スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【紅葉の落ち葉や雪がきれい、でもそれだけじゃすまないし😅】 ~それぞれの国の文化や環境の違いから学ぶことがたくさんあるよね~ (#フィリピンの気候と学校 #海外から見た日本 #視野を広げる #日本の四季の素晴らしさ )

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「私が毎朝、掃除するわ」

紅葉が落ち葉となってきれいな道の写真を、フィリピンの友人にメッセージで送ったら、そう返信があった。

ん?

「そうなん?えらいね!」

「え?だってやりたいんだもん。素敵じゃない?」

「そ、そっか、、、う、うん、近所の人みんな喜ぶよ😅」

。。。

雪が降ったよ、と写真を送ると、みんなこう言う。

「きれい!私も雪を体験してみたい!」「雪で遊びたい!」「雪は大好き!」

という反応が返ってくる。

北海道に住んでたことがある自分からすると、雪はきれい、というより、大変なもの、というイメージの方が強い。

そんな話をしても、まあ、仕方ない、ピンとはこないようだ。

。。。

フィリピンは常夏の国だ。

紅葉もなければ雪も降らない。

そもそも四季という感覚がない。

あるとしたら雨季と乾季だ。

いちおう現地の人たちが「夏」と呼んでる時期がある。

4月~6月の酷暑期だ。雨もあまり降らず、しょっちゅう断水になり、めっちゃ暑い。

まあ、ここ数年は、世界的な異常気象で、必ずしもそうとも言えないのだが。

そして、その後、雨季へと入ることになる。

また、その「夏」に合わせて、長期休暇がある。

この感覚は日本と同じなのだろう。いちばん暑さがヤバイ時に学校がお休み、と。

日本でいう夏休みなのだが、それと同時に年度替わりの春休みでもある。

というわけで、フィリピンの学期は3月に終わり、6月に始まる。

で、話を戻すと、、、

紅葉もなく、雪も降らないフィリピンでは、それらにまつわるすべてがファンタジーで、何でも経験したいのだ。

特に自分が普段関わってる貧困層は、海外旅行になんて行けないので、雪なんてもう夢の世界だ。

おそらく一生体験はできなくても、でも、やっぱり「アナ雪」は流行ったし、みんな憧れてる。

そしてもちろん、雪が降るってことはそれだけ寒いってことだよ?と言っても、その寒さがピンとはきてない

落ち葉や雪の迷惑で大変な側面よりも、そのすべてに関わりたいと単純に夢見てる。

落ち葉の掃除も、奉仕というより、こんな美しい自然とも触れ合えるっていう気持ちからみたい。

例えば、日本人が英語圏じゃない海外旅行に行くと、つい現地語の看板の前で、写真を撮ったりしない?

あれだって現地の人から見たら「?」だ。

なんて書いてあるかもわからないから、もしかしたら変な言葉かもしれないし。

というか、国内だって、地方から東京に旅行に来て、ハチ公ももちろんだけど、渋谷のスクランブル交差点の写真を撮ったりする。

渋谷駅を日常に使ってる人から見たらわけわかんないことだろう。

でも、よくTVに映る光景って、べつに観光地じゃなくても、つい撮りたくなるじゃん?

まあ、そういう感覚は、世界共通。

決してスケールは大きくないけど、世界からみたら、その国では未体験な要素がいろいろあふれてる日本って国は、やっぱりミステリアスで憧れの国だったりする。その歴史や文化や自然や。アニメももちろん。

ほんとに大昔からそうだよね。大航海時代ジパングの頃から。

住んでるとあんまり実感しないけど、海外に出ると、外から日本を見ると、あらためてこの国の素晴らしさを感じる。

社会構造の整然さや真面目な人間性も、時にはうざいけど、やっぱり良い面だと思う。

海外に行くと、日本は残念というか、「ちっぽけな日本なんて」っていう思考に侵されちゃう人って多いけど、自分はどちらかというと、「やっぱり日本って素晴らしい」って思うことの方が多いかも。

なんか海外に行った途端に日本批判にまわるのって、逆にその人の視野を狭めちゃってる気がするんだけど、どうなんだろ。それぞれの国はやっぱそれぞれ素晴らしいよ。

まあ、確かに日本は、「何か人として大切なものを見失った」面はあるし、というか、だからってべつに「今の日本人」が好きってわけじゃあないんだけどね、、😅

なんにしろ、できるだけ否定的な考えを持たず、広い視野を持ってた方がいいよね!

