy New Year !

というわけで、NGOの現地事務所があるフィリピンの友人知人が、facebookとかにたくさんのHappy New year投稿をしてる。

それに対して、まあ義理もあり、けっこうマメに、コメントをする。

のだが、、、

初めは、写真のように、黄色いTシャツを着て家族で写ってる写真に、「あ。これはさっきコメントしたよな」なんて思ってとばしていたのだが、ふと気付くと、、、

よく見ると同じではなく、たくさんの家族がこんなふうに黄色いTシャツを着て、NewYearを迎えてる。

うーん、、、

なんだか紛らわしくて、かといって同じ投稿に何度もHappy New Year ってコメントしたら、やっつけ仕事(な時もある)なのがバレちゃうし😅、

うーんうーん、、、

と、困ったりもしてた新年、

わけわかんなくなって聞いたら、「今年のラッキーカラー」らしい。

誰がどう決めるのかわからないけど、今年のラッキーカラーはイエローとグレーで、それを来て新年を迎えると幸運になるのだと。

「中国からの風習じゃない?」って言ってたけど、、、

ちなみに誕生日には赤いTシャツを着る。

ふつうにファッションで赤Tシャツを着てると、「Happy Birthday」って言われたり(からかわれたり)する😅

で、フィリピンの新年だけど、

例年は、花火や鳴り物で大騒ぎする感じで、でも、今年はさすがに、、、

と、思っていたら、やっぱり近所で大騒ぎだった😳

まあもともと家族や親戚単位で、近所で騒ぐ感じで、イベントやパーティーを開催!ってふうじゃないので、、、

なんだけど、

やっぱりコロナの影響はあって、

それは、、、

いくつかの家族と話したこと、、、

自分が、

「クリスマスやニューイヤーはどうだった?」

と聞くと、

「うん、楽しかったよ。

だけど、今、パパの仕事もなくて、お金がないんだ。

ご馳走もギフトもないけど、

でも、家族で小さなパーティーをして、素敵な時間を過ごしたよ。」

うん、、

でも、それで、ほんとに素敵だと思うよ😊

家族でクリスマスや新年を、仲良くささやかに祝う。

うん。それはほんとの幸せなんじゃないかな。。。

あ。

もちろん(?)いく人かは、こう言ったよ。

「なんか楽しめなかった。今年はもう今までと違う、、」

と、、、

そんな年末年始、

日本でもコロナの感染が止まらない。

もちろんフィリピンでも大騒ぎ。

感染拡大がまた勢いづいてるのもそうだけど、コロナの変異種が発見されたこと。

ヨーロッパとかではもうすでに変異種が蔓延してるけど、アジアはまだそうでもない。

ただこないだ、日本でも発見された。

ヨーロッパの状況もあってか、日本がまた入国制限を厳しくした。

そんな状況に敏感に騒いでる。

「コロナの新しいのが出たんだって?!」

と。

恐怖に対して敏感ですぐにパニックモードになるフィリピン人は、玉石混交の情報をシェアしては、自らをパニックに陥れてる。

国家もそう。

コロナ変異種が発見された国からの入国制限を、特別にまた厳しくした。

なんというか、、、

騒ぐのはいいけど、

そもそも、

コロナが変異するのは当たり前だよね?

ウィルスなんだから。

インフルエンザだって毎年新しいのが流行るじゃん?

前のより感染力が強いとかって言われてるから、そこはまた要注意だけど。

でもって、もうひとつ、そもそも、、、

例えば日本もそうだし、未だ世界最長のロックダウン中のフィリピンとかも、旧・新型コロナウィルス(変な言い方😅)に対して、特効薬やワクチンもまだ確実じゃなくて、ウィルスのパンデミックを収束できてもいないのに、新・新型コロナウィルスに大騒ぎしても仕方なくない?

そもそも!!!

前のにしろ、変異種にしろ、うちら一般市民レベルでは、結局やることは変わらない。

自分自身で、今までしてきた注意をそのまま続けるだけ。

でしょ?