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海外のことや日本のこと、世界の現実、経済や政治、ポエムまで、いろいろ書いてます😅
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あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
そして少しでも、皆さまに、世界の様々な現実を知ってもらえるきっかけを届けたいと思っています。 今後ともよろしくお願い致します。

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【フィリピン・セブ島のスラムの子どもたちへ届けた、小さな小さなクリスマス】 ~国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」YUMEKAKE Project ~ (#草の根支援 #子どもの笑顔 #子どもの貧困 #フィリピントレド #サンタクロースプロジェクト #海外ボランティア)

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このあいだの日曜日、フィリピン・セブ島のトレド・シティという場所の町の外れの小さな集落で、自分たち、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」主催で、貧困層の子どもたちへの 、クリスマスチャリティイベントを行いました。

未だ世界最長のロックダウンが続き、日本と同じく感染者がまた増加傾向にあるフィリピンでは、マスクやフェイスシールドの着用義務や外出規制等、コロナ感染対策による行動制限がまた厳しくなろうとしていますが、ここトレドは、NGOの事務所のあるセブ・シティよりかは、規制が緩いようです。

セブ・シティでは、人を一カ所に集めて何かを行う、というイベントは未だに禁止されており(しかし教会のミサはやっています。クリスマスに向けてカトリックの重要な祭事なのはわかりますが、コロナ渦の中、しょうじき、そういうところが意味不明です。)、今後、行うセブ・シティでのチャリティイベントも、クリスマス会という感じではなく、食事や支援物資の提供や、子どもたちへクリスマスプレゼントを配るだけ、というふうになりそうです。

ですが、セブ・シティのように都会ではないこともあって、感染者も少なく、規制も緩いトレドでは、このような形で近所の子どもたちが、外で集って数時間楽しむくらいなら大丈夫でした。

思えば、コロナが酷くなった3月に、同じようにセブ・シティを離れた地方の町で、ここなら大丈夫だろう、と、とある村で支援物資の配布や、ちょっとしたイベントをしていたら、役場の職員や保健省の役人がやってきて、強制的に中止させられたこと(下記リンク「ロックダウンからの脱出Ⅲ」参照)とかがありました。

なのに、現在、新規感染者数とかはあの頃より比べ物ならないくらい多いのに、人々(いや、政府や地方の役所も)の意識が慣れたというか、緊張感がだいぶ薄れています。あ。それは日本も同じ。緊張感がなくなれば感染者も増えるのは当たり前ですが、いつまでも大騒ぎしてないで日常生活や平常心を取り戻すことも大切です。バランスって難しい。

日曜日のチャリティイベントの話に戻します。

今回は、NGOと関係する日本語学校(授業料無料で日本で働く介護士養成のため)の生徒が、ボランティアとして協力してくれ、このチャリティイベントが実施できました。

子どもたちは、この日のために、めいっぱいのオシャレをして集まってきました。
だって、クリスマスは、カトリックの国では一年で最大のイベント。
そして、コロナでこんな状況で、おそらくみんなにとって、今年、最初で最後の、友だちみんなでのクリスマス会。

ご飯を食べたり、ゲームやダンスをしたり、文房具やお菓子のちょっとしたプレゼントを配り、なんだかんだとロックダウン下の息が詰まるような不自由な生活の中、ほんのひとときの、とても小さなクリスマスですが、みんなで楽しい時間を過ごしました。

今、ずっと学校への登校もお休み(ひたすらプリントの宿題です)なので、こうして友だちを集って、みんなで一緒に過ごすこともありません。そういうこともあり、子どもたちはみな、本当に楽しそうで、笑顔でいっぱいでした。

今回のチャリティには現地の日本法人が支援してくれ、また、個人のボランティアの協力があり、こうやってまた、子どもたちのもとに、夢と笑顔を届けることができました。本当にありがとうございました。

ほんのささやかなプレゼントと、小さな小さな会ですが、そこには本当にたくさんの笑顔があふれていました。

貧困や戦禍、災害等の困難に苦しむ、スラムの人々の命を支えるため、子どもたちの笑顔と未来を守るため、これからもずっと、現地の人々の心に寄り添いながら、協力し合いながら、草の根の支援活動を続けていきます。

そして、今、世界中、こんなに落ち着かなくて、不安だらけなクリスマスだけど、少しでもたくさんの子どもたちへ、夢を届けられるような、そんなサンタクロースになれたらいいな、って思います。

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【日本とフィリピンそれぞれの、コロナ対策の一例と、相反する子どもの出生数】 ~目黒ブルースターバーガーとフィリピンAngel's burgerから見えてくるもの~ (#新型コロナウィルスによる出生数の減少と増加 #非接触型店舗 #コロナとインフルエンザ)

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TVでやってたんだけど、、

こないだ11月にオープンした中目黒のブルースターバーガーが、完全非接触型のバーガー店として流行ってるんだと。
アプリを使って注文や支払いを済ませて、カウンターで受け取るだけ。

ふむふむ。

さてさて、NGOの現地事務所があるフィリピン。フィリピンのファストフードといえばJollibeeが有名。
でも、ローカル層に人気があるハンバーガー屋で、Angel's burgerというのがある。

なんで人気か?