まあ、例によって、日本は日本で、そういうニュースに無反応過ぎるんだけどね😅

むしろ感染状況は日本の方が酷いのに、

未だにコロナに過剰反応してロックダウンを続けるフィリピンと、

Gotoもそうだし、オリンピックもする気満々の日本と、

それぞれの国や人々の意識の違いに、改めていろいろ考えてしまう今日この頃、、、

でも、日本も、そろそろまた緊急事態宣言?かな?


な、新年、

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします😊✨

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【危機は未だすぐそばにある】 ~新型コロナウィルスの病院クラスターにより旧友が院内感染をした~ (#フィリピンセブ #隔離生活の状況 #2021年のコロナ)

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昨夜、というか、もう日付は変わっていたけど、

深夜、フィリピンの旧友からメールが来た。

「私のために祈って」

「コロナにかかっちゃったの…」

Please pray for me. I am COVID Positive now.

と、、、。

彼女は看護師だ。

少し前に彼女の勤める病院でコロナ陽性者が発見された。

いわゆる院内感染、病院クラスターだ。

そして職員もみな、隔離措置がとられた。

ちょうどクリスマス前だった。

クリスマスが過ぎたあと、彼女からメールが来た。

まだ、陽性が確認される前だった。

「家族に会いたいな」

「でも、今、隔離中で、家に帰れないの」

「検査の結果次第では、新年も家族と一緒にいられないかも、、、」

そう哀しみ、そして不安に包まれていた。

彼女には3人の子どもがいる。

末の娘はまだ3歳。

コロナはこんなふうに、家族の大切な時間を奪っていく。

彼女とは、まだ自分が学生で、NGOを立ち上げる以前に、ボランティアでフィリピンに行った時に出会った。

ボランティアの受け入れ先の施設で支援を受けて学校に通う高校生だった。

ただでさえフレンドリーなフィリピン人の中でも、とりわけアグレッシブな距離感で接してくれた彼女とは、とても仲良くなった。

それからずっと、たまにではあるが、連絡を取り合っている。

そんな感じの、いわゆる時節の挨拶で、クリスマスにメールを送りあった時に、交わした近況報告だった。

そして昨日、

検査の結果が出て、彼女は陽性、コロナに罹患していた。

数人の同僚も同じく陽性で、政府から医療従事者に用意された隔離施設に、一緒にいる。

隔離施設といっても病院のようなところではなく、簡易住宅のようなものらしい。

ただ、それはあくまでも、医療従事者に対する政府の特別措置で、一般のコロナ患者は、お金がない限り、入院もできす、自宅で隔離される。

そしてやはり医療従事者に対する特別待遇で、隔離住居と共に、食事が支給される。

それが写真もものだ。

同様のものが、昼と夜に支給される。朝はない。

米とチキンがパックに居られて、家の外の椅子に置かれる。

これが、政府の医療従事者に対する「特別待遇」だ。

コロナで疲弊しきったフィリピン政府の財政は、もうこれくらいの支援しかできないのだろう。

不幸中の幸いと言っていいのだろうか、今のところ、彼女に大きな症状は出ていない。

隔離されてるだけで、こんなふうにメールやSNSもできる。

このまま症状が悪化せず、少しでも早く、陰性になり、施設から出られることを願う。

そして、少しでも早く、また家族にもとに帰ることができ、子どもたちを抱きしめられる日が来るよう、心から祈ってる。

こんなふうに、

ウィルスは未だ、人々のすぐ近くにいる。

ナーバスになりすぎて、一般生活に支障がでたり、何も楽しめないような状態は、いろんな意味で、不健全だと思うけど、

でも、あらためて気を付けなきゃいけないな、と思った。

目に見えないウィルスに対して、いつのまにか人々の意識はすっかり緩んだ感じになってるけど、

身近な誰かが感染したら、きっとその危機を実感すると思う。

でも、その時にはもう遅いかもしれない。

もうすぐ新年。

みんな、今年はコロナに振り回された一年だったと思う。

結果的に特に何も変わってなくても。

なにはともあれ、今まで通り、よく考えてみれば「当たり前」の注意をしながら、

コロナだけでなくインフルエンザや風邪にも気を付けて、

みなさん、くれぐれもご自愛ください。

今年もどうもありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします。

良いお年を。。。

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【できることなら、すべての命に、あたたかいクリスマスを】 ~フィリピン・セブ島のストリートチルドレンとホームレスへの支援物資の配給~ (#先進国と途上国の社会福祉制度 #新型コロナウィルスとホームレス #フィリピンのストリートチルドレンの実態 #国際協力NGO HOPEハロハロオアシス)