安いから🤣

Angel's burgerは、フィリピンローカルのファストフード店Jollibeeよりも、もっとローカルな屋台感覚のハンバーガーチェーン店。

そして、地域密着型のその店舗は、もう半年前から完全非接触型に変更されている。

写真みたく、店舗をビニールで覆って、そこにお金と商品の受け渡し用のスライダーをそれぞれ付けて、の思いっきり手作り!😁

あ。味もおいしいよ!このバンズの切り口みたいにやっぱ手作り感満載!
薄いハンバーグが、作ってる最中にちぎれても問題ない!🤣
そんなん気にしてたら、フィリピンでローカル生活はできないのである😁


で、日本。
話題の目黒のブルースターバーガー。

けっこうちゃんとしたハンバーガーな感じだけど、そんなに高くなくて、高コスパとしても話題。ハンバーガー170円とか。

さてさてさて。

こちらフィリピンのAngel's burgerは、ハンバーガーが30ペソ(日本円で70円くらい)で、、おまけに、「BUY 1 TAKE 1」、、、

一個買えばもう一個ついてくる!😍

ちなみにこのBUY1TAKE1、フィリピンではいろんなとこで見かける。よーするにフィリピン人はこのシステムが大好き😁

お得な気分になるからね!🙂

まあ、アプリを使った近代的システムと、思いっきりのアナログと、どっちが有意義なのかはわからないけど、庶民の生活に根差すということはこういうことなんだって、Angel's burgerを見てて思うよ。

ところで話は変わって、こないだも触れたけど、今年はインフルエンザの発症数がめっちゃ減ってる(今のところ昨年比で500分の1←これって異常なくらいスゴイよね😅)。

コロナ対策でこんだけマスクだの消毒だのソーシャルディスタンスだのしてるんだから当たり前か。

しかし不思議(?)なことが、、、

コロナ渦では、日本等の先進国では来年の子どもの出生数が減少する懸念が持たれている。
ただでさえ少子化で大変なのに、コロナによる経済的なこと等の社会的不安からだろう。

なんだけど、、

例えばフィリピンでは、逆に来年の出生数が爆発的に増加する模様。
コロナによるステイホームで、、、😅

これは、教育水準の差と見るか、もしくは、先進国の人々の本能の低下(種の保存への防衛本能・・・コロナでいっぱい死者が出るからその分産まなきゃみたいな)と見るか、はたまた、生殖能力ややはり本能(性欲)の差と見るか、、、なんだけど、なんにしろ、先を見越してごちゃごちゃ考えること(大切なことだよ!)は先進国の人の方がうまいけど、人間の本来持つ自然な本能みたいなもの(もちろんこれも大切!)は途上国の人の方が勝ってる、ってことかもね。

人間力や生命力って言ってもいいのかな🙄


まあ、どっちが自然なのか、健全なのか、わからないけど、

うーん、、、もう国民性の違いとしか言いようがない😅😅😅


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もうすぐクリスマス。彼女の、とてもとても切ない、サンタクロースへのお願い、、、 (#コロナ渦のクリスマス #フィリピンの離婚手続き・アナルメント #カトリックは離婚できない)

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「もうすぐクリスマスだね」

と、チャットで唐突に言われる。

「うん、そうだね」

と、相づちをうつ。

「プレゼントくれる?」

「。。。」

「うそ。じょうだん😁」

「ああ、、😅」

「でもね、、、

サンタにお願いしたいことがあるの」

「なに?」

「お母さんに会いたい、、」

。。。

彼女はフィリピンの高校1年生。

ロックダウンで学校に通えず、宿題プリントの毎日。

友達にも会えないし、規制もあり、外出もままならない。

子どもたちにはストレスがたまってる。

自分にできること言えば、なるべく話し相手になってあげて、愚痴のはけ口になってあげることくらい😅

。。。

彼女の母親は2年前に家を出た。

新しい男と一緒に、、、

だから、彼女と一緒に住む父親は、彼女が母親と会うことを許していない。

そして彼女も、母親が今どこで何をしているのか知らない。

母親には、もちろんそれなりの事情もあり、自身の幸せを求めることだって自由だろう。

でも、ただそれだけですむ話じゃない。

個人の幸せと親や家族としての責務。

べつにフィリピンだからってわけじゃなくて、もちろん日本、というか世界共通、こういう問題って難しい。

ただせめて、娘の心に、こんなにも深い傷を負わせることなく、家をあとにしてほしかった。

あまり深くは聞いてないが、たぶん離婚はしてない。

フィリピンでは、宗教的な問題(カトリックは基本的には離婚が認められない)や、またお金もかかり、手続きも煩雑で、離婚するのがめんどくさい。というか場合によってはできなかったりもする。

まず、宗教の問題だ。フィリピンはカトリックの国なのだが、カトリックの教義では、結婚は終生に渡る神聖なもので、離婚は認められない。結婚を解消するには、「その婚姻関係は当初から問題があったため結婚そのものが無効」という判断を教会に申請し、認められなくてはならない。

近年、このような禁忌(タブー)やそれに伴う手続きは、緩和されてきてはいるが、特にフィリピンにように、カトリック原理主義の国では、物理的にも精神的にも、まだまだとても難しい。

それからもうひとつ大きな問題は、これも上記の宗教的な手続きと関係が深いのだが、制度上の離婚への手続きがとても煩雑なのだ。

これを「アナルメント」(婚姻無効裁判)という。

たとえ、いくら夫婦が両方、離婚に同意していても、アナルメントをしなければ離婚ができない。日本みたく、どっちもOKなら、紙にハンコ押しておしまい、じゃない(というかそのうちその捺印もなくなる?)。裁判するために弁護士もいる。期間も2~3年はかかる。結局、費用は15~20万円くらいはかかるだろう。

もう一度言うと、夫婦共に離婚に同意しても、上記のようなアナルメントが必要なのだ。

そんなの月収一万円とかで暮らしてる、ここフィリピンの貧困層に払えるわけがない。

また、日本でなら、母親が浮気して男と出て行った、となれば、離婚の申し立てはできるだろうし、慰謝料だって請求できるだろう。

しかしここフィリピンでは、特に貧困層のあいだでは、そんなしっかりとした法律の保護の手は差し伸べられない。

そもそもそういうあれこれを、本人たちも知らなければ、行政も気にかけない。

親権がどうこうとか、よくある週に一回子どもに会える、だとか、そんな平和なシステムは、ここでは見受けることができない。

そこにあるのはただ、哀しい現実と、それぞれの心に刻まれた傷だけだ。

NGOで支援している子どもの親には、そういう家庭の事情で、たとえ両親がいても、二人が結婚していない、名字が違う、という家庭がよくある。(法的には「両親」じゃないか、、)

事実婚によるパートナーとか、夫婦別姓とか、そういうオシャレなことではなく、いろんな事情を抱えて、結婚ができないまま、一緒に暮らしてる、というだけ。

こんなところにも、貧困による不幸な現実が存在してる。

。。。

時々、彼女からメッセージがきて、チャットをする。

夜中にスナックを食べては、

「ダイエットしなきゃ。コロナで家ばかりいて、また太っちゃってさあ。」

TikTokをアップしては、

「ダンスは得意じゃないの。でも大好き。」

と、他愛もない話をする。

「早く学校に行って、友だちに会いたいなあ。。」

どこにでもいる、ふつうの女子高生だ。



このあいだ、聞かれた。

「ねえ、日本語でBig brotherは何て言うの?」

「Oniichan かな」

それ以来、彼女は自分のことを「おにいちゃん」と呼ぶ。



お母さんには会えないかもしれないけど、でも、家族や親戚と一緒に、きっと楽しいクリスマスになるよう、祈ってるよ😊✨


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ミロとマイロ、「MILO」の読み方ほんとはどっち?、、フィリピンで経験したカルチャーショック。日本では迷うことないんだけどね、実は、、、 (#ミロ品薄 #世界ではマイロ #英語とラテン語 #間違った和製英語)

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フィリピンでも有名なミロ。

でも、「ミロ」じゃない。

例えばファストフード店のドリンクの候補にもあったりする。

「ミロちょうだい」と言っても、「???」な顔されるだけ。

そう、ここでは日本で言うミロは「マイロ」なのだ。

めっちゃ違和感だったけど、よくよく考えてみると、おかしいのは日本らしい、、、😳

ところで、

日本では今、ミロが大人気で品薄状態らしい。

コロナ渦の中、夏頃にtwitterで、「ミロって鉄分とかいっぱい入ってるし、飲んだら貧血良くなったよ!」みたいなのから拡散して、人気爆発したとかって話(真偽不明😅)。