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クリスマスイブの朝。

NGOでは現地ボランティアと一緒に、フィリピン・セブ島の町なかの、ストリートチルドレンとホームレスの人たちに、食糧やお菓子等のクリスマスプレゼントを配りました。

セブシティでは、新型コロナウィルスによるロックダウンの規制がまだ厳しく、どこかに人を集めてのイベントは、いろいろと許可が必要で、今回の支援活動については、参加者(ストリートチルドレンやホームレス)への事前準備や連絡が困難なため、ボランティアスタッフが通りを歩きながら、支援物資を配るという形になりました。

炎天下の中、スタッフはたくさんの支援物資を抱えながら、ストリートチルドレンやホームレスが多くいる場所を、練り歩き、クリスマスプレゼントを配りました。

ひとりひとりに手渡しであたたかい気持ちのこもった贈り物をしました。


突然の訪問に、ホームレスの方々も驚き、それでも笑顔でプレゼントを受け取ってくれました。

日本と同じように、ホームレスとなるには、様々な理由があるのでしょう。

しかし、日本と違うところは、この国のホームレスに対しては、体系的に誰も救ってくれはしない、ということです。

福祉や社会保障、また生活保護といった、日本なら与えられる選択肢も、ここではありません。

それでも何とか生きていこうと、ゴミを拾い、残飯を食べながら、風雨にさらされ、この厳しい時代を生き抜いています。

コロナによる景気後退や社会不安のため、レストランの残飯は減り、人々の施しもなくなりました。そして、もちろん政府からの食糧の配給もありません。

社会の歪みは、やはり、このような最底辺の位置に、著しく影響を及ぼします。

また、ストリートチルドレンとよく言いますが、その多くはストリートファミリーです。

家族で路上で生活しています。

ストリートチルドレンには、本当のストリートチルドレンではなく、親に命令されて(もしくは自らのこずかい稼ぎ)とか、ギャングに囲われて、いわゆる「シノギ」として、ストリートチルドレンを装い、同情を誘って、お金をめぐんでもらおうとする子どももいます。その話はまたいずれ書きたいと思います。

今、コロナにより町の人通りは減ってはいますが、しかし、ホームレスの数は増えたような気がします。

仕事を失い、家賃も払えなくなり、路上生活者とならざるを得なかったのでしょう。

そして、もし彼らが、コロナや、また他の病気になっても、やはり誰も助けてくれません。

いや、もしそこに心優しい人がいたら、何かしらの形で救ってくれるかもしれませんが。

戸籍も住民票もない彼ら(といっても、家に住んでる貧困層でもそれが当り前だったりもしますが)は、もともと社会に存在していない者であり、また、もしコロナで亡くなったとしても、感染者にカウントされるのかどうかわかりません。

というか、死因も調べられることはないでしょう。

もしかしたら、神に見守られ、安らかに天に召されるかもしれません。

いえ、彼らのために、せめてそれを自分も祈りたいです。

毎日、多くのホームレスが生まれ、おそらくそれ以上の彼らが亡くなっていく。

たとえコロナ渦のパンデミックの中でも、きれいな家の中で、家族でそれなりに平和にやってる人々には、きっと他人事でしょうし、町で見かけることはあっても、おそらく普段は意識の外です。

目を背ける前に、目を向けようともしないでしょう。

それでも、

彼は生きています。

そこに、確実に存在しているのです。

みんな同じ、かけがえのない命です。

価値の違いなんかありません。

だから、

目を背けないで、こんな暗い現実にさえ、直視していかなければならないと思うのです。

もちろん、遠い遠い日本からも。

なんだかんだいって平和で幸せな国からも。

いや、遠くなくても、やはりその足元にある現実として。

。。。

クリスマスイブ。

ストリートチルドレンとホームレスの人々に支援物資を配りました。

ほんのささやかなクリスマスプレゼントですが、

みんな笑顔で喜んでくれました。

それは、ほんの数日の命のもとにしかならないかもしれません。

でも、きっと、その命を支える拠り所として、あたたかい気持ちは届いたと思います。

できれば、

困難の中にある、すべての命に、あたたかいクリスマスを。

We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year...