まあ確かに健康に良い。鉄分やカルシウム、ビタミンB類やビタミンDが多く摂取でき、イメージ的には、子どもの健康のための飲料っていう感じだ。

「強い子にミロ!」ってCMでもやってたし😁

なので、嗜好品なジュースみたいな感じじゃなく、健康飲料的なイメージ。

なんだけど、味的にはココアみたいで、というわけでもちろん糖分いっぱいで、日本での一般的なやり方で牛乳に溶かして飲むと、一杯160kcal(15gミロ、150ml牛乳)くらい。

ちなみにコカ・コーラ150mlは67.5kcal。

そんなこんなでふつうに高カロリー😅

まあ、ミロ(粉末)だけだったら15gで60kcalなんだけどね。でも、ミロをお湯に溶かして飲むのはだいぶ味気ない。ザクっと言ってしまえば、薄いココア。

ところで、今、当たり前のように「ミロ」って書いてるけど、

というか、日本では公式(ネスレ・ジャパン)に「ミロ」なんだけど、実はほとんどの諸外国では違う。

「マイロ」と呼ぶ。

もともと開発されたネスレ・オーストラリア(ネスレ本社はスイス)でも、「マイロ」だ。ギリシャ神話に出てくるレスリングのチャンピオンアスリートのMilonが由来だということで、そもそもこれを、日本的には「ミロン」と読むと言うことだろう。

でも、人の名前なんだから、ミロンはミロンでいいじゃん、と思うんだけど、英語読みとかラテン語読みとかの関係で、「MILO」も変わってくる。

例えばマイケル・ジャクソン

マイケルの綴りは、「MICHAEL」。

英語圏ではもちろんそのまま「マイケル」。名前だし、もちろん日本でも同じ。

でも、同じ綴りでも、ラテン語読みでは「ミカエル」。

そう、日本でもよく聞く、神話で出てくる、大天使ミカエルの名前だ。

うーん、こっちは日本でも「ミカエル」だ。綴りは「マイケル」と同じなのに😳

ということで、まあ、日本ではべつにラテン語だの英語だのって由来は関係なく、あまり深く考えずに、日本人的に呼びやすいってことだろうし、子どもの頃に習うローマ字的に、「MILO」は「ミロ」なんだろうし。

ただ、そのローマ字ってのは、そもそもラテン文字から来てるんだけどね。

だから、日本人がローマ字感覚で英語を読もうとするとおかしくなってしまう。(「Monday」が「モンダイ」になっちゃうしょ?😅)

てなわけで、きっとMILOも同じようなもので、世界のほとんどの国は、「マイロ」なのだ。

少なくとも英語圏、アフリカ(スワヒリ語ではミロだという説も?)やアジア、例えば韓国でも、「マイロ」なのである。

ということで、「ミロ」って呼び方は、よくある和製英語みたいなものだと🙄

ちなみに写真はフィリピンで一般的に売ってる小分けのミロ。

これにお湯と砂糖入れて飲む人が多いかな?(牛乳高いし!)

で、一緒に写ってるのは、コーヒー。これも小分けが一般的。んで、すでにミルク(粉)も砂糖も入ってる。

めっちゃ甘い!

でもすでに入ってるんで逃れられない😅

BLACKって書いてあるのもあるけど、ぜんぜんブラックじゃない。少し甘さ控えめなだけ。じゅうぶん甘い😱

ふつうの瓶入りのインスタントコーヒーも売ってるけど、もちろん高いし、なんか味も香りもいまいちな気がする、、、のは気のせい?😅😅😅

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「新型コロナウィルスとインフルエンザの感染状況、そしてフィリピンの感染防止対策」 ~予想通りと言えば予想通りなのだが、あまりのインフル患者数の減りようにびっくりしてる😅、、 (#インフルエンザ感染者激減 #新型コロナウィルス第三派 #GoToトラベル継続)

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「あー腰が痛い」

どうしたん?

「学校で隔離されてたの」

え?どういうこと?