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【フィリピンのクリスマスとSimbang Gabi(シンバンガビ)】 ~コロナ渦、教会に集い、祈りを捧げる人々、、、 (#新型コロナウィルス収束への祈り #教会クラスター #クリスマスパーティー禁止と禁酒令 #クリスマスケーキは不二家の戦略)

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さて、クリスマスイブ🎄

国際協力NGOで支援しているフィリピンは、カトリックの国なので、クリスマスは一年でいちばん大きなイベント。

というか、9月くらいから人々の心も町の装いも、もうクリスマスモード😅

クリスマスは日本みたく(?)恋人とイルミネーションを見てイチャイチャする日ではなく、教会で祈って、家族で祝う大切な日。

まあコロナの今年は日本もそうなるのかな?家族でケーキとケンタッキーを食べて、子どもはプレゼントを楽しみにする夜。

フィリピンでは、クリスマスを祝う準備をしつつ、寝る人は寝て(フィリピン人はふだんから異常に早寝早起きだったりするので、夜は眠くなる。)、そして25日になる前にまた起きだして、日本での年越しみたく、25日になる時を祈りと共に祝う。

そしてクリスマスのお祝いの食事を食べる。夕食は夕食でさっき食べたばっかの気もするけど!😅

お金持ちはそこへレチョン(豚の丸焼き←「七面鳥じゃないのかって!?🤣」)やケーキがあったり、クリスマス特有のお菓子があったり、立派なツリーがあったり、踊って歌って、のキラキラしたクリスマスなんだろうけど、貧困層は、まあ、気持ちばかりのチキンがあって、、、ケーキはちょっとぜーたくかな(てゆーか、「クリスマスにはイチゴのケーキ」って、日本の不二家の企業戦略からの文化って知ってた?😅)。ちょっとしたツリーを飾って、お米にチキンに春巻き(ルンピア)に焼きそば(パンシットカントン)に、あとジュース(FantaじゃなくてRoyalね!😁あ。メーカーの話。ロイヤルはようするにフィリピン版ローカルファンタ。もちろんファンタより安い!)も今日はみんなで飲もう、、って、まあ、ふだんの食事の量や種類がちょい増えた感じ?😳

で、食べたら寝て、子どもはサンタからのプレゼントを待つ、と🎅

家族同士もクリスマスにはプレゼント交換みたくするよ😊

んで、まあ、朝も夜もみんなでオシャレして、教会でミサに参加してるんだけど、、、

なわけで本題🍀

そんな感じが、いつものクリスマス。

でも今年はやっぱり様子が違う。

そう、コロナの影響。

なんてってもフィリピンは3月から、未だ世界最長のロックダウンが続いてる。

お酒は禁酒令で飲めないし、クリスマスパーティーも禁止。

通報されたり見つかったら罰金や逮捕だよん😱

まあ、家族で祝う分にはいいんだろうし、今、お酒は売ってないけど、ストックしてあるやつならべつに、って感じだろうけど。

そんなふうに、未だにいろいろ行動制限がされてる状況なんだけど、

教会にはやっぱり毎日たくさんの人が。。。

フィリピンには、クリスマスに向けて12月16日から24日にかけてSimbang Gabi(シンバンガビ・聖なる夜・夜の礼拝)というミサがある。

まだ外も暗い3時4時頃からミサが始まる。しかも毎日。多くのフィリピン人が、この9日間毎日教会に行き、Simbang Gabiを行い、聖なるクリスマスを迎える心の準備をする。