「学校で感染者が出て、、、」

。。。

ようするにこういうことだ。

あ。これはフィリピンでのこと。

彼女は日本語を勉強するために語学学校に通ってる。

ただ、今、新型コロナウィルスのために、すべての学校での対面授業は禁止されている。

フィリピンは未だに世界最長のロックダウンが続いている。

というわけで、学校で配布されたプリントを家でやっているのだが、

事務員のひとりがポジティブとなった。

学生はプリントを受け取りに学校へ行っていたので、いわゆる濃厚接触者として、検査が実施され、その結果が出るまで、学校で隔離されることになった。

で、ずっと学校で寝泊まりしていたのだが、寝具があるわけじゃないので、みんなで硬い床の上でザコ寝。そんな生活をしてたら腰が痛くなった。ということだ。

検査の結果が出て、ぜんいん大丈夫だったので、やっと今日、家に帰れたと。

でも、よく考えると、もしひとりでも感染してる人がそこにいたら、逆にクラスターの温床になるんじゃないか、と危惧してしまう。

まあなんてゆーか、

厳しいんだか、おおざっぱなんだかわからないけど、これがフィリピンのやり方。

感染者が出ると、例えば家族や関係者をとりあえず全員、隔離してしまう。

手っ取り早いといえばそうなんだけど、その結果、、、未だに感染拡大が収まらずロックダウンを続けてる状態を思うと、それがそれほど効果を奏してるとも思えない。

意味はないとはもちろん言わないけど、そういう行き当たりばったりなやり方が、今の「感染者が増えたらロックダウンを厳しくする」という短絡的なやり方に繋がってるんだろうし、もう少しやり方を考えてもいいんじゃないか、と、個人的には思う。

まあでも何か正しくて何が間違ってるかなんてわからない。

アメリカとか、マスクをするしないで命にかかわる事態になってしまうのに(それくらい危機意識もあるのに)、現状は相変わらずの莫大な感染者数だし、フィリピンだって今でも夜間外出禁止で、マスクしないでフラフラしてたら罰金とられたりする。インドだったら警官にムチで叩かれ、腕立てやスクワット?いずれにせよ感染は止まってはいない。

そして特になーんもしない日本は、けっこう感染者が増えてるとは思うんだけど、人々にそれほど緊張感はなく、未だにGoToなんちゃらだってやってる。

だって他の国は、感染者が増えたら「外出禁止」になるのに、日本は「GoToやめる?」なんていうレベルの議論をしてる。

オリンピックの都合もあるんだろうし、、、

なにはともあれ、平和な国だ。

でももうそれでいいような気がする。

もうしばらくのあいだ、いろいろ生活に気を付けて、でも、なんとかウィルスと共存していく方向を考えなきゃね。

ところでそろそろインフルエンザが流行る季節。

なんだけど、今年はとゆーと、

厚生労働省に報告された、8/31~11/22の日本のインフルエンザの患者数は、

今年は217人、去年は70886人。

「は?😳」って思うほど激減してる。

これだけみんながマスクや消毒やソーシャルディスタンスやイベントとかお店の規制やらで気を付けてるから、当たり前っていえば当たり前なんだけど、それにしてもわけがわからないくらい減ってる。

ようするに、今までうちらがどれだけインフルエンザに対して無防備だったかってことだよね。

コロナ対策をしてればインフルエンザの感染がこんなに抑えられる。でも、コロナは今、毎日2000人以上の新規感染者が発生してる。

ただそれだけの数字からみても、コロナの感染力は一般の季節性インフルエンザよりもめっちゃ強いんだなって、あらためて思う。

極端に日常生活を制限するのはもうやめた方がいいと思うけど、やっぱりまだ気を付けて生活しなきゃね。。。

※写真は、スラムで隔離された感染者の家です。

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

このブログでは、国際協力活動を通しての視点で、海外また国内の、様々な問題や出来事、スラムや難民キャンプの人々の生活、NGOの活動の様子等を、時に真面目に、深く、時にゆるく、書いていきたいと思います。
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【フィリピンで銀行口座を作ろうとしてみた】 ~そしてあらためて思った日本の便利さ、、、(#フィリピンの銀行口座開設にかかる手数料や最低預金残高や口座維持手数料について #TransferWise #モノリス #2001年宇宙の旅 )

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NGOの現地事務所があるフィリピンで、新しく銀行口座を開設しようとした話を書こうと思うんだけど、、、

その前に少し、今さっき見たTVの話なんだけど、、、

TVを何気に見ていたら、アメリカのユタ州ユタ州ってのがまたいかにも「それっぽい」!)やルーマニアモノリス(映画「2001年宇宙の旅」に出てくるような)が発見され、そして突如消滅する、という現象のことをやってた。

超常現象か?宇宙人の仕業か?みたいなぼんやりした興奮もあったのだが、そしたら、そのモノリスを夜中にこっそり運び出す4人の人間の様子の映像(本人たちのYoutube)がアップされたとのことで、コメンテーターたちも「はは(^^;)」みたいな感じになってた。