9日間毎日欠かさずこのミサに参加すると願いが叶うとも言われてたりもする。

そして、facebookとかには、「今日で7日目!」「コンプリート!!!」だのっていう投稿があふれてる。

まあ、お祭り、イベント大好きな国民性と、信仰深いフィリピン人にとってクリスマスは大事な日、とにかく一大イベントなわけで。

また、いくらコロナで規制されてても、クリスマスムードがそんな収まるわけはなくて、例えばローカルの市場にも、クリスマスの買い物で人がいっぱい。

ソーシャルディスタンスはどーした?って😅

そんな9日間の朝のミ
サを終えるといよいよクリスマス。


な、感じなんだけど、、、

コロナのこのご時勢に、おまけにロックダウンだの外出規制だのってやってる国が、「教会のミサはいーんかい!?」って、ふつうに思ったりもする😅

家で祈ってもいーだろ?🙄

って。

でも、きっとそういうわけにはいかないんだろね、、、

「コロナが早くなくなるように教会に集まって祈る」っていうのがなんか矛盾してるような気がするのは自分だけ?😅

そのへんは、カトリックじゃない自分には完全には理解ができないんだろう。

コロナ渦の中、やっぱり毎日、教会にはたくさんの人々が集う。

教会内には入場規制があったり、席を空けて座ってたりもする。

でも写真のように表には人がいっぱい😅

本人たちはこれがクラスターの危険とは思わないのかな?

そこらへんがフィリピンの感染状況が収まらない理由なのかな?

コロナをとても怖がってはいるけど、でも、ウィルスについての予防、またその理由についてとかは、よく理解してない。だから政府が規制してもルールが守られない。

日本では、マスクの有効性やソーシャルディスタンスの意義について、いちいち(玉石混交過ぎて、それはそれで危険だけど😳)議論されてるけど、多くのフィリピン人は、「政府の命令」に従ってるだけで、それがどうして必要なのかというところまでは考えてないし、知らない。だから自らが意識して予防をする、という感じにはならない。

コロナに感染して入院してちゃんとした治療をするとめっちゃお金がかかるんで、貧困層は感染するわけにはいかない。それはじゅうぶんわかってるけど、医療崩壊についての見識はない。


まあ、何が正しくて、何が間違ってるのか、ということではなく、それが現状であり、ただの国民性の違いなんだけど。

それにさ。日本だって今、けっこう大変な状況なっちゃってるんだし🙄。

そしてフィリピン人は言う。

「どうしてフィリピンはいつまでも感染が収まらないの?」と聞くと、

「みんながルールを守らないからよ!」と。

みんながみんな、そう答える。

じゃあ、そのルールを守らない「みんな」って誰なんだ?って話になっちゃう。

自分のことは棚に上げる、ということではなく、結局みんながふつうにルールを守ってない、もしくは自分の解釈で緩くしちゃってることを、自分自身が意識していない。

まあ、もうあんましコロナに神経質になるのもどうかと思うし、新規感染者数を毎日発表してるけど、だからなんなん?って思うけど、

それなりに気を付けるとこは気を付けなきゃなーって思う。

というか、、、

もし自分なら、

今、このコロナのこんな中、写真のようなこんな状態の教会には行かないし、家族とかにも行ってもらいたくない。

もちろん警備はされてる。

子どもたちは言う。

「ミサには行かないよ。だってポリスがたくさんいて怖いから。」

まあ、そもそも、

例えばNGOの現地事務所があるセブシティでは、未だに15歳以下の子ども(65歳以上も)は外出禁止なんだけどね、、、

そんなこんなで、

世の中が浮かれ気分になりがちなこの時期だから、余計にいろいろ考えちゃうけど、

なにはともあれ、メリークリスマス😊🎅🎄💝✨

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JOHNです。よろしくお願いします。
海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

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【紅葉の落ち葉や雪がきれい、でもそれだけじゃすまないし😅】 ~それぞれの国の文化や環境の違いから学ぶことがたくさんあるよね~ (#フィリピンの気候と学校 #海外から見た日本 #視野を広げる #日本の四季の素晴らしさ )

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「私が毎朝、掃除するわ」

紅葉が落ち葉となってきれいな道の写真を、フィリピンの友人にメッセージで送ったら、そう返信があった。

ん?