だが、番組内でインタビューを受けてた矢追純一氏(超常現象研究家?)はさすがだった。

「ああ、これは宇宙人の仕業ですね。宇宙人はふだん人間の姿を装って、我々の世界にいるのです。」

うん。その方が夢があって良い!😊

で、本題😁

NGOではフィリピンの貧困地域(スラム)において、新型コロナウィルスのロックダウンによる飢餓に対する緊急支援を行っているのだが、

今回、事務所のあるセブシティとは離れたトレドという町に、新しい支援地域が広がり、そこへクリスマスチャリティの支援活動資金のために、送金をすることになった。

フィリピンでは、銀行とかよりも、質屋(pawnshop)で送金受け取りをするのが一般的だったりするのだが、今回、一度のイベントで使いきってしまうわけでなく、とりあえずお金の管理が必要なため、銀行口座を開設した方がいい、という話になった。

(銀行口座への送金なら、手数料が安くて手続きも簡単なTransferWiseとかが使えるし!)

そんなこんなで、現地で仕切ってくれるボランティアスタッフが、銀行口座を作ろうと町に行ったのだが、、、

まず窓口で、必要書類について案内された。というか、写真のような紙を渡され、これだけ用意してこい、と。

銀行によって違いはあるかもだけど、とりあえずこれは、フィリピンナショナル銀行(PNP)で、現地人が口座を開設する場合。

「政府公認の身分証明書が2種類、納税者番号、支払証明書(光熱費とか?)、証明写真3枚」ということだ。

そして、通帳やカード発行等の手続きに500ペソ(日本円で1200円くらい)かかるという。ちなみに、500ペソあれば、現地の貧困層の家族が、3~4日は食べていける。

ということで、

まずすべての書類を用意するには、そのための手続きが必要で、そのためには大都市(そのボランティアスタッフの居住地からだとセブシティ。バスで2~3時間かかる。)まで行かなければならず(日本のように最寄りの役所でちょいちょいっと、というわけにはいかない。)、また、とりあえず今、彼女には500ペソなんていう大金の持ち合わせがない。(家族の生活ができなくなる!)

なわけで、銀行口座をすぐに作るのはあきらめた。

ちなみに口座を作ったら作ったで、口座を維持するのに、最低預金残高ってのがあって、もちろん銀行によるけど、安い形での口座開設でも2000ペソとか、シンプルな形だと10000ペソとか(日本円で23000円くらい。こうなるともう中流レベルの家庭の月収だ。)が必要。そして、その最低預金残高を切ると、今度は口座維持手数料が毎月300ペソとかかかる。そんなことやってるうちにいつか残高が無くなっちゃう。でもって、口座をずっと放置しとくと、ペナルティが課せられたり、また口座を復活させるのにめんどい手続きが必要になる。

大変でしょ?😰

そんなこんなで、フィリピンの人たち(特に貧困層)は、口座を持っていない人たちが多い。(もちろんクレジットカードも)

そのひとつの原因は、こういう手続きの煩雑さと、高額な手数料だろう。

「日本なら、ひとつの身分証明書(免許証とか)と印鑑(それもそのうちなくなる?)で、無料で10分でできるよ」

て言ったらびっくりしてた。

フィリピンだと、下手したら、用意出来たら後日また連絡するから、なんて言われる。

それはフィリピンの手続きが厳格なためではなく、整備されていないということなのだろう。

だからめんどい余計な手続きや手数料が必要になる。

あらためて、日本って便利な国だなあ、と思ったのであった、、、

あ。そういえば。

毎年、年末によくやってる、「TVタックル超常現象」と「やりすぎ都市伝説」のスペシャルを、いつも楽しみにしてるんだけど、今年はやるのかな?

、、て、番組表を調べたら、超常現象は新年で、都市伝説はなんもアナウンスがないやあ。

なんてゆーか、内容の薄いしあわせバラエティーは、見てると逆に疲れちゃうんで、ひとりの年末の寂しさ(?)を埋めてくれる、どうせたいした内容がないにしても、少しは刺激のある番組が見たいんだよねえ、、、😅

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【感染拡大とジャパンカップと紅葉と】 ~GoToトラベルで箱根や京都もいいけど、地元の埼玉の紅葉も悪くない。(#新型コロナウィルス #アーモンドアイ #牝馬より牡馬の方が速い? #モンゴルでの乗馬ハプニング)