「そうなん?えらいね!」

「え?だってやりたいんだもん。素敵じゃない?」

「そ、そっか、、、う、うん、近所の人みんな喜ぶよ😅」

。。。

雪が降ったよ、と写真を送ると、みんなこう言う。

「きれい!私も雪を体験してみたい!」「雪で遊びたい!」「雪は大好き!」

という反応が返ってくる。

北海道に住んでたことがある自分からすると、雪はきれい、というより、大変なもの、というイメージの方が強い。

そんな話をしても、まあ、仕方ない、ピンとはこないようだ。

。。。

フィリピンは常夏の国だ。

紅葉もなければ雪も降らない。

そもそも四季という感覚がない。

あるとしたら雨季と乾季だ。

いちおう現地の人たちが「夏」と呼んでる時期がある。

4月~6月の酷暑期だ。雨もあまり降らず、しょっちゅう断水になり、めっちゃ暑い。

まあ、ここ数年は、世界的な異常気象で、必ずしもそうとも言えないのだが。

そして、その後、雨季へと入ることになる。

また、その「夏」に合わせて、長期休暇がある。

この感覚は日本と同じなのだろう。いちばん暑さがヤバイ時に学校がお休み、と。

日本でいう夏休みなのだが、それと同時に年度替わりの春休みでもある。

というわけで、フィリピンの学期は3月に終わり、6月に始まる。

で、話を戻すと、、、

紅葉もなく、雪も降らないフィリピンでは、それらにまつわるすべてがファンタジーで、何でも経験したいのだ。

特に自分が普段関わってる貧困層は、海外旅行になんて行けないので、雪なんてもう夢の世界だ。

おそらく一生体験はできなくても、でも、やっぱり「アナ雪」は流行ったし、みんな憧れてる。

そしてもちろん、雪が降るってことはそれだけ寒いってことだよ?と言っても、その寒さがピンとはきてない

落ち葉や雪の迷惑で大変な側面よりも、そのすべてに関わりたいと単純に夢見てる。

落ち葉の掃除も、奉仕というより、こんな美しい自然とも触れ合えるっていう気持ちからみたい。

例えば、日本人が英語圏じゃない海外旅行に行くと、つい現地語の看板の前で、写真を撮ったりしない?

あれだって現地の人から見たら「?」だ。

なんて書いてあるかもわからないから、もしかしたら変な言葉かもしれないし。

というか、国内だって、地方から東京に旅行に来て、ハチ公ももちろんだけど、渋谷のスクランブル交差点の写真を撮ったりする。

渋谷駅を日常に使ってる人から見たらわけわかんないことだろう。

でも、よくTVに映る光景って、べつに観光地じゃなくても、つい撮りたくなるじゃん?

まあ、そういう感覚は、世界共通。

決してスケールは大きくないけど、世界からみたら、その国では未体験な要素がいろいろあふれてる日本って国は、やっぱりミステリアスで憧れの国だったりする。その歴史や文化や自然や。アニメももちろん。

ほんとに大昔からそうだよね。大航海時代ジパングの頃から。

住んでるとあんまり実感しないけど、海外に出ると、外から日本を見ると、あらためてこの国の素晴らしさを感じる。

社会構造の整然さや真面目な人間性も、時にはうざいけど、やっぱり良い面だと思う。

海外に行くと、日本は残念というか、「ちっぽけな日本なんて」っていう思考に侵されちゃう人って多いけど、自分はどちらかというと、「やっぱり日本って素晴らしい」って思うことの方が多いかも。

なんか海外に行った途端に日本批判にまわるのって、逆にその人の視野を狭めちゃってる気がするんだけど、どうなんだろ。それぞれの国はやっぱそれぞれ素晴らしいよ。

まあ、確かに日本は、「何か人として大切なものを見失った」面はあるし、というか、だからってべつに「今の日本人」が好きってわけじゃあないんだけどね、、😅

なんにしろ、できるだけ否定的な考えを持たず、広い視野を持ってた方がいいよね!

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【フィリピン・セブ島のスラムの子どもたちへ届けた、小さな小さなクリスマス】 ~国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」YUMEKAKE Project ~ (#草の根支援 #子どもの笑顔 #子どもの貧困 #フィリピントレド #サンタクロースプロジェクト #海外ボランティア)

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このあいだの日曜日、フィリピン・セブ島のトレド・シティという場所の町の外れの小さな集落で、自分たち、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」主催で、貧困層の子どもたちへの 、クリスマスチャリティイベントを行いました。

未だ世界最長のロックダウンが続き、日本と同じく感染者がまた増加傾向にあるフィリピンでは、マスクやフェイスシールドの着用義務や外出規制等、コロナ感染対策による行動制限がまた厳しくなろうとしていますが、ここトレドは、NGOの事務所のあるセブ・シティよりかは、規制が緩いようです。

セブ・シティでは、人を一カ所に集めて何かを行う、というイベントは未だに禁止されており(しかし教会のミサはやっています。クリスマスに向けてカトリックの重要な祭事なのはわかりますが、コロナ渦の中、しょうじき、そういうところが意味不明です。)、今後、行うセブ・シティでのチャリティイベントも、クリスマス会という感じではなく、食事や支援物資の提供や、子どもたちへクリスマスプレゼントを配るだけ、というふうになりそうです。

ですが、セブ・シティのように都会ではないこともあって、感染者も少なく、規制も緩いトレドでは、このような形で近所の子どもたちが、外で集って数時間楽しむくらいなら大丈夫でした。

思えば、コロナが酷くなった3月に、同じようにセブ・シティを離れた地方の町で、ここなら大丈夫だろう、と、とある村で支援物資の配布や、ちょっとしたイベントをしていたら、役場の職員や保健省の役人がやってきて、強制的に中止させられたこと(下記リンク「ロックダウンからの脱出Ⅲ」参照)とかがありました。

なのに、現在、新規感染者数とかはあの頃より比べ物ならないくらい多いのに、人々(いや、政府や地方の役所も)の意識が慣れたというか、緊張感がだいぶ薄れています。あ。それは日本も同じ。緊張感がなくなれば感染者も増えるのは当たり前ですが、いつまでも大騒ぎしてないで日常生活や平常心を取り戻すことも大切です。バランスって難しい。

日曜日のチャリティイベントの話に戻します。

今回は、NGOと関係する日本語学校(授業料無料で日本で働く介護士養成のため)の生徒が、ボランティアとして協力してくれ、このチャリティイベントが実施できました。

子どもたちは、この日のために、めいっぱいのオシャレをして集まってきました。
だって、クリスマスは、カトリックの国では一年で最大のイベント。
そして、コロナでこんな状況で、おそらくみんなにとって、今年、最初で最後の、友だちみんなでのクリスマス会。

ご飯を食べたり、ゲームやダンスをしたり、文房具やお菓子のちょっとしたプレゼントを配り、なんだかんだとロックダウン下の息が詰まるような不自由な生活の中、ほんのひとときの、とても小さなクリスマスですが、みんなで楽しい時間を過ごしました。

今、ずっと学校への登校もお休み(ひたすらプリントの宿題です)なので、こうして友だちを集って、みんなで一緒に過ごすこともありません。そういうこともあり、子どもたちはみな、本当に楽しそうで、笑顔でいっぱいでした。

今回のチャリティには現地の日本法人が支援してくれ、また、個人のボランティアの協力があり、こうやってまた、子どもたちのもとに、夢と笑顔を届けることができました。本当にありがとうございました。

ほんのささやかなプレゼントと、小さな小さな会ですが、そこには本当にたくさんの笑顔があふれていました。

貧困や戦禍、災害等の困難に苦しむ、スラムの人々の命を支えるため、子どもたちの笑顔と未来を守るため、これからもずっと、現地の人々の心に寄り添いながら、協力し合いながら、草の根の支援活動を続けていきます。

そして、今、世界中、こんなに落ち着かなくて、不安だらけなクリスマスだけど、少しでもたくさんの子どもたちへ、夢を届けられるような、そんなサンタクロースになれたらいいな、って思います。

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