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昨日、競馬のジャパンカップが行われた。

優勝はアーモンドアイ。

引退レースを勝利で飾り、G1レース9勝目になる牝馬がその強さを見せた。

ちなみに牝馬(ヒンバ)とはメスの馬のこと。

最近は牝馬が牡馬(ボバ・オス馬)にふつうに同じレースに出馬して、勝利してる。

だけど、ひと昔前までは、牡馬の方が、一般的に体重が重く、筋肉量が多いこともあり、やはり牡馬の方が牝馬より強い、というイメージがあったんだけど、いつのまにかもうそういう時代ではないらしい。

まあもともとライオンとかも、狩りをするのは女性が中心だっていうし。

ちなみに今回のジャパンカップ、3位も牝馬

ふむふむ。

思えば、もうめっちゃ前の話だけど、ヒシアマゾンっていう強い牝馬がいて、牝馬日本一を決めるエリザベス女王杯の走りっぷりに惚れて、年末の有馬記念で、ヒシアマゾン複勝馬券を勝った。

結果は2位。自分が今でも歴代最高馬だと思ってるナリタブライアンにはかなわなかった。

でも、この時ヒシアマゾンは6番人気。ブライアンに人気が集中していたこともあり、複勝でもそれなりに稼がせてもらった記憶がある。

ところで、競馬や競艇とかのギャンブル競技。

春~夏にかけて、日本がコロナによるイベント自粛に揺れてた頃、無観客ではあるけど、緊急事態宣言下でもレースが開催されてた。

まあ、ネットや電話で馬券は買えるから、収益のこともあるし、まったくの無観客で屋外、ってこともあっての判断なのだろう。

ちなみに今は観客も入れてる。

とりあえずクラスターにはなってないみたい。

そーいえば、競馬場って、昔からの常連のおいちゃんとかは、なぜかマスク率が高かった気もするなあ、、、😅

あと、今も歓声とかはあげないよーにって注意されてるんだろーけど、もともと馬って音に敏感だから、今の方が集中できていいんじゃないか、とも思う。

前にモンゴルに行った時だったかな。

草原で馬に乗って遠乗り(あ。自分、乗馬ができるわけじゃないんで、なんというか、観光客用のやつ。こっちは馬にまたがってるだけで、訓練された馬が、先導するスタッフの馬に付いていくって感じ。でも、誰かが馬を引くとかではないんで、けっこうスリリングだった。)したんだけど、最後に戻ってきた時に、記念写真を撮ってもらおうと、他の参加者にカメラで撮ってもらったら、そのシャッター音に馬が反応して、いきなりスタートしちゃって、、、😱

とりあえずこっちは、なんとか手綱を持って、バランスとって乗っかり続けたんだけど、めっちゃびっくりした😅

幸い、もうゴール地点だったから、馬も、それほど走っていかずに、他の馬が休んでるとこらまでいって止まってくれたんだけど、あれって、下手したら大事故になるよなーって思った😳

でも、期せずしてにだけど、ふつうの(自力の?)乗馬が出来て、なんか走ってる時、ビビりながらもすごく気持ちよくて、乗馬を習って馬を乗りこなしたいなーって思った。

こういう海外の緩いとこって、危険ではあるけど、それがまた楽しいとこでもあるよね。

なにはともあれ、早くコロナが落ち着いて、イベントや旅行にふつうに行けるようになるといいよね。

え?日本人はGo Toでめっちゃ行ってるって?😳

まあそれでいいや日本は。こうやってずっとなんとなく乗り切ってきたんだし、このまままたなんとかなっちゃことを信じよう。

乗り切ったといえば、コロナ感染対策の優等生、台湾。

4月半ばよりすっと新規感染者が発見されていない。

なのに、感染拡大が危惧される冬場を迎えるにあたり、来月より公共交通機関やデパートや映画館等でのマスクの着用が義務化され、違反者には罰金が。

日本でもそれくらいやってるよ!と思うけど、たぶん必要なのはこの「罰金」という罰則に込められた「意識への働きかけ」だ。

うん。この政府と国民が足並みを揃えての危機意識の高さが、やっぱり感染を抑えてるんだよね、、、

そして日本では、箱根や京都等の紅葉スポットに人が溢れてるらしい。

近所の名もない公園の紅葉もじゅうぶんきれいなんだけどな、と写真をアップしてみる🙂

でもってTVで、GoToで来た大学生がインタビューに答えてた。

「そろそろもう遊びに行きたくなっちゃって」

ふぅ~ん🙄

なんだかんだと世界最長のロックダウンのフィリピンでは、場所によってはまだ規制が厳しくて、もう3月からずっと、旅行や学校どころか、小中学生とか未だに外出禁止なんだけどね~😑

